五十嵐貴久著「交渉人」
(ISBN4-344-40763-6 C0193)
を読んだ。
なかなか面白い小説であった。
前に読んだFakeと同じ作家である。
彼は、非常に多様な作風を持つ作家である。
他にも多様なものを書いているらしい。
読んでみたい作家となった。
ただし、現在は以前読みたいと思って買ってた、
小説を読んでいるのだが。
2007年8月25日土曜日
2007年8月19日日曜日
40(325) Fake: 2007.08.19
五十嵐貴久著「Fake」
(ISBN4-344-40980-4 C0193)
を読んだ。
コンゲームの小説である。
スティングのような引っかけをストーリと
読者に対して行っている。
なかなか面白かった。
最近なぜか小説を読むようになった。
まあ、暑い時期には娯楽小説もいいだろう。
(ISBN4-344-40980-4 C0193)
を読んだ。
コンゲームの小説である。
スティングのような引っかけをストーリと
読者に対して行っている。
なかなか面白かった。
最近なぜか小説を読むようになった。
まあ、暑い時期には娯楽小説もいいだろう。
2007年8月17日金曜日
39(324) 川中WOW部の夏休み:5 2007.08.17
阿部夏丸著「川中WOW部の夏休み」
(ISBN4-061487758 C8293)
と読んだ。
自分が書くときのことを考えて読んだ。
すると、この本は、あまり面白くないものだと思えた。
しかし、名前が売れていると、
これが面白く感じてしまう。
つまり一作目が面白いと、
2作目も期待して読まれるので、
少々のあらは目立たなくなり、
ストーリが面白いかどうかだけになる。
これは諸刃の刃であるので、
注意が必要だ。
しかし、いずれにしても、一作目で
強く人をひきつける必要があることがよくわかる。
(ISBN4-061487758 C8293)
と読んだ。
自分が書くときのことを考えて読んだ。
すると、この本は、あまり面白くないものだと思えた。
しかし、名前が売れていると、
これが面白く感じてしまう。
つまり一作目が面白いと、
2作目も期待して読まれるので、
少々のあらは目立たなくなり、
ストーリが面白いかどうかだけになる。
これは諸刃の刃であるので、
注意が必要だ。
しかし、いずれにしても、一作目で
強く人をひきつける必要があることがよくわかる。
2007年8月12日日曜日
38(323) 記号論 2007.08.12
コブリー、ジャンス著「記号論」
(ISBN4-7684-0089-2 C0330)
を読んだ。
記号論の入門書である。
しかし、主に記号論の発展を示したものだ。
入門書とは普通はこのようなものなのだろうが、
なじみがなくわかりにくかった。
構造主義と重複する部分があるが、
観念的で抽象的で理解できないところが多かった。
しかし、記号論は、
単に言語や身体のコミュニケーションにとどまらず、
非常に広範囲に適応されていることがわかる。
(ISBN4-7684-0089-2 C0330)
を読んだ。
記号論の入門書である。
しかし、主に記号論の発展を示したものだ。
入門書とは普通はこのようなものなのだろうが、
なじみがなくわかりにくかった。
構造主義と重複する部分があるが、
観念的で抽象的で理解できないところが多かった。
しかし、記号論は、
単に言語や身体のコミュニケーションにとどまらず、
非常に広範囲に適応されていることがわかる。
37(322) 墨攻: 2007.08.12
森英樹著「墨攻」
全11巻を読んだ。
古代中国の史実を題材にした漫画である。
以前途中まで読んでいたが、
最後まで読んだことがなかったものである。
オークションで入手して
読み出したら一気に読んでしまった。
予想通りなかなか面白かった。
全11巻を読んだ。
古代中国の史実を題材にした漫画である。
以前途中まで読んでいたが、
最後まで読んだことがなかったものである。
オークションで入手して
読み出したら一気に読んでしまった。
予想通りなかなか面白かった。
36(321) 陽気なギャングが地球を回す: 2007.08.12
