地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
山本一力著「ジョン・マン 3 望郷編」を読んだ。ついに3年間の漁を終えてジョン・ハウランド号は、ニューベッドフォード港にたどり着く。港で、万次郎のこれまでの航海の回想と、土佐での徳左衛門が5人の生存を信じての行動が描写される。この巻は、時間的には行き来する断片的な回想が綴られる。