2018年4月16日月曜日

039(1625) 銀河乞食軍団[7]:2018.04.16

野田昌宏著「銀河乞食軍団[7]―決戦!金太郎岩礁―」
を読んだ。
話がだいぶ核心に迫ってきた。
なかなか面白いものになってきた。

2018年4月13日金曜日

038(1624) 七十歳死亡法案、可決:2018.04.13

垣谷美雨著「七十歳死亡法案、可決」
を読んだ。
なかなか面白いシナリオだ。
こんな法案が通れば、
世間の人たちはどう動くだろうか。
そんなシミレーションとしても読める。
最後が少々話が慌ただしかったが。

2018年4月11日水曜日

037(1623) 鳥類学者 無謀にも恐竜を語る:2018.04.11

川上和人著「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」
を読んだ。
鳥類は恐竜の一部であることから、
鳥類学者が、恐竜の生態や行動を
推定することは可能だという視点で語られる。
確かに一理ある。
もともと川上氏は軽妙な文章書かれるので
読みやすいものとなっている。
そんな面白い一環の書物であった。

2018年4月5日木曜日

036(1622) 銀河乞食軍団[6]:2018.04.05

野田昌宏著「銀河乞食軍団[6]―炎石の秘密―」
を読んだ。
シリーズの第6巻である。
読みやすくあっと言う間に読めてしまう。
気分転換したいとき読みたくなる。
そんなシリーズの一つだ。
一つ読むを次を購入しておく。
そんなツーティンに組み込まれた。

2018年4月3日火曜日

035(1621) 見えないものをさぐる-それがベイズ:2018.04.03

藤田一弥著「見えないものをさぐる-それがベイズ:ツールによる実践ベイズ統計」
を読んだ。
ベイズ統計学の入門書である。
以前からざっと目をとしていたものである。

034(1620) 桃ノ木坂互助会:2018.04.03

川瀬七緒著「桃ノ木坂互助会」
を読んだ。
老人たちが自分たちの棲んでいる町を守るために、
問題のある住民たちに対していろいろ対策をとる。
しかし、問題がある住民に他の策略が働きはじめる。
事態は進むむにつれて、
そして、最後には思わぬことが起こる。
なかなか面白い仕掛けたなされたストーリであった。

2018年3月30日金曜日

033(1619) ST 警視庁科学特捜班 エピソード1:2018.03.30

今野敏著「ST 警視庁科学特捜班 エピソード1」
を読んだ。
特殊な能力をもった科学特捜班のメンバーが
登場する始まりの物語だ。
いろいろな能力をもっている人材が
その少し発揮しただけでいろいろなものが見えてくる。
シリーズの発展を予感させう物語だ。

2018年3月27日火曜日

032(1618) 天才たちの値段:2018.03.27

門井慶喜著「天才たちの値段 美術探偵・神永美有」
を読んだ。
美術品の真偽が味覚で感じる神永の活躍が
短大の美術の講師の佐々木の語りで進む。
4つの短編によって構成される。
美術の世界であるが、
なかなか面白い。

2018年3月23日金曜日

031(1617) 鳥類学者 無謀にも恐竜を語る:2018.03.23

川上和人著「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」
を読んだ。
短いエッセイが集められている。
もっとじっくりを述べてもらいたいと思うことも
短めにまとめられている。
本を最後まで読んだ時、
雑誌への連載であったことがわかった。
納得がいった。
おもしろいフィールドワーカーの話題である。

2018年3月22日木曜日

030(1616) よくわかる最新ベイズ統計の基本と仕組み:2018.03.22

松原望著「図解入門よくわかる最新ベイズ統計の基本と仕組み」
を読んだ。
ベイズの原理と応用の事例を紹介したものだ。
一通り目を通した。
少し理解が進む。

2018年3月18日日曜日

029(1615) 裏山の奇人 野にたゆたう博物学:2018.03.18

小松貴著「フィールドの生物学14 裏山の奇人 野にたゆたう博物学」
を読んだ。
蟻に寄生する虫を専門として調べている
若手研究者のフィールドワークの様子や
奇妙な生態が書かれている。
面白い。
私にはそこまでのめり込んでいないが、
それなりの楽しさがある。
フィールドワークは楽しい。
そんな思いがひしひしと伝わる。

2018年3月9日金曜日

027(1613) 上と外(上):2018.03.09

恩田陸著「上と外(上)」
を読んだ。
不思議な物語である。
上巻は、非常にリアリティのある物語だが、
異常事態が進むにつれて、
少しずつ不思議な世界が見えてくる。
上巻後半から面白くなってきた。

2018年3月6日火曜日

026(1612) でんでら国 下:2018.0306

平谷美樹著「でんでら国 下」
を読んだ。
最後まで、いろいろな仕掛けがあり、
おもしろく読めた。

025(1611) 図解・ベイズ統計「超」入門:2018.0306

涌井貞美著「図解・ベイズ統計「超」入門」
を読んだ。
統計学の概略は知っていたが
ベイス統計は詳しくしらなかった。
ところがみていくと、
私の考えに関わりの深い考え方があるようだ。
重要なキーワードがわかるとその概要が理解できる。
■同時確率:AとBが同時に起こる確率
■条件付き確率:Aが起こったときにBに起こる確率
■乗法定理:AなおかつBが起こる確率
=AのもとでBが起こる条件付き確率×Aがおこる確率
■加法定理:AとBが同時に起こることがない(排反)のとき加法定理が成立する
AまたはBが起こる確率=Aが起こる確率+Bが起こる確率
■ベイズの定義:
Bが起こったときにAの起こる確率
=(Aが起こったときにBが起こる確率×Aの起こる確率)/Bの起こる確率
■ベイズの定理の変形:
AをH(仮定、hypothesis)、Bをデータ(data)とする
D(data)が得られた時にH(仮説)が成立して確率
=Dが得られた確率
事後確率=尤度(ゆうど)×事前確率/Dが得られた確率
■モンディ・ホール問題:
ベイス的意思決定の理論=情報を得れれば次に取るべき行動の選択確率は変わる
■ベイズの定理の分母の求め方:
過程をすべて書き出してかた加法定理と乗法定理とを組み合わせ、展開する。
次に、与えられた尤度と事前確率の値を代入する
■理由不十分の原則:
確かな情報がない場合、適当な値をセットできる
厳密さに欠けるが、融通が利き、経験が活かせる
■ベイス更新:
以前のデータがから算出された事後確率を、
次のデータ解析のための事前確率に利用するこという技法
■ナイーブベイスフィルター:
あらかじめ取得してらる出現確率をかけ合わせていく

