2002年1月24日木曜日

8 数学者の休息時間:2002.1.24

藤原正彦「数学者の休息時間」(ISBN4-10-124803-6 C0195)を読んだ。
面白かった。
特に、「父の旅 私の旅」が秀逸。父の絶筆となった新田次郎の小説「弧愁-サウダーデ」の取材地を、父の死後2年後にたどる。新田次郎の9冊におよぶ取材ノートを頼りに、父の姿をたどる。そして、そこに「弧愁-サウダーデ」を見た。
いい本であった。