大石英司著「特殊作戦群、追跡す!(上)」
を読んだ。
元記者の鉄道事故がある。
その記者は失踪した科学者を追っていたようだ。
自衛隊基地の小規模な襲撃があった。
そして佐渡の基地では襲撃事件で多数の死人が出た。
どうも異常に高い戦闘の力をもった兵たちのようだ。
陸自特殊部隊「サイレント・コア」という
シリーズのようだ。
面白いストーリで引き込まれていく。
2025年3月31日月曜日
028(2335) 特殊作戦群、追跡す!(上):2025.03.31
2025年3月23日日曜日
026(2333) QED 出雲大遷宮:2025.03.23
高田崇史著「QED flumen 出雲大遷宮」
を読んだ。
単行本では、「出雲神伝説」の巻末に
9年後の話が書かれている。
短編だったが、
合本の中だったので区分がわからなった。
小松崎が結婚していて
連れ子の5歳の息子がいる。
2025年3月22日土曜日
025(2332) アゲハ:2025.03.22
吉川英梨著「アゲハ 女性秘匿捜査官・原麻希」
を読んだ。
警視庁の捜査一課に勤務していたが原麻希だが
いろいろなトラブルで鑑識課で働いている。
キャリアの上司だが同い年の戸倉可奈子と気があった。
8年前のレイプ事件があり戸倉は左遷、
同僚たちも離れていった。
そして現在、戸倉が戻ってきて
家探しをしている時
事件が起こる。
そこに8年前から現在に続く因縁があった。
2025年3月19日水曜日
024(2331) QED 出雲神伝説:2025.03.19
高田崇史著「QED 出雲神伝説」
を読んだ。
京都や奈良など日本各地に出雲の地名や神社がある。
奈良には、特にゆかりがありそうだ。
奈良で連続殺人事件が起こる。
そこには出雲神流という
忍者集団と関係がありそうな
メッセージが残されていた。
今回は崇が事件の謎解きを
警察のいる場で進めていく。
高校時代の教師など
昔の巻ででてきた人物も登場する。
2025年3月15日土曜日
023(2330) 警視庁情報官:2025.03.15
濱嘉之著「警視庁情報官 シークレット・オフィサー」
を読んだ。
警視庁の叩き上げの黒田を主人公とした物語だが、
話しが転々と転がる。
公安や情報に関する警視庁、警察庁などの
内容が多くなっている。
最後の警視庁情報室の役割で
政官財の大きな犯罪が摘発される。
最後には、情報室が解体されていく。
もう少しストーリーのしっかりしたものが望ましい。
2025年3月8日土曜日
022(2329) 遺伝子の秘密を解明した二人:2025.03.08
牧野武文著「遺伝子の秘密を解明した二人:
ジェームズ・ワトソンとフランシス・クリック レトロハッカーズ」
を読んだ。
秀才のワトソンと多彩なクリックが専門家の
専門家同士の競争や
競争に参加してきた大御所などの
隙間を縫うよにしてDNAの
二重らせんの構造を明らかにしてしまう。
それがわかった瞬間に大御所も内容を認めた。
たった2ページの論文でノーベル賞を取ってしまう。
そんな劇的な物語であった。
2025年3月7日金曜日
021(2328) QED 諏訪の神霊:2025.03.07
高田崇史著「QED 諏訪の神霊」
を読んだ。
今回は諏訪の御柱の祭りについての謎解きである。
また、諏訪神社には、
御頭祭(おんとうさい)という奇妙な祭りもある。
その地元で連続殺人事件が起こる。
桑原崇と棚旗奈々が諏訪を訪れ
崇の中学校の同級生が案内をしていく。
祭りと殺人拳がリンクしていく。
2025年2月28日金曜日
020(2327) コロリョフとスプートニク:2025.02.28
牧野武文著「人類を宇宙に送りだした男:
コロリョフとスプートニク レトロハッカーズ」
を読んだ。
ソビエトの宇宙開発の中心人物であった
コロリョフについての話である。
コロリョフは人類を月に送り込みたかった。
米ソの冷戦中だったので
軍事目的でのロケット製作を強いられた。
だが、うまく駆け引きをしながら
宇宙への進出の技術も開発していった。
そして、常にソビエトはアメリカに先行していた。
だが、彼が力尽きた直後に、
ソビエトはアメリカに栄光を攫われる。
2025年2月27日木曜日
019(2326) QED 九段坂の春:2025.02.27
高田崇史著「QED ~flumen~ 九段坂の春」
を読んだ。
短編集である。
桑原崇、奈々、小松崎、御名形の
それぞれの中学生、 高校生、
大学生、大学院生の時代の話が展開する。
主人公は異なっているが
脇役で登場してくる。
また本編に登場する脇役もいろいろと登場する。
連作で事件の首謀者が
それぞれに現れている。
最後に、事件が御名形によって解決される。
2025年2月21日金曜日
018(2325) マウナケア・プロジェクト:2025.02.21
幸村百理男著「マウナケア・プロジェクト」
を読んだ。
ハワイ島のウィリス家にノボルは行き、
しばらく滞在する。
天才ソフィアの不思議な振る舞い
そしてこのシリーズで続く
不思議な世界観が続く。
2025年2月17日月曜日
