地質学と科学教育、そして哲学に興味を持った私がつれづれなるままに読んだ本を記録しています。
西條奈加著「秋葉原先留交番ゆうれい付き」を読んだ。デブのオタク警官、長身のイケメン警官、そして足だけの幽霊。オタクだが東大卒の切れ者。イケメンだが頭が少々足りない。幽霊は生きていたときは美人だが足だけでコミュケーションが困難。三者が秋葉原の交番を舞台に次々と起こる事件を解決していく。三者の個性と幽霊の過去が少しずつ明らかになっていく連作ミステリーである。