地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
安東能明著「第II捜査官 虹の不在」を読んだ。シリーズ2作目の4編を集めた短編集である。元高校物理教師の神村五郎、その教え子の西尾美加の二人が繰り広げる警察ミステリーである。いずれも一見事件に見えなことからスタートする展開となっている。