地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
福田和代著「因縁」を読んだ。主人公の葉山は、怪しい男に心を動かされ仕方なく、犯罪に引き込まれる。強奪は成功したが、その直後に相棒が死体となる。奪われたヤクザが共犯者をかぎつけその金塊の返却を迫られる。事件を仕方なく調べていくうちに、父の犯罪や、相棒との関係などが少しずつ明らかになる。最後にはどんでん返しがあった。