地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
鏑木蓮著「屈折光」を読んだ。超一流の脳外科医の父と獣医師の娘、そこに創薬コーディネータの恋人が変死体となる。事件は、病院の医師たちと地方の酪農地でのBSEが関係してくる。そして、医師たちの過去と死が関与し死生観にも関与していく。