2023年2月28日火曜日

012(2131) 復讐捜査官 宇野井真弓:2023.02.28

麻野涼著「復讐捜査官 宇野井真弓」
を読んだ。
介護施設で暴力事件が起こる。
まじめに経営されていた
3つのうちの一つの介護施設だった。
評判が落ちて入居者が減っていく。
理事長がスタッフに戻り経営努力に務める。
しかし次々と事件が起こってくる。
その真相はどんでん返しが起こる。

2023年2月27日月曜日

011(2130) 密室殺人ゲーム王手飛車取り:2023.02.27

歌野晶午著「密室殺人ゲーム王手飛車取り」
を読んだ。
ネットで実際に殺人をしてその内容を
推理ゲームにしている5人組がいる。
それぞれが出題者になっている。
最後に大きな展開がある。
予想外の展開がおもしろい。

2023年2月21日火曜日

010(2129) 黄金伝説:2023.02.21

半村良著「黄金伝説」
を読んだ。
金で思い通りに振る舞う人物、
その金で世に出てきた画家
政財界に黒幕として君臨する人物
など、いろいろな人物が
十和田山奥で黄金を求めていく。
そこには超人類、
宇宙から来た知的生命などがうごめく。

2023年2月17日金曜日

009(2128) 死刑台の微笑:2023.02.17

麻野涼著「死刑台の微笑」
を読んだ。
凶悪な3名の未成年が4名を殺害した。
少年法に守られているが、
死刑判決を臨む娘を殺害された母が
裁判を傍聴し続ける。
そしてすこしずつ少年について調べていく。
伏線があり、どんでん返しがある。
なかなかおもしろかった。

2023年2月13日月曜日

008(2127) ゾーイの物語:2023.02.13

ジョン・スコルジー著「ゾーイの物語 老人と宇宙4」
を読んだ。
老人と宇宙の4巻である。
だいぶ前に読んだので
前作の内容を忘れている。
でも非常に引き込まれていった。
防衛軍を退役したジョンとジェーンは
ゾーイを養女にした。
新しい植民地での生活が
ゾーイの目で語られる
そこには大きな事件が次々と起こる。
本編にあった各種の伏線が
最後には次々と回収されていく。
面白い小説である。

2023年2月4日土曜日

007(2126) 血の記憶:2023.02.04

麻野涼著「血の記憶」
を読んだ。
浜松のスーパーで社長娘と孫の
監禁事件が起こった。
犯人はもと技能実習生で
左手が義手である。
要求が、金銭ではなく
社長の左手や
昔の白骨死体に関する事情説明など
意味がわからないものである。
一方、ハーフのタレントが親を探してた。
それらが関連していく。
なかなかおもしろいミステリーだ。

2023年1月31日火曜日

006(2125) フラッガーの方程式:2023.01.31

浅倉秋成著「フラッガーの方程式」
を読んだ。
高校生のファンタジーとミステリーを
小説をしたようなものだ。
設定がアニメのラブコメで奇想天外である。
多数に張られた伏線が
最後にはしっかりと回収していく手法はすごい。

2023年1月26日木曜日

005(2124) 空白の絆 暴走弁護士:2023.01.26

 麻野涼著「空白の絆 暴走弁護士」
を読んだ。
今回は、もと暴走族仲間が
自身の会社の後継者争いに巻き込まれた。
その対処として真行寺に調査を依頼してきた。
戦中にその問題の発端がある。
どのような背景があったのかが解明されていく。

2023年1月21日土曜日

004(2123) 大日本帝国の銀河 3:2023.01.21

林譲治著「大日本帝国の銀河 3」
を読んだ。
演算器がソ連でも制作されていたことがわかる。
科学者がオリオン集団に個別に示唆を受けて
制作していることがわかった。
また海軍がオリオン集団の基地に入っていく。
少しずつ大きな流れが生まれていく。

2023年1月15日日曜日

003(2122) 悪い女 暴走弁護士:2023.01.15

麻野涼著「悪い女 暴走弁護士」
を読んだ。
もとレディーズで不幸な人生を歩んでいるが
めげない女性が相談に訪れた。
保険金殺人の弁護を頼んできた。
2つの殺人を認めている。
死刑も辞さない態度である。
その背景に何があるのが面白い展開となる。

