森博嗣著「四季 秋」
(ISBN4-06-182353-1 C0293)
を読んだ。
4部作の3巻である。
四季が姿を消しているころ話である。
犀川と西園寺が登場する話して、
犀川の親がでてくる。
その関連の登場人物もでてくる。
他の作品が複雑に絡み合っている。
やはり不思議な作品である。
2009年6月5日金曜日
56(509) 四季 夏: 2009.06.05
森博嗣著「四季 夏」
(ISBN4-06-182339-6 C0293)
を読んだ。
4部作の2巻である。
四季の15歳のころ話である。
彼の作品のシリーズの
さまざまな登場人物が出てくる。
昔読んでいてたもので、
間が空いたので、
その関連がよく分からなくなっている。
まあ、不思議な小説である。
(ISBN4-06-182339-6 C0293)
を読んだ。
4部作の2巻である。
四季の15歳のころ話である。
彼の作品のシリーズの
さまざまな登場人物が出てくる。
昔読んでいてたもので、
間が空いたので、
その関連がよく分からなくなっている。
まあ、不思議な小説である。
2009年6月2日火曜日
55(508) 鍬と宇宙船:No. 2923 2009.06.02
秋山豊寛著「鍬と宇宙船」
(ISBN978-4-270-00270-4 C0095)
を読んだ。
農業をしている秋山氏の文章は、
説得力がある。
日本最初の宇宙飛行士として、
知名度がある秋山氏が、
農業をしている。
その意味を十分理解すべきなのだろう。
彼がのどかな田園風景と農作業を語りながら、
ちりばめられる風刺、批判、考えは、
傾聴すべきものがある。
なにより実践的に生きていることに
説得力がある。
彼の動向には今後も注目が必要だ。
(ISBN978-4-270-00270-4 C0095)
を読んだ。
農業をしている秋山氏の文章は、
説得力がある。
日本最初の宇宙飛行士として、
知名度がある秋山氏が、
農業をしている。
その意味を十分理解すべきなのだろう。
彼がのどかな田園風景と農作業を語りながら、
ちりばめられる風刺、批判、考えは、
傾聴すべきものがある。
なにより実践的に生きていることに
説得力がある。
彼の動向には今後も注目が必要だ。
54(507) パンデミック 追跡者: 2009.06.02
外岡立人著「パンデミック 追跡者」
(ISBN978-4-903970-30-1 C0093)
を読んだ。
前作に続いて、読んだ。
内容が2つに分かれている。
その連続関係が理解しにくい。
今回は、1H5Nの強毒性のウイルスが
日本の離島で発生したのを
どう食い止めるか、その対策は・・・
というストーリーである。
内容の甘さは感じるのだが、
現実味があり引き込まれた。
(ISBN978-4-903970-30-1 C0093)
を読んだ。
前作に続いて、読んだ。
内容が2つに分かれている。
その連続関係が理解しにくい。
今回は、1H5Nの強毒性のウイルスが
日本の離島で発生したのを
どう食い止めるか、その対策は・・・
というストーリーである。
内容の甘さは感じるのだが、
現実味があり引き込まれた。
2009年5月30日土曜日
53(506) 天使と悪魔: 2009.05.30
ダン・ブラウン著「天使と悪魔」
(上:ISBN978-4-04-295501-6 C0197
中:ISBN978-4-04-295507-8 C0197
下:ISBN978-4-04-295502-3 C0197)
を読んだ。
網走の列車の往復で読んだ。
映画で見たダ・ヴィンチ・コードより前に書かれ、
時間的にも、設定的にも前の話である。
科学と宗教、西洋の科学者とキリスト教
との確執が、テーマとなっている。
書くがとしては、
ガリレオやミケランジェロなどの科学者、
CERNの施設や研究者、技術なども出てくる。
壮大な話だが、舞台の大半は、
バチカン市国とその周辺の
ローマの名所で繰り広げられる。
ローマやバチカンを訪れた人には
思い出深いところだろう。
そこが殺人事件の現場となる。
過去の著名な科学者の秘密結社と、
教会との戦いの秘密を探るという、
いろいろな楽しみがあるだろう。
なかなか面白い小説であった。
(上:ISBN978-4-04-295501-6 C0197
中:ISBN978-4-04-295507-8 C0197
下:ISBN978-4-04-295502-3 C0197)
を読んだ。
網走の列車の往復で読んだ。
映画で見たダ・ヴィンチ・コードより前に書かれ、
時間的にも、設定的にも前の話である。
科学と宗教、西洋の科学者とキリスト教
との確執が、テーマとなっている。
書くがとしては、
ガリレオやミケランジェロなどの科学者、
CERNの施設や研究者、技術なども出てくる。
壮大な話だが、舞台の大半は、
バチカン市国とその周辺の
ローマの名所で繰り広げられる。
ローマやバチカンを訪れた人には
思い出深いところだろう。
そこが殺人事件の現場となる。
過去の著名な科学者の秘密結社と、
教会との戦いの秘密を探るという、
いろいろな楽しみがあるだろう。
なかなか面白い小説であった。
2009年5月23日土曜日
52(505) 四季春: 2009.05.23
森博嗣著「四季春」
(ISBN4-06-182333-7 C0293)
を読んだ。
デビュー作「すべてはFになる」に
登場した真賀田四季という天才科学者の
生い立ちが描かれたものだ。
4部作の最初ものである。
余りに詩的で、ストーリーが追いにくい。
意図的にこのような書き方をしているのであろうが、
新人がこの作品を提示したのであれば、
きっと独善的過ぎるといわれるような
描き方である。
しかし、森氏ほど実績をつむと、
読者が以前の作品や作風を理解していて、
以前の魅力的な人物の登場を、
好意的に解釈して、
この詩的世界を歓迎するだろう。
私は、久しぶりに読んだので、
戸惑い、理解しづらく感じながら読んだ。
でも、引き込まれる魅力があるのは確かだ。
(ISBN4-06-182333-7 C0293)
を読んだ。
デビュー作「すべてはFになる」に
登場した真賀田四季という天才科学者の
生い立ちが描かれたものだ。
4部作の最初ものである。
余りに詩的で、ストーリーが追いにくい。
意図的にこのような書き方をしているのであろうが、
新人がこの作品を提示したのであれば、
きっと独善的過ぎるといわれるような
描き方である。
しかし、森氏ほど実績をつむと、
読者が以前の作品や作風を理解していて、
以前の魅力的な人物の登場を、
好意的に解釈して、
この詩的世界を歓迎するだろう。
私は、久しぶりに読んだので、
戸惑い、理解しづらく感じながら読んだ。
でも、引き込まれる魅力があるのは確かだ。
2009年5月20日水曜日
51(504) シャーロック・ホームズ 賢者の石: 2009.05.20
五十嵐貴久著「シャーロック・ホームズ 賢者の石」
(ISBN978-4-33407656-6 C0293)
を読んだ。
五十嵐氏の本はいろいろなタイプの
小説を書いている。
今回はシャーロック・ホームズものを書いた。
なかなか面白い小説である。
しかし、短編が4つなので、
少々物足りない気がする。
五十嵐氏の小説は、
いつもこの物足りなさがする。
なぜか分からない。
ただし、面白い。
(ISBN978-4-33407656-6 C0293)
を読んだ。
五十嵐氏の本はいろいろなタイプの
小説を書いている。
今回はシャーロック・ホームズものを書いた。
なかなか面白い小説である。
しかし、短編が4つなので、
少々物足りない気がする。
五十嵐氏の小説は、
いつもこの物足りなさがする。
なぜか分からない。
ただし、面白い。
2009年5月14日木曜日
50(503) パンデミック追跡者: 2009.05.14
外岡立人著「パンデミック追跡者」
(ISBN978-4-90397023-3 C0093)
を読んだ。
なかなか面白い話だが、
いくつもはしょられたところがあって、
もう少し詳しいストーリーが語れたほうが
面白い気がする。
でも、新型インフルエンザの恐怖と
現実味が味わえる小説であった。
(ISBN978-4-90397023-3 C0093)
を読んだ。
なかなか面白い話だが、
いくつもはしょられたところがあって、
もう少し詳しいストーリーが語れたほうが
面白い気がする。
でも、新型インフルエンザの恐怖と
現実味が味わえる小説であった。
2009年5月8日金曜日
49(502) 時間の分子生物学: 2009.05.08
粂和彦著「時間の分子生物学」
(ISBN4-06-149689-1 C0245)
を読んだ。
時間を定めている体内の
分子生物学的仕組みと
それが睡眠と関係があることがわかってきた。
非常に先端に属する研究が紹介されている。
分子生物学的な手法が
いろいろ紹介されている。
なかなか面白い内容である。
私が知りたい内容ではなかったが、
でも、分子生物学的な時間の刻み方の
概要が分かった。
(ISBN4-06-149689-1 C0245)
を読んだ。
時間を定めている体内の
分子生物学的仕組みと
それが睡眠と関係があることがわかってきた。
非常に先端に属する研究が紹介されている。
分子生物学的な手法が
いろいろ紹介されている。
なかなか面白い内容である。
私が知りたい内容ではなかったが、
でも、分子生物学的な時間の刻み方の
概要が分かった。
2009年5月4日月曜日
48(501) 理性の限界: 2009.05.04
高橋昌一郎著「理性の限界」
(ISBN978-4-060287948-4 C0210)
を読んだ。
高橋氏の書く本は面白い。
今回は、タイトルどおり、
社会科学のアロウの不可能性定理、
自然科学のハイゼンベルグの不確定性原理、
数学、論理学、認知における不完全性定理
から理性の限界を示そうとするものである。
いろいろな肩書きの登場人物が
シンポジウムで発言するという形式をとっている。
そのような形式で、会社員や大学生が登場して
質問するのでわかりやすい内容となっている。
(ISBN978-4-060287948-4 C0210)
を読んだ。
高橋氏の書く本は面白い。
今回は、タイトルどおり、
社会科学のアロウの不可能性定理、
自然科学のハイゼンベルグの不確定性原理、
数学、論理学、認知における不完全性定理
から理性の限界を示そうとするものである。
いろいろな肩書きの登場人物が
シンポジウムで発言するという形式をとっている。
そのような形式で、会社員や大学生が登場して
質問するのでわかりやすい内容となっている。
2009年4月28日火曜日
47(500) 進化論の5つの謎: 2009.04.28
舟木亨著「進化論の5つの謎」
(ISBN978-4-480-68787-6 C0245)
を読んだ。
面白い本である。
哲学者が生物、生命、進化を語ると
こうなるかと思わせる本であった。
私はこれの地質学版を
つくり上げたいと常々思っている。
その歩みは遅々として進まない。
しかし、この本がいい目標となった。
(ISBN978-4-480-68787-6 C0245)
を読んだ。
面白い本である。
哲学者が生物、生命、進化を語ると
こうなるかと思わせる本であった。
私はこれの地質学版を
つくり上げたいと常々思っている。
その歩みは遅々として進まない。
しかし、この本がいい目標となった。
2009年4月24日金曜日
46(499) Google Earthでみる地球の歴史: 2009.04.24
後藤和久著「Google Earthでみる地球の歴史」
(ISBN978-4-00-005489-6 C0344)
を読んだ。
GoogleEarthはいろいろなところで書かれている。
また、衛星からみた地質地形も
私が以前からやっていることである。
なぜ、いまこの程度の内容が本になるのか。
少々不思議な気がする。
価格も1500円もする。
新書にしては高い。
発行部数が少ないからだろうか。
それともカラー印刷だからか。
