地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
中山七里著「騒がしい楽園」を読んだ。「闘う君の唄を」の姉妹編である。前作では脇役だった幼稚園教諭の神尾舞子が主役になる。舞子が系列の都内の幼稚園に転任してきた。そこでは待機児童や近隣からの騒音のクレーム街の中で起こっているトラブルが起こっている。多くの町中の幼稚園や保育所が抱えている問題である。途中から犯罪が起こり、幼稚園児の殺人事件まで進む。中山氏の作品らしい。