017(2324) QED 河童伝説:2025.02.17
高田崇史著「QED 河童伝説」
を読んだ。
福島県相馬市の野馬追祭りを
見に行くことにした一行は、
崇が突然、遠野に出かけて
その夜に合流した。
成田では連続殺人事件が起こり、
相馬市でも殺人が起こる。
いずれも河童伝説に関連しているようだ。
2025年2月12日水曜日
016(2323) 滴水古書堂の名状しがたき事件簿 1:2025.02.12
黒崎江治著「滴水古書堂の名状しがたき事件簿 1」
を読んだ。
大学を卒業したが就職先がなく、
ついつい古書店にアルバイトとして働く。
店主の古戸は、
「名状しがたい」怪奇に関するものも扱う。
自身も怪奇の人物である。
短編集担っている。
それぞれ長編にすると面白そうだが
短編にしている。
2025年2月8日土曜日
015(2322) 対中工作:2025.02.08
濱嘉之著「オメガ 対中工作」
を読んだ。
アフリカを舞台に、中国製の
武器の違法コピーが
不正に輸出されている。
そこに中国の共産党幹部が絡んでいる。
日本の諜報課のエージェントたちが暗躍していく。
2025年2月4日火曜日
014(2321) 自働そろばんと空中飛船:2025.02.04
牧野武文著「自働そろばんと空中飛船:
日本最初の機械式計算機 レトロハッカーズ」
を読んだ。
日本ではタイガー計算器が一斉を風靡し、
それが最初の機械式計算機と考えられていた。
しかし、矢頭良一が日本で最初の
計算機を独自に開発していた。
その事実が森鴎外の「小倉日記」の
発見とその中の記載で明らかになってきた。
発掘していくといくつかの資料が見つかり
本当に開発されていたことがわかってきた。
しかし、矢頭の目標は空中飛船であったが
そのj引っ帯はよくわかっていない。
2025年2月3日月曜日
013(2320) 御霊将門:2025.02.03
高田崇史著「QED ~ventus~ 御霊将門」
を読んだ。
今回は、花見にいくつもりが
平将門のゆかりの地として、1日目は都内で、
2日目は水戸から成田山に出かけていく。
そこに最近登場している神山禮子のい
物語がサイドストーリとして語られる。
2025年2月1日土曜日
012(2319)シモーネとの再開 :2025.02.01
幸村百里男著「東大病院の天使 シモーネとの再開」
を読んだ。
前作の続編である。
5年前の出会い、
その後の情報漏洩によって
処分が執行されるときに再開、
そして研修医となって5年後の再開の様子が
それぞれの時空が入り乱れて語ら
2025年1月31日金曜日
011(2318) オメガ:2025.01.31
濱嘉之著「オメガ 警察庁諜報課」
を読んだ。
警察庁内に目立たぬように設けられた諜報課は
通称「オメガ」と呼ばれている。
そこには、警視庁や警察庁から
有能な捜査官が引き抜かれている。
他にも退職して隠れた企業へ転職している人材もいる。
北朝鮮からの高品質のアヘンが
中国に移送され純度の高い麻薬に
加工されていることがわかってきた。
それの3つの施設を
それぞれ一人で破壊していく。
2025年1月28日火曜日
010(2317) 電柱鳥類学:2025.01.28
三上修著「電柱鳥類学 スズメはどこに止まってる?」
を読んだ。
鳥類の研究者が
電柱や電線に止まる鳥類を研究したものである。
電柱、電線が新しい環境で
鳥類の生活圏に登場している。
今後、地下への埋設が進むと
この環境は来ていくだろう。
また著者の研究も
一般化ができないので難しいものがありそうだ。
しかし、マニアックで面白いものであった。
2025年1月26日日曜日
009(2316) まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書:2025.01.26
阿部幸大著「まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書」
を読んだ。
評判の本だが、多数書いている人間
査読をしている側からすると
そこまで考えていない。
初学者のテクニックとしていいのかもしれない。
著書の後半、なぜ研究をするのか
それを各自が見出すことこそが重要であろう。
それを見つけ出すことが重要である。
自然科学の研究、少なくとも私は、
まずテーマありきである。
テーマに基づいてデータ収集に入る。
それをまとめているうちに
好奇心で次々とテーマが連鎖していく。
そんな研究スタイルになっている。
あまり参考にはならなかった。
2025年1月25日土曜日
008(2315) 東大理三の悪魔:2025.01.25
幸村百理男著「東大理三の悪魔」
を読んだ。
東大理三の人物たちが登場しているが、
だれもが一時代の
ぐうたらな当たり前の大学生の
生活をしている者たちである。
そんな中、東大理三の人たちが驚く
とんでもない天才がいることを知る。
主人公がその天才と接点を持ち、
そこから不思議な世界へと入っていく。
なかなかおもしろい内容であった。
三部作なので次も読んでいこう。