地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
中山七里著「秋山善吉工務店」を読んだ。父を自宅の火事でなくした親子3人。祖父の実家の工務店に住むことになる。怖い大工の棟梁善吉がいるので母は敬遠していたがしかたなく住む。しかし、二人の子どもも母も、そして火事を捜査していた刑事も善吉にいなされる。ミステリーだが、家族の物語でもある。