高橋昌一郎著「ノイマン・ゲーデル・チューリング」
を読んだ。
ノイマンとゲーデルの内容は、
以前読んだ新書と同じような気がした。
最後にその旨、書いてあったが
商品として出版するのはいかがものだろうか。
しかし、内容にしては、重要論文の邦訳があった。
ゲーデルの論文は不明だったが、
他の二人は言いたいこと、
重要性がなんとなくわかった。
高橋昌一郎著「ノイマン・ゲーデル・チューリング」
を読んだ。
ノイマンとゲーデルの内容は、
以前読んだ新書と同じような気がした。
最後にその旨、書いてあったが
商品として出版するのはいかがものだろうか。
しかし、内容にしては、重要論文の邦訳があった。
ゲーデルの論文は不明だったが、
他の二人は言いたいこと、
重要性がなんとなくわかった。
六道慧著「警察庁広域機動隊」
を読んだ。
以前の警察庁α特務班が
警察庁広域機動隊と改組され、
内容もシーズン2に入った。
組織の人員の2名が入れ替わった。
問題のある3名が加わった。
東電OL殺人事件をモデルにしたようだ。
渋谷のスクランブル交差点での死亡から
ミステリーがはじまる。
なかなか面白い。
松原始著「カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん」
を読んだ。
カラス、あるいは鳥類の研究者の野外調査を中心とした話題だ。
野外調査に派生した、共同研究、アルバイトなど
私の若い時の経験とシンクロするようで楽しめた。
大倉崇裕著「小鳥を愛した容疑者」
を読んだ。
警視庁捜査一課の刑事、須藤は
銃撃を受けて負傷した。
そのリハビリをかねて、警視庁総務部総務課
“動植物管理係”に配属される。
そこには新米だが動物に関わる不思議な経歴をもった
動物に詳しい薄刑事がいた。
二人が動物に関する事件を解決していく。
いろいろな動物の習性に関連した短編集である。
高橋昌一郎著「フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔」
を読んだ。
ノイマンの生涯を追いながら、
天才的、超人的な膨大な業績の概略が
紹介されている。
読むと驚異的であるころがわかる。
著者は哲学といっているが、
その時代における考え方、思考過程であろう。
しかし、それが面白い。
大倉崇裕著「オチケン!」
を読んだ。
大学入学早々、廃部直前のオチケンに入部させられた越智健一。
2名しかいない先輩のうち
ひとりはうまい落語をする。
もうひとりの先輩は正体不明。
オチケンには次々とトラブルが持ち込まれ
それを先輩ともども解決していく。
短編連作だが面白い。
Marie著「ちいさなくふうとノート術:
ごちゃごちゃの頭を整理して楽しく暮らす私のノートの使い方」
を読んだ。
主婦でブロガーの著者が、自分の語学学習や子育てなどで
アナログの手帳を中心としてスケジュール管理で成功したという内容。
デジタルのスケジュラーも併用している。
短いので一気に読めた。
自身の方法と似ているところもある。
鏑木蓮著「東京ダモイ」
を読んだ。
現在とシベリアの捕虜収容所の出来事がシンクロする。
舞鶴でロシア人女性が絞殺される。
同行していた男性が行方不明になる。
まだ自主出版を申し込んだ男性も行方不明になる。
自主出版の編集者と警察が謎解きをする。
江戸川乱歩賞受賞作なのでなかなか読み応えがある。
鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―攻勢偵察部隊― 5」
を読んだ。
粛清者との全面対決にそなえて、
途上種族への試験が実施された。
地球士官学校生は優秀な成績であった。
また恵一らの活躍により、
地球軍はケイローン軍に組み込まれ、
地球人の階層のいちランク上がる。
ストーリは途中で終わっている。
今後を想像してほしいということなのだろうか。
それとも続編は今後書かれていくということなのだろうか。
一応全17巻を読破した。
六道慧著「警察庁α特務班 ラプラスの鬼」
を読んだ。
今回は江戸川署での事件である。
女児のスカートと体液のついた毛布が
ダンボールから見つかった。