(ISBN978-4-00-005489-6 C0344)
を読んだ。
GoogleEarthはいろいろなところで書かれている。
また、衛星からみた地質地形も
私が以前からやっていることである。
なぜ、いまこの程度の内容が本になるのか。
少々不思議な気がする。
価格も1500円もする。
新書にしては高い。
発行部数が少ないからだろうか。
それともカラー印刷だからか。
2009年4月23日木曜日
45(498) アフガンの風:No. 2832 2009.04.23
高嶋哲夫著「アフガンの風」
(ISBN4-334-92382-8 C0093)
を読んだ。
政治や資本家などの思惑が、
アフガンの政情や紛争を左右している。
その生々しさを臨場感をもって描いている。
著者現地に行ったことがないと思うが、
戦争の悲惨さが伝わってくる作品であった。
(ISBN4-334-92382-8 C0093)
を読んだ。
政治や資本家などの思惑が、
アフガンの政情や紛争を左右している。
その生々しさを臨場感をもって描いている。
著者現地に行ったことがないと思うが、
戦争の悲惨さが伝わってくる作品であった。
2009年4月15日水曜日
44(497) メタルカラー列伝 鉄: 2009.04.15
山根一眞著「メタルカラー列伝 鉄」
(isbn978-4-09-379430-5 c0095)
を読んだ。
鉄を中心としたメタルカラーの対談である。
その中心は北九州の人たちである。
技術者たちの熟練工たる所以、
その道のり、そしてなしていることが、
鉄を中心に語られる。
なかなか面白いものであった。
(isbn978-4-09-379430-5 c0095)
を読んだ。
鉄を中心としたメタルカラーの対談である。
その中心は北九州の人たちである。
技術者たちの熟練工たる所以、
その道のり、そしてなしていることが、
鉄を中心に語られる。
なかなか面白いものであった。
2009年4月13日月曜日
43(496) 「分かりやすい教え方」の技術: 2009.04.13
藤沢晃治著「「分かりやすい教え方」の技術」
(ISBN978-4-06-257623-9 C0240)
を読んだ。
耳が痛いことがいろいろ書かれていた。
私にも改善すべき点が
いくつか心当たりがあった。
しかし、どう改善していけば
いいかが問題である。
今まで作り上げてきたものを
大きく修正しなけばならない。
それが重要であるが、
一気には難しいが、
こつこつとやっていくしなかいのだろう。
(ISBN978-4-06-257623-9 C0240)
を読んだ。
耳が痛いことがいろいろ書かれていた。
私にも改善すべき点が
いくつか心当たりがあった。
しかし、どう改善していけば
いいかが問題である。
今まで作り上げてきたものを
大きく修正しなけばならない。
それが重要であるが、
一気には難しいが、
こつこつとやっていくしなかいのだろう。
2009年4月7日火曜日
42(495) メタルカラー列伝:No. 2818 2009.04.07
山根一眞著「メタルカラー列伝 ”トヨタ世界一時代”の日本力」
(ISBN978-4-09-379429-9 C0095)
を読んだ。
トヨタを中心としたものづくりをしている人たちの
インタビュー をまとめたものだ。
残念ながら雑誌連載は終わったようだ。
私は、初期のころから単行本を読んでいた。
17年、700回以上も続いたようだ。
今後は、単行本で週刊誌で公表されたもので
単行本に掲載されてない残り記事と
新たなインタビューを加えた単行本の発行を
主にするようだ。
現場で働く人々の苦労とその達成感を感じることができる。
ものづくりのよさを伝える大切な仕事だと思う。
(ISBN978-4-09-379429-9 C0095)
を読んだ。
トヨタを中心としたものづくりをしている人たちの
インタビュー をまとめたものだ。
残念ながら雑誌連載は終わったようだ。
私は、初期のころから単行本を読んでいた。
17年、700回以上も続いたようだ。
今後は、単行本で週刊誌で公表されたもので
単行本に掲載されてない残り記事と
新たなインタビューを加えた単行本の発行を
主にするようだ。
現場で働く人々の苦労とその達成感を感じることができる。
ものづくりのよさを伝える大切な仕事だと思う。
2009年4月4日土曜日
41(494) 富士山大噴火が迫っている!: 2009.04.05
小山真人著「富士山大噴火が迫っている!」
(ISBN978-4-7741-3706-3 C3044)
を読んだ。
富士山の噴火の歴史と今後の危険性を書いたものだ。
富士山のハザードマップを作成するに当たり、
いろいろな問題があったことが
はっきりと書かれている。
以前は富士山が身近にあったところにすんでいた。
今では、富士山を間近に見ることができない。
富士山の噴火や東海地震の恐怖からは
逃れられた安心感はある。
だが、日本列島で地震と火山の危険からは
逃れられないのだ。
富士山に関する本を何冊か読んだが、
だいたいネタが尽きてきたようだ。
(ISBN978-4-7741-3706-3 C3044)
を読んだ。
富士山の噴火の歴史と今後の危険性を書いたものだ。
富士山のハザードマップを作成するに当たり、
いろいろな問題があったことが
はっきりと書かれている。
以前は富士山が身近にあったところにすんでいた。
今では、富士山を間近に見ることができない。
富士山の噴火や東海地震の恐怖からは
逃れられた安心感はある。
だが、日本列島で地震と火山の危険からは
逃れられないのだ。
富士山に関する本を何冊か読んだが、
だいたいネタが尽きてきたようだ。
40(493) 理系バカと文系バカ: 2009.04.05
竹内薫著「理系バカと文系バカ」
(ISBN978-4-569-70643-6 C0230)
を読んだ。
文系と理系の違や特徴を示し、
分離融合が理想を説くもの。
この本の主張は、
スノーの「二つの文化」が源流にある。
いろいろな視点での二つの文化について議論している。
なかなか面白いが、
著者が出演しているテレビ番組に
話がたびたび及ぶのは興ざめである。
もう少し、淡々と「客観的」に進めてもらいたかった。
(ISBN978-4-569-70643-6 C0230)
を読んだ。
文系と理系の違や特徴を示し、
分離融合が理想を説くもの。
この本の主張は、
スノーの「二つの文化」が源流にある。
いろいろな視点での二つの文化について議論している。
なかなか面白いが、
著者が出演しているテレビ番組に
話がたびたび及ぶのは興ざめである。
もう少し、淡々と「客観的」に進めてもらいたかった。
39(492) マンガホーキング入門: 2009.04.05
J.P.マッケボイ著「マンガホーキング入門」
(ISBN4-06-257499-3 C0242)
を読んだ。
マンガという表現に騙されてはいけない。
ホーキングの業績を専門家以外の人に
きっちりと伝える努力をした本である。
本人にも取材している。
ホーキングの業績とその意義を知るために
いい本であった。
(ISBN4-06-257499-3 C0242)
を読んだ。
マンガという表現に騙されてはいけない。
ホーキングの業績を専門家以外の人に
きっちりと伝える努力をした本である。
本人にも取材している。
ホーキングの業績とその意義を知るために
いい本であった。
2009年3月24日火曜日
38(491) 四国八十八ヶ所: 2009.03.24
石川文洋著「四国八十八ヶ所」
(ISBN978-4-00-431151-5 C0272)
を読んだ。
70歳近い戦場カメラマンが
四国の八十八ヶ所を写真を撮りながら
歩いた記録である。
淡々と旅行記を写真を交えて
記録されている。
4回に分けて回られてたのだが、
心臓発作によって、
生死の間をさまよいながらも、
巡礼を続けられた。
私も八十八ヶ所めぐりを
定年後やってみたいのだが、
いつになることやら。
本当に実現できるのだろうか。
(ISBN978-4-00-431151-5 C0272)
を読んだ。
70歳近い戦場カメラマンが
四国の八十八ヶ所を写真を撮りながら
歩いた記録である。
淡々と旅行記を写真を交えて
記録されている。
4回に分けて回られてたのだが、
心臓発作によって、
生死の間をさまよいながらも、
巡礼を続けられた。
私も八十八ヶ所めぐりを
定年後やってみたいのだが、
いつになることやら。
本当に実現できるのだろうか。
2009年3月22日日曜日
37(490) ニッポンの恐竜: 2009.03.22
笹沢教一著「ニッポンの恐竜」
(ISBN978-4-08-720483-4 C0245)
を読んだ。
日本の恐竜や爬虫類化石に関する
歴史あるいはドキュメントである。
日本の恐竜にはいくつか話題になり、
歴史から消えたもの。
なかなか記載論文が発表されずに、
最近発表されたもの。
いろいろ歴史の裏に隠れていることもがある。
そしてこの本で語られた生物学者には
私も知っている人も盗聴している。
なかなか興味深い本であった。
(ISBN978-4-08-720483-4 C0245)
を読んだ。
日本の恐竜や爬虫類化石に関する
歴史あるいはドキュメントである。
日本の恐竜にはいくつか話題になり、
歴史から消えたもの。
なかなか記載論文が発表されずに、
最近発表されたもの。
いろいろ歴史の裏に隠れていることもがある。
そしてこの本で語られた生物学者には
私も知っている人も盗聴している。
なかなか興味深い本であった。
2009年3月19日木曜日
36(489) アストロバイオロジー: 2009.03.19
小林憲正著「アストロバイオロジー」
(ISBN978-4-00-007487-2 C0344)
を読んだ。
生物学が地球生物がであるのに対し、
宇宙生物学が必要だというのは、
同感である。
私も講義や、エッセイでも書いてきたことである。
宇宙生物学とは別の分野があるので、
紛らわしさをなくすために、
アストロバイオロジーという名称で
呼ぼうという。
そのためにこのような書名になったのである。
内容的には、ほぼホローしていたことでったが、
分子合成の現状や
他天体の生命存在の可能性、
また生物防護や宇宙検疫などの考えなどは、
なかなか面白かった。
(ISBN978-4-00-007487-2 C0344)
を読んだ。
生物学が地球生物がであるのに対し、
宇宙生物学が必要だというのは、
同感である。
私も講義や、エッセイでも書いてきたことである。
宇宙生物学とは別の分野があるので、
紛らわしさをなくすために、
アストロバイオロジーという名称で
呼ぼうという。
そのためにこのような書名になったのである。
内容的には、ほぼホローしていたことでったが、
分子合成の現状や
他天体の生命存在の可能性、
また生物防護や宇宙検疫などの考えなどは、
なかなか面白かった。
2009年3月18日水曜日
35(488) 超高速右脳読書法: 2009.03.18
中谷彰浩著「超高速右脳読書法」
(ISBN4-478-70274-8 C0012)
を読んだ。
軽い内容であり、
右脳読書の利点、
左脳読書の欠点、
本読む人の利点。
読まない人の欠点などを
つぎつぎと羅列されている本である。
流し読み。
(ISBN4-478-70274-8 C0012)
を読んだ。
軽い内容であり、
右脳読書の利点、
左脳読書の欠点、
本読む人の利点。
読まない人の欠点などを
つぎつぎと羅列されている本である。
流し読み。
34(487) 地学のツボ: 2009.03.18
鎌田浩毅著「地学のツボ」
(ISBN978-4-480-68804-0 C0244)
を読んだ。
鎌田氏が、教養の講義としておこなっている
内容をまとまたそうだ。
ほぼ知っている内容であり、
私にとっては新鮮な部分はなかった。
そのため、走り読みをした。
(ISBN978-4-480-68804-0 C0244)
を読んだ。
鎌田氏が、教養の講義としておこなっている
内容をまとまたそうだ。
ほぼ知っている内容であり、
