地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
中山七里著「セイレーンの懺悔」を読んだ。テレビの報道番組の新人取材クルーの多香美が女子高生の誘拐事件、そして殺人事件へとなる話題を追いかける。スクープをしたが 実は誤報となった。何度も誤報を出したため、テレビ会社から厳しい処分がとられ、大きな配置転換が起こる。新人であったとの上司がかばってくれたため身分も立場も残された。ひとりで独自に取材をすすめていくうちに、やがて真犯人に迫る。何度もどんでん返しがある。