伊坂幸太郎著「陽気なギャングが地球を回す」
(ISBN4-396-33268-8 C093)
を読んだ。
サスペンスものの小説である。
面白くて旅行中にほとんど読んでしまった。
(ISBN4-396-33268-8 C093)
を読んだ。
サスペンスものの小説である。
面白くて旅行中にほとんど読んでしまった。
2007年7月28日土曜日
35(320) 氷河期の『発見』: 2007.07.28
エドマンド・ブレア・ボウルズ著「氷河期の『発見』」
(ISBN4-594-05143-x C0098)
を読んだ。
表題どおり氷河期を発見したルイ・アガシ、
現在のグリーンランドの巨大な氷河を発見した
イライシャ・ケーン、
有名な地質学者のチャールズ・ライエルが織り成す
氷河期発見の物語である。
非常に面白い本である。
アガシが氷河期を発見したのというのは知っていたが、
ライエルが絡んでいたこと、
アガシがキュヴィエの弟子であったことなど
知らないことも多数出てきた。
そして偉大な地質学者ライエルでも
一度は氷河期を認めても世間の反論の激しさに
その節を翻し、認めることがなかなかできなかったこと、
そして最後にはアガシを認めながらも
自分の成果にしてしまったこと
などなど面白いことが盛りだくさんであった。
(ISBN4-594-05143-x C0098)
を読んだ。
表題どおり氷河期を発見したルイ・アガシ、
現在のグリーンランドの巨大な氷河を発見した
イライシャ・ケーン、
有名な地質学者のチャールズ・ライエルが織り成す
氷河期発見の物語である。
非常に面白い本である。
アガシが氷河期を発見したのというのは知っていたが、
ライエルが絡んでいたこと、
アガシがキュヴィエの弟子であったことなど
知らないことも多数出てきた。
そして偉大な地質学者ライエルでも
一度は氷河期を認めても世間の反論の激しさに
その節を翻し、認めることがなかなかできなかったこと、
そして最後にはアガシを認めながらも
自分の成果にしてしまったこと
などなど面白いことが盛りだくさんであった。
2007年7月16日月曜日
34(319) 昼は雲の柱: 2007.07.16
石黒耀著「昼は雲の柱」
(ISBN4-06-213705 C0093)
を読んだ。
石黒氏の三作目である。
今度は富士山の噴火と
富士信仰や古代宗教などは、
共通の火山を崇拝する
原始的な精神構造から
由来しているというものである。
それらは、火山のタイプによって
大陸系と海洋系に分かれるというものである。
なかなかストーリは面白かったが、
火山現象に関する話は
以前ほど面白くなくなった。
まあ地質パニック小説は日本沈没以来だから
作家としてこの分野の話を
書き続けて欲しいものだ。
(ISBN4-06-213705 C0093)
を読んだ。
石黒氏の三作目である。
今度は富士山の噴火と
富士信仰や古代宗教などは、
共通の火山を崇拝する
原始的な精神構造から
由来しているというものである。
それらは、火山のタイプによって
大陸系と海洋系に分かれるというものである。
なかなかストーリは面白かったが、
火山現象に関する話は
以前ほど面白くなくなった。
まあ地質パニック小説は日本沈没以来だから
作家としてこの分野の話を
書き続けて欲しいものだ。
33(318) バタフライパワー: 2007.07.16
ブリッグス、ピート著「バタフライパワー」
(ISBN4-478-83011-8 C1042)
を読んだ。
複雑系の話である。
人類の昔ながらの考えや振る舞いには、
実は複雑系の背景があることを示している。
そしてそこには限りない可能性と創造性があることを
主張している。
論理展開はいいのだが、
素材が数学的でないのが私には退屈であった。
ブリックスは美学、心理学の研究者だが、
ピートは複雑系の科学者であるから
期待していたが、期待はずれであった。
(ISBN4-478-83011-8 C1042)
を読んだ。
複雑系の話である。
人類の昔ながらの考えや振る舞いには、