私にとっては新鮮な部分はなかった。
そのため、走り読みをした。
2009年3月17日火曜日
33(486) ホワイトハウスの記憶速読術: 2009.03.17
斎藤英治著「ホワイトハウスの記憶速読術」
(ISBN4-575-15303-6 C0295)
を読んだ。
速読といいながら、
その技術については
どこにも書いてあるようなものが書かれていた。
新規性、独創性がない。
そしで著者自身の速読の実践方法が
あまりほめられたものでもないし、
役に立つものではない。
なんとなく自己満足な内容にみえた。
内容に重複が多、あまりためにならなかった。
しかし、読み流さずに
しっかり読んでしまったのが
残念に思える。
(ISBN4-575-15303-6 C0295)
を読んだ。
速読といいながら、
その技術については
どこにも書いてあるようなものが書かれていた。
新規性、独創性がない。
そしで著者自身の速読の実践方法が
あまりほめられたものでもないし、
役に立つものではない。
なんとなく自己満足な内容にみえた。
内容に重複が多、あまりためにならなかった。
しかし、読み流さずに
しっかり読んでしまったのが
残念に思える。
2009年3月15日日曜日
32(485) 珊瑚朗先生無頼控: 2009.03.15
竹内真著「シチュエーションパズルの攻防
珊瑚朗先生無頼控」
(ISBN978-4-488-02527-4 C0093)
を読んだ。
安楽椅子探偵のパターンの
短編ミステリー集である。
ただし大小説家の珊瑚朗先生は
安楽椅子に座って
謎を解くのではなく
銀座のバーのソファで
女の子をはべらせながら
酒を飲んで謎を解いていく。
そしてその謎解きには、
いくつものドンでん返しがある。
なかなか面白い話であった。
珊瑚朗先生無頼控」
(ISBN978-4-488-02527-4 C0093)
を読んだ。
安楽椅子探偵のパターンの
短編ミステリー集である。
ただし大小説家の珊瑚朗先生は
安楽椅子に座って
謎を解くのではなく
銀座のバーのソファで
女の子をはべらせながら
酒を飲んで謎を解いていく。
そしてその謎解きには、
いくつものドンでん返しがある。
なかなか面白い話であった。
2009年3月12日木曜日
31(484) 真夏の島の夢: 2009.03.12
竹内真著「真夏の島の夢」
(ISBN4-7584-1026-7 C0093)
を読んだ。
瀬戸内海の小さな島を舞台にした、
缶詰作家と従兄弟の秘書、
コメディ劇団の4名の若者、
島の老人たちが織り成す物語である。
いくつもストーリが絡み合いながら
進行する。
そして島の産廃問題で収斂していく。
なかなか面白い話である。
(ISBN4-7584-1026-7 C0093)
を読んだ。
瀬戸内海の小さな島を舞台にした、
缶詰作家と従兄弟の秘書、
コメディ劇団の4名の若者、
島の老人たちが織り成す物語である。
いくつもストーリが絡み合いながら
進行する。
そして島の産廃問題で収斂していく。
なかなか面白い話である。
2009年3月11日水曜日
30(483) 大人の時間はなぜ短いのか: 2009.03.11
一川誠著「大人の時間はなぜ短いのか」
(ISBN978-4-08-720460-5 C0240)
を読んだ。
表題の通り、大人は時間の経過を短く感じる。
その原因を、認知心理学に基づいて検討したものだ。
本書では、いくつかの原因を挙げていたが、
決定的なものがまだ見つかっていないようだ。
私は、現在時間に興味を持っているが、
そのヒントがありそうだ。
(ISBN978-4-08-720460-5 C0240)
を読んだ。
表題の通り、大人は時間の経過を短く感じる。
その原因を、認知心理学に基づいて検討したものだ。
本書では、いくつかの原因を挙げていたが、
決定的なものがまだ見つかっていないようだ。
私は、現在時間に興味を持っているが、
そのヒントがありそうだ。
2009年3月9日月曜日
29(482) 賢者のデジタル: 2009.03.09
山根一眞著「賢者のデジタル」
(ISBN978-4-8387-1742-2 C2055)
を読んだ。
考えると、久しぶりの山根氏の本だ。
数日前に、そういえばメタルカラーシリーズが
どうなっているかというのを思いついて
アマゾンでみてみた。
すると何冊かのシリーズが
出版されているのがわかり注文した。
その他にも、この本を見つけたので、購入した。
2007年に出版された本で、
記事としては、1997年ころのものもある。
しかし、山根氏が新陳代謝の早いデジタル情報で
古くても残す価値がありとしたものである。
懐かしい思いをしながら、私は読んだ。
私は、山根氏のように最新装置に飛びつけないし、
技術が枯れて落ち着くまでじっくり待つタイプである。
また、落ち着くと価格も安くなる。
そんな自分との違いにも思いを馳せた。
(ISBN978-4-8387-1742-2 C2055)
を読んだ。
考えると、久しぶりの山根氏の本だ。
数日前に、そういえばメタルカラーシリーズが
どうなっているかというのを思いついて
アマゾンでみてみた。
すると何冊かのシリーズが
出版されているのがわかり注文した。
その他にも、この本を見つけたので、購入した。
2007年に出版された本で、
記事としては、1997年ころのものもある。
しかし、山根氏が新陳代謝の早いデジタル情報で
古くても残す価値がありとしたものである。
懐かしい思いをしながら、私は読んだ。
私は、山根氏のように最新装置に飛びつけないし、
技術が枯れて落ち着くまでじっくり待つタイプである。
また、落ち着くと価格も安くなる。
そんな自分との違いにも思いを馳せた。
2009年3月8日日曜日
28(481) 仮説力: 2009.03.08
竹内薫著「仮説力」
(ISBN978-4-534-04177-7 C0040)
を読んだ。
科学における仮説の役割を書き、
それをビジネスにも適応できるという趣旨の本である。
少々無理がある。
竹内氏は仮説に関する書籍でヒットを出したが、
少々似たものを狙いすぎたようだ。
(ISBN978-4-534-04177-7 C0040)
を読んだ。
科学における仮説の役割を書き、
それをビジネスにも適応できるという趣旨の本である。
少々無理がある。
竹内氏は仮説に関する書籍でヒットを出したが、
少々似たものを狙いすぎたようだ。
2009年3月6日金曜日
27(480) レバレッジ・シンキング: 2009.03.06
本田直之著「レバレッジ・シンキング」
(ISBN978-4-492-04280-9 C0034)を読んだ。
前著レバレッジ・リーディングに通じるものである。
要約した内容で、すらすら読める。
逆に言うと深みがない。
ビジネス書とはこんなものだろうか。
いっていることは重要なことだが、
ビジネスマン以外の職種には通じないこともある気がする。
(ISBN978-4-492-04280-9 C0034)を読んだ。
前著レバレッジ・リーディングに通じるものである。
要約した内容で、すらすら読める。
逆に言うと深みがない。
ビジネス書とはこんなものだろうか。
いっていることは重要なことだが、
ビジネスマン以外の職種には通じないこともある気がする。
26(479) 破局噴火: 2009.03.06
高橋正樹著「破局噴火-秒読みに入った人類壊滅の日-」
(ISBN978-4-396-11126-7 C0244)
を読んだ。
火山噴火には、通常の噴火のほかに、
破局的噴火がある。
そのような破局噴火を人類は経験しているはずだが、
記録に残すような時代には起こらなかった。
しかし、地質学的研究から、
そのような噴火は、
日本では7000年に一度ほど起こる。
世界では頻度は少ないが、
それより大規模な噴火が起こる。
そんな危険性を火山学者の立場から
指摘したものである。
破局のシナリオがいくつか記述されているが、
少々フィクションに過ぎるような気がする。
そこが少し残念であった。
(ISBN978-4-396-11126-7 C0244)
を読んだ。
火山噴火には、通常の噴火のほかに、
破局的噴火がある。
そのような破局噴火を人類は経験しているはずだが、
記録に残すような時代には起こらなかった。
しかし、地質学的研究から、
そのような噴火は、
日本では7000年に一度ほど起こる。
世界では頻度は少ないが、
それより大規模な噴火が起こる。
そんな危険性を火山学者の立場から
指摘したものである。
破局のシナリオがいくつか記述されているが、
少々フィクションに過ぎるような気がする。
そこが少し残念であった。
2009年3月5日木曜日
25(478) iPodをつくった男: 2009.03.05
大谷和利著「iPodをつくった男」
(ISBN978-4-7561-5096-7 C1234)を読んだ。
久々に大谷氏の文章を読んだ。
以前は、パソコン雑誌、特にアップルやマックに関する記事を
多数読んだ記憶がある。
私もマックを持っていたこともあるが、
いまではWindowsのユーザーである。
スティーブン・ジョブスの逸話が書かれている。
この本を読んでいると、AppleやMacに魅力を感じてしまう。
今では、Windowsでしか使えないソフトがあり、
それが仕事の上で重要な役割をはたしている。
そのため、Macにはどんなに魅力があっても、
移行できない事情もある。
ただし、iTunesやiPodを所有している。
他のMP3のプレイヤーには移れない。
(ISBN978-4-7561-5096-7 C1234)を読んだ。
久々に大谷氏の文章を読んだ。
以前は、パソコン雑誌、特にアップルやマックに関する記事を
多数読んだ記憶がある。
私もマックを持っていたこともあるが、
いまではWindowsのユーザーである。
スティーブン・ジョブスの逸話が書かれている。
この本を読んでいると、AppleやMacに魅力を感じてしまう。
今では、Windowsでしか使えないソフトがあり、
それが仕事の上で重要な役割をはたしている。
そのため、Macにはどんなに魅力があっても、
移行できない事情もある。
ただし、iTunesやiPodを所有している。
他のMP3のプレイヤーには移れない。
2009年3月4日水曜日
24(477) レバレッジ・リーディング: 2009.03.04
本田直之著「レバレッジ・リーディング」
(ISBN4-492-04269-5 C0034)
を読んだ。
必要な箇所だけを見つけ出して短時間に読み取ること、
そしてそこから学ぶべきことをメモして、
自分の日常生活に反映させること
が主眼である。
内容にかなり重複があり、
読みづらくなっている。
しかし、いいたいことは単純である。
(ISBN4-492-04269-5 C0034)
を読んだ。
必要な箇所だけを見つけ出して短時間に読み取ること、
そしてそこから学ぶべきことをメモして、
自分の日常生活に反映させること
が主眼である。
内容にかなり重複があり、
読みづらくなっている。
しかし、いいたいことは単純である。
2009年3月3日火曜日
23(476) 動的平衡: 2009.03.03
福岡伸一著「動的平衡」(ISBN978 4 86324 012 4 C0045)を読んだ。
福岡氏一流の書き方である。
そして一貫して主張している
動的平衡が生命の根源であるという内容である。
雑誌に連載していたコラムをまとめたようで、
内容としては、今までの著書と重複がある。
でも、いわんとしていることは伝わった。
福岡氏一流の書き方である。
そして一貫して主張している
動的平衡が生命の根源であるという内容である。
雑誌に連載していたコラムをまとめたようで、
内容としては、今までの著書と重複がある。
でも、いわんとしていることは伝わった。
2009年3月1日日曜日
22(475) 無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法: 2009.03.01