2018年3月3日土曜日

024(1610) でんでら国 上:2018.0303

平谷美樹著「でんでら国 上」
を読んだ。
江戸時代の陸奥国の小さな外館藩の太平村で、
60歳になると、姥捨ての習慣が
秘密裏におこなわれていた。
しかし、年寄りたちは、山奥にひっそりと
村を作って暮らしていた。
ある日、代官たちが隠し田を探すために入ってくる。
その攻防が面白い。
しかし、背景に高齢化社会のあり方についての
考えがしめされている。

2018年2月28日水曜日

023(1609) メビウスの守護者:2018.02.28

川瀬七緒著「メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官」
を読んだ。
次作の方を先に読んだが、
単独でも読める。
いつものように昆虫が法医学として
役立つことをテーマにしたものである。
なかなか面白かった。

2018年2月24日土曜日

022(1608) 万能鑑定士Qの事件簿VII:2018.02.24

松岡圭祐著「万能鑑定士Qの事件簿VII」
を読んだ。
移動中に軽く読めるものとして読んだ。

021(1607) 特別授業「君たちはどう生きるか」:2018.02.24

池上彰著「100分de名著 読書の学校 特別授業「君たちはどう生きるか」
を読んだ。
中学校での講義を本にしたものである。
最近話題を集めている本の
池上氏の中学生向けの解説である。

2018年2月20日火曜日

020(1606) アインシュタインの発見:2018.02.20

山田克哉著「ゼロからわかる アインシュタインの発見」
を読んだ。
わかりやすいが、面白みには欠ける。

以下引用

特殊相対性理論によると、エネルギーと物質(質量)は等価である。したがって物理学ではエネルギーと物質とを区別しない)。

もしこの宇宙から空気を含むすべての物体を取り除いてしまったら、時間も空間も同時に消えてなくなってしまう」

特殊相対性理論がなぜ「特殊」であるかというと、特殊相対性理論では一定速度で動く(つまり加速のない)座標系のみを扱い、加速や重力を扱えないからである。一方、一般相対性理論は加速も重力も全部含む。

一九二五年、アインシュタインはインドのボースという物理学者から受け取った手紙をきっかけに、「ボースアインシュタイン凝縮」という理論を発表した。この理論からアインシュタインは光の誘導放出(第6章で説明する)を考え出し、これが後のレーザーの発明に結びついたのである。レーザー

「外部から何の邪魔も入らなければ、物体は同じ運動状態を永久に保ち続ける」(運動に関するニュートンの第一法則)。これは「慣性の法則」と呼ばれている。

ニュートンの運動に関する第二法則は「物体に力を加え続けるとその物体は加速されるが、加速のされ方すなわち加速度は質量が小さいほど大きく、質量が大きいほど小さい」というものである。

「二つの物体間には作用力と反作用力が働く。この二つの力の向きはお互いに逆向きであるがそれらの強さはまったく等しい」(第三法則)

ロケットの加速によって生ずる「見かけの重力」と「実際の地球重力」とは区別がつかないわけで、「加速効果と重力効果とは区別のつけようがない」ということになる。これが「等価原理」である。


重力は光をも曲げてしまう、というよりも、重力によって空間自身が曲げられてしまい、光はその曲がった空間に沿って伝わるというふうに解釈されるのである。

光電効果では光の粒子性が現れ、回折現象では光の波動性が現れる。このように光は粒子性と波動性をもつが、粒子性と波動性が両方同時に現れることはない。光の観測の仕方によって、どちらか一方の性質が現れるのである。

この「忽然と消え、忽然と現れる」という現象が、量子飛躍(クオンタム・リープ)と呼ばれるものである。

2018年2月14日水曜日

019(1605) 爆発的進化論:2018.02.14

更科功著「爆発的進化論―1%の奇跡がヒトを作った―」
を読んだ。
なかなか興味深かった。

以下引用

生物とウイルスのあいだには、道具、つまりリボソームの有無という一線が引かれている。ウイルスは、自分ではタンパク質を合成することができない。

生物とウイルスのあいだには、道具、つまりリボソームの有無という一線が引かれている。

もっとも単純な生物である細菌と、ウイルスのあいだはほとんど連続的だ。ただリボソームの有無が、つまりタンパク質を自分で合成できるかどうかが、生物と無生物の境界になっているのである。

この便利な細胞膜こそ、生物の三つの特徴の一つなのだ。

分岐する前の「祖先」となる生物を「共通祖先」という。
現在の地球上の生物は、大きく三つのグループに分けることができる。「真核生物」と「真正細菌」と「古細菌」だ。

古細菌は一九七七年に発見されたグループで、メタン生成細菌など特殊な環境にいる細菌が多い。

真正細菌と古細菌の共通祖先は、まさに現在地球上に生きているすべての生物の共通祖先ということになり、これは「ルカ」(LUCA:the Last Universal Common Ancestor)とよばれている。

鉱物でできた骨格である。これはとても便利なものだったらしく、たちまち多くの動物が鉱物の骨格を進化させはじめた。

骨格は、いったいなんの役に立っているのか。カルシウムの貯蔵といった生理的な役割もあるが、ここでは骨格の硬さに注目して三つ指摘しておこう。 それは「運動」と「保護」と「支持」だ。

ダーウィンが主張したことは、おもに次の三つである。
①生物は進化する。
②進化のおもなメカニズムは自然選択である。
③現在のすべての生物はただ一種の(あるいはごく少数の)共通祖先から枝分かれして進化してきた。
目次へ

2018年2月11日日曜日

018(1604) 銀河乞食軍団[4]:2018.02.10

野田昌宏著「銀河乞食軍団[4]―宇宙コンテナ救出作戦―」
を読んだ。
終わりがちょん切れいている。
かなり中途半端な終わりだ。
続編があるのが前提の作品なのだ。

2018年2月9日金曜日

017(1603) 君たちはどう生きるか:2018.02.09

吉野源三郎著「(新編)君たちはどう生きるかー石だんの思い出ー」
を読んだ。
友人を裏切って病気になり、寝込んだコペルくん。
おかんさんの石段の思い出と
おじさんのノートでのコメントが重い。
君たちはどう生きるかの根幹にあたるところだ。

016(1602) 銀河乞食軍団[3]:2018.02.09

野田昌宏著「銀河乞食軍団[3]―銀河の謀略トンネル―」
を読んだ。
面白い。
ただ、一気に読んでしまえるので
次々に読みたくなる。
2度目の読書なのにまったく覚えていないので
楽しめる。