実は複雑系の背景があることを示している。
そしてそこには限りない可能性と創造性があることを
主張している。
論理展開はいいのだが、
素材が数学的でないのが私には退屈であった。
ブリックスは美学、心理学の研究者だが、
ピートは複雑系の科学者であるから
期待していたが、期待はずれであった。
2007年6月30日土曜日
32(317) 哲学者とは何か: 2007.06.30
中島義道著「哲学者とは何か」
(ISBN4-480-03558-3 C0110)
を読んだ。
この本は持ち歩いているバックに
長年入れていた本である。
とうとう先日読み終わった。
あちこちに掲載された文章をまとめたものである。
最後に対談が2編あったが、
それは中島氏の師にあたる大森荘蔵氏とのものである。
非常に本質的な内容を対談している。
師匠に対してこのような言い方をするのか
というなこともあった。
しかし、そんなことを意に介せず大森氏は会話を進める。
中島氏の指摘に対して素直に答えている。
そしてわからないところは教えを請い、
反対するべきところは反対する。
まさに対等の議論である。
師匠と弟子の関係を超えたところにある議論に見える。
そこが彼のすごさであり、尊敬すべき点なのであろう。
内容より師弟関係のすごさを見た。
そして中島氏書いた「大森さんはいい人であった」
という言葉は心に沁みる。
(ISBN4-480-03558-3 C0110)
を読んだ。
この本は持ち歩いているバックに
長年入れていた本である。
とうとう先日読み終わった。
あちこちに掲載された文章をまとめたものである。
最後に対談が2編あったが、
それは中島氏の師にあたる大森荘蔵氏とのものである。
非常に本質的な内容を対談している。
師匠に対してこのような言い方をするのか
というなこともあった。
しかし、そんなことを意に介せず大森氏は会話を進める。
中島氏の指摘に対して素直に答えている。
そしてわからないところは教えを請い、
反対するべきところは反対する。
まさに対等の議論である。
師匠と弟子の関係を超えたところにある議論に見える。
そこが彼のすごさであり、尊敬すべき点なのであろう。
内容より師弟関係のすごさを見た。
そして中島氏書いた「大森さんはいい人であった」
という言葉は心に沁みる。
31(316) 数学にときめく: 2007.06.30
新井紀子著ムギ畑編「数学にときめく」
(ISBN4-06-257372-5 C0241)
を読んだ。
この本は、お母さんたちが数学について
話あいながら親しんでいくというサイトの記録である。
新井氏が数学のクイズを出して、
それを数学をほとんど忘れているような
お母さんたちが自由にいろいろな考えで
解いてくということを記録した本だ。
新井氏の行っている同様の活動による本は
以前も読んだ。
非常に面白いことだと思う。
このためには、熱心は参加者、
そしてたゆまない努力を続けられる
指導者あるいは主催者が必要である。
私もやろうとしたが、なかなかうまくいかなかった。
最終的にはメールマガジンだけになった。
しかし、それでもそのメールマガジンでも
長期的に継続すれば、時々反応のメールが来る。
その飽くことのない継続が重要なのだということを
感じさせてくれる本である。
(ISBN4-06-257372-5 C0241)
を読んだ。
この本は、お母さんたちが数学について
話あいながら親しんでいくというサイトの記録である。
新井氏が数学のクイズを出して、
それを数学をほとんど忘れているような
お母さんたちが自由にいろいろな考えで
解いてくということを記録した本だ。
新井氏の行っている同様の活動による本は
以前も読んだ。
非常に面白いことだと思う。
このためには、熱心は参加者、
そしてたゆまない努力を続けられる
指導者あるいは主催者が必要である。
私もやろうとしたが、なかなかうまくいかなかった。
最終的にはメールマガジンだけになった。
しかし、それでもそのメールマガジンでも
長期的に継続すれば、時々反応のメールが来る。
その飽くことのない継続が重要なのだということを
