地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
二宮敦人著「廃校の博物館 Dr.片倉の生物学入門」を読んだ。大学の生物学の講師が、廃校の小学校に住み着いた。それは学会や研究から逃げてきたようだ。尊敬している学生が助手として手伝いながら一緒に住みだした。そこに通っていた小学生たち、引っ越してきた小学生が廃校に通い出す。4面の短編集だが、設定は連続していく。