2019年6月4日火曜日

059(1764) ヤルダバオートの聖域:2019.06.04

ヤマダ マコト著「ヤルダバオートの聖域」
を読んだ。
やはり新潟を舞台にした物語である。
親をヒグマに越されたマタギの女性、
親が自殺をした生態系の学者、
地元で売春斡旋者を追いかける警察官。
あまり接点がない人達が、
最後にひとつに件関連が示される。
なかなかおもしろい物語であった。

2019年5月29日水曜日

058(1763) 宇宙軍士官学校―前哨―11:2019.05.29

鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―前哨―11」
を読んだ。
粛清者が恒星反応弾を転移させた。
銀河の他の星系でも攻撃がはじまる。
援軍の予定がかわって、少しか援軍が来ない。
そこに粛清者は、大艦隊を転移させてきた。
最後の本格的な戦いがはじまる。

2019年5月27日月曜日

057(1762) 特殊防諜班 凶星降臨:2019.05.27

今野敏著「特殊防諜班 凶星降臨」
を読んだ。
ヨーロッパでザミルが拉致される。
新人類委員会の首領と対面する。
一方日本でも、芳賀一族と首相を狙う。
ザミルは恵理のおかげで場所が特定されれ、
モサドが救出した。
芳賀一族を真田とザミルが守る。

2019年5月26日日曜日

056(1762) 宇宙軍士官学校―前哨―10:2019.05.26

鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―前哨―10」
を読んだ。
粛清者の侵攻が強烈になる。
倍数での攻撃だが、変化して、
新兵器の投入される。
どうも地球が新たな攻撃パターンの場となっているようだ。
銀河全体でも攻撃がはじまる。
だんだん地球の攻撃も本格的になってくる。

2019年5月25日土曜日

055(1761) 特殊防諜班 標的反撃:2019.05.25

今野敏著「特殊防諜班 標的反撃」
を読んだ。
経済のプロコワルスキーが新人類委員会と協力をして日本に潜入した。
公安の捜査員を射殺し、企業の買収を進める。
しかしプロコワルスキーが恵理と会って共感する。
そこから新人類委員会との戦いがはじまるが
思わぬ展開が起こる。

2019年5月22日水曜日

054(1760) 宇宙軍士官学校―前哨―9:2019.05.22

鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―前哨―9」
を読んだ。
太陽から地球を守るための準備が進む。
まだ未完のまま、とうとうの粛清者の太陽系攻撃がはじまる。
その戦いは、従来のもとは変わっている。
その変化にどう対応するのか。
一応の対応はできているが、
その変化は順次、対応がむつかしくなってくるかもしれない。
また今後、攻撃がどう変化するのかも不明である。
そんな緊張感がでてきた。

2019年5月20日月曜日

053(1759) 団塊老人:2019.05.20

三田誠広著「団塊老人」
を読んだ。
15年前に書かれた本である。
著者自身が団塊の世代で、
団塊世代が老後になるとどうなるかを考えた本である。
現在の本の基本となるような考え方が
いろいろ示されている。

2019年5月16日木曜日

052(1758) 人生の整理術:2019.05.16

保坂隆著「人生の整理術 老いをスッキリ愉しむ秘訣」
を読んだ。
老後に向けてどのように生活をするのか。
年齢に応じたスモールサイズング、
シンプルに生活する。
できることをだけを少しだけで満足するように。
そんな心構えをまとめたものであった

2019年5月15日水曜日

051(1757) 宇宙軍士官学校―前哨―8:2019.05.15

鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―前哨―8」
を読んだ。
防衛軍の通信システム感応端末へ粛清者から攻撃を受ける。
ただし旧式の通信システムが利用できることに気づいた
ケイイチが指令を発し、対抗する。
虚しく敗戦へとなりそうだ。
粛清者はさらに新兵器を持ち出したので
退却すための防衛戦をしていく。
なかなか面白い。
この巻にはめずらしく著者のあとがきがあった。
兄が死んだ経緯や、関連する著者のシリーズの経緯
などが述べられている。

2019年5月14日火曜日

050(1756) 特殊防諜班 標的反撃:2019.05.14

今野敏著「特殊防諜班 標的反撃」
を読んだ。
成田空港でランチャーでテロが発生した。
過激派の犯行と思われたが、新人類委員会の攻撃であった。
チベット仏教の高僧が舎念に会いに来た。
高僧を盾に舎念、真田、モサドのザミルへの仕返しもあった。
新人類委員会との戦いが繰り返される。
アクションものでなかなか面白い。

2019年5月11日土曜日

049(1755) 宇宙軍士官学校―前哨―7:2019.05.11

鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―前哨―7」
を読んだ。
いよいよ本当の戦闘に入る。
侵攻を受けているモルダー星系を守るために戦う。
今まで以上の艦隊になり、地球軍独立艦隊として参戦。
ただし補給先の護衛をしていく。
守るのだが、新たな戦略を展開する。
その結果、大きな指揮権を与えられる。

2019年5月9日木曜日

048(1754) 特殊防諜班 連続誘拐:2019.05.09

今野敏著「特殊防諜班 連続誘拐」
を読んだ。
新人類戦線とよばれる組織が、
日本の宗教教祖を次々と誘拐する。
すぐに解放されて、教祖は何も覚えていない。
だが、雷光教団の夢妙斎だけは殺害された。
「首相の代理人」の真田と
イスラエル大使館員でモサドのザミルが共闘する。
シリーズの第一巻であった。