勝間和代著「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」
(ISBN978-4-88759-544-6 C0030)
を読んだ。
一昨日ついた本を昨日一日で読めた。
分量がそれほどないため、
すんなりと読めた。
勉強の目標を定め、
それに向かって投資と
努力の方法を示したものだ。
前に読んだ本と基本的に同じ主張であった。
2009年2月28日土曜日
21(467) ビールボーイズ: 2009.02.28
竹内真著「ビールボーイズ」
(ISBN978-4-488-02399-7 C0093)
を読んだ。
北海道出身の4名(実際には5名)の主人公が
12歳から30歳までに10回に及ぶ
ビール祭りを開催しているとして話が展開される。
5名が登場するのは最後の1回だけである。
主人公の4名がそろうのは、
第1回と第10回のときだけであるが、
それぞれの近況は語り合いながら紹介されていく。
それぞれの希望、社会での生き方、
どこで暮らすかなどが変化しながら、
ビール祭りは繰り広げられる。
これを読んでいると、
冷えたうまいビールが飲みたくなる。
2009年2月27日金曜日
20(466) 日本の自然3 日本の川: 2009.02.27
坂口豊、高橋裕、大森博雄著「日本の自然3 日本の川」
(ISBN4-00-007673-6 C0344)
を読んだ。
日本の川を概観したものである。
各地の川の代表てきなものの記載がされている。
私は、日本の川の概論と
石狩川について拾い読みをした。
マインドマップを書いてみた。
2009年2月26日木曜日
19(465) スピード読書術: 2009.02.26
宇都出雅辰巳著「スピード読書術」
(978-4-492-04313-4 C0034)
を読んだ。
1時間少々で読める程度の本であった。
速読の話より、
なぜ本を読むかということであった。
あまり参考にならないものであった。
2009年2月25日水曜日
18(464) 粗忽拳銃: 2009.02.25
竹内真著「粗忽拳銃」
(ISBN4-08-774449-3 C0093)
を読んだ。
落語家とその仲間の物語である。
映画監督を目指す若者、
俳優を目指す若者、
ノンフィクションライターを目指す女性
彼ら4人が、拳銃を拾ったことから物語がはじまる。
なかなか設定が変わっているが
リアリティがある物語だ。
落語の話の展開に関わっているところが面白い。
2009年2月23日月曜日
17(463) 速読の科学: 2009.02.23
佐々木豊文著「速読の科学」
(ISBN4-334-06094-3 C0247)
を読んだ。
速読というのは
どうも胡散臭い気がしていた。
しかし、この本を読んで、
なんとなく納得することができた。
しかし、実際できるかどうか別問題である。
2009年2月21日土曜日
16(462) ここにないもの 新哲学対話: 2009.02.21
野矢茂樹著「ここにないもの 新哲学対話」
(ISBN4-479-39111-8 C0010)
を読んだ。
帯には哲学絵本と書かれている。
しかし、子供向けの本ではない。
大人にも難しい話題だ。
答えが出ないが、なにかがそこにあるテーマだ。
まさに、「ここにないもの」がテーマだ。
15(461) 風に桜の舞う道で: 2009.02.21
竹内真著「風に桜の舞う道で」
(ISBN978-4-10-129852-8 C0193)
を読んだ。
浪人時代の予備校の寮の仲間と、
その10年後の仲間の行方を巡って、
1年間の両者の話が平行して進む。
不思議な話の進行方法だが、
違和感なく読み進められた。
男たちの友情の青春物語だ。
2009年2月19日木曜日
14(460) 効率が10倍アップする 新・知的生産術: 2009.02.19
勝間和代著「効率が10倍アップする 新・知的生産術
-自分をグーグル化する方法-
(ISBN978-4-478-00203-2 C2034)
を読んだ。
勝間氏は勉強家であり、才女である。
そしてキャリアーを十分つけている人である。
バリバリのビジネスパーソンが
その生産術を紹介したものだ。
非常にアクティブに生きている人である。
しかしワークライフバランスをもって
楽しく生きていることが伝わる。
2009年2月15日日曜日
13(459) クーデター: 2009.02.15
楡周平著「クーデター」
(ISBN4-7966-1188-6 C0093)
を読んだ。
ある宗教団体がクーデターを起こす話である。
オーム真理教がモデルにあるような気がして読んだ。
クーデターは、ある程度の組織力、
財力、企画力があれば
案外簡単に起こせるような気がする。
しかし、たぶん政権が覆り、
クーデター政権が樹立されるには、
なかなか困難なことが予想できる。
そんないろいろなことを考えさせる小説であった。
2009年2月12日木曜日
12(458) クレイジー・ボーイス: 2009.02.12
楡周平著「クレイジー・ボーイス」
(ISBN978-4-04-873787-6 C0093)
を読んだ。
父が研究者で燃料電池に関する大発明をしたのだが、
その発明の特許を争う裁判をはじめた。
その父が殺害され、その犯人や陰謀がわかり、
子供がその組織に抵抗するという話である。
なかなか面白いストーリであった。
明らかに、中村修二をモデルにしている。
研究者の努力に対する企業のとるべき態度の
日米の違いを背景に示している。
2009年2月10日火曜日
11(457) プラチナタウン: 2009.02.10
楡周平著「プラチナタウン」
(ISBN978-4-396-63298-4 C0093)
を読んだ。
助成金でつくった
維持不可能なような箱物。
多額の赤字にあえぐ、
財政再建団体直前の地方都市。
そこがある奇抜なアイディアで
地方を復興させるというストーリである。
なかなか面白かった。
だたし、現実にこのようなアイディアを
実現できるかどうかは別問題だ。
2009年2月8日日曜日
10(456) スピカ:No. 2735 2009.02.08
高嶋哲夫著「スピカ」
(ISBN4-7966-1665-9 C0093)
を読んだ。
最新の原子力発電所が占拠され、
日本が脅迫されるというストーリである。
なかなか面白いが、
ストーリの必然性が感じられないところがあった、
そういう点は気になりだすと、
頭のどこかに、話しに没入できない部分ができる。
2009年2月4日水曜日
9(455) イントルーダー: 2009.02.04
高嶋哲夫著「イントルーダー」
(ISBN4-16-318510-0 C0093)
を読んだ。
コンピューター技術者が
自分の息子の死をめぐって
謎を解明していくストーリーである。
サントリーミステリー大賞および読者賞を
ダブル受賞した作品である。
面白いストーリーだが、
どこかに欲求不満が残る。
2009年2月1日日曜日
8(454) ファイアー・フライ: 2009.02.01
高嶋哲夫著「ファイアー・フライ」
(ISBN978-4-16-326904-3 C0093)
を読んだ。
面白い話で一気に読んでしまった。
誘拐事件が、予想を裏切るような展開を見せる。
面白いストーリーである。
天道真の大誘拐を思わせる面白さがある。
高嶋氏の最近の著作は
その内容の幅を広げている気がする。
ファイアー・フライとは蛍のことである。
しかし、あまりその情景の必然性を
感じないのが残念であった。
2009年1月31日土曜日
7(453) 虚構金融: 2009.01.31
高嶋哲夫著「虚構金融」
(ISBN4-408-53448-X C0093)
を読んだ。
米国債に関わるサスペンス小説である。
なかなか面白かったが、
ストーリーが単調に感じた。
高嶋氏の今まで読んだ小説からすれば、
少々変わったストーリーに感じた。
今まで読んだのは、
科学を背景にしたものが多かったが、
今回は、検察庁を舞台にしていて、
政治家を巻き込む日米の
米国債の背景を探るような内容だ。
ただし、その疑獄事件自体は
起こったことを証明して解決はしない。
そこにいたるまででストーリーが展開される。
2009年1月26日月曜日
6(452) ミッドナイトイーグル: 2009.01.26
高嶋哲夫著「ミッドナイトイーグル」
(ISBN4-16-765660-4 C0193)
を呼んだ。
なかなか面白かった。
高嶋氏の作品は面白くて時々読む。
この作品も期待を裏切ることはなかった。
しかし、エンディングがなんとなく
しっくりこなかった点が残念である。
映画にもなったようだ。
家内が見たといっていた。
面白かったかどうかは聞いていない。
もし聞いたとしても、
映像と本は違っているのだから
どうしようもないものだ。
連続して彼の著書を読んでいる。
2009年1月24日土曜日
4(450) 科学の扉をノックする: 2009.01.24
小川洋子著「科学の扉をノックする」
(ISBN978-4-08-781339-5 C0095)
を読んだ。
「博士の愛した数式」の著者小川洋子が
科学の先端にいる科学者を訪ね、
科学に関してインタビューしたものである。
科学インタビューとしてみると
それぞれのインタビューの内容に
物足りなさを感じてしまう。
しかし、サイエンスライターが書くものとは
どこか違う感性があるのは確かだ。
私からすると、
Spring8や粘菌などは
もっと内容を知りたいものもあった。
そのような立場で読むと
確かに物足りなさを感じる。
しかし、彼女は科学的視点でない見方で感じ、
楽しんでいるのは確かだ。
このようないわゆる文系の科学ファンを
科学の側にいる者は無視してはいけないし
満足させ続けなければならないのだろう。
彼女らこそ、科学の扉を覗こうとしている
大衆の代表だからである。
5(451) ペトロバグ: 2009.01.24
高嶋哲夫著「ペトロバグ」
(ISBN978-4-16-771751-3 C0193)
を読んだ。
サスペンスものである。
石油合成能力を持つバクテリアを
ある科学者が発見した。
遺伝子操作でその石油合成能力をもっとました。
それがペテロバグである。
石油の合成プロセスは、地質学では、
有機物が熱分解して形成されたと考えている。
しかし、そのプロセスは解明されているとはいえない。
だからこの本に登場したような
ペトロバグがいてもいいし、
だれかが遺伝子操作によって
つくってもいいかもしれない。
現実にそのような研究をしている人もいるであろう。
また、石油は単にエネルギー資源としての役割だけでなく、
いまや世界を動かしている
重要な政治的、戦略的資源ともいえる。
そのような現実の背景があれば、
本書のストーリーはリアリティをもってくる。
なかなか面白い話であった。
2009年1月16日金曜日
3(449) クマムシを飼うには: 2009.01.16
鈴木忠・森山和道著「クマムシを飼うには」
(ISBN978-4-8052-0803-8 C3045)
を読んだ。
「クマムシ?!」 の著者の鈴木氏が
サイエンスライターの森山氏に
インタヴューを受けたものである。
森山氏はそれをメールマガジン「サイエンス・メール」で
発信されていた。
それをまとめて本にしたものである。
4時間ほどに及ぶインタビューで本ができるのだ。
なかなか面白かった。
特に鈴木氏が、
自然史的発想でクマムシを捉えていること、
そして中年になってからテーマを変更したこと、
単独で研究を続けていること
が私のとっている行動と似ている。
その点が非常に共感を覚えた。
しかし、鈴木氏がわからないことを連発するので
読んでいる方は、少々欲求不満になる。
わかっていること、何をして、何を目指しているかなど
前向きな話を中心に進めて欲しかった。
2009年1月12日月曜日
2(448) 16歳の教科書: 2009.01.12
7人の特別講義プロジェクト&モーニング編集部編著
「16歳の教科書」
(ISBN978-4-06-214095-9 C0037)
を読んだ。