感じさせてくれる本である。
2007年6月24日日曜日
30(315) 桜川ピクニック: 2007.06.24
川端裕人著「桜川ピクニック」
(ISBN4-16-325700-6 C0093)
を読んだ。
川端氏の子育ての連続短編小説である。
父親の育児に対する
さまざまな思いや葛藤が描かれている。
著者の実体験に基づく小説なのであろう。
しかし、私はしっかりとした取材のもとに書かれた
長編小説が好きである。
そのような新しい物語を待ちたいものだ。
(ISBN4-16-325700-6 C0093)
を読んだ。
川端氏の子育ての連続短編小説である。
父親の育児に対する
さまざまな思いや葛藤が描かれている。
著者の実体験に基づく小説なのであろう。
しかし、私はしっかりとした取材のもとに書かれた
長編小説が好きである。
そのような新しい物語を待ちたいものだ。
29(314) コトの本質: 2007.06.24
松井孝典著「コトの本質」
(ISBN4-06-213664-3 C0095)
を読んだ。
本書は中学・高校の同級生が
松井氏に何回かのインタビューをしたものを
まとめたものだ。
だから重複、不明瞭なところがある。
これは、何度かのインタビューを編集したためだろう。
また、地球科学や松井氏の考えを余り知らないために
インタビューごとに繰り返し説明があったためだろう。
まあ、本人が書いたのではないので
本人のせいではない。
地球科学を知らない人に
松井氏がどのような態度で接するのか
垣間見たような気がする。
(ISBN4-06-213664-3 C0095)
を読んだ。
本書は中学・高校の同級生が
松井氏に何回かのインタビューをしたものを
まとめたものだ。
だから重複、不明瞭なところがある。
これは、何度かのインタビューを編集したためだろう。
また、地球科学や松井氏の考えを余り知らないために
インタビューごとに繰り返し説明があったためだろう。
まあ、本人が書いたのではないので
本人のせいではない。
地球科学を知らない人に
松井氏がどのような態度で接するのか
垣間見たような気がする。
2007年6月17日日曜日
28(313)人はなぜ簡単に騙されるのか: 2007.06.17
ゆうきとも著「人はなぜ簡単に騙されるのか」
(ISBN4-10-610196-0 C0211)
を読んだ。
クロースアップマジックを得意とする
プロのマジシャンが書いた本である。
人は条件さん整えられれば
だれでも簡単にだまされということを
マジックや詐欺などを例に書いた本である。
なかなか面白かった。
本当はマジックを見ながら
この話を聞いたら
もっと面白く説得力のあるものになるのだろう。
(ISBN4-10-610196-0 C0211)
を読んだ。
クロースアップマジックを得意とする
プロのマジシャンが書いた本である。
人は条件さん整えられれば
だれでも簡単にだまされということを
マジックや詐欺などを例に書いた本である。
なかなか面白かった。
本当はマジックを見ながら
この話を聞いたら
もっと面白く説得力のあるものになるのだろう。
27(312)てのひらの中の宇宙: 2007.06.17
川端裕人著「てのひらの中の宇宙」
(ISBN4-04-873713-9 C0093)
を読んだ。
短編の連作である。
少々不思議な世界の半紙であったが、
やはり以前の大作と比べると
読み応えが足りない気がする。
このような小説も書けるということなのかもしれないが、
私にとって、川端氏の小説に期待しているものとは違う。
これも少々期待はずれであった。
(ISBN4-04-873713-9 C0093)
を読んだ。
短編の連作である。
少々不思議な世界の半紙であったが、
やはり以前の大作と比べると
読み応えが足りない気がする。
このような小説も書けるということなのかもしれないが、
私にとって、川端氏の小説に期待しているものとは違う。
これも少々期待はずれであった。
2007年6月10日日曜日
26(311)みんな一緒にバギーに乗って: 2007.06.10
