2023年9月9日土曜日

065(2184) 嗤う淑女:2023.09.09

中山七里著「嗤う淑女」
を読んだ。
美貌と人当たりのいい話し方、
それを駆使して、蒲生美智留が
表にでるのは2作だけで、
あとは脇役で登場する連作短編である。
しかし、脇役とはいえ悪意を実現していく主人公である。
美智留の巧妙な悪意がそれぞれ実現されていく。
中山小説の最後には、やはりどんでん返しがある。