牧野武文著「星を見て、歩いてつくった日本地図:
伊能忠敬の測量術 レトロハッカーズ」
を読んだ。
有名な伊能忠敬の業績についての話題である。
彼のつくった地図は100年間、
昭和4年まで使われてきた。
また九州と北東北、北海道がずれている。
その原因な経度測定のための
日食月食、自覚合わせのチャンスが少なく、
位置ズレがおこったようだ。
2024年5月31日金曜日
041(2248) 伊能忠敬の測量術:2024.05.31
2024年5月30日木曜日
040(2247) 失踪都市 所轄魂:2024.05.30
笹本稜平著「失踪都市 所轄魂」
を読んだ。
空き家で老夫婦の白骨死体が見つかった。
調べていくと不審なところがある。
しかし、上層部が動かない。
所轄と本庁の息子の部署だけが
捜査を進めていく。
その背後にカルトと
それにつながった幹部が見え隠れしてくる。
所轄の親子が、出処進退をかけて
巨悪を追求していく。
2024年5月25日土曜日
039(2246) 彷徨える艦隊10:2024.05.25
ジャック キャンベル著「彷徨える艦隊10 巡航戦艦ステッドファスト」
を読んだ。
地球から期間途中に
乗務員2名が拉致された。
細菌戦で汚染されたエウロパに
連れされたことがわかり、救出に向かう。
次々と話題が転換する。
ダンサー族が帰還するので
付き添いで送っていくが
次々とトラブルや事件が起こる。
中編の集合のような物語だが、
面白い。
シリーズはまだ続くがこれで一段落となる。
2024年5月16日木曜日
038(2245) 所轄魂:2024.05.16
笹本稜平著「所轄魂」
を読んだ。
絞殺死体が発見された。
元本庁捜査一課の葛木がその所轄にいた。
特別捜査本部が設置されたが、
そこに管理官として派遣されてきた息子と
一課のベテランだが
問題がある13係のグループが担当となった。
捜査をしながらも、
トラブル、確執、親子関係など、
複雑な背景を持ちながら、
ストーリは展開していく。
2024年5月15日水曜日
037(2244) 死にゆく者の祈り:2024.05.11
中山七里著「死にゆく者の祈り」
を読んだ。
教誨師と死刑囚の物語である。
大学時代の友人で、
命を救ってくれた恩人が死刑囚となっている。
自供もしており、疑いようのない殺人事件である。
しかし、友人はそんなことをするはずがないと
調べていくと少しじつ違和感がでていく。
どんでん返しが続く。
2024年5月9日木曜日
036(2243) 堀越二郎と零式艦上戦闘機:2024.05.09
牧野武文著「堀越二郎と零式艦上戦闘機:
ゼロ戦の栄光と悲劇 レトロハッカーズ」
を読んだ。
第一次大戦後軍縮が進められたが、
艦載航空機には制限がかからなかった。
第二次大戦では航空機が重要な役割を果たした。
日本は航空機にかんしては自国開発が遅れていた。
新人の堀越が設計主任に任命された。
それは既存の技術ではなく
独自の発想で開発しろという意図を汲み取り
次々と新たな工夫が生まれ、やがて零戦へとなる。
そんな堀越の工夫と零戦の性能、
2024年5月8日水曜日
035(2242) セイレーンの懺悔:2024.05.08
中山七里著「セイレーンの懺悔」
を読んだ。
テレビの報道番組の新人取材クルーの多香美が
女子高生の誘拐事件、そして殺人事件へとなる
話題を追いかける。
スクープをしたが 実は誤報となった。
何度も誤報を出したため、
テレビ会社から厳しい処分がとられ、
大きな配置転換が起こる。
新人であったとの上司がかばってくれたため
身分も立場も残された。
ひとりで独自に取材をすすめていくうちに、
やがて真犯人に迫る。
何度もどんでん返しがある。
2024年5月3日金曜日
033(2240) ハリー・フーディーニの大脱出マジック :2024.05.03
牧野武文著「ペテン師をだませるのは、ペテン師だけ:
ハリー・フーディーニの大脱出マジック レトロハッカーズ」
を読んだ。
脱出マジックで有名になったフーディーニだが
実は不器用で、
なかなか成功にたどり着けなかった。
ニセ霊媒師を暴くこともしていた。
最後は腹にパンチを食っても
大丈夫という芸を売りにしていたが、
それが原因で死んでしまった。
悲しいマジシャンの一生であった。
2024年5月2日木曜日
032(2239) 逃亡刑事:2024.05.02
中山七里著「逃亡刑事」
を読んだ。
警官殺しがあり、捜査担当の高藤警部は
殺された景観が属していた組織犯罪から
情報を引き出そうとするが、
逆に情報がとられる。
目撃者の少年と逃亡する羽目になる。
最後の何重ものどんでん返しがあった。
面白かった。