川端裕人著「みんな一緒にバギーに乗って」
(ISBN4-334-92469-7 C0093)
を読んだ。
新人男性保育師の心の変化と成長をテーマにした
短編連作である。
そこそこ面白かったが、
やはり子供のテーマは灰谷健次郎を読むと
浅く、深みにかける。
それに最近の川端の作品には
圧倒的な取材力がないような気がする。
もっとストーリーの展開と内容とで
読者をひきつける魅力があったのに、
この本にもそれが欠如していた。
残念である。
(ISBN4-334-92469-7 C0093)
を読んだ。
新人男性保育師の心の変化と成長をテーマにした
短編連作である。
そこそこ面白かったが、
やはり子供のテーマは灰谷健次郎を読むと
浅く、深みにかける。
それに最近の川端の作品には
圧倒的な取材力がないような気がする。
もっとストーリーの展開と内容とで
読者をひきつける魅力があったのに、
この本にもそれが欠如していた。
残念である。
2007年6月8日金曜日
25(310)地球温暖化は本当か?: 2007.06.08
矢沢潔著「地球温暖化は本当か?」
(ISBN4-7741-3001-X C3004)
を読んだ。
なかなか面白い本であったが、
少々ヒステリックに書かれているところがある。
内容的には私の支持したいものである。
冷静に論理的に書かなければならないが、
どうしても反論には、反証だけを示し、
それの反証で論を論破したとして
自分の論についての不確かさを
無視して話すようなことが気になった。
反論を示せば、対案を論理的に示し、
どうすればいいのか、いままでの論において
無視すべきでない成果もあるはずだから、
全否定ではなく、成果を取り入れようにすべきである。
しかしこれはなかなか難しいことではあるが、
私の同じ立場の論者として注意すべきでことであることに
気づかせてくれた。
相手は大きい集団で、正論、世論となり、
そして行政と結びついている。
心して向かわなければならない。
(ISBN4-7741-3001-X C3004)
を読んだ。
なかなか面白い本であったが、
少々ヒステリックに書かれているところがある。
内容的には私の支持したいものである。
冷静に論理的に書かなければならないが、
どうしても反論には、反証だけを示し、
それの反証で論を論破したとして
自分の論についての不確かさを
無視して話すようなことが気になった。
反論を示せば、対案を論理的に示し、
どうすればいいのか、いままでの論において
無視すべきでない成果もあるはずだから、
全否定ではなく、成果を取り入れようにすべきである。
しかしこれはなかなか難しいことではあるが、
私の同じ立場の論者として注意すべきでことであることに
気づかせてくれた。
相手は大きい集団で、正論、世論となり、
そして行政と結びついている。
心して向かわなければならない。
2007年6月2日土曜日
24(309)銀河のワールドカップ: 2007.06.02
川端裕人著「銀河のワールドカップ」
(ISDN4-08-774807-3 C0093)
を読んだ。
川端氏の本にしては、深くなかった。
彼がサッカーがすきなのは知っている。
今までの彼の小説からすると明らかに
レベルが低い。
彼の小説は圧倒的な取材とデータにもとづいて
構築される新しいシナリオ、意表をつく展開が
売り物のはずである。
なのにこの小説は、深くない。
残念である。
(ISDN4-08-774807-3 C0093)
を読んだ。
川端氏の本にしては、深くなかった。
彼がサッカーがすきなのは知っている。
今までの彼の小説からすると明らかに
レベルが低い。
彼の小説は圧倒的な取材とデータにもとづいて
構築される新しいシナリオ、意表をつく展開が
売り物のはずである。
なのにこの小説は、深くない。
残念である。
2007年6月1日金曜日
23(308)フィールドロジー: 2007.06.01
今村遼平著「フィールドロジー」
(ISBN4-485-30016-1 C3044)
を読んだ
フィールドロジーとは著者の造語で
現場の知というべきものである。