2018年2月5日月曜日

014(1600) ブラタモリ 12:2018.02.05

NHK「ブラタモリ」制作班著「ブラタモリ 12」
を読んだ。
別府と神戸、奄美を巡る旅である。
別府はいったことがあるが、
神戸と奄美にはまだいったことがない。
一度いってみたいものだ。

2018年2月4日日曜日

013(1599) ブラタモリ 11:2018.02.04

NHK「ブラタモリ」制作班著「ブラタモリ 11」
を読んだ。
初詣スペシャルで成田山を。
目黒、浦安、水戸、
そして香川でさぬきうどんとこんぴらさんを巡る。
やはり地形や地質が面白い。

2018年2月2日金曜日

012(1598) ブラタモリ 10:2018.02.02

NHK「ブラタモリ」制作班著「ブラタモリ 10」
を読んだ。
富士の樹海と富士山麓、大阪と大坂城、知床である。
地質学でも面白いところが巡っている。

2018年2月1日木曜日

011(1597) ブラタモリ 9:2018.02.01

NHK「ブラタモリ」制作班著「ブラタモリ 9」
を読んだ。
平泉、新潟、佐渡、広島、宮島の内容である。
読むと行きたくなる。

2018年1月31日水曜日

010(1596) ブラタモリ 8:2018.01.31

NHK「ブラタモリ」制作班著「ブラタモリ 8」
を読んだ。
なつかしい横浜と横須賀があり、
いったことのない会津と
そして一度行きたい磐梯山である。
高尾山も有名だが一度もいったことがないところ。
地質学者もでてくるし、
地形、地質の話題が豊富でおもしろい。

2018年1月28日日曜日

008(1594) 漫画 君たちはどう生きるか:2018.01.28

羽賀翔一画吉野源三郎著「漫画君たちはどう生きるか」
を読んだ。
いつ原作の方を読んだのだろう。
覚えていないが随分以前だ。
舞台となった時代は1937年戦前だ。
それでも、吉野氏が伝えたかった趣旨は
時代を越えて大切なものとわかる。
それを漫画としてわかりやすく伝えている。

ゲーテ「誤りは心理に対して、
ちょうど睡眠が目覚めに対すると、
同じ関係にある。
人が謝りから覚めて、
よみがえったように再び真理に向かうのを、
私は見たことがある」

吉野源三郎の内容紹介
「だれもかれもが力いっぱいにのびのびと生きてゆける世の中
だれもかれも「生まれて来てよかった」と思えるような世の中
じぶんを大切にすることが同時にひとを大切にすることになる世の中 
そういう世の中を来させる仕事がきみたちの行くてにまっている
大きな大きな仕事 
生きがいのある仕事」

2018年1月26日金曜日

007(1593) 万能鑑定士Qの事件簿VI:2018.01.26

松岡圭祐著「万能鑑定士Qの事件簿VI」
を読んだ。
今回は若くて知性の高い詐欺師の話題である。
出かける時に、軽く読み出し
そして読み終えた。

2018年1月22日月曜日

006(1592) 未来からのホットライン:2018.01.22

ジェイムズ・P・ホーガン著「未来からのホットライン」
を読んだ。
スコットランドの田舎の城に引退したノーベル賞科学者が
実は研究を続けて、やが てタイムマシンを発明する。
最初は6文字を1分前に送るだけだった。
やがてバージョンウップで
1日前に多くの情報を遅れるようになる。
ハードSFの大家ホーガンは、
タイムマシンをいくつか書いているが
これもすごい。
並列宇宙ではなく直列宇宙を設定して
現在の状況をタイムマシンによって変えていく。
最初は個人の少しの変化だが、
次々と大きな破滅的状況を変化へと向ける。
それは人類を破滅から救う
壮大な物語へと展開していく。
ホーガンは、すごい、ハズレはない。

「人類が、克服する手段を学ばなければならぬ最大の障害のひとつに、
ある種のことは本来不可能である
と信じこむ病的で頑固な性癖があります」

2018年1月15日月曜日

005(1592) 万能鑑定士Qの事件簿V:2018.01.15

松岡圭祐著「万能鑑定士Qの事件簿V」
を読んだ。
今回は、舞台がパリになった。
そして高校時代の担任が何故か登場する。
軽くてすぐに読めた。

2018年1月12日金曜日

004(1592) 海に沈んだ大陸の謎:2018.01.12

佐野貴司著「海に沈んだ大陸の謎 最新科学が解き明かす激動の地球史」
を読んだ。
いろいろ文献を調べて最新の情報をわかりやく書いてある。
参考になった。
また文献のついているので調べることもできる。
なかなか助かる一般書であった。

2018年1月8日月曜日

003(1591) 銀河乞食軍団[2]:2018.01.08

野田昌宏著「銀河乞食軍団[2]―宇宙(あま)翔(か)ける鳥を追え―」
を読んだ。
軽く読め、文章量も少ないようで、
あっという間に読めてしまう。
少々このシリースを読むのをブレイクをしたい。
少しずつ話しは進むが、
登場人物やキャラクター、設定がなかなか面白い。

2018年1月7日日曜日

002(1590) 銀河乞食軍団[1]:2018.01.04

野田昌宏著「銀河乞食軍団[1]―謎の故郷(ふるさと)消失事件―」
を読んだ。
昔面白く読んでいたものが、最近デジタル化された。
それを購入して、読み出した。
ストーリーも登場人物も、全く覚えていない。
そのため、読んでも新鮮であった。
一巻を読んだが、唐突に終わっている。
今では多数の巻があるのがわかっているのだが、
出版当初、これ読んだとしたら、
この先どうなるのだろうかと思ってしまうとともに、
なという終わり方なんだろう、
という思いも生まれただろう。
私は、続きを読み出した。

2018年1月4日木曜日

昨年は:2018.01.04

昨年は、134冊の本を読んだ。
漫画本は加えていない。
2001年の途中からメモを取り出したが、
それ以降は一部漫画本も加えていたが
趣味として読んでいる本は
メモをとるようになった。
ただし、専門書で参照しているもの、
論文などは加えていない。
まあ、現代人は文字に大量に消費している。
でも一冊をしっかりと読む行為は私には不可欠である。
そんな読書メモを残していくことは
これれかも続けていく予だ。

紙からデジタルへ:2018.01.04

昨年秋からデジタルでの読書をはじめた。
そしてデジタルで読んだ本を区別するために、
本の名称の前にDを付けていた。
しかし、もう必要はないと考えことしから止めた。
読書はいろいろな形があっていい。
しかし、紙の本を買うことが減ると、
本屋にいくという楽しみが減ってくる。
それが少々残念となる。

