地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
山本一力著「ジョン・マン1 波濤編」を読んだ。土佐の田舎の少年万次郎の中ノ浜と宇佐浦での子どもの頃の話とアメリカ東海岸の捕鯨船の船長ホイットニーフィールドの出航までの話が並行して語られる。最後になって万次郎の船が鳥島へ漂着して終わる。大河物語のはじまりだ。