地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
中山七里著「死にゆく者の祈り」を読んだ。教誨師と死刑囚の物語である。大学時代の友人で、命を救ってくれた恩人が死刑囚となっている。自供もしており、疑いようのない殺人事件である。しかし、友人はそんなことをするはずがないと調べていくと少しじつ違和感がでていく。どんでん返しが続く。