地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
今野敏著「赤い密約」を読んだ。空手家の仙堂がロシア支部に指導にいった。そしてテレビ出演していた時、大統領の反対派がテレビ局を占拠した。その反対派の中にマフィアが混ざっており、ビデオテープを探していた。テープをとったジャーナリストがマフィアに拉致される前、仙堂にテープを預けていく。仙堂は約束により、日本のメディアでその映像を放映してもらおうと画策する。反社会的勢力に狙われはじめる。日露を舞台にした物語である。