2019年5月5日日曜日

047(1753) 宇宙軍士官学校―前哨―6:2019.05.05

鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―前哨―6」
を読んだ。
ケイローンの首都惑星シュリシュクで試練を受ける。
試練を突破すれば、地球防衛のための援助を得られる。
回の対戦のうち2回の対戦で優秀な成績を収める。
援助だけでなく、そこで一ランク上の階級にまで引き上げられる。
戦いの準備は整った。
いよいよ戦いへと突入する予感がする。

2019年5月3日金曜日

046(1752) 藝人春秋:2019.05.03

水道橋博士著「藝人春秋」
を読んだ。
単に藝人の話題を語るだけでなく、
水道橋博士なりの視点で、
それぞれの藝人を語っている。
なかなか含蓄のある本となっている。
いい本であった。

2019年4月30日火曜日

045(1751) 戒名は、自分で決める:2019.04.30

島田裕巳著「戒名は、自分で決める」
を再読した。
以前読んだときは、軽く考えていたが、
現在も葬式仏教として、
戒名に日本の仏教固有の
課題あることがよくわかった。
仏教、あるいは宗教の存在意義はどこにあるのか。
田舎の母を見ていても感じることである。

2019年4月26日金曜日

044(1750) 宇宙軍士官学校―前哨―5:2019.04.26

鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―前哨―5」
を読んだ。
粛清者が太陽系に攻めてきた。
連邦宇宙軍は迎撃部隊を派遣するが撃破される。
これまでの偵察とは違っていた。
粛清者の攻撃パターンが変わってきた。
士官学校の士官と訓練生が対処に向かい撃破する。
粛清者との本格的な戦いに始まる。

2019年4月23日火曜日

043(1749) 消滅 下:2019.04.23

恩田陸著「消滅 VANISHING POINT(下)」
を読んだ。
どうも話が長く、舞台も限られている。
どんでん返しも今ひとつである。
少々残念だった。

2019年4月20日土曜日

042(1748) 消滅 上:2019.04.20

恩田陸著「消滅 VANISHING POINT(上)」
を読んだ。
空港の別室での話である。
その中に人にしか見えないアンドロイドがいて、
集められた人の中にテロリストがいるので、
限定された時間にそのテロリストを
10名で見つけていほしいという設定である。
登場人物を捕まえるのが苦手なので、
なかなか状況を把握できない。
しかし、今後どうなっていくの興味が湧いてくる。

2019年4月15日月曜日

041(1747) 宇宙軍士官学校―前哨―4:2019.04.15

鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―前哨―4」
を読んだ。
久しぶりにシリーズを読んだ。
4巻目となる。
少々前巻の内容を忘れていたが、
今回は主人公たちが士官として
15歳ほどの若者を指導していく。
しかし、背景には敵の脅威が迫っている。

2019年4月12日金曜日

040(1746) スーパー望遠鏡「アルマ」の創造者たち:2019.04.12

山根一眞著「スーパー望遠鏡「アルマ」の創造者たち」
を読んだ。
三カ国の研究者がそれぞれの立場でALMAを作り上げた。
その中で日本の貢献をメタルカラーの要領で
取材して作り上げられたルポルタージュである。
面白い内容である。

2019年4月9日火曜日

039(1745) 火神録:2019.04.09

化野燐著「火神録 考古探偵一法師全の記憶」
を読んだ。
シリーズの4作目である。
登場人物が大学にいるころの話である。
京都を火の海にしようとする企みがある。
主人公は東京から京都の大学に入学してきた佳織で
1年海外にいて同級生になった荻原
大学院生一法師、先生の教授などと事件を追いかける。
なかなか面白かった。

2019年4月7日日曜日

038(1744) 偽神譜:2019.04.07

化野燐著「偽神譜 考古探偵一法師全の追跡 」
を読んだ。
北九州の人面銅鐸の鋳型の発掘現場の見学で崩落に会い、
考古探偵たちがが閉じ込められる。
救出されると、感性症の可能性があり隔離される。
しかし、そこには大きな陰謀があった。
前作の内容をほとんど忘れているので
なかなかわかりにくいストーリーであった。
しかし、面白いものであった。
連作で前作の内容を引いている作品は
あまり間をあけずに読むのがいいようだ。

2019年4月2日火曜日

037(1743) 日本人の神はどこにいるか:2019.04.02

島田裕巳著「日本人の神はどこにいるか」
を読んだ。
走り読みである。
一神教とされる、キリスト教は多神教的に要素をもっている。
また宗教を広域に渡って研究していた
エリアーデの偉大さが示されていた。
彼の「世界宗教史」は3巻の大部であるが、
未完であった。
それは、彼が日本のきた時
興味を持っていた日本の宗教が
どうまとめられるが見れずに残念だ。

2019年4月1日月曜日

036(1742) 定年後不安:2019.04.01

大杉潤著「定年後不安 人生100年時代の生き方」
を読んだ。
参考になることがあった。
実践したいこともいろいろあった。
今後はこのような考えを参考にしたい。

2019年3月31日日曜日

035(1741) 定年後の知的生産術:2019.03.31

谷岡一郎著「定年後の知的生産術」
を読んだ。
個々の話題は面白いのだが、
現状の興味には合わなかった。
団塊の世代の成功を参考にして
以降の世代もクリエイティブに生きる方法を示している。
また、その方法として本の書き方を示している。
私には参考にあまり参考にならなかった。

034(1740) 100万円で家を買い、週3日働く:2019.03.31

三浦展著「100万円で家を買い、週3日働く」
を読んだ。
生活実験の事例紹介集である。
事例はおもしろのだが、
現状の興味とはそぐわない。
しかし面白い生活があることがわかった。
気になった点
・藤村靖之氏の非電化工房のスモールビジネス
(月3万円ビジネスをいくつかすることで最低収入をえる)
・Found MUJI
・「第四の消費」著者提唱
物質の豊かさから人間関係の豊かさへ
私有からシェアへ
シンプル・ナチュラル・手作り志向
日本・地方志向