なぜ学び、なにを学ぶのかということを、
7名の有名講師が教科ごとにおこなうものである。
しかし、内容が私にとっては
まったく感動的でなかった。
私が大人だろうか。
私が若い頃は加藤泰三などの本を読んで感動したものだ。
それを年をとってから読んでも
程度は弱くなったが、やはり感動した。
だから、この本が売れているというのは、
少々不思議な気がする。
帯の感想も、若者だけでなく、中年の人も
感動したという文章があるが、
私とは違った感動を得られた人もいるようだ。
2009年1月4日日曜日
1(447) ぼくの・稲荷山戦記: 2009.01.04
たつみや章著「ぼくの・稲荷山戦記」
(ISBN4-06-275486-C0193)
を読んだ。
初めて読む作者の児童文学である。
伝奇小説のたぐいだろうか。
自然破壊で稲荷神社の神が
困っているというストーリーだ。
単純なストーリーだから、
登場人物の個性、
話の落としどころが問題となる。
そのような点で少々物足りなさを感じたが、
全体としては面白い話であった。
2008年12月24日水曜日
86(446) マラケシュの贋化石 下: 2008.12.24
ステファン・ジェイ・グ-ルド著「マラケシュの贋化石 下」
(ISBN4-15-208686-6 C0045)
を読んだ。
エッセイ以外にいくつか別の文章があった。
その一つにカール・セーガンの追悼文があった。
思わぬところで、もう一人の私の好きな
科学者が出てきたので、驚いた。
また、クローン羊ドリーについても、
明確な見解を示していたのが印象的だ。
また理解できない部分が多々あった。
再読するときには、もっと深く理解できるであろう。
86(453) マラケシュの贋化石 下: 2008.12.24
ステファン・ジェイ・グ-ルド著「マラケシュの贋化石 下」
(ISBN4-15-208686-6 C0045)
を読んだ。
エッセイ以外にいくつか別の文章があった。
その一つにカール・セーガンの追悼文があった。
思わぬところで、もう一人の私の好きな
科学者が出てきたので、驚いた。
また、クローン羊ドリーについても、
明確な見解を示していたのが印象的だ。
また理解できない部分が多々あった。
再読するときには、もっと深く理解できるであろう。
(ISBN4-15-208686-6 C0045)
を読んだ。
エッセイ以外にいくつか別の文章があった。
その一つにカール・セーガンの追悼文があった。
思わぬところで、もう一人の私の好きな
科学者が出てきたので、驚いた。
また、クローン羊ドリーについても、
明確な見解を示していたのが印象的だ。
また理解できない部分が多々あった。
再読するときには、もっと深く理解できるであろう。
85(452) 娘が東大に合格した本当の理由: 2008.12.24
陰山英男著「娘が東大に合格した本当の理由」
(ISBN978-4-09-825010-3 C0295)
を読んだ。
陰山氏の次女が東大に入学した話である。
陰山氏が、学力低下のための学習法で
兵庫県の田舎の小学校教員から世に出て、
広島県尾道市土堂小学校校長、
立命館小学校副校長、立命館大学教授、
教育再生会議の委員などを
歴任して転居していくなか、
3人の子どもたちが成長していく。
その中でも、次女が勉強に
一番向いていると考えていた。
娘も自分自身で東大受験を始め、
一浪の後、見事合格した。
教育者としての陰山氏より、
家庭の父親としての陰山氏が見える著作であった。
娘さんの合格体験記もよかった。
(ISBN978-4-09-825010-3 C0295)
を読んだ。
陰山氏の次女が東大に入学した話である。
陰山氏が、学力低下のための学習法で
兵庫県の田舎の小学校教員から世に出て、
広島県尾道市土堂小学校校長、
立命館小学校副校長、立命館大学教授、
教育再生会議の委員などを
歴任して転居していくなか、
3人の子どもたちが成長していく。
その中でも、次女が勉強に
一番向いていると考えていた。
娘も自分自身で東大受験を始め、
一浪の後、見事合格した。
教育者としての陰山氏より、
家庭の父親としての陰山氏が見える著作であった。
娘さんの合格体験記もよかった。
2008年12月23日火曜日
84(451) 読書は一冊のノートにまとめなさい: 2008.12.23
奥野宣之著「読書は一冊のノートにまとめなさい」
(ISBN978-4-901491-84-6 C0034)
を読んだ。
以前、情報を一冊のノートにまとめるという
本を書いた著者が、
今度は本の整理法をまとめたものだ。
ノートに記録するというものだ。
私はメモとしてここに記録している。
以前は重要なことは抜書きしていていたが、
今では感想しかない。
その感想も余りないこともあった。
本当は読んでいるときに、
重要な箇所や、いろいろ感想が沸き起こる。
それを記録するのが、なかなかできない。
その方法は私には思いつかない。
でも、奥野氏は身近にノートを
置いておき、記録するということにしている。
それがなかなかできない。
私には、紙と鉛筆がいいかもしれない。
でも、それもなかなかできない。
困ったものだが、それが本が記憶と記録に
定着しない理由かもしれない。
重要な箇所のメモと感想のセットが必要だ。
(ISBN978-4-901491-84-6 C0034)
を読んだ。
以前、情報を一冊のノートにまとめるという
本を書いた著者が、
今度は本の整理法をまとめたものだ。
ノートに記録するというものだ。
私はメモとしてここに記録している。
以前は重要なことは抜書きしていていたが、
今では感想しかない。
その感想も余りないこともあった。
本当は読んでいるときに、
重要な箇所や、いろいろ感想が沸き起こる。
それを記録するのが、なかなかできない。
その方法は私には思いつかない。
でも、奥野氏は身近にノートを
置いておき、記録するということにしている。
それがなかなかできない。
私には、紙と鉛筆がいいかもしれない。
でも、それもなかなかできない。
困ったものだが、それが本が記憶と記録に
定着しない理由かもしれない。
重要な箇所のメモと感想のセットが必要だ。
2008年12月13日土曜日
83(450) じーさん武勇伝: 2008.12.13
竹内真著「じーさん武勇伝」
(ISBN4-06-275485-13 C0193)
を読んだ。
喧嘩っ早い畳屋のじーさんの冒険談である。
中篇の連作である。
ありえない話だが、
その痛快さについつい一気に読んでしまった。
しかし、この作家はなかなか多様な
作品を生み出す人である。
(ISBN4-06-275485-13 C0193)
を読んだ。
喧嘩っ早い畳屋のじーさんの冒険談である。
中篇の連作である。
ありえない話だが、
その痛快さについつい一気に読んでしまった。
しかし、この作家はなかなか多様な
作品を生み出す人である。
82(449) 自転車少年期 あの風の中へ: 2008.12.13
竹内真著「自転車少年期 あの風の中へ」
(ISBN4-10-129851-3 C0193)
を読んだ。
「自転車少年期」の文庫版である。
しかし、全面改訂されている。
昇平が一人称で語る内容で、
話も大学にいくために、
自転車で東京に向かうところからはじまる。
そして、最後には息子の成長の話が付け加わっている。
その部分だけを読んだ。
(ISBN4-10-129851-3 C0193)
を読んだ。
「自転車少年期」の文庫版である。
しかし、全面改訂されている。
昇平が一人称で語る内容で、
話も大学にいくために、
自転車で東京に向かうところからはじまる。
そして、最後には息子の成長の話が付け加わっている。
その部分だけを読んだ。
81(448) 地頭力を鍛える: 2008.12.13
細谷巧著「地頭力を鍛える」
(ISBN978-4-492-55598-9-C3034)
を読んだ。
フェルミ推定はやらせた本である。
この本の副題は、「問題解決に活かす「フェルミ推定」」
となっている。
だからフェルミ推定を紹介している。
だが、もともと企業のコンサルタントだから、
そのような意思決定や、
プロジェクト・マネジメントなどのための
一種のロジカルシンキングである。
前半はまじめに読んだが、
後半は飛ばし読みした。
(ISBN978-4-492-55598-9-C3034)
を読んだ。
フェルミ推定はやらせた本である。
この本の副題は、「問題解決に活かす「フェルミ推定」」
となっている。
だからフェルミ推定を紹介している。
だが、もともと企業のコンサルタントだから、
そのような意思決定や、
プロジェクト・マネジメントなどのための
一種のロジカルシンキングである。
前半はまじめに読んだが、
後半は飛ばし読みした。
2008年12月7日日曜日
80(447) 自転車少年記: 2008.12.07
竹内真著「自転車少年記」
(ISBN4-10-468001-X C0093)
を読んだ。
2名の主役、2名の助役のような配置で
自転車を中心とした、
少年が成長していく様子を描いた物語である。
読むと自転車に乗りたくなる話である。
しかし、冬の北海道ではそうもいかない。
なかなか面白かった。
(ISBN4-10-468001-X C0093)
を読んだ。
2名の主役、2名の助役のような配置で
自転車を中心とした、
少年が成長していく様子を描いた物語である。
読むと自転車に乗りたくなる話である。
しかし、冬の北海道ではそうもいかない。
なかなか面白かった。
2008年11月28日金曜日
79(446) 地球温暖化対策が日本を滅ぼす: 2008.11.28
丸山茂徳著「地球温暖化対策が日本を滅ぼす」
(ISBN978-4-569-70122-6 C0030)
を読んだ。
丸山氏は最近温暖化問題について本を
次々と書いている。
寒冷化のデータはほぼ同じである。
一つのことを人に知らしめるためには、
何度もしつこく述べ続けるしかないのだろう。
だから、今回も論調はいつもの通りである。
私も温暖化懐疑派なのだが、
それは、温暖化の根拠に信頼性を感じないからである。
多くの地質学者が同様の感じを持っているはずだ。
それを公言しない人が多い。
それは、環境問題が学際的な分野で、
一分野での反論がしづらいことだからだ。
それをする最適な地質学者として
丸山氏は最適ではある。
しかし、彼が全責任を負うのは本当にいいのだろうか。
それを感じてしまう。
(ISBN978-4-569-70122-6 C0030)
を読んだ。
丸山氏は最近温暖化問題について本を
次々と書いている。
寒冷化のデータはほぼ同じである。
一つのことを人に知らしめるためには、
何度もしつこく述べ続けるしかないのだろう。
だから、今回も論調はいつもの通りである。
私も温暖化懐疑派なのだが、
それは、温暖化の根拠に信頼性を感じないからである。
多くの地質学者が同様の感じを持っているはずだ。
それを公言しない人が多い。
それは、環境問題が学際的な分野で、
一分野での反論がしづらいことだからだ。
それをする最適な地質学者として
丸山氏は最適ではある。
しかし、彼が全責任を負うのは本当にいいのだろうか。
それを感じてしまう。
2008年11月25日火曜日
78(445) 0.1ミリのタイムマシン: 2008.11.25
須藤斎著「0.1ミリのタイムマシン」
(ISBN978-4-7743-1436-5 C8044)
を読んだ。
珪藻化石の若手研究者が
子供受けに書いた研究紹介の本である。
なかなか面白い本である。
研究成果の紹介を
もう少し詳しくして欲しい気がした。
しかし、研究者として言うなら、
テーマを変更していい局面があったのだが、
やればよかったのにと思えることがあった。
あるいは研究成果をもっといろいろに
展開すればいいのにと思えた。
研究者が一生懸命取り組んでいる姿を示せる
おもしろい本であった。
(ISBN978-4-7743-1436-5 C8044)
を読んだ。
珪藻化石の若手研究者が
子供受けに書いた研究紹介の本である。
なかなか面白い本である。
