地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
牧野武文著「星を見て、歩いてつくった日本地図:伊能忠敬の測量術 レトロハッカーズ」を読んだ。有名な伊能忠敬の業績についての話題である。彼のつくった地図は100年間、昭和4年まで使われてきた。また九州と北東北、北海道がずれている。その原因な経度測定のための日食月食、自覚合わせのチャンスが少なく、位置ズレがおこったようだ。