現場での見方・考え方という副題が示しているように
野外研究者、技術者に対する教科書である。
非常に興味深い本であった。
地質学の野外調査が重要性を
様々な局面それも哲学的に深く掘り下げている。
冗長な部分も多数あったが面白い本であった。
そして学ぶべきことが多数あった。
ただ、これは教科書ではあるが、
野外を多数経験し、
このようなことを考え悩んだものでないと
理解しにくいものではないだろか。
でも、野外調査の指針として非常に重要なものである。
いくつか誤植があり気になった。
(ISBN4-485-30016-1 C3044)
を読んだ
フィールドロジーとは著者の造語で
現場の知というべきものである。
現場での見方・考え方という副題が示しているように
野外研究者、技術者に対する教科書である。
非常に興味深い本であった。
地質学の野外調査が重要性を
様々な局面それも哲学的に深く掘り下げている。
冗長な部分も多数あったが面白い本であった。
そして学ぶべきことが多数あった。
ただ、これは教科書ではあるが、
野外を多数経験し、
このようなことを考え悩んだものでないと
理解しにくいものではないだろか。
でも、野外調査の指針として非常に重要なものである。
いくつか誤植があり気になった。
2007年5月29日火曜日
22(307)マラケシュの贋化石(上): 2007.05.29
スティーブン・ジェイ・グールド著「マラケシュの贋化石(上)」
(ISBN4-15-20808685-8 C0045)
を読んだ。
グールドの本を久しぶりに読んだ。
私はグールドのファンで大抵のものは読んでいる。
日本語訳されているものを読んでいる。
原著ではあってもまだ日本語訳されていないものは、
読んでいない。
邦訳されたもので未読の本が少しずつ減っていく。
邦訳されているのは後5冊となった。
まだ訳されていないものがあるので
将来訳されていくかもしれないが、
現状では残り少なくなった。
今後の楽しみとしてじっくりと読んでいこうと
以前から思っているために、
なんとなく読みはじめないようになっている。
そんなことを考えていると、なかなか読み終わらなくなる。
この本だって1カ月以上かかって読んでいる。
内容が非常に高度で
すんなりとは理解しづらいところがあるからでもある。
そんなことを考えていると、
理解するには何度も読み返えしたほうが
いいのかもしれない。
そうなると今まで読んだ本を再度読み返すことにもなる。
それも一度ではなく何度も読み返していもいいことになる。
すると多数の非常に難解だが楽しみの本が
まだ読むべきものとして残っていることとなる。
となると読むべき楽しみは
これからもずっと続くということである。
(ISBN4-15-20808685-8 C0045)
を読んだ。
グールドの本を久しぶりに読んだ。
私はグールドのファンで大抵のものは読んでいる。
日本語訳されているものを読んでいる。
原著ではあってもまだ日本語訳されていないものは、
読んでいない。
邦訳されたもので未読の本が少しずつ減っていく。
邦訳されているのは後5冊となった。
まだ訳されていないものがあるので
将来訳されていくかもしれないが、
現状では残り少なくなった。
今後の楽しみとしてじっくりと読んでいこうと
以前から思っているために、
なんとなく読みはじめないようになっている。
そんなことを考えていると、なかなか読み終わらなくなる。
この本だって1カ月以上かかって読んでいる。
内容が非常に高度で
すんなりとは理解しづらいところがあるからでもある。
そんなことを考えていると、
理解するには何度も読み返えしたほうが
いいのかもしれない。
そうなると今まで読んだ本を再度読み返すことにもなる。
それも一度ではなく何度も読み返していもいいことになる。
すると多数の非常に難解だが楽しみの本が
まだ読むべきものとして残っていることとなる。
となると読むべき楽しみは
これからもずっと続くということである。
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