001(1589) 映画ポスター連続焼失事件:2018.01.04

松岡圭祐著「万能鑑定士Qの事件簿IV 映画ポスター連続焼失事件」
を読んだ。
なぜか、ある映画のプレミアのついたポスターだけが
燃やされていく。
その謎を主人公の鑑定士凜田莉子が
「催眠」シリーズの主人公臨床心理士の嵯峨敏也が登場する。
なかなか面白い話である。
軽く読めるもので息抜きにちょうどいい。

2017年12月26日火曜日

134(1588)D ヒカルの卵:2017.12.26

森沢明夫著「ヒカルの卵」
を読んだ。
限界集落の村人たちが繰り広げる村おこしである。
自称「ツイている」養鶏業者が
無料の卵かけご飯の店を始めるという。
無謀だと誰も賛同しないが、
はじめていくと同級生たちが
かげて助けてくれい成功に導いくれていた。
しかし欲のない主人公は
それを他の人に譲って自分の本業に戻っていく。
幸福の尺度は
金銭では計れない
という当たり前のことを思い出されてくれる作品であった。

「財産を失うのは小さな痛手だけども、
勇気を失うのは人生を失うのと同じだってよ」


2017年12月23日土曜日

133(1587)D 揺籃の星 下:2017.12.23

ジェイムズ・P・ホーガン著「揺籃の星 下」
を読んだ。
下巻では、地球の文明が崩壊する状況での
パニックの作品でSFとばいないが。
前提が少々いただけないが、
なかなか面白い。
主人公が最後に助かった。
全体で3部構成だが、
2部までは発刊されている。
全体構想がどうなのはホーガンしか知らないが、
もうそれは望めない。
これからもホーガンの作品をゆっくりと付き合っていこう。

2017年12月18日月曜日

132(1586)D 万能鑑定士Qの事件簿 III:2017.12.18

松岡圭祐著「万能鑑定士Qの事件簿 III」
を読んだ。
出張で移動している時読み始めた。
軽く読めるので、
こんな状況や、気分転換の時に読む。
今回は音に関するミステリーだ。
軽く読めるのでちょうどいいものだ。

2017年12月16日土曜日

131(1585)D 揺籃の星 上:2017.12.16

ジェイムズ・P・ホーガン著「揺籃の星 上」
を読んだ。
数十年前に土星の衛星に移住して
クロニア人として独自の文化を作り上げられている。
彼らの科学は地球よりずっと進んでいる。
そこから地球への使者がきた。
地球は土星の衛星としてあったものが
軌道が変わったものだ。
金星は土星から飛び出したものだ。
そんな説をしめすような現象が起こった。
そこから地球とクロニア人の確執がはじまる。
長い物語でやっと展開がはじまった。
ホーガンのSFは設定を理解し入り込むのに
長い時間が必要だ。
そして入り込めば一気に引き込まれる。

2017年12月11日月曜日

130(1584)D 創世記機械:2017.12.11

ジェイムズ・P・ホーガン著「創世記機械」
を読みだした。
すると内容のあちこちを覚えている。
書庫を見直したら、
以前読んでいてことがわかった・
だいぶ前なので、何を読んだから記録していないので、
なかなか思い出せない。
次の作品に進むことにした。

2017年12月7日木曜日

129(1583)D 光と重力:2017.12.07

小山慶太著「光と重力 ニュートンとアインシュタインが考えたこと 一般相対性理論とは何か」
を読んだ。
ニュートンの力学をアインシュタインはどのように改訂したのか。
アインシュタインの相対性理論とはどのような背景があったのか。
またアインシュタインの奇跡の年1905年の論文の中身とその意義。
なかなか面白い本であった。

2017年12月5日火曜日

128(1582)D フライ・トラップ:2017.12.05

高嶋哲夫著「フライ・トラップ JWAT・小松原雪野巡査部長の捜査日記」
を読んだ。
県警の生活安全部JWATとして、
女性と子供の安全を守る特別チームの物語である。
刑事モノで、少年犯罪を追いかけていくものである。
やはり、高嶋氏の小説は
科学的背景をもったパニックものがいい。

2017年12月3日日曜日

127(1581)D 老人と宇宙:2017.11.27

ジョン・スコルジー著「遠すぎた星 老人と宇宙2」
を読んだ。
シリーズ2作目である。
最初の巻にできたゴースト部隊の正体と
そこに起こるある出来事から、
さらに大きなでき語を予感させるストーリへと続く。
このようなSFは面白い。

2017年11月27日月曜日

126(1580)D 老人と宇宙:2017.11.27

ジョン・スコルジー著「老人と宇宙」
を読んだ。
久しぶりのSFである。
なかなか面白かった。
75歳以上が、志願して軍隊になっていく。
それが人体改造によって、
25歳くらいの容姿の高性能の肉体を得る。
しかし、生き残るのは4分1しかくらいしかない。
そんな設定がなかなか面白い。
これはシリーズは続く。

2017年11月22日水曜日

125(1579)D 即身仏(ミイラ)の殺人:2017.11.22

高橋克彦著「即身仏(ミイラ)の殺人」
を読んだ。
今回もいつもの同窓のメンバーの
チョーサク、リサ、オケイとして石川、山影、
最後にはトーマが加わる。
山形県庄内地方にあるミイラと出羽三山が題材である。
いつものチョーサクのひたすらの会話による推理がすすむ。
新たな展開が進むたびに推理は二転三転する。
しかし、実は単純な背景があったことが最後にわかる。

2017年11月19日日曜日

124(1578)D 南朝迷路:2017.11.19

高橋克彦著「南朝迷路」
を読んだ。
チョーサク、リサのいつものメンバーと写真家の石川が
同行して事件を解決するという物語だ。
その後醍醐上皇の南朝に関する歴史にからんだミステリーだ。
隠岐─吉野─長野─青森と東北もやはり舞台になる。
そしていつものトーマや山影警部補も出てくる。
語りによる推理が進む物語だが、
なんとなく引き込まれる。

2017年11月16日木曜日

123(1577)D 万能鑑定士Qの事件簿 II:2017.11.16

松岡圭祐著「万能鑑定士Qの事件簿 II」
を読んだ。
前作の続きの物語でもあり、
偽札で日本が超インフレとなり、
経済混乱が起こる。
その謎を凜田莉子が解決していく。
一見間違った方向性進んでいるようにみえるが、
すべてが結びついていく。
なかなか面白いミステリーであった。

