地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
今野敏著「迎撃」を読んだ。フリーの記者である柴田はバブル崩壊後、仕事が減りだし食い詰めていく。一念発起して紛争地に入ることにした。そこでシンゲンという日本人傭兵のことを聞く。シンゲンを求めて世界の紛争地に出向いていく。出会ったが、すぐに戦闘訓練を受ける。紛争地で取材するための基礎要素という。実際の紛争に参加して、兵士の体験をしていく。単なるフリーの記者がジャーナリストへと変化していく物語である。