以前に時をあけて起こった
誘拐された二人の女児のものであることが
確かめられた。
数年を隔て起こった事件である。
ところが20年以上昔に、
女児の誘拐の類似事件があることがわかった。
関連あるのだろうか。
いくつもの事件が重なりながら
謎が解決されていく。
鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―攻勢偵察部隊― 4」
を読んだ。
第5惑星に残された救命パレットが海底から見つかった。
そこには恵一を訴追した少将が含まれていた。
しかしそのパレットを自身が残り救助することにした。
無事救助されるまでのストーリになる。
六道慧著「警察庁α特務班 キメラの刻印」
を読んだ。
今回は赤羽署が舞台となる。
小動物の虐殺、高齢者の売買春事件、
高齢者のストーカー事件
いろいろな事件が重なっていく。
紅白梅のキメラから事件は
不思議な展開を見せる。
今回も社会問題を指摘した内容となっている。
鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―攻勢偵察部隊― 3」
を読んだ。
抗命行為により訴追を受けたため
地球に戻され自粛していた。
その時、士官養成学校での実践練習の相手をする。
別の軍に、第二次長距離偵察作戦が行われたが、
失敗に終わり、かなりの数の敗残兵が
アンドロメダ銀河に残された。
訴追をが免れた圭一は
救援部隊の司令官に抜擢される。
次々とストーリが展開する。
六道慧著「警察庁α特務班 反撃のマリオネット」
を読んだ。
荒川署に移動して活動をする。
児童の殴打事件が起こる。
またスクールハラスメントの相談が以上に多くなったが
誰から偽のホームページを作成していた。
実際に中学校でハラスメントが起こっていたようだ。
婚姻ロッカーに嬰児のミイラが発見される。
今回のαチームのテーマは、
スクールハラスメントという重いものであった。
六道慧著「警察庁α特務班 ペルソナの告発」
を読んだ。
前作からの続きである。
パーフェクトサイコパスと呼ばれるような犯人。
目星はついているが
なかなか決めていがない。
しかし、対立していた隣人の死から
一気にエンディングに向かう。
多数の伏線が回収されながら
思わぬ展開で終わってくる。
おもしろい。
このシリーズは続くので期待できる。
鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―攻勢偵察部隊― 1」
を読んだ。
前シリーズから新しい展開となる。
粛清者への偵察部隊を辺境星域の途上種族で組織する。
粛清者の艦に偽装して、潜入するために訓練をする。
また滅亡を免れた地球では
地球の乱れた環境の改造と
次世代の士官の育成も行われている。
新たなシリーズの展開の序章となる巻である。
大倉崇裕著「三人目の幽霊 落語シリーズ」
を読んだ。
出版社に就職した間宮緑が、
配属は「季刊落語」で自分もふくめて
たった2名の編集部である。
落語家、落語のネタなどをテーマにした
短編集である。
なかなか面白い。
鷹見一幸著「アウトニア王国拾遺録3 でたまか 終劇追幕篇」
を読んだ。
いよいよ全16巻の最後である。
短編集だが、多くはザナックスの戦いの
終わったあとを舞台にした物語である。
すべて話すのがライトノベルの書き方だそうだ。
著者はすべてを物語にしてしまうのではなく、
読者の想像に任せるという終わり方である。
この考え方もありだろう。
福田和代著「迎撃せよ」
を読んだ。
順番が前後したが、
シリーズ最初の物語を読んだ。
安濃が主人公のようだが、
どうもここでもあまりパットしない。
主人公らしくない存在である。
しかし、自衛隊の抱えている問題、
緊急事態に対応可能なのか。
それを問うストーリになっている。
面白かった。
鷹見一幸著「アウトニア王国拾遺録2 でたまか 天壌無窮篇」
を読んだ。
拾遺ともいうべき短編集である。
主人公ではなく、周辺の人たち、
本編で語られなかった物語が
集められている。
本編を読んだものでないと
わからない物語でもある。