2017年11月15日水曜日

122(1576)D パンドラ・ケース よみがえる殺人:2017.11.15

高橋克彦著「パンドラ・ケース よみがえる殺人」
を読んだ。
久しぶりの高橋氏の本だ。
以前は伝奇や歴史もの、推理もの読んだことがあったが、
久しぶりに読んだ。
少々長いミステリーだが、最後まで面白く読んだ。
主に会話によって推理が進むものがたりだ。
塔馬双太郎(トーマ)を主人公として、
名掛亜里沙(リサ)、長山作治(チョーサク)が
登場人物のシリーズとなっているようだ。
まだ何作かあるようだ

2017年11月1日水曜日

121(1575)D 特等添乗員αの難事件 I:2017.11.01

松岡圭祐著「特等添乗員αの難事件 I」
を読んだ。
ラテラル・シンキングの能力にすぐれた浅倉絢奈、22歳が
今までの引きこもり生活から旅行添乗員へとなっていく。
そのときラテラル・シンキングを使って、
難題を簡単に解決していく。
鑑定家の凜田莉子も登場する。
隠る読める読みのものだ。

2017年10月28日土曜日

120(1574)D 首都崩壊:2017.10.28

高嶋哲夫著「首都崩壊」
を読んだ。
関東に直下型の地震が襲う
という地震学者の予測が出てきそうだという状況から
物語ははじまる。
留学帰りの官僚が主人公ですべての登場人物が
主人公と関連がある。
官僚、政治家、大統領に近いアメリカの友人、
格付け会社、ハゲタカ、建築家、日本の民間企業が
絡み合いながら物語は進む。
首都移転がその打開策となる。
面白い小説であった。

2017年10月21日土曜日

119(1573)D 中村修二劇場:2017.10.21

日経BP社特別編集班著「中村修二劇場」
を読んだ。
日経の雑誌に書かれた中村関係の記事を集めたもんのである。
一部本人のインタビューや重要論文を掲載している。
ノーベル賞を受賞したことを記念して
出版されたようだ。
今まで読んできた中村関係の書籍だけでなく、
周辺状況をまとめた感がある。
まあ、状況がかなりわかってきたが、
近況を知りたいものだが、
どうなっているのだろうか。

2017年10月14日土曜日

117(1571)D てんぎゃん :2017.10.14

岸大武郎著「てんぎゃん-南方熊楠伝- 第一巻、第二巻」
を読んだ
KindleUnlimitedで読んだ。
しばらく熊楠から遠ざかっていたが、
久しぶりの熊楠に戻ってきた。
幼少期から東京、アメリカ、
そしてロンドンへ向かうところで終わっている。
デジタル版の熊楠が少ないので
なかなかKindleでは読めないのだが、
古い作品集があるので、
読んでもいいのだが、
読むものが、読みたいものがいっぱいあるので大変だ。

116(1570)D 富士山大噴火と阿蘇山大爆発 :2017.10.14

巽好幸著「富士山大噴火と阿蘇山大爆発」
を読んだ。
巽氏の本はいつも刺激的だ。
視点が独自なのだ。
そして、主張に重要な点がある。
今回はめずらしく、似非学者への批判があった。
市民向けの話もわかりやすくていい。
私にも内容のみならず、学問への姿勢も参考になる。

2017年10月11日水曜日

115(1569)D 電王 :2017.10.11

高嶋哲夫著「電王」
を読んだ。
同級生で将棋を通じて親友となり、
奨励会をめざす。
一人は途中で将棋を止めて数学とコンピュータの道に進む。
他方は将棋の名人を目指し7冠を2度も奪取する。
最後はコンピュータソフトの開発者と名人が対決する。
その背景に企業の思惑の蠢く。
現在と過去が交互に語られ、やがて現在に収斂する。
そして最後が名人とコンピュータソフトが電王戦で対決する。
面白かった。

2017年10月7日土曜日

114(1568)D 日本の火山 :2017.10.07

山元孝広監修「日本の火山」
を読んだ。
現状の火山についてまとめたものだ。
活発に活動している火山のカタログとして
丁寧にまとめられている。
参考文献として手元において置かなければならない。

2017年10月6日金曜日

113(1567)D 万能鑑定士Qの事件簿 I :2017.10.06

松岡圭祐著「万能鑑定士Qの事件簿 I」
を読んだ。
なんでも鑑定できる23歳の凜田莉子が、
事件を推理していく。
謎解きもさることながら、
なぜそのような能力を持つに至ったかも語られる。
そして大きな変化が謎のままのこる。
IIにその謎解きは引き継がれる。
次を読みたくなるような展開だ。
もちろん次を読んでいくことになる。

2017年10月3日火曜日

112(1566)D 葬神記 :2017.10.03

化野燐著「葬神記 考古探偵一法師全の慧眼」
を読んだ。
考古学の現場や発掘品を舞台にしたミステリーである。
ユニークな探偵、素人のアルバイトの視点でストーリが語られる。
なかなか面白い。
4部作なので続きはすでに入手済みである。
そのうち読んでいこう。

2017年10月1日日曜日

111(1565) ほぼ日刊イトイ新聞の本 :2017.10.01

糸井重里著「ほぼ日刊イトイ新聞の本」
を読んだ。
だいぶ昔に出された本である。
以前読んでいた「ほぼ日」の起こりを書いた本だ。
1998年にスタートして2年間のバタバタの歴史と
そのポリシーを書いたものだ。
そして、文庫本になる3年後、2004年の時点での
ほぼ日について1章がまとめられている。
ほぼ日、発足当時、よく見ていたサイトであった。
買い物もした記憶がある。
なかなか思い出深いものあった。
久しぶりの簿いてみると大量のコンテンツであれていた・
20年近い歴史が残されていた。

2017年9月25日月曜日

110(1564)D 大火砕流に消ゆ: 2017.09.25

江川紹子著「大火砕流に消ゆ: 雲仙普賢岳・カメラマンの生と死の狭間から見えるもの」
を読んだ。
だいぶ昔に出された本である。
普賢岳の火砕流で多くのジャーナリストが被災した。
地元の人、また消防団、警察官、タクシー運転手
火山学者なども含まれている。
この災害以降、報道自主規制が強まった。
それは良いことなのか、悪いことなのか。
当時のジャーナリストの問題点とそして当たり前の姿勢。
自主規制後のジャーナリスト間の監視関係など
いろいろ問題があることを
詳細な取材とともに示されている。
なかなかハードな内容で面白かった。

