地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
笹本稜平著「失踪都市 所轄魂」を読んだ。空き家で老夫婦の白骨死体が見つかった。調べていくと不審なところがある。しかし、上層部が動かない。所轄と本庁の息子の部署だけが捜査を進めていく。その背後にカルトとそれにつながった幹部が見え隠れしてくる。所轄の親子が、出処進退をかけて巨悪を追求していく。