地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
大倉崇裕著「白虹」
を読んだ。
白虹と書いて、「はっこう」と読む。
山小屋を舞台にしてた短編集を呼んだ。
今回は長編ミステリーである。
やはり山岳を舞台にしたミステリーであるが、
半分は街が舞台となっている。
警察を辞めて、山小屋でアルバイトをしていた
主人公の五木が、遭難者を助けたことから事件がはじまるる。
関連のなさそうな事件が次々と起こるのだが、
手がかりは一枚のどこともわからない山の写真だ。
複雑に絡みあった謎が最後に解決される。
面白いミステリーだった。