2017年9月24日日曜日

109(1563)作家の収支: 2017.09.24

森博嗣著「作家の収支」
を読んだ。
なかなか面白い。
森氏の独特の姿勢、個性がでている。
しかし、これほどの売れっ子になると、
20年間で大金を稼いである。
大学の教員を止めても好きなことをしながら、
収入はそれなりなる。
そんな売れっ子作家の現状をが数字でわかる本であった。
今回の本は、紙の本であった。
新書であったので、比較的軽かったので読むのに疲れなかった。
デジタルになれてきたので、
重い本はなかなか読めなくなってきた。

2017年9月21日木曜日

108(1562)D 怪盗グリフィン、絶体絶命: 2017.09.21

法月綸太郎著「怪盗グリフィン、絶体絶命」
を読んだ。
一見、海外サスペンスの翻訳ものにしているが、
法月氏の意匠であった。
内容は、海外を舞台にした、
泥棒グリフィンの特技を活かした冒険サスペンスである。
面白かった。

2017年9月20日水曜日

107(1561)D ケトン体が人類を救う: 2017.09.19

宗田哲男著「ケトン体が人類を救う~糖質制限でなぜ健康になるのか」
を読んだ。
糖質と人体の関係が医学的に述べられている。
糖質がなければ、脂肪の分解物質であるケトン体が
エネルギー源になっていることがよく分かる。
その本のお陰で、再度の糖質制限の生活を見直した。

2017年9月16日土曜日

106(1560)D 探偵の探偵IV: 2017.09.16

松岡圭祐著「探偵の探偵IV」
を読んだ。
シリーズ4巻を一気に読んでしまった。
なかなか壮大で面白かった。
探偵のためのテクニックとしての小ネタが
いろいろ散りばめられているのも面白い。

2017年9月15日金曜日

105(1559)D 探偵の探偵III: 2017.09.15

松岡圭祐著「探偵の探偵III」
を読んだ。
この巻で主人公の復讐という目的は達成された。
その後主人公は辞職するのだが、
その以降は最終巻へとなる。
なかなか面白いが話が重くなってきた。

2017年9月13日水曜日

104(1558)D 探偵の探偵II: 2017.09.13

松岡圭祐著「探偵の探偵II」
を読んだ。
2巻目も読み出した。
面白くて一気読み。
旅館で、データの整理以外に、
することがないので、
寝っ転がって本を読む。
それで読書が進む。
これは、あまり体が疲れていないということだ。
雨のせいもあるのだろう。

2017年9月11日月曜日

103(1557)D 探偵の探偵: 2017.09.11

松岡圭祐著「探偵の探偵」
を読んだ。
4巻の合本のKindle版が安売りしていたので、
思わず購入した。
読みだしたら、面白くて
一気に1巻を読んでしまった。
次は他の本をと思ったが、
疲れていたので、2巻を読み出した。
なかなかやめられない面白さだ

2017年9月10日日曜日

102(1556)D 人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか: 2017.09.10

山本一成著「人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか」
を読んだ。
将棋ソフトのポナンザを開発した山本氏の話である。
将棋が中心になっているが、
人工知能が如何にして開発された来たのか。
それはどこまで行くのかを示している。
なかなかおもしろかった。
行きの移動中に読み出して、
旅行の初日に読み終わっていた。
一気に読んでしまった。

2017年9月9日土曜日

101(1555)D すごい宇宙講義: 2017.09.09

多田将著「すごい宇宙講義」
を読んだ。
多田氏の文章は読みやすい。
移動の時間に読み終わった。
しかし、次の本に悩むことはない。
Kindle中の本を探せばいい。
多田氏の他の本も読みたいが、
デジタル版は古本のように安くないので
買うのに少々悩んでしまう。

2017年9月5日火曜日

100(1554)D エコール・ド・パリ殺人事件: 2017.09.05

深水黎一郎著「エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ」
を読んだ。
エコール・ド・パリという主に画家の潮流をもとに
画廊の主人が死亡する。
その謎を解き明かすミステリーだが、
著者にはエコール・ド・パリに関する、
作中作をものすることにも、
注力している。
それもなかなか斬新な試みだ。
そして最後にどんでん返しがある。
この作者も高尚ではあるが、
なかなか読み応えがあり、面白い。

2017年9月3日日曜日

99(1553)D どうする?親の介護: 2017.09.03

太田差惠子著「どうする?親の介護」
を読んだ。
親の介護は、大変である。
まして突然発覚すると子どもは、戸惑う。
公的な支援やボランティアによる支援
などがあることが紹介されていた。
そして、遠隔地の子どもの介護の方法もいろいろある。
介護保険料や遺産に関する話も書かれていた。
参考になった。

2017年9月1日金曜日

98(1552)D ワセダ三畳青春記: 2017.09.01

高野秀行著「ワセダ三畳青春記」
を読んだ。
学生時代から長年住んでいた不思議なアパート。
3畳と4畳半の部屋がある格安のアパート。
隣に住む大家一家も含めて、
そこには不思議な住民がいる。
その不思議を紹介しながら、
自身の奇行も含めて紹介される。
そこに安住している自分を顧みながらも、
不思議な魅力を感じてします。
本の面白さより、そこに登場する人物、
著者の不思議な生き方が面白い。

2017年8月31日木曜日

97(1551)D 親が認知症かもしれない: 2017.08.31

杉山孝博著「親が認知症かもしれない
頑固、怒りっぽい、疑う、不安がる、ふさぎ込む」
を読んだ。
いろいろな対処法が書かれている。
そして自分の親に当てはめて考えいる自分がいる。
しかし、地域の温かい支えがあり、
母も無事暮らしている。
しかし、子供として、長男として、
親のことを考えなければならない。

2017年8月29日火曜日

95(1549)D 孤独なバッタが群れをつくるとき: 2017.08.29

前野ウルド浩太郎著「フィールドの生物学9
孤独なバッタが群れをつくるとき
サバクトビバッタの相変異と大発生」
を読んだ。
実験室での飼育実験に基づく研究を中心に示されたものだ。
前に読んだ、「バッタを倒しにアフリカへ」の前の時代の話である。
なかなか面白い。
フィールドの生物学のシリーズで飼育実験の内容となっている。
しかし、次の作品をみれば、
その素質のある研究者であったことがわかる。
本書の最後にその様子が書かれている。
なかなか面白い本であった。

2017年8月26日土曜日

94(1548)D 切り裂きジャックの告白: 2017.08.26

中山七里著「切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人」
を読んだ。
中山氏の作品はどんでん返しがある。
2度も3度も起こる。
そのどれでもが納得できる理由が構築されている。
なかなか面白い。
読み続けていきたい作家だ。