研究成果の紹介を
もう少し詳しくして欲しい気がした。
しかし、研究者として言うなら、
テーマを変更していい局面があったのだが、
やればよかったのにと思えることがあった。
あるいは研究成果をもっといろいろに
展開すればいいのにと思えた。
研究者が一生懸命取り組んでいる姿を示せる
おもしろい本であった。
2008年11月24日月曜日
77(444) できそこないの男たち: 2008.11.24
福岡伸一著「できそこないの男たち」
(ISBN978-4-334-03474-0C0245)
を読んだ。
大ベストセラー「生物と無生物のあいだ」
の次の著作である。
オスの誕生の話である。
なかなか面白い本である。
文学的な書き方に魅力がある。
しかし、いくつか文脈を逸脱した話が
終盤にあった。
挿話を私が理解できないなのかもしれない。
しかし、なかなか面白い本であった。
(ISBN978-4-334-03474-0C0245)
を読んだ。
大ベストセラー「生物と無生物のあいだ」
の次の著作である。
オスの誕生の話である。
なかなか面白い本である。
文学的な書き方に魅力がある。
しかし、いくつか文脈を逸脱した話が
終盤にあった。
挿話を私が理解できないなのかもしれない。
しかし、なかなか面白い本であった。
2008年11月19日水曜日
76(443) 超「超」整理法: 2008.11.19
野口悠紀雄著「超「超」整理法」
(ISBN978-4-06-214948-8 C0036)
を読んだ。
以前書かれた「超」整理法の現代版である。
ITの進歩、ネットワークの進歩によって、
整理法の基本が変わったという話である。
データのデジタル化と検索手法の発展、
メールとそれに添付するファイルが
データベースになり、
検索するには便利である。
資料がインターネットで
見ることができるようになったので、
従来の知識人の存在意義が変わってきた。
などなどいろいろな変更があった。
同意できるところ、
同意できないところがある。
自分自身で情報に対する
何らかの仕組みができている部分は、
新たに変更する意義がないので、
同感できないと感ずるのだろう。
(ISBN978-4-06-214948-8 C0036)
を読んだ。
以前書かれた「超」整理法の現代版である。
ITの進歩、ネットワークの進歩によって、
整理法の基本が変わったという話である。
データのデジタル化と検索手法の発展、
メールとそれに添付するファイルが
データベースになり、
検索するには便利である。
資料がインターネットで
見ることができるようになったので、
従来の知識人の存在意義が変わってきた。
などなどいろいろな変更があった。
同意できるところ、
同意できないところがある。
自分自身で情報に対する
何らかの仕組みができている部分は、
新たに変更する意義がないので、
同感できないと感ずるのだろう。
2008年11月15日土曜日
75(442) 恐るべき旅路: 2008.11.15
松浦晋也著「恐るべき旅路」
(ISBN978-4-02-213809-5 C0093)
を読んだ。
日本発の惑星探査機「のぞみ」の一部始終を紹介する
ドキュメンタリーである。
「のぞみ」の方が「はやぶさ」より
先行していたとは知らなかった。
はやぶさの快挙に隠れて、
故障とそれに立ち向かった
科学者の苦労、工夫が書かれている。
私は、はやぶさの方がよかった。
手法や書き手は違うが、
やはり成功の記を読みたいのだ。
それは単に、人情だかなのだろう。
(ISBN978-4-02-213809-5 C0093)
を読んだ。
日本発の惑星探査機「のぞみ」の一部始終を紹介する
ドキュメンタリーである。
「のぞみ」の方が「はやぶさ」より
先行していたとは知らなかった。
はやぶさの快挙に隠れて、
故障とそれに立ち向かった
科学者の苦労、工夫が書かれている。
私は、はやぶさの方がよかった。
手法や書き手は違うが、
やはり成功の記を読みたいのだ。
それは単に、人情だかなのだろう。
2008年11月10日月曜日
74(441) 子どもをナメるな: 2008.11.10
中島隆信著「子どもをナメるな-賢い消費者をつくる教育」
(ISBN978-4-480-06397-7C0237)
を読んだ。
経済学者が考える義務教育についての
提言というか、考え方である。
著者は経済学の専門家で、
さまざまな事象に対して経済学的視点を用いて、
論評している。
なかなか面白くはあるのだが、
納得できないことも多々ある。
しかし、道徳教育に対する視点は面白かった。
慶応大学出身で、現在も慶応大学だからなのか
福沢諭吉の「文明論之概略」に
書かれた文章を手本として論理が展開されている。
まあ、そのような視点もあるということだ。
(ISBN978-4-480-06397-7C0237)
を読んだ。
経済学者が考える義務教育についての
提言というか、考え方である。
著者は経済学の専門家で、
さまざまな事象に対して経済学的視点を用いて、
論評している。
なかなか面白くはあるのだが、
納得できないことも多々ある。
しかし、道徳教育に対する視点は面白かった。
慶応大学出身で、現在も慶応大学だからなのか
福沢諭吉の「文明論之概略」に
書かれた文章を手本として論理が展開されている。
まあ、そのような視点もあるということだ。
2008年11月9日日曜日
73(440) 千里眼の教室: 2008.11.09
松岡圭祐著「千里眼の教室」
(ISBN978-4-04-383607-9 C0193)
を読んだ。
千里眼シリーズの文庫本版である。
「The Start」と続けて読んだ。
この本は文庫本版として書き下ろされたものだ。
学校を独立国としていく高校生の話だ。
このようなアイディアはいくつかあったが、
なかなか面白い内容であった。
あっさり読めてしまうのだが、
もう少し独立国の内容や、
隣国しての日本国との交渉など
ストーリを膨らまして欲しかった。
文庫本としてあっさり読めることに
重点が置かれている点が残念だった。
(ISBN978-4-04-383607-9 C0193)
を読んだ。
千里眼シリーズの文庫本版である。
「The Start」と続けて読んだ。
この本は文庫本版として書き下ろされたものだ。
学校を独立国としていく高校生の話だ。
このようなアイディアはいくつかあったが、
なかなか面白い内容であった。
あっさり読めてしまうのだが、
もう少し独立国の内容や、
隣国しての日本国との交渉など
ストーリを膨らまして欲しかった。
文庫本としてあっさり読めることに
重点が置かれている点が残念だった。
72(439) 千里眼 The Start: 2008.11.09
松岡圭祐著「千里眼 The Start」
(ISBN978^4-04-383602-4 C0193)
を読んだ。
千里眼シリーズの文庫本版である。
ただし、本シリーズとは
だいぶ違うという記述があった。
それで読み出した。
確かに違う。
だが、単純化をしたり、
シリーズとして矛盾をなくすために
ストーリ内のつじつまを合わせたり、
今までかかれてなかったところを補ったり、
いろいろ工夫されている。
しかし、ハードカバーを読んだ後だと、
話が概略的で、重奏感に欠ける。
そんな気持ちで読んだ。
(ISBN978^4-04-383602-4 C0193)
を読んだ。
千里眼シリーズの文庫本版である。
ただし、本シリーズとは
だいぶ違うという記述があった。
それで読み出した。
確かに違う。
だが、単純化をしたり、
シリーズとして矛盾をなくすために
ストーリ内のつじつまを合わせたり、
今までかかれてなかったところを補ったり、
いろいろ工夫されている。
しかし、ハードカバーを読んだ後だと、
話が概略的で、重奏感に欠ける。
そんな気持ちで読んだ。
2008年11月5日水曜日
71(438)ビッグバン宇宙論 下: 2008.11.05
サイモン・シン著「ビッグバン宇宙論 下」
(ISBN4-10-539304-9 C0098)
を読んだ。
以前に買ってそのうち読もうと思っていた本を
やっと今回読んだ。
やはりシンの書く本は面白い。
ずべてがどこかで読んだことのある内容だ。
宇宙論におけるビッグバン理論に
いたる歴史を書いている。
どこかに知らないこと、
彼の独自の考えがちりばめられている。
しかし、この本の面白さは、
科学的考え方とはどのように形成されていくかを
ビッグバンを通じて紹介していることである。
科学のやり方はこのようにして
進められていくのだということを
わかりやすく紹介している。
なかなかいい本であった。
(ISBN4-10-539304-9 C0098)
を読んだ。
以前に買ってそのうち読もうと思っていた本を
やっと今回読んだ。
やはりシンの書く本は面白い。
ずべてがどこかで読んだことのある内容だ。
宇宙論におけるビッグバン理論に
いたる歴史を書いている。
どこかに知らないこと、
彼の独自の考えがちりばめられている。
しかし、この本の面白さは、
科学的考え方とはどのように形成されていくかを
ビッグバンを通じて紹介していることである。
科学のやり方はこのようにして
進められていくのだということを
わかりやすく紹介している。
なかなかいい本であった。
2008年10月31日金曜日
70(437) ビックバン宇宙論 上: 2008.10.31
サイモン・シン著「ビックバン宇宙論 上」
(ISBN4-10-539303-0 C0098)
を読んだ。
シンの書く書籍は面白い。
宇宙論の歴史がわかりやすきまとめてある。
どこかで読んだ内容が多いが、
体系的にまとめられている。
宇宙論に関連するもだから、
時間が前後するのが少々違和感があったが、
シンの筆力は、その違和感を押さえつけている。
(ISBN4-10-539303-0 C0098)
を読んだ。
シンの書く書籍は面白い。
宇宙論の歴史がわかりやすきまとめてある。
どこかで読んだ内容が多いが、
体系的にまとめられている。
宇宙論に関連するもだから、
時間が前後するのが少々違和感があったが、
シンの筆力は、その違和感を押さえつけている。
2008年10月28日火曜日
67(434),68(435),69(436) 深海のYrr: 2008.10.28
フランク・シェッツィング著「深海のYrr」
(上 ISBN978-4-15-041170-1 C0197)
(中 ISBN978-4-15-041171-8 C0197)
(下 ISBN978-4-15-041172-5 C0197)
を読んだ。
学会誌に書評として紹介されたい本である。
学会誌でも異例な紹介だと書かれていた。
学術的側面に期待して読んだので、
少々期待はずれであった。
SFであり、小説であるから
現実にはありえない奇想天外の展開の話である。
もちろん学術的背景については
しっかりと取材して書かれているようだ。
もし、この本が自分で見つけて読んでいたら
面白いと思ったであろう。
(上 ISBN978-4-15-041170-1 C0197)
(中 ISBN978-4-15-041171-8 C0197)
(下 ISBN978-4-15-041172-5 C0197)
を読んだ。
学会誌に書評として紹介されたい本である。
学会誌でも異例な紹介だと書かれていた。
学術的側面に期待して読んだので、
少々期待はずれであった。
SFであり、小説であるから
現実にはありえない奇想天外の展開の話である。
もちろん学術的背景については
しっかりと取材して書かれているようだ。
もし、この本が自分で見つけて読んでいたら
面白いと思ったであろう。
2008年10月18日土曜日
66(433) 催眠: 2008.10.18
松岡圭祐著「催眠」
(ISBN94-09-403251-7 C0193)
を読んだ。
よく読んでいる松岡の著作である。
彼のデビュー作である。
なかなか面白い作品であった。
これがデビュー作とはさすがだと思った。
(ISBN94-09-403251-7 C0193)