2019年3月30日土曜日

033(1739) 人は、老いない:2019.03.30

島田裕巳著「人は、老いない 」
を読んだ。
年齢を重ねていくと衰えることも多々ある。
しかし、老いずに進歩する人もいる。
そんな人になるために、好奇心が必要である。
好奇心は、積み重ねによって心が新陳代謝できる。
若さよりも経験がある老年期ほど有利だ。
年取れば、老後でなく、老成がある。

2019年3月28日木曜日

032(1738) 定年準備:2019.03.28

楠木新著「定年準備 人生後半戦の助走と実践 」
を読んだ。
事例が豊富であるが、参考になるももあった。
老後は、個人、家族、地域で自身の生きていく場をつくっていくことが重要のようだ。
そのために準備が必要になる。
定年準備のための行動六か条が載っていた。
・焦らずに急ぐ
・趣味の範囲にとどめない
・身銭を切る
・個人事業主と接触する
・相手のニーズに合わせる
・自分を持っていく場所を探す

2019年3月24日日曜日

031(1737) 下流老人と幸福老人:2019.03.24

三浦展著「下流老人と幸福老人 資産がなくても幸福な人 資産があっても不幸な人」
を読んだ。
流し読みである。
統計データをつかった老人の調査結果の解釈である。
だいたい2016年頃の状況がわかった。
生き方への考え方、金銭以外の生きがいの発見、
老後の人間関係など、
心の問題をどう捉えたいさくるかだろう。

030(1736) 年収崩壊:2019.03.24

森永卓郎著「年収崩壊―格差時代に生き残るための「お金サバイバル術」」
を読んだ。
12年前の本である。
データは2007年当時のものである。
しかし、主張は「ビンボーでも楽しい定年後」などと同じである。
状況は変わっているが、考え方は同じである。
多分それが最適解なのだろう。
自身の老後の状況と対策の一般論はわかった。
あとはどう考え、どのような対策を考えるかだろう。

029(1735) 定年後:2019.03.24

楠木新著「定年後-50歳からの生き方、終わり方」
を読んだ。
定年後の生き方をいろいろ考えた本である。
身近な人の退職でいろいろ考えるために読んだ。
いくつか参考になることがあった。
以前から考えていることとは違う点、同じ点もあった。

2019年3月20日水曜日

028(1734) 団地のナナコさん:2019.03.20

ヤマダ マコト著「団地のナナコさん」
を読んだ。
スリラーなのだろうか。
国鉄団地の不思議な物語である。
子どもの頃遊んでいた友達が、
実は存在していなかった。
その存在は父も知っっていたが、
それは大きな事件を引き起こしていたが、
その事件も消えていた。
父もその事件で関わっていた。
それが20年後に解明される。
ヤマダ氏の作品は面白い。

2019年3月18日月曜日

027(1733) ビンボーでも楽しい定年後:2019.03.18

森永卓郎著「ビンボーでも楽しい定年後」
を読んだ。
なかなか参考に内容もあった。
くら寿司、すき家、松屋、リンガーハットなどが
低糖質の食品を販売しているを知った。
また写真集の印刷製本が
TOLTOやしまうまプリントなで安くできることも知った。
他にもいろいろ学べることもあった。

2019年3月17日日曜日

026(1732) テーブルの上のスカイラーク:2019.03.17

ヤマダ マコト著「テーブルの上のスカイラーク」
を読んだ。
卓球を題材にした物語だが、面白い。
この著者いつもの新潟を舞台にした小説だが、
それがなかなかいい。
卓球の話題だけで展開されるが、
そこにいろいろな人物が交わっていく。
単純なハッピーエンドではないが、
期待を満たしながらも裏切りもある。
そんな興味をそそる展開であった。

2019年3月13日水曜日

025(1731) シャーロック・ホームズの不均衡:2019.03.13

似鳥鶏著「シャーロック・ホームズの不均衡」
を読んだ。
不思議な設定のミステリーである。
設定がおもしろく、そのストーリーは面白いのだが、
トリックが少々・・・

2019年3月9日土曜日

024(1730) 太陽の塔:2019.03.09

森見登美彦著「太陽の塔」
を読んだ。
京大の学生の悶々とした不思議な物語だ。
精神状態が違えば、面白く読めたかしれないが、
どうも現状では面白く感じなかった。
軽妙な言い回しが売りなのだろうが、
純文学的な隠喩が隠されているようで
なかなか心に入ってこない。

2019年3月7日木曜日

023(1729) ヒートアップ:2019.03.07

中山七里著「ヒートアップ」
を読んだ。
麻薬取締官の七尾は
麻薬に対する抵抗力がある特異体質である。
兵士用に開発された薬物ヒートが闇市場に流出した。
「魔女は甦る」の後日をもとにしたストーリーで
登場人物がすべて変わる。
しかし、前作の主人公や、
中山の他の作品の人物もちらほらでてくる。
なかなかおもしろい。

2019年3月2日土曜日

022(1728) 恩讐の鎮魂曲:2019.03.02

中山七里著「恩讐の鎮魂曲」
を読んだ。
前作で、自身が凶悪犯であったことを公開したので
今後の作品の展開が非常に難しいと思われた。
しかし、中山氏は新たな作品が出てきた。
御子柴礼司がかつての恩師ともいうべき
少年院時代の教官を救うために弁護をする。
しかし教官は、殺人を犯したことを自身で認め、
正当な罰で裁かれることを望んでいる。
御子柴は弁護で無罪を主張するが、
その方法は緊急避難を用いている。
何度もの大小のどんでん返しが仕組まれている。
さすがに、中山氏は面白い。

