2021年9月17日金曜日

069(2022) ギガース2:2021.09.17

今野敏著「宇宙海兵隊 ギガース 2」

を読んだ。

「アトランティス」に、オージェたち空間エアフォースが

艦載機部隊として加わることになった。

アメリカとロシア、海軍と空軍の確執もあるが、戦闘に入った。

アトランティスは地球連合軍の最強の部隊となった。

火星の軌道上での戦闘で勝利はしたが、

火星の重要基地と補給路がやられる。

戦線は地球に縮小しなければならなく。

新たな展開が想定される。

2021年9月15日水曜日

068(2021) ギガース1:2021.09.15

今野敏著「宇宙海兵隊 ギガース 1」

を読んだ。

月、火星、木星まで植民を進めた地球連合。

しかし、木星の住人たちが反乱を起こす。

独自の戦闘用の宇宙船を操り、独立を目指す。

地球連合は、新機種のモビルスーツを導入する。

操作者は、得意な能力をもつ、若い娘である。

その性能と能力はすごものがある。

スペースオペラのはじまりである。

2021年9月12日日曜日

067(2020) 絃の聖域:2021.09.12

栗本薫著「絃の聖域」

を読んだ。

長唄の三味線の家元で起こる殺人事件。

殺人事件から、家元の奇妙な家庭、事情がわかってくる。

4つの連続殺人事件となるが、

伊集院の謎解きで事件は一旦解決する。

しかし、その後、どんでん返しの謎解きがある。

その背景には、家元の家庭の奇妙な事情があることが明かされる。

伊集院大介のデビューの登場である。

栗本自身が吉川英治文学新人賞受賞した作品である。

2021年9月4日土曜日

066(2019) 瞬間移動死体:2021.09.04

西澤保彦著「瞬間移動死体」

を読んだ。

ミステリーだが、SF要素が加わっている。

人気作家の妻につかえる専業主夫が主人公である。

破天荒の妻をちょっとした言葉で殺意を抱く。

テレポーションというSF的方法を用いて

殺人計画をたてじ実行に移るが、

事態は別の方向へと進む。

なかなかおもしろい。

2021年9月1日水曜日

065(2018) ダブルチェイサー:2021.09.01

六道慧著「警察庁広域機動隊 ダブルチェイサー」

を読んだ。

前作の続きのシリーズである。

今回は浅草などの台東区を舞台している。

小さな詐欺のトラブルから

だんだん大きな詐欺が発覚していく。

そこに詐欺師のグループが関わっていることわかってくる。

やがで伝説の詐欺グループと、

どうも異なったグループの存在がありそうなこともわる。

しかし、最後の最後で、伝説のグループの存在が

はっきりとしてくる。

2021年8月28日土曜日

064(2017) ノイマン・ゲーデル・チューリング:2021.08.28

高橋昌一郎著「ノイマン・ゲーデル・チューリング」

を読んだ。

ノイマンとゲーデルの内容は、

以前読んだ新書と同じような気がした。

最後にその旨、書いてあったが

商品として出版するのはいかがものだろうか。

しかし、内容にしては、重要論文の邦訳があった。

ゲーデルの論文は不明だったが、

他の二人は言いたいこと、

重要性がなんとなくわかった。

2021年8月24日火曜日

063(2016) 警察庁広域機動隊:2021.08.24

六道慧著「警察庁広域機動隊」

を読んだ。

以前の警察庁α特務班が

警察庁広域機動隊と改組され、

内容もシーズン2に入った。

組織の人員の2名が入れ替わった。

問題のある3名が加わった。

東電OL殺人事件をモデルにしたようだ。

渋谷のスクランブル交差点での死亡から

ミステリーがはじまる。

なかなか面白い。

2021年8月21日土曜日

062(2015) カラス屋、カラスを食べる:2021.08.21

松原始著「カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん」

を読んだ。

カラス、あるいは鳥類の研究者の野外調査を中心とした話題だ。

野外調査に派生した、共同研究、アルバイトなど

私の若い時の経験とシンクロするようで楽しめた。

061(2014) 小鳥を愛した容疑者:2021.08.21

 大倉崇裕著「小鳥を愛した容疑者」

を読んだ。

警視庁捜査一課の刑事、須藤は

銃撃を受けて負傷した。

そのリハビリをかねて、警視庁総務部総務課

“動植物管理係”に配属される。

そこには新米だが動物に関わる不思議な経歴をもった

動物に詳しい薄刑事がいた。

二人が動物に関する事件を解決していく。

いろいろな動物の習性に関連した短編集である。 

2021年8月18日水曜日

060(2013) フォン・ノイマンの哲学:2021.08.18

 高橋昌一郎著「フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔」

を読んだ。

ノイマンの生涯を追いながら、

天才的、超人的な膨大な業績の概略が

紹介されている。

読むと驚異的であるころがわかる。

著者は哲学といっているが、

その時代における考え方、思考過程であろう。

しかし、それが面白い。

2021年8月13日金曜日

059(2012) オチケン!:2021.08.13

大倉崇裕著「オチケン!」

を読んだ。

大学入学早々、廃部直前のオチケンに入部させられた越智健一。

2名しかいない先輩のうち

ひとりはうまい落語をする。

もうひとりの先輩は正体不明。

オチケンには次々とトラブルが持ち込まれ

それを先輩ともども解決していく。

短編連作だが面白い。

2021年8月10日火曜日

058(2011) ちいさなくふうとノート術:2021.08.10

Marie著「ちいさなくふうとノート術: 