を読んだ。
よく読んでいる松岡の著作である。
彼のデビュー作である。
なかなか面白い作品であった。
これがデビュー作とはさすがだと思った。
65(432) スウェーデンで家具職人になる!: 2008.10.18
須藤生著「スウェーデンで家具職人になる!」
(ISBN978-4-15-208925-0 C0095)
を読んだ。
私とはまったく違った目的、分野の人の体験記である。
実は時々のぞいている
ホームページの作者の留学体験を
本にまとめたものである。
見知らぬ国にある目的を持って
暮らしている人の体験記は、
なかなか刺激になる。
安穏とした、日々とはかけ離れた苦労や達成感を感じる。
もちろんそこにはその国や地域の人々との交流が
あってこそであるが。
(ISBN978-4-15-208925-0 C0095)
を読んだ。
私とはまったく違った目的、分野の人の体験記である。
実は時々のぞいている
ホームページの作者の留学体験を
本にまとめたものである。
見知らぬ国にある目的を持って
暮らしている人の体験記は、
なかなか刺激になる。
安穏とした、日々とはかけ離れた苦労や達成感を感じる。
もちろんそこにはその国や地域の人々との交流が
あってこそであるが。
2008年10月5日日曜日
64(431) 地球システム学のすすめ: 2008.10.05
鳥海光弘著「地球システム学のすすめ」
(ISBN978-4-7571-6023-1 C0044)
を読んだ。
地球科学の概説である。
新しい情報もちりばめられている。
著者は知り合いだ。
だからちょっと気になったのは、
推敲が十分でないことが、
重要なところで意味がわかりにく表現が
いくつも見受けられた。
重要でないところならばよいのだが、
重要なところでは、何度も読みなおして
基礎知識と推測で、なんとか理解できる。
そんなところがいくつかあった。
少々気になるところが、
推敲さえもう少しされていれば、
よかったのにと思う。
(ISBN978-4-7571-6023-1 C0044)
を読んだ。
地球科学の概説である。
新しい情報もちりばめられている。
著者は知り合いだ。
だからちょっと気になったのは、
推敲が十分でないことが、
重要なところで意味がわかりにく表現が
いくつも見受けられた。
重要でないところならばよいのだが、
重要なところでは、何度も読みなおして
基礎知識と推測で、なんとか理解できる。
そんなところがいくつかあった。
少々気になるところが、
推敲さえもう少しされていれば、
よかったのにと思う。
2008年10月2日木曜日
63(430) ブラッドタイプ: 2008.10.02
松岡圭祐著「ブラッドタイプ」
(ISBN4-19-862179-9 C0093)
を読んだ。
社会に流布している
流言、迷信をいかに払拭するか
というテーマである。
論理的に証明できないことを
いかに説得できるか。
大多数の偽の情報で正しいと思わせ
じつはそれはでたらめだと示して、
多くの人を納得させるという手法である。
小説だからできる手法かもしれない。
でも、それでいいのかもしれない。
それしかないのかもしれない。
(ISBN4-19-862179-9 C0093)
を読んだ。
社会に流布している
流言、迷信をいかに払拭するか
というテーマである。
論理的に証明できないことを
いかに説得できるか。
大多数の偽の情報で正しいと思わせ
じつはそれはでたらめだと示して、
多くの人を納得させるという手法である。
小説だからできる手法かもしれない。
でも、それでいいのかもしれない。
それしかないのかもしれない。
2008年9月27日土曜日
62(429) 最後の授業 ぼくの命のあるうちに: 2008.09.27
ランディ・パウシュ、ジェフリー・ザスロー著
「最後の授業 ぼくの命のあるうちに」
(ISBN978-4-270-00350-3 C0030)
を読んだ。
バーチャルリアリティで有名な教授、
というより最後の講義で有名な、
ランディ・パウシュの最後の講義のDVDがついた本である。
2007年9月18日に大学をやめるにあたって
最終講義をした。
その講義が録画され、公開されたことで有名になった。
カーネギーメロン大学からDVDが販売されていたので、
以前購入していたが、
英語だけだったので、
なかなかジョークがわからなった。
この本のDVDは日本語字幕が着ついているが、
それでもなかなかわかりにくいものである。
しかし、この本に講義の背景になっていること、
講義では話しきれなかったこと、
そして一番伝えたかったことが
書かれている。
もはや本の構成の上手下手は関係がない。
伝えたい内容こそが重要であることがわかる。
2008年7月25日今朝、
彼は、47歳で膵臓がんで死んだ。
「最後の授業 ぼくの命のあるうちに」
(ISBN978-4-270-00350-3 C0030)
を読んだ。
バーチャルリアリティで有名な教授、
というより最後の講義で有名な、
ランディ・パウシュの最後の講義のDVDがついた本である。
2007年9月18日に大学をやめるにあたって
最終講義をした。
その講義が録画され、公開されたことで有名になった。
カーネギーメロン大学からDVDが販売されていたので、
以前購入していたが、
英語だけだったので、
なかなかジョークがわからなった。
この本のDVDは日本語字幕が着ついているが、
それでもなかなかわかりにくいものである。
しかし、この本に講義の背景になっていること、
講義では話しきれなかったこと、
そして一番伝えたかったことが
書かれている。
もはや本の構成の上手下手は関係がない。
伝えたい内容こそが重要であることがわかる。
2008年7月25日今朝、
彼は、47歳で膵臓がんで死んだ。
2008年9月24日水曜日
61(428) 千里眼とマジシャン: 2008.09.24
松岡圭祐著「千里眼とマジシャン」
(ISBN4-09-386118-8 C0093)
を読んだ。
松岡氏の本をよく読む。
分厚い本であるが、
読みやすくついつい内容に引き込まれていく。
まだいろいろな内容のものがあるから、
気が向いたら読んでいこう。
(ISBN4-09-386118-8 C0093)
を読んだ。
松岡氏の本をよく読む。
分厚い本であるが、
読みやすくついつい内容に引き込まれていく。
まだいろいろな内容のものがあるから、
気が向いたら読んでいこう。
2008年9月12日金曜日
60(427) 地質学者が見た風景: 2008.09.12
坂幸恭著「地質学者が見た風景」
(ISBN978-4-8067-1368-5 C0044)
を読んだ。
坂さんがスケッチをした
地質学的な水彩画の画集である。
地域ごとの風俗なども入っており、
なかなかいい本であった。
旅情をそそられる。
(ISBN978-4-8067-1368-5 C0044)
を読んだ。
坂さんがスケッチをした
地質学的な水彩画の画集である。
地域ごとの風俗なども入っており、
なかなかいい本であった。
旅情をそそられる。
59(456) 「デジタル一眼」上達講座: 2008.09.12
田中希美男著「「デジタル一眼」上達講座」
(ISBN978-4-04-867288-7 C1272)
を読んだ。
小松空港の売店で見つけてかって、
帰りの飛行機で読んだ。
内容の多くは当たり前のことだが、
ついつい忘れてしまっていることを
思い出させてくれる内容になっている。
(ISBN978-4-04-867288-7 C1272)
を読んだ。
小松空港の売店で見つけてかって、
帰りの飛行機で読んだ。
内容の多くは当たり前のことだが、
ついつい忘れてしまっていることを
思い出させてくれる内容になっている。
2008年9月6日土曜日
58(455) 兎の眼: 2008.09.06
灰谷健次郎著「兎の眼」
(1ISBN4-04-352001-8 C0193)
を読んだ。
実は、昔この本を読んでいるはずだが、
まったく内容を忘れている。
なかなかいい本であった。
時代背景が1970年初頭なので、
少々古く、現代の子供たちが
その時代背景をどの程度感じるかはわからない。
しかし、それ以上に感じるものがあるはずだ。
(1ISBN4-04-352001-8 C0193)
を読んだ。
実は、昔この本を読んでいるはずだが、
まったく内容を忘れている。
なかなかいい本であった。
時代背景が1970年初頭なので、
少々古く、現代の子供たちが
その時代背景をどの程度感じるかはわからない。
しかし、それ以上に感じるものがあるはずだ。
2008年9月4日木曜日
57(454) イリュージョン: 2008.09.04
松岡圭祐著「イリュージョン」
(ISBN4-09-386127-7 C0093)
を読んだ。
マジシャンの少年が、家庭や社会から孤立し
犯罪を犯していく様を描いた小説だ。
なかなか面白い本であった。
まさ娯楽としての小説の面白さを
感じさせるものであった。
(ISBN4-09-386127-7 C0093)
を読んだ。
マジシャンの少年が、家庭や社会から孤立し
犯罪を犯していく様を描いた小説だ。
なかなか面白い本であった。
まさ娯楽としての小説の面白さを
感じさせるものであった。
2008年8月31日日曜日
56(453) ビフォア・ラン: 2008.08.31
重松清著「ビフォア・ラン」
(ISBN4-87728-651-9 C0193)
を読んだ。
体育会系の高校生の受験時代の物語である。
精神病を患った同級生と幼馴染の同級生、
その精神が共鳴しながら
主人公に大きな影響を与える。
普通の高校生に起きた
ちょっと変わった事件が題材である。
いろいろな立場で高校生の揺れ動く心を
一人の高校生の立場から見たものである。
なかなか面白小説であった。
(ISBN4-87728-651-9 C0193)
を読んだ。
体育会系の高校生の受験時代の物語である。
精神病を患った同級生と幼馴染の同級生、
その精神が共鳴しながら
主人公に大きな影響を与える。
普通の高校生に起きた
ちょっと変わった事件が題材である。
いろいろな立場で高校生の揺れ動く心を
一人の高校生の立場から見たものである。
なかなか面白小説であった。
2008年8月26日火曜日
55(452) エイジ: 2008.08.26
重松清著「エイジ」
(ISBN4-02-264274-2 C0193)
を読んだ。
中学二年生の目を通じた
現代(1990年代)の少年の心の動きを書いたものだ。
日常の心の動きと
同級生の犯罪事件が関わって
揺れ動く少年たちの心も模様が描かれている。
なかなかいい本であった。
(ISBN4-02-264274-2 C0193)
を読んだ。
中学二年生の目を通じた
現代(1990年代)の少年の心の動きを書いたものだ。
日常の心の動きと
同級生の犯罪事件が関わって
揺れ動く少年たちの心も模様が描かれている。
なかなかいい本であった。
2008年8月22日金曜日
54(451) 科学者の9割は・・・: 2008.08.22
丸山茂徳著「科学者の9割は
「地球温暖化」CO2犯人説はウソだと知っている」
(978-4-7966-9291-8 C0225)
を読んだ。
丸山氏は良く知っているし、敬愛している。
その前提で書く。
前半は、地球は寒冷化に向かっていること、
温暖化の要因は二酸化炭素でないことを
前著を要約したように書かれている。
この本の主眼は、寒冷化に対する
日本あるは世界のあり方を論じている。
その論理はあいからわず、丸山節で
乱暴なところがある。
論理的でないところも多々ある。
この説に私も賛成であるが、
その対策には賛同しかねる。
彼の説に従えば、10年以内に決着をみることになる。
彼が負ければ馬鹿な学者がいたことになるが、
彼が勝てば、世界中が悪者になる。
研究に加担した科学者の倫理、
その結果を鵜呑みにして宣伝したメディアの姿勢、
京都議定書や洞爺湖サミットも間違い、
IPCCもの悪者の一味だし、
それにノーベル賞を与えたノーベル委員会も