2019年2月27日水曜日

021(1727) 銀河乞食軍団[11]:2019.02.27

野田昌宏著「銀河乞食軍団[11]―タンポポ村、還る!」
を読んだ。
デジタル版でているのの最後の巻である。
昔読んだのを懐かしんで読んでいたものだ。
これが最後の巻となる。
名残惜しいが終わりだ。

2019年2月25日月曜日

020(1726) 奏者水滸伝 阿羅漢集結:2019.02.25

今野敏著「奏者水滸伝 阿羅漢集結」
を読んだ。
ジャズのヒーロー物が混在した作品になっている。
あまり興味のない分野なので、1冊でいいかという感じだ。

2019年2月24日日曜日

019(1725) 山彦:2019.02.24 ヤマダ マコト著「山彦」

019(1725) 山彦:2019.02.24 ヤマダ マコト著「山彦」
を読んだ。
サンカという虐げられた人たちの物語である。
彼らに一子だけに伝わる不思議な能力がある。
その能力を里でお供養する者が鬼になる。
そんな過去の伝説も取り入れた面白い長編であった。
本書は、上中下の3巻を一冊にしたものである。

2019年2月21日木曜日

018(1724) レイライン2:2019.02.21

榊正志著「レイライン2 もう一つの剣: 追いつめられた信長 失われた秘剣」
を読んだ。
多数のレイラインが示された。
しかし、そこには統計上の疑問もあった。
そしてそのレイラインの意味も十分解明されていなかった。
レイラインが多すぎる気がする。
話の流れ自体は面白い。
終盤もなかなかドラマチックである。

2019年2月19日火曜日

017(1723) 伝説の豹女3:2019.02.19

佐々木真著「伝説の豹女3」
を読んだ。
再生力の強い細胞や体質と
異常なほどの運動能力や精神性など
特異な豹女が描写される。
妹と呼べるような存在が登場するが、
姉によって消去される。
今後も続いていきそうな終わり方である。

016(1722) 伝説の豹女2:2019.02.19

佐々木真著「伝説の豹女2」
を読んだ。
豹女と女豹の対決。
女豹はドーピングによる万能細胞化によって
超人的肉体がつくられた。
豹女は一子相伝で女系に伝わる特異性らしい。
ネアンデルタール人との関係も示される。
いろいろな展開が進む。
少々足りない気もするが、面白い。

2019年2月18日月曜日

015(1721) 伝説の豹女1:2019.02.18

佐々木真著「伝説の豹女1」
を読んだ。
中編で読みやすい。
安土桃山時代に記録に残る、
超人的な能力を持った女系一族が
現在で巻き起こす不思議な物語である。

2019年2月17日日曜日

014(1720) 作家刑事毒島:2019.02.17

中山七里著「作家刑事毒島」
を読んだ。
半分ほど読んだが、
あまりに毒島の毒舌がひどくて読む気がなくなり
挫折した。

2019年2月16日土曜日

013(1719) 犯罪者 下:2019.02.16

太田愛著「犯罪者 下」
を読んだ。
登場人物は多くないが、
その周辺の事情が詳しく説明されていく。
ストーリーでそれらの事情が絡み合ってくる。
少々長い小説になっている。
テレビドラマなら各回でそれぞれが一話にあって
面白いかもしれないだろう。
だが、ひとつの小説なら少々冗長に感じる。
しかし、面白いことは確かである。
この主人公たちのシリースが2編ある。
後に読んていきたい。

2019年2月11日月曜日

012(1718) 犯罪者 上:2019.02.11

太田愛著「犯罪者 上」
を読んだ。
登場人物はそんなに多くないが、
話が壮大である。
殺されかけた青年と、元テレビ局ディレクター、あぶれ者の刑事が
事件を追いかける。
しかし、彼らを殺人者が追いかける。
その背景となる謎が上巻で明らかになった。
超大作だが、読ませる展開である。
すぐに下巻を読み始める。

2019年2月5日火曜日

011(1717) 太陽の簒奪者:2019.02.05

野尻抱介著「太陽の簒奪者」
を読んだ。
地球外知的生命とのコンタクトのテーマにしたSFである。
水星から粒子が飛ばされ、リング状の構造物が
ナノテクノロジーで形成さていく。
接触を試みたが反応はない。
地球外知的生命が太陽系に向かっていることが判明した。
コンタクを目指すが反応はなく、防衛のみする。
最後に接触をするが、その思考過程が面白いが、
少々味気なくもある。

2019年2月1日金曜日

010(1716) 魔女は甦る:2019.02.01

中山七里著「魔女は甦る」
を読んだ。
麻薬のような効果の薬を巡ってのミステリーである。
犯人は以外であった。
また登場人物も過去に問題を抱えた人が多く
それが謎を深めている。
今回はどんでん返しがなかった。

2019年1月28日月曜日

009(1715) レイライン:2019.01.28

榊正志著「レイライン: 千三百年間の謎 失われた秘剣」
を読んだ。
壮大なシナリオで興味深い。
だが、内容盛り沢山すぎ、
それを高いピークの状態まま話が進む。
残念な展開だ。
もっと長い物語にして緩急のあるストーリであれば
もっと楽しめるのだが。
次巻があるのだが、少し間を開けて読みたい。

