地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
麻野涼著「移民の譜 東京・サンパウロ殺人交」を読んだ。日系移民にかかわる物語である。ブラジルとドミニカ移民、戦前と戦後すぐの移民、そして1980年代(現在として)の両国の記者たちが殺人事件を追いかけていく。そこから戦後の大きな詐欺事件が明らかになっていく。