見識のなさが示される。
なにより大量の血税を投入にした無駄、
あるいは罪は大きい。
そのような事態を恐れる。
科学には、善悪はない。
科学を利用する人間には、間違い、思惑、
利害、営利、名誉、扇動、付和雷同などが起こる。
さて、どちらにころんでも、私には悩ましい。
「地球温暖化」CO2犯人説はウソだと知っている」
(978-4-7966-9291-8 C0225)
を読んだ。
丸山氏は良く知っているし、敬愛している。
その前提で書く。
前半は、地球は寒冷化に向かっていること、
温暖化の要因は二酸化炭素でないことを
前著を要約したように書かれている。
この本の主眼は、寒冷化に対する
日本あるは世界のあり方を論じている。
その論理はあいからわず、丸山節で
乱暴なところがある。
論理的でないところも多々ある。
この説に私も賛成であるが、
その対策には賛同しかねる。
彼の説に従えば、10年以内に決着をみることになる。
彼が負ければ馬鹿な学者がいたことになるが、
彼が勝てば、世界中が悪者になる。
研究に加担した科学者の倫理、
その結果を鵜呑みにして宣伝したメディアの姿勢、
京都議定書や洞爺湖サミットも間違い、
IPCCもの悪者の一味だし、
それにノーベル賞を与えたノーベル委員会も
見識のなさが示される。
なにより大量の血税を投入にした無駄、
あるいは罪は大きい。
そのような事態を恐れる。
科学には、善悪はない。
科学を利用する人間には、間違い、思惑、
利害、営利、名誉、扇動、付和雷同などが起こる。
さて、どちらにころんでも、私には悩ましい。
2008年8月19日火曜日
53(450) 川中WOW部の釣りバトル: 2008.08.19
阿部夏丸著「川中WOW部の釣りバトル」
(978-4-06-285045-2 C8293)
を読んだ。
以前この著者を、児童小説の見本として読んだ。
その後シリーズが3冊目だが、
Amazonから連絡があったので、つい購入した。
こじんまりとした展開で、
なかなか面白いものであった。
しかし、特別面白いものではない。
でも、定判のある著者が、宣伝をして出版したら、
それなりに売れていくのだろう。
(978-4-06-285045-2 C8293)
を読んだ。
以前この著者を、児童小説の見本として読んだ。
その後シリーズが3冊目だが、
Amazonから連絡があったので、つい購入した。
こじんまりとした展開で、
なかなか面白いものであった。
しかし、特別面白いものではない。
でも、定判のある著者が、宣伝をして出版したら、
それなりに売れていくのだろう。
2008年8月16日土曜日
52(419) サウスバウンド: 2008.08.16
奥田英郎著「サウスバウンド」
(ISBN4-04-873611-6 C0093)
を読んだ。
小学生とその家族を中心とした物語である。
小学生が元過激派の両親が起こすさまざまなトラブルと
人間模様を描いたものである。
前半は東京での話、後半は八重山での話となる。
新入生用の課題図書を探す一環として読んだ。
なかなか面白い内容であった。
そして伝えるべきテーマがあった。
でも課題図書としては、
教訓的でないような気がする。
(ISBN4-04-873611-6 C0093)
を読んだ。
小学生とその家族を中心とした物語である。
小学生が元過激派の両親が起こすさまざまなトラブルと
人間模様を描いたものである。
前半は東京での話、後半は八重山での話となる。
新入生用の課題図書を探す一環として読んだ。
なかなか面白い内容であった。
そして伝えるべきテーマがあった。
でも課題図書としては、
教訓的でないような気がする。
2008年8月10日日曜日
51(418) 小さき者へ: 2008.08.10
重松清著「小さき者へ」
(ISBN4-620-10662-3 C0093)
を読んだ。
中編小説が数編納められている。
それなりの内容の作品である。
大人からすると、
問題提起はあるのだが、
その解決が当たり前というか、
いってみれば、軽い小説に感じる。
以前読んだときの同じ思いを抱いた。
後数編読んでみるつもりだ。
(ISBN4-620-10662-3 C0093)
を読んだ。
中編小説が数編納められている。
それなりの内容の作品である。
大人からすると、
問題提起はあるのだが、
その解決が当たり前というか、
いってみれば、軽い小説に感じる。
以前読んだときの同じ思いを抱いた。
後数編読んでみるつもりだ。
50(417) マジシャン: 2008.08.10
松岡圭祐著「マジシャン」
(ISBN4-09-386108-0 C0093)
を読んだ。
マジックとマジシャンを題材にした小説である。
なかなか面白かった。
サスペンス小説でありながら、
マジックとマジシャンの本質を問うような
問題提起がある。
深い内容に仕上げられていた。
(ISBN4-09-386108-0 C0093)
を読んだ。
マジックとマジシャンを題材にした小説である。
なかなか面白かった。
サスペンス小説でありながら、
マジックとマジシャンの本質を問うような
問題提起がある。
深い内容に仕上げられていた。
2008年8月1日金曜日
49(416) 正しく知る地球温暖化: 2008.08.01
赤祖父俊一著「正しく知る地球温暖化」
(ISBN978-4-416-20818-2 C0044)
を読んだ。
また名のある科学者が
温暖化問題への反論を書いた。
理性的で、勇気のある科学者が声を上げだした。
その関連の書物をいくつか入手した。
その一環である。
誤字脱字、内容のダブりなど、
少々校正不足の感は否めない。
しかし、いいたいことは理解できる。
でも、主流に反する意見を述べるのであれば、
もう少し校正や推敲に時間をかけて欲しかった。
(ISBN978-4-416-20818-2 C0044)
を読んだ。
また名のある科学者が
温暖化問題への反論を書いた。
理性的で、勇気のある科学者が声を上げだした。
その関連の書物をいくつか入手した。
その一環である。
誤字脱字、内容のダブりなど、
少々校正不足の感は否めない。
しかし、いいたいことは理解できる。
でも、主流に反する意見を述べるのであれば、
もう少し校正や推敲に時間をかけて欲しかった。
2008年7月30日水曜日
48(415) 入門!論理学: 2008.07.30
野矢茂樹著「入門!論理学」
(ISBN4-12-101862-1 C1210)
を読んだ。
途切れ途切れに読んでいたので、
長くかかった。
論理学のエッセンスのような本であった。
平易に核心部分だけを書いている。
野矢氏独特のユーモアをもって書かれてるので
読みやすいが、
その内容は深い。
いい本であった。
(ISBN4-12-101862-1 C1210)
を読んだ。
途切れ途切れに読んでいたので、
長くかかった。
論理学のエッセンスのような本であった。
平易に核心部分だけを書いている。
野矢氏独特のユーモアをもって書かれてるので
読みやすいが、
その内容は深い。
いい本であった。
2008年7月28日月曜日
47(414) 数学的ありえない上: 2008.07.28
アダム・ファウアー著「数学的ありえない上」
(ISBN4-16-325310-6 C0097)
を読んだ。
あまり面白くなかったが、
ついつい上巻を最後まで読んでしまった。
なぜか、下巻を読む気にならなかった。
内容としては面白いのかもしれないが、
どうも没頭できない気がした。
(ISBN4-16-325310-6 C0097)
を読んだ。
あまり面白くなかったが、
ついつい上巻を最後まで読んでしまった。
なぜか、下巻を読む気にならなかった。
内容としては面白いのかもしれないが、
どうも没頭できない気がした。
2008年7月11日金曜日
46(413) ニコチアナ: 2008.07.11
川端裕人著「ニコチアナ」
(ISBN4-16-320090-8 C0093)
を読んだ。
タバコに関すると小説である。
もちろん、川端氏だから、
よく調べているし、考察もしている。
面白みは、それらと比例するわけではない。
残念ながら今までの彼の小説と比べると
面白み欠けていた。
(ISBN4-16-320090-8 C0093)
を読んだ。
タバコに関すると小説である。
もちろん、川端氏だから、
よく調べているし、考察もしている。
面白みは、それらと比例するわけではない。
残念ながら今までの彼の小説と比べると
面白み欠けていた。
2008年7月6日日曜日
45(412) 科学的に説明する技術: 2008.07.06
福沢一吉著「科学的に説明する技術」
(ISBN978-4-7973-4123-2 C0240)
を読んだ。
科学の側に立った書き方をしている。
帰納法は、科学は使っているが、
その妥当性が十分に議論されていない。
みんなそこを悩んでいるのだが、
そこの議論が十分でない。
論理学の本でないから論理の部分を
質すのもよくないが、
論理の部分も甘い気がする。
(ISBN978-4-7973-4123-2 C0240)
を読んだ。
科学の側に立った書き方をしている。
帰納法は、科学は使っているが、
その妥当性が十分に議論されていない。
みんなそこを悩んでいるのだが、
そこの議論が十分でない。
論理学の本でないから論理の部分を
質すのもよくないが、
論理の部分も甘い気がする。
2008年7月4日金曜日
44(411) 科学哲学の冒険: 2008.07.04
戸田山和久著「科学哲学の冒険」
(ISBN978-7-14-091022-1 C1310)
を読んだ。
科学哲学の意味を問うものであった。
対話として構成されている。
それがある程度の読みやすさを演出している。
高校生から大学生を対象としているらいしい。
しかし、私は前半は面白かったが、
後半が難解で、議論の議論、
哲学のための哲学という感じがした。
こんな学生はいないだろう。
前半が面白かった。
この本を読んで、論理学や哲学は面白いと思った。
このような科学哲学をする気には
私はならない。
私は、もっと科学の側から哲学をしたいと
考えてたいと思っている。
だが、いい本であった。
(ISBN978-7-14-091022-1 C1310)
を読んだ。
科学哲学の意味を問うものであった。
対話として構成されている。
それがある程度の読みやすさを演出している。
高校生から大学生を対象としているらいしい。
しかし、私は前半は面白かったが、
後半が難解で、議論の議論、
哲学のための哲学という感じがした。
こんな学生はいないだろう。
前半が面白かった。
この本を読んで、論理学や哲学は面白いと思った。
このような科学哲学をする気には
私はならない。
私は、もっと科学の側から哲学をしたいと
考えてたいと思っている。
だが、いい本であった。
2008年6月25日水曜日
43(410) ごめん!: 2008.06.25
中村修二著「ごめん!」
(ISBN4-478-70327-2 C0036)
を読んだ。
中村氏が、自分の東京高裁における
若い判決のでた裁判についてかったものだ。
日本の技術者の地位に一石を投じたが、
それは、司法制度の壁に阻まれ、
思うように言ってないことを伝えている。
彼ならではの論理の強引さ飛躍がはあるが
いいたいことはよく分かる。
同世代人として、彼には研究でがんばって欲しい。
そして研究者として日本に対して
発言を続けてもらいたいものだ。
(ISBN4-478-70327-2 C0036)
を読んだ。
中村氏が、自分の東京高裁における
若い判決のでた裁判についてかったものだ。
日本の技術者の地位に一石を投じたが、
それは、司法制度の壁に阻まれ、
思うように言ってないことを伝えている。
彼ならではの論理の強引さ飛躍がはあるが
いいたいことはよく分かる。
同世代人として、彼には研究でがんばって欲しい。
そして研究者として日本に対して
発言を続けてもらいたいものだ。
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