2019年1月25日金曜日

008(1714) 追憶の夜想曲:2019.01.25

中山七里著「追憶の夜想曲」
を読んだ。
弁護士御子柴が主人公のシリース二作目である。
面白いが、なぜこの容疑者にこだわるのか
謎がありながら、最後まで行く。
最後に、大きなどんでん返しがいくつかある。
その中でも大変などんでん返しがあった。
今後のシリーズはどう展開していくのか
心配になるほどものだ。
次の作品が気になる。

2019年1月22日火曜日

007(1713) ハーメルンの誘拐魔:2019.01.22

中山七里著「ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人」
を読んだ。
ハーメルンの笛吹を模した誘拐事件が起こる。
ワクチンによる薬害、
障害者と医療協会の会長の娘、
医師などが絡み合う。
誘拐事件の背景を探る刑事が
その問題を掘り下げていく。
メディアを巻き込んだ身代金報道となる。
最後には大きなドンデン返しがある。

2019年1月17日木曜日

006(1712) 七色の毒:2019.01.17

中山七里著「七色の毒 刑事犬養隼人」
を読んだ。
短編集であるが、いくつか登場人物や事件が関係している。
短い作品であるが、どんでん返しが組み込まれている。
短編集であるが、いろいろな仕込みがされている。
さすがに、中山氏の作品である。
面白さに抜かりはない。

2019年1月14日月曜日

005(1711) 贖罪の奏鳴曲:2019.01.14

中山七里著「贖罪の奏鳴曲」
を読んだ。
弁護士・御子柴礼司が死体を処理するとこからはじまる。
有能ではあるが、売名行為のようなことも見える。
しかし、過去を洗うと少年時代に女児を殺す。
だれでもいいから殺したかった、ということ。
一種のサイコパスのようだが、
少年院での出来事で改心をした。
そして司法試験に合格する。
中山の作品なので何重にも
ドンデン返しが用意されている。

2019年1月10日木曜日

004(1710) テミスの剣:2019.01.10

中山七里著「テミスの剣」
を読んだ。
面白いミステリーとしてもどんでん返しがある。
もう一つのテーマは、正義をいかにつらぬくか、
という難しいものも秘められている。
中山氏のミステリーは
このような深みがあることを思い出した。
今後長く読んでいきたい作者だ。

2019年1月5日土曜日

003(1709) 熱波:2019.01.05

今野敏著「熱波」
を読んだ。
自治省の役人が短期、沖縄県庁に出張する。
その報告書を見た上司が
すぐに沖縄出向を命じる。
そして沖縄県庁で利権を巡る地元暴力団と
2つの台湾マフィアの抗争を起こる。
その抗争と県、国の板挟みになった役人の
意識が少しずつ変わっていく。
不思議な物語が面白い。

2019年1月2日水曜日

002(1708) 年頭に:2019.01.02

2018年の1年間で121冊の読書をした。
専門書や文献で目を通したものは含めていない。
ここ1年半ほどデジタルで本を読むようになってきた。
単行本を持って寝転んで読むときの
手や目の辛さも削減したような気がする。
目にも少し楽になっているように思える。
髪からデジタルへの媒体の変化でもある。
できるだけ多くの本を読みたい。
限らえた時間、残された時間で、読むためには
読むときのストレスを媒体からのものを
極力減らしていくことが必要だ。
媒体の進化に期待したいものだ。
残された人生に読書は大いなる潤いとなるであろ。

001(1707) 第六大陸2:2019.01.02

小川一水著「第六大陸2」
を読んだ。
前巻からの続きの話である。
月の基地でさまざまな問題がありながらも
それを解決しながらストーリーは進む。
そして異星人の蒔いた種から育った装置が
アメリカ基地の実験により、稼働した。
そこからの話がどう展開するのか興味をもったが、
そこで話は終わる。
少々、欲求不満を覚える。

2018年12月31日月曜日

121(1706) 宵闇天化・下:2018.12.31

ヤマダマコト著「宵闇天化・下」
を読んだ。
シリースの最後の作品となった。
ライトノベルを意識して書いたそうだ。
確かに読みやすくなっている。
展開も激しく面白いものとなっている。
この著者はこのシリースの作品しか読んでいない。
他の作品も読んでみたいが。
少し時間を明けてから。
今年読み切った最後の作品ととなった。

2018年12月27日木曜日

120(1705) 第六大陸1:2018.12.27

小川一水著「第六大陸1」
を読んだ。
財閥の娘が月に人が常駐する施設をつくるという。
日本企業の技術と人の総力を挙げて取り組む。
10年計画、1500億年の投資となる。
中国の動向、NASAの動向、さまざまな思惑が交差する。
そして発注者の娘の妙にも
なにか隠された目的もありそうだ。
第2巻へと続く。

2018年12月23日日曜日

119(1704) 宵闇天化・上:2018.12.23

ヤマダマコト著「宵闇天化・上」
を読んだ。
以前の天化の別の流派で犯罪の首謀者が
姉妹の妹であったので、
少年院を出る時、
彼女を引き取ることにした。
そこから話ははじまる。
天花に使われた絵が再度使用される。
そして相手の衝突が始まる。
上巻はそこで終わる。
これから大きな展開が起こりそうだ。

2018年12月20日木曜日

118(1703) 宇宙軍士官学校―前哨―3:2018.12.20

鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―前哨―3」
を読んだ。
指導者として若い訓練生を率いる立場で話が進む。
歓迎会もなく、仮想空間でのゲームのような
実践的訓練が始まる。
それが歓迎会となる。

2018年12月17日月曜日

117(1702) 宇宙軍士官学校―前哨―2:2018.12.17

鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―前哨―2」
を読んだ。
幹部候補生だけで、実習用の艦船で
実戦的な訓練がはじまる。
次々と裏をかきながら模擬的な戦いが進む。