2017年8月25日金曜日

93(1547)D 蔵書の苦しみ: 2017.08.22

岡崎武志著「蔵書の苦しみ」
を読んだ。
紙の本への収集癖と
その蔵書への苦しみを書いた本であった。
私もこれほどではないが、
蔵書の量には苦労している。
書籍には仕事柄多数の書物を購入している。
また読書も趣味なので
多数の本を自宅でも購入している。
家内も本を買う。
子どもたちも漫画を多数購入する。
そのため、研究室も自宅も書籍であふれる。
その処分に困る。
しかし、著者ほどに困ってはいない。

2017年8月21日月曜日

92(1546)D ヒポクラテスの誓い: 2017.08.21

中山七里著「ヒポクラテスの誓い」
を読んだ。
研修医の栂野真琴が法医学に
配属されたところから話がはじまる。
短編集だが、法医解剖によって
事件が解決されたり、事件が明るみに出る。
そんな意表を突くような内容で構成されていく。
ヒポクラテスの誓いが
死者への適用できることを知らされる。
真琴はだんだん法医学の重要性に目覚めていく。
なかなか面白いものであった。

2017年8月17日木曜日

91(1545)D 潮騒のアニマ: 2017.08.17

川瀬七緒「潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官」
を読んだ。
法医昆虫捜査官赤堀のシリーズである。
伊豆の小さな島でのミイラ化した死体に対して、
検死の判定と比べて、昆虫からみると
3分の1程度の期間でミイラ化したことになる。
そんな謎を解いていくうち、
警察の操作と同じ結論へと導かれる。
そして秘密を暴いた赤堀は
生命の危機に見舞われる・・・
なかなかおもしろかった。

2017年8月11日金曜日

90(1545)D ねこ耳少女の 相対性理論と超ひも理論: 2017.08.11

竹内薫著、松野時イラスト「ねこ耳少女の 相対性理論と超ひも理論」
を読んだ。
これも相対性理論と量子力学をつなぐ、超ひも理論の説明だ。
なかなか面白くかかている。

【メモ】

量子論:小さいもの
特殊相対論:高速ほど、時間が遅れ、長さの縮み(ローレンツ収縮)、同時性がない、E=mc^2
一般相対論:重力理論、重力が強いほど、時間が遅れ、空間が縮む(時空の歪み)
ニュートン力学:3つの基礎理論が重なるところの近似的に計算

GPS衛星のずれ
高速運動によるもの:7秒/100万・日 遅れる
重力の弱くなった分:45秒/100万・日 進む
38秒/100万・日 進む
ずれが 11.4km/日のずれ、3960km/日のずれ

シュレディンガー方程式→特殊相対性理論の取り込み→ディラック方程式

超ひも理論:プランク長の超ひもが素粒子をつくっている
閉じたひも:重力子と考えられる
開いたひも
の2種類と
Dプレーン(Dはディレック、プレーンは膜):
プレーン同士の衝突がビックバンの可能性

2017年8月10日木曜日

89(1544)D ねこ耳少女の 量子論: 2017.08.10

竹内薫著、松野時イラスト「ねこ耳少女の 量子論 萌える最新物理学」
を読んだ。
いろいろ入門書を読んだが、内容として理解しやすい。
しかし、漫画なので読みやすいのだが、
内容的には新書でいいのだろうな。


【メモ】
ディラック方程式:量子力学的現象はこの方程式にて大部分が説明可能

ℏ:プランク定数hを2πでわったもの
波動関数ψ:時間tと位置xの関数で、ψ(x, t)と書かれる
ハミルトニアン:運動エネルギーとポテンシャルエネルギー(位置エネルギー)の和

量子が持つ性質
質量
電荷
スピン

物資を構成する素粒子
原子核などを構成する素粒子(クォーク、質量大)
第1世代
アップ
 チャーム
第2世代
 トップ
 ダウン
第3世代
 ストレンジ
 ボトム
電子の仲間の素粒子(レプトン:質量小)
第1世代
 電子ニュートリノ(中性、小) 
ミュー・ニュートリノ(中性、小)
第2世代
 タウ・ニュートリノ(中性、小) 
電子
第3世代
 ミュー
タウ

素粒子をつないだり、力を媒介する素粒子
1 光子(電磁気力を伝える:電磁相互作用)
2 グルーオン(3つのクォークを結びつける:強い相互作用)
3 ウィークボソン(ニュートリノに力を伝える:弱い相互作用)
4 ヒッグス粒子(重力を伝える、質量を与える)

2017年8月9日水曜日

88(1543)D れんげ野原のまんなかで 2017.08.09

森谷明子著「れんげ野原のまんなかで」
を読んだ。
人のあまり来ない市立図書館でいろいろな起こる日常の謎を
図書館司書が解いていく。
なかなかほのぼのとしていい小説であった。

2017年8月8日火曜日

87(1542)D 罪の声: 2017.08.08

塩田武士著「罪の声」
を読んだ。
以前から読みたかったのだが、安くなるまで待とうと思っていたが、
Kindle版に割引がおおきかったので、
つい購入して、読みだした。
面白い。
ある程度の事実をもとにしているのだろうが、
真実味があってリアルさあった。

2017年8月5日土曜日

86(1541)D バッタを倒しにアフリカへ: 2017.08.05

前野ウルド浩太郎著「バッタを倒しにアフリカへ」
を読んだ。
博士を取得した研究者が
研究対象のサバクトビバッタの調査のために
単身アフリカ、モーリタニアにでかける。
野外調査の経験が少ないが
やる気とチャレンジ精神、
そしてないよりも個性的な性格で
苦難のときも前向きに野外調査をしていく。
若きフィールドワーカーの生態は
自分の若い頃に思い至って楽しめた。

2017年8月2日水曜日

85(1540)D 拝金: 2017.08.02

堀江貴文著「拝金 青春経済小説」Kindle版
を読んだ。
堀江氏が自分の体験をもとにして、
フィクションとして書いたものだ。
その中には、実在の会社、組織、人物など
思い起こさせるものが
随所に出てくる。
どこまでが事実を下敷きにしているのかが
よくわからないところが、
この小説の面白さを高めている。
デジタル版で読んだ。

2017年8月1日火曜日

84(1539)D 一生使える見やすい資料のデザイン入門: 2017.08.01

森重湧太著「一生使える見やすい資料のデザイン入門 Kindle版」
を読んだ。
Kindleにて流し読みとなった。
ハウツーものなので、これでいい。
PowerPointの使い方を理解すればいいのだから。

