地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
山口瞳著「山口瞳「男性自身」傑作選 熟年篇」を読んだ。若い時に読んでていたエッセイがデジタル版がでていた。選者編は嵐山光三郎である。300編の中から50を選んでいる。当時は面白く思っていたが、時代が異なっているので面白く思えないところもあったが、読んでいるうちにじわじわと面白さを感じるようになってくる。昔読んだエッセイシストとして、丸谷才一、坂口安吾、開高健、そして山口瞳などだが、現在読み直しても、面白いと思えるだろうか。