2018年12月14日金曜日

116(1701) 古生物学者、妖怪を掘る:2018.12.14

荻野慎諧著「古生物学者、妖怪を掘る 鵺の正体、鬼の真実」
を読んだ。
半分ほど読んだが、興味がなくなる。
文章jも内容的もそれなりだが、
私には興味が途切れた。

2018年12月9日日曜日

114(1699) 天化爛漫:2018.12.09

ヤマダマコト著「天化爛漫」
を読んだ。
自主出版している作品である。
前作の続編でやはり新潟の地元を
舞台にしたミステリー作品である。
3姉弟が揃って謎を解いていく。
そんな展開だがなかなかが面白い。

2018年11月28日水曜日

112(1697) 南方熊楠―進化論・政治・性:2018.11.28

原田健一著「南方熊楠―進化論・政治・性」
を読んだ。
珍しい経歴の研究者である。
音楽・映像のプロデュサーから
熊楠の旧邸の調査に10年間、従事した。
そこから熊楠研究にのめり込んでいく。
進化論、政治、性について
独自の視点が語っている。
なかなかおもしろかった。

2018年11月23日金曜日

111(1696) 森と建築の空間史:2018.11.23

千田智子著「森と建築の空間史―南方熊楠と近代日本」
を読んだ。
熊楠の環境運動を、事前にもっていた自然観察に由来する
科学観と宗教観と密接に結びついていることを説いている。
ただ、その論理が中沢氏のように感覚的で
自己完結しているようにみえる。
科学的論理性に欠如している。
人文科学にはこのような論理展開が多い。
なかなかついていけない。

2018年11月21日水曜日

110(1695) 空白の五マイル:2018.11.21

角幡唯介著「空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」
を読んだ。
チベットにまだ人が全く入ったことがない地域がある。
それを空白の5マイルと呼んでいる。
そこを単独踏査しようとした探検家の行動記である。
なかなかおもしろい。
ただ、ツアンポー峡谷はあまりぬ険しく、悪条件である。
そして探検の時期も国情不安も悪かった。
踏査は失敗だった。
しかし、その探検行は面白い。
別の作品も読みたいものだ。

2018年11月17日土曜日

109(1694) 謎の空海:2018.11.17

三田誠広著「謎の空海 誰もがわかる空海入門」
を読む。
小説「空海」の背景を史実に基づいて書かれた入門書である。
知っている内容が多かった。
でも、もちろん知らない内容も多々あった。
空海は不思議な人生を送っている。
18歳で入学した大学を1年もぜす突然辞めて、
30歳までの記録のない空白の10年間。
突然、遣唐使としての抜擢。
唐では、一人にしか相伝されない秘宝である密教を
たった数ヶ月で、それも辺境の外国人に
寺宝や経典のすべてを授けられる。
20年の滞在が2年での帰国。
不法の帰国が1年の謹慎で解けて
一気に宗教界の雄い踊りでる。
不思議な人生である。
経歴の記録に空白があるので、
小説家の空想を掻き立てるだろう。
多くの小説がある。
私はまだ、一つしか読んでないが。

2018年11月2日金曜日

107(1692) 巨人伝 上:2018.11.02

津本陽著「巨人伝 上」
を読んだ。
南方熊楠の生涯を小説にしたものだ。
熊楠がよく見てたい幻覚が底流にしている小説である。
生涯は以前から文献で読んでいるので、
ほぼ知っている内容を再確認することにある。
だが、知らないこと、チリバラめられている。
誰が小説にしても、熊楠の生涯は波乱万丈なのだろう。

2018年10月27日土曜日

106(1691) 金色天化:2018.10.27

ヤマダマコト著「金色天化」
を読んだ。
新潟を舞台にした不思議な物語であった。
しかし、なかなかおもしろい作品であった。
プロの作家ではないが、
Kindleのデジタル版で出版をしている作家だ。
なかなかおもしろいスタンスである。
編集者や校正者の手がはいっていない弱点があるが、
常に更新していけるということも面白い。

2018年10月20日土曜日

105(1690) 空海入門:2018.10.20

加藤精一著「空海入門」
を読んだ。
空海の史実に基づいた経歴、
重要著書の骨子などをまとめてあってわかりよかった。
ただし、著者の嗜好の主張が示されているところや
論拠がメディアや大衆書、ニュースなど
少々論理的精度を欠いていたので疑問を感じた。
残念であった。

2018年10月16日火曜日

104(1689) 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四:2018.10.16

夢枕獏著「沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四」
を読んだ。
読み終わってしまった。
空海の少ない資料から、
想像を膨らまし、おもしろ小説にしてられている。
空海の生涯に興味があったのだが、
さらに興味がでてきた。
どこまで史実が知りたくなる。

2018年10月13日土曜日

103(1688) 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三:2018.10.13

夢枕獏著「沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三」
を読んだ。
話は、玄宗皇帝時代、それも楊貴妃に関する回顧に戻っていく。
主には阿倍仲麻呂への手紙が重要なところになる。
面白いところで次巻へと続く。

2018年10月9日火曜日

102(1687) 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ二:201810.09

夢枕獏著「沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ二」
を読んだ。
この巻では、楊貴妃の墓とその状況、
唐で半生を過ごした阿部仲麻呂が、
楊貴妃の不思議を手紙に残していた。
不思議な展開になってきた。

2018年10月4日木曜日

101(1686) 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一:201810.04

夢枕獏著「沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一」
を読んだ。
空海には、南方熊楠の関係で、興味を持っていた。
曼荼羅、密教など通じて、その日本への導入者として
空海が重要になる。
司馬遼太郎の「空海の風景」を読み出して途中で挫折していた。
しかし、読みたいと思いながら、
時間がなくてついつい今日まできている。
このような小説であれば
読みやすいので
空海の生涯や人物をしるにはいい。