2017年7月31日月曜日

83(1538) 20世紀科学・思想: 2017.07.31

読売新聞世紀取材班編「20世紀科学・思想」
(ISBN4-12-203966-5 C1120)
を読んだ。
いつも持ち歩いているバックに入れていた本。
北大近くの古本屋でだいぶ前に買ったものだ。
内容的にはかなり古いものだが、
過去をまとめるための内容だから、
これはこれで損壊価値はあるのだろう。

2017年7月30日日曜日

82(1537) サイレント・ヴォイス: 2017.07.30

佐藤青南著「サイレント・ヴォイス
行動心理捜査官・楯岡絵麻
(ISBN978-4-8002-0328- 1 C0193)
を読んだ。
巡査部長の楯岡が取調べをしていく 短編集である。
その手法が行動心理を利用して。
容疑者の仕草、表情などから
嘘や動揺を見抜き、自供に導くというもである。
ちょっと抜けた後輩を相棒として、
同じパターンのストーリが進む。
5話ぐらいの話だといいが、
さらにこのパターンが進むとなる、
少々飽きてくる。
新たな展開があればと思うのだが。

2017年7月29日土曜日

81(1536)D 本好きのためのAmazon Kindle 読書術: 2017.07.29

和田稔著「《新版2017》本好きのためのAmazon Kindle 読書術:
電子書籍の特性を活かして可処分時間を増やそう!」
を読んだ。
走り読みだが、このようなハウツーものは、
要点だけを把握するのでいいので、
読み飛ばしやすい。
そして電子書籍読みの人たちの方法論を垣間見た。
利用できそうなところは、試してみたい。

2017年7月27日木曜日

80(1535) フォルトゥナの瞳: 2017.07.27

百田尚樹著「フォルトゥナの瞳」
(ISBN978-4-10-336411-5 C0093)
を読んだ。
人の死が見える主人公の戸惑いと
変えることの苦悩、
恋愛への悩みがテーマとなっている。
人間のドラマである。
なかなか面白くて一気に読んでしまった。
百田氏の小説はテーマはいろいろだが、
面白いものが多い。

2017年7月26日水曜日

79(1534) 人はなぜ御用学者になるのか: 2017.07.26

島村英紀著「人はなぜ御用学者になるのか
地震と原発」
(ISBN978-4-7634-0671-2 C0036)
を読んだ。
いろいろなテーマで
御用学者の実態を示してある。
共感できるとこも多い。
ただ、内容が継ぎ接ぎのところがある。
いろいろなところで書かれていたものを
利用して作成されたものだ。
その違和感が読んでいる時に感じたのだ。
私も気をつけなければならない。

2017年7月23日日曜日

78(1533)D アウトライン・プロセッシング入門: 2017.07.23

Tak.著「アウトライン・プロセッシング入門: アウトライナーで文章を書き、考える技術 Kindle版」
を目を通した。
デジタル版なので、精読してはいなが、
ざっと読み飛ばすには、
デジタル版がちょうどいいようだ。
内容的には、自分がやってきた方法が大半であったが、
あまり真新しいことはなった。

77(1532) キリストゲーム: 2017.07.23

一田和樹著「キリストゲーム」
(ISBN978-4-06-182807-0 C0293)
を読んだ。
サイバーセキュリティの危機と担当する
政府機関CITの二人の不思議な人物が
主人公である。
言罠という言葉で人の意思を操る
という人物が犯人となる。
言罠を武器に日本の転覆を考えている。
なかなか面白い小説であった。

2017年7月20日木曜日

76(1531) 宇宙の最初の星はどうやって生まれたのか: 2017.07.20

吉田直紀著「宇宙の最初の星はどうやって生まれたのか」
(ISBN978-4-7966-8310-4 C0244)
を読んだ。
シミュレーションで132億年前に起こったはずの
最初の星の誕生を研究する内容である。
概要はわかった。
他にいろいろな基礎知識やQ&Aなどがあったが、
本編の内容をもう少し詳しおこなってほしかった。

2017年7月15日土曜日

74(1529) ジークフリートの剣: 2017.07.15

深水黎一郎著「ジークフリートの剣」
(ISBN978-4-06-219453-5 C0093)
を読んだ。
ワーグナーのオペラをめぐるミステリーだが、
最後の最後までミステリーではなく
普通の小説として話題が進む。
そして最後の最後に突然、ミステリーになる。
不思議な物語である。
だが、最後に一気に面白さが生まれてきた。

2017年7月9日日曜日

73(1528) 盤上に散る: 2017.07.09

塩田武士著「盤上に散る」
(ISBN978-4-06-218887-6 C0093)
を読んだ。
前作の「盤上のアルファ」に登場する
伝説の真剣士、林鋭生をめぐる物語である。
主人公は前作とは全く違った人物となるが、
前作の登場人物が重要な役割をはたす。
なかなかおもしろかった。

2017年7月6日木曜日

72(1527) 最後のトリック: 2017.07.06

深水黎一郎著「最後のトリック」
(ISBN978-4-309-41318-1 C0193)
を読んだ。
読者が犯人というトリックを用いてる。
それは本文の中でも最初から明示されている。
それの上でトリックが示される。
読み終わったとき、
読者が自分が犯人であると
納得できるかどうか。
論理的にはありえるが、
少々違和感はある。
しかし、この作品は面白い。

2017年7月3日月曜日

71(1526) 盤上のアルファ: 2017.07.03

塩田武士著「盤上のアルファ」
(ISBN978-4-06-277706-3 C0193)
を読んだ。
左遷された新聞記者が文化部の仕事して、
将棋のしごともする。
そこでプロ棋士を目指すごっつい棋士と出会い
不思議な関係ができる。
その後も気になるストーリーだが、
それば別の機会にしたい。
アルファとは狼の群れ中で一位のものをいう。
この著者の一番の作人は「罪の声」である。
それに向けての作品だ、
読む方もそれに向かって
読んでいくべきだろうか。
次も読みたい気がする。

2017年7月1日土曜日

70(1525) 美人薄命 2017.07.01

深水黎一郎著「美人薄命」
(ISBN947-4-575-51881-8 C0193)
を読んだ。
おもしろい。
盲点をついたどんでん返し。
何重かに組まれたどんでん返しが、
さり気なく仕組まれている。
作中話が意味をもつ。
そして会話の小さな言葉に仕掛けがある。
それが最後まで続く。
面白い。
今後も読んでいきたい作家となりそうだ。