ごちゃごちゃの頭を整理して楽しく暮らす私のノートの使い方」

を読んだ。

主婦でブロガーの著者が、自分の語学学習や子育てなどで

アナログの手帳を中心としてスケジュール管理で成功したという内容。

デジタルのスケジュラーも併用している。

短いので一気に読めた。

自身の方法と似ているところもある。

057(2010) 東京ダモイ:2021.08.10

鏑木蓮著「東京ダモイ」

を読んだ。

現在とシベリアの捕虜収容所の出来事がシンクロする。

舞鶴でロシア人女性が絞殺される。

同行していた男性が行方不明になる。

まだ自主出版を申し込んだ男性も行方不明になる。

自主出版の編集者と警察が謎解きをする。

江戸川乱歩賞受賞作なのでなかなか読み応えがある。 

2021年8月4日水曜日

056(2009) 宇宙軍士官学校―攻勢偵察部隊― 5:2021.08.04

鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―攻勢偵察部隊― 5」

を読んだ。

粛清者との全面対決にそなえて、

途上種族への試験が実施された。

地球士官学校生は優秀な成績であった。

また恵一らの活躍により、

地球軍はケイローン軍に組み込まれ、

地球人の階層のいちランク上がる。

ストーリは途中で終わっている。

今後を想像してほしいということなのだろうか。

それとも続編は今後書かれていくということなのだろうか。

一応全17巻を読破した。

2021年7月31日土曜日

055(2008) 警察庁α特務班 ラプラスの鬼:2021.07.31

六道慧著「警察庁α特務班 ラプラスの鬼」

を読んだ。

今回は江戸川署での事件である。

女児のスカートと体液のついた毛布が

ダンボールから見つかった。

以前に時をあけて起こった

誘拐された二人の女児のものであることが

確かめられた。

数年を隔て起こった事件である。

ところが20年以上昔に、

女児の誘拐の類似事件があることがわかった。

関連あるのだろうか。

いくつもの事件が重なりながら

謎が解決されていく。

2021年7月28日水曜日

054(2007) 宇宙軍士官学校―攻勢偵察部隊― 4:2021.07.28

鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―攻勢偵察部隊― 4」

を読んだ。

第5惑星に残された救命パレットが海底から見つかった。

そこには恵一を訴追した少将が含まれていた。

しかしそのパレットを自身が残り救助することにした。

無事救助されるまでのストーリになる。

2021年7月23日金曜日

053(2006) キメラの刻印:2021.07.23

六道慧著「警察庁α特務班 キメラの刻印」

を読んだ。

今回は赤羽署が舞台となる。

小動物の虐殺、高齢者の売買春事件、

高齢者のストーカー事件

いろいろな事件が重なっていく。

紅白梅のキメラから事件は

不思議な展開を見せる。

今回も社会問題を指摘した内容となっている。

2021年7月19日月曜日

052(2005) 宇宙軍士官学校―攻勢偵察部隊― 3:2021.07.19

 鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―攻勢偵察部隊― 3」

を読んだ。

抗命行為により訴追を受けたため

地球に戻され自粛していた。

その時、士官養成学校での実践練習の相手をする。

別の軍に、第二次長距離偵察作戦が行われたが、

失敗に終わり、かなりの数の敗残兵が

アンドロメダ銀河に残された。

訴追をが免れた圭一は

救援部隊の司令官に抜擢される。

次々とストーリが展開する。

2021年7月14日水曜日

051(2004) 反撃のマリオネット発:2021.07.14

六道慧著「警察庁α特務班 反撃のマリオネット」

を読んだ。

荒川署に移動して活動をする。

児童の殴打事件が起こる。

またスクールハラスメントの相談が以上に多くなったが

誰から偽のホームページを作成していた。

実際に中学校でハラスメントが起こっていたようだ。

婚姻ロッカーに嬰児のミイラが発見される。

今回のαチームのテーマは、

スクールハラスメントという重いものであった。

2021年7月3日土曜日

049(2002) ペルソナの告発:2021.07.03

六道慧著「警察庁α特務班 ペルソナの告発」

を読んだ。

前作からの続きである。

パーフェクトサイコパスと呼ばれるような犯人。

目星はついているが

なかなか決めていがない。

しかし、対立していた隣人の死から

一気にエンディングに向かう。

多数の伏線が回収されながら

思わぬ展開で終わってくる。

おもしろい。

このシリーズは続くので期待できる。