2018年10月1日月曜日

100(1685) 地球はなぜ「水の惑星」なのか:201810.01

唐戸俊一郎著「地球はなぜ「水の惑星」なのか
水の「起源・分布・循環」から読み解く地球史」
を読んだ。
水に関する話題を中心に話が進めらている。
主に著者が興味を持った内容だが、
少々一般読者が興味を持てるかどうかが心配だ。
私は興味深く読んだ。
だが、なぜかなかなか本章に入り込めない。
それが不思議だ。

2018年9月25日火曜日

099(1684) 第二の地球を探せ!:2018.09.25

田村元秀著「第二の地球を探せ!~「太陽系外惑星天文学」入門~」
を読んだ。
井田氏の本から比べれると
実際に観測をしている天文学者の話なので
現実感がある。
最先端の話題が盛りだくさんであった。
そして今後の観測計画も紹介されていて面白かった。
「地球上の生命に似た「生命」を探す鍵となるバイオマーカーには、
これさえあれば決定的と呼べるものはありませんが、
水、酸素、オゾン、メタン、二酸化炭素などのうち、
いくつかが同時に発見されれば、
生命の存在を示す強力な指標になると考えてよいでしょう」
重要な示唆である。

2018年9月22日土曜日

098(1683) 地球外生命体:2018.09.22

井田茂著「地球外生命体 実はここまできている探査技術」
を読んだ。
重複する内容や繰り返しが多く思えた。
すると最後まで読むと、
聞き語りを文章起こししたもののようだ。
専門家が自身で書いたものでないと、
科学解説は良くないようだ。
読んでいて欲求不満になったので、
別の本を読むことにした。

2018年9月19日水曜日

097(1682) 新しい1キログラムの測り方:2018.09.19

臼田孝著「新しい1キログラムの測り方 科学が変われば単位も変わる」
を読んだ。
少し前に日本が非常に精度のよい測定で
国際キログラム原器にかわる
新しい質量の単位を決めるのに大きな貢献をしたことをしった。
その関係者が著者となっている。
そして基本単位のうち4つが今年変わることになる。
実施は2019年5月20日からだ。
重要な変化が科学、技術の世界で起こることに成る。
これで人類は新たなステージにたどり着いたことになる。
その反面、単位の定義が実感できなくなってくる。
このギャップを埋めるのは科学教育しかないのだろう。

2018年9月18日火曜日

096(1681) 女學生奇譚:2018.09.18

川瀬七緒著「女學生奇譚」
を読んだ。
面白い。
恐怖を感じない病気をもったフリーのジャーナリストが
読んではいけい本を取材するように、雑誌編集長から依頼を受ける。
その取材の金銭的バックアップがこれまでにないものであった。
取材していくうちに、戦前の失踪事件につながっていく。
しかし、つぎつぎとの予想外の展開が起こっていく。

2018年9月12日水曜日

095(1680) 万能鑑定士Qの事件簿 XII:2018.09.12

松岡圭祐著「万能鑑定士Qの事件簿 XII」
を読んだ。
懐かしい1970年の大阪万博の太陽の塔が舞台となる。
そして、他にもその時期に起こった
イギリスで発生したミステリーサークルの謎も絡んでくる。
複雑な様相をもった謎解きとなっている。

2018年9月4日火曜日

094(1679) 警視庁科学特捜班 沖ノ島伝説殺人ファイル:2018.09.04

今野敏著「ST 警視庁科学特捜班 沖ノ島伝説殺人ファイル」
を読んだ。
宗像の沖にある島での殺人事件。
島に上陸することもままならない。
関係者に聞くだけである。
そこで証言をどう得ていくか。
だが、島でのことは語れない
「御言わず様」の掟がある。
そこから謎をどう解いてくか。
なかなか面白い。

2018年9月1日土曜日

093(1678) 警視庁科学特捜班 桃太郎伝説殺人ファイル:2018.09.01

今野敏著「ST 警視庁科学特捜班 桃太郎伝説殺人ファイル」
を読んだ。
岡山の桃太郎伝説に関するミステリーである。
説話における地元の話と、
一般に流布している話とは
異なっていることをもとにミステリーになっている。
おもしろい話となっていた。

2018年8月29日水曜日

092(1677) 警視庁科学特捜班 為朝伝説殺人ファイル:2018.08.29

今野敏著「ST 警視庁科学特捜班 為朝伝説殺人ファイル」
を読んだ。
伝説シリーズである。
伊豆大島と奄美大島の事故。
そこに為朝伝説を関連付けたマスコミ関係者が
取材中に沖縄で死亡する。
それを各地に出張をして、謎を解いていく。

2018年8月28日火曜日

091(1676) 警視庁科学特捜班 黒の調査ファイル:2018.08.29

今野敏著「ST 警視庁科学特捜班 黒の調査ファイル」
を読んだ。
ワンクリックk詐欺にひかかった若者が、
復習をするために策を練る。
それが歌舞伎町の中国マフィアとの闘争に絡んでくる。
軽く読める内容であった。
でも面白い。

090(1675) 「超」独学法:2018.08.27

野口悠紀雄著「「超」独学法」
を読んだ。
独学が重要であることを古今東西の偉人の例、
自身の体験を通じて論じている。
よく分かる内容で、共感できる。
しかし、私にとっては当たり前のことでもあった。

