地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
知念実希人著「火焔の凶器 天久鷹央の事件カルテを読んだ。長編で、最後に何度かどんでん返しがある。平安時代の陰陽師の墓を調査した大学の研究者たちが不審な焼死、病気から死体の炎上病気とその悪化から焼死など次々の怪奇な事件が起こる。鷹央は病気の原因を解明するが、炎上についてはなかなか解決できない。その解決が最後のどんでん返しで示される。