089(1674) 炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】:2018.08.27

夏井睦著「炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】」
を読んだ。
炭水化物がなぜ、人類にとって必要ないかを、
医学的観点、生理的観点、人類史学的観点から述べたものである。
根拠が十分ではないところもあったが、
説得力のある内容であった。
また、糖質を取らないと汗をかかないというのも実感がない。
すべてを信用するわけにはいかないが、
納得できる内容が多かった。

2018年8月26日日曜日

089(1674) パンドラ’Sボックス:2018.08.26

北森鴻著「パンドラ’Sボックス」
を読んだ。
ついに北森氏の本も残りを読んだ。
今までに見ていなかった北森氏の姿が見えた。
雑誌に掲載された短編が掲載され
その時の自身のことをエッセイととして書かれている。
小説から想像される作家像とは全く違った姿が見えてくる。
なかなかおもしろい作品であった。

2018年8月21日火曜日

088(1673) 警視庁科学特捜班 黄の調査ファイル:2018.08.21

今野敏著「ST 警視庁科学特捜班 黄の調査ファイル」
を読んだ。
今回は、新興宗教の組織で集団自殺が起こった。
しかし、それは自殺ではなく殺人であった。
それに関連して
宗教、主に禅宗に関する話題が
いろいろでてきた。
禅に関する話題がなかなかおもしろかった。
作者自身が体感していたような
内容がいろいろあった。

2018年8月17日金曜日

087(1672) 警視庁科学特捜班 緑の調査ファイル:2018.08.17

今野敏著「ST 警視庁科学特捜班 緑の調査ファイル」
を読んだ。
コンサートのリハーサル中にストラディバリウスの盗難があった。
調査中に関係者の殺人事件が発生した。
驚異的な聴覚をもった翠が、
事件を解決に導く。
同じような聴覚をもった関係者がいることが
事件が一気に解決に向かう。
やはり、今野氏の作品は軽く読めて気分転換にいい。

2018年8月15日水曜日

086(1671) 万能鑑定士Qの事件簿 XI:2018.08.15

松岡圭祐著「万能鑑定士Qの事件簿 XI」
を読んだ。
京都のぼろぼろの寺、音隠寺でおこった奇跡的なことで、
数年で一気に有名な観光スポットになった。
しかし、それはトリックを使ったものであった。
また、昔から行方不明になっている
国宝級の安倍晴明の式盤を見つけて寺の宝としようと企てる。
その対決が今回のテーマだ。

2018年8月14日火曜日

086(1671) 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル:2018.08.14

今野敏著「ST 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル」
を読んだ。
病院にインフルエンザがかかった人が、
急死した。
医療ミスの疑いがあったが、
民事裁判では無罪となった。
しかし被害者遺族が刑事訴訟をした。
その結果、法律に反することはないようであった。
しかし、調べていくと、
未必の故意による殺人があった。
そこには、大学病院の闇への告発があった。

2018年8月12日日曜日

085(1670) 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル:2018.08.12

今野敏著「ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル」
を読んだ。
軽く読めるでついつい一気に読んでしまう。
今回はテレビ・プロダクションが担当した番組で
心霊現象が起こるマンションの一室で
ロケ中に人が死んだ。
最初は事故死扱いだったが、
殺人事件だということが徐々にわかってくる。
そしゅて5人の捜査班の特技が活かされて
事件が解決する。
単純明快、読んですっきるする。
疲れているときは、こんな小説がいい。

2018年8月10日金曜日

084(1669) 巨神計画 下:2018.08.10

シルヴァン・ヌーヴェル著「巨神計画 下」
を読んだ。
上巻同様、レポートやインタビュー形式で
話が進む。
大きな展開があるのだが、
なかなか把握できない。
そして最後に大きな出来事があって終わる。
明らかに続編が構想されている。
実際に3部作のようだ。
2部目がすでに出版されている。
どうもこのようなストーリーの展開にはついていけない。

2018年8月8日水曜日

083(1668) 巨神計画 上:2018.08.08

シルヴァン・ヌーヴェル著「巨神計画 上」
を読んだ。
あるインタビュアとの対話や記録のファイルを
中心に話が展開していく。
ホーガンの巨人シリースを思わせるものだ。
地球の技術でできない装置がでてくる。
その年代は6000年前ものであった。
パーツが全て見つかり
組み立てられた。
そしてふとしたことかが装置が起動して
周辺数kmが消滅した。
展開をファイル記述の形式にしなくても
十分面白いシナリオだと思うのだが。
作者はこの形に必然性を見出しているのだろうか。
シリーズですでに続編がでている。

2018年8月4日土曜日

082(1667) 警視庁科学特捜班 黒いモスクワ:2018.08.03

今野敏著「警視庁科学特捜班 黒いモスクワ」
を読んだ。
ロシアとの捜査の情報交換で出張した
モスクワでの事件を捜査することになった。
STの2名が当初加わることにあったが、
個人的に行っていた2名と、
事件があったことで
他のメンバーも加わることになった。
そして事件が解決していく。

2018年8月1日水曜日

081(1666) 銀河乞食軍団[10]:2018.08.01

野田昌宏著「銀河乞食軍団[10]―次元穴のかなた―」
を読んだ。
事態はいろいろ進む。、
話の終わりがなかなか見えない。
しかしそれが面白さを出しているようだ。
手に入るのはあと1巻だけである。
どう終わるのだろうか。
気になるところだ。

2018年7月29日日曜日

080(1665) 自覚―隠蔽捜査5.5―:2018.07.29

今野敏著「自覚―隠蔽捜査5.5―」
を読んだ。
短編集である。
短編集では、長編の主人公である大森署署長竜崎は
脇役に置かれている。
長編で出てきた脇役が主役として登場し、
竜崎の発言、行動が大きな役割を果たす。
そんなパターンが多い。
面白い。