2023年1月9日月曜日

 002(2121) 大日本帝国の銀河 2:2023.01.09

林譲治著「大日本帝国の銀河 2」
を読んだ。
地球外人のオリオン集団との対話を
天文学者の秋津がとっているが、
なかなか進まない。
しかし、彼らの技術を参考に
暗号解読器を日本軍の技術者が作成した。
それがコンピュータの仕組みをもっていた。
また元禄紹介の猪狩がドイツ国防諜報部の
密命を帯びて帰国の途上、拉致される。
第二次大戦直前に新たなファクターが生まれてくる。

2023年1月7日土曜日

001(2120) 県警出動 遺恨の報酬:2023.01.07

麻野涼著「県警出動 遺恨の報酬」
を読んだ。
シリーズ最後の巻となる。
連続した事故が起こる。
いじめによる自殺した
生徒の関係者が
事故の被害者と加害者となっているようだ。
そこに23年前の似たいじめと自殺生徒の
事故が関係しているようだ。
なかなか複雑な事件に
二人の着たきり刑事が挑む。

2022年12月31日土曜日

 075(2119) 大日本帝国の銀河1:2022.12.31

林譲治著「大日本帝国の銀河1」
を読んだ。
昭和15年が舞台となる。
第二次大戦の直前の時代で
宇宙から来たもの(オリオンから来たといっている)が
当時より数年ほど進んだ技術を
その技術力をみせつけていく。
日本軍は技術に魅力を感じるが
その主張をどこまで
取り入れるのかを迷っている。
そこで京都帝国大学の天文学の教授で
空想科学小説家でもある
秋津俊雄がその聴取役となる。
欧州各国でも似た事件が起こっている。
SF空想戦記のはじまりである。

2022年12月27日火曜日

074(2118) 県警出動 黒いオルフェの呪い:2022.12.27

麻野涼著「県警出動 黒いオルフェの呪い」
を読んだ。
元米兵の水死体が見つかった。
黒いオルフェとボタンがキーになる。
ブラジル移民と沖縄の問題、
混血の子の問題も絡んでいく。
そこで連続殺人が起こっていく。

2022年12月22日木曜日

 073(2117) 唐牛伝:2022.12.22

佐野眞一著「唐牛伝~敗者の戦後漂流~」
を読んだ。
唐牛(かろうじ)という珍しい姓をもった
人物のルポルタージュである。
北大の学生時代に乞われて
全学連(ブント)の委員長になり
60年の安保闘争の先頭に立って戦った。
当時の岸信介首相にも、
共産党にも、アメリカにも対峙して
ナショナリズムを体現した。
安保後は一介市民として生き続けた。
唐牛のその後の人生を詳細に調べられた。

2022年12月10日土曜日

 072(2116) 県警出動 時効未遂:2022.12.10

麻野涼著「県警出動 時効未遂」
を読んだ。
実際の事件をもとにしている。
県警の執念をもった刑事が、
時効を迎えた殺人事件を捜査している。
その解決がこの巻のテーマである。
時効を過ぎた事件がどのように展開するのか。
面白かった。

2022年12月5日月曜日

071(2115) 昆虫学者、奇跡の図鑑を作る:2022.12.05

丸山宗利著「昆虫学者、奇跡の図鑑を作る」
を読んだ。
多くの人をつかって、
たった1年で7000種の撮影をして
そのうち2800種が掲載された。
図鑑は見ていないが、
それを作るための苦労が語られている。
学研の図鑑だが見てみたい気がする。

2022年12月2日金曜日

070(2114) 石の血脈:2022.12.02

半村良著「石の血脈」
を読んだ。
建築家が師匠の仕事を引き継ごうとするが、
何かが変である。
調べていくうちに、
古代文明のアトランティス、巨石信仰だけでなく
暗殺教団、吸血鬼、バンパイアなど
の不思議な存在が現れてくる。
昔読んだ気がすのだが、
全く覚えていない伝奇小説である。

2022年11月20日日曜日

 069(2113) カラスをだます:2022.11.20

塚原直樹著「カラスをだます」
を読んだ。
研究者からカラス対策のための会社を
起業をしているひとである。
なかなか面白いアプローチである。
またカラスを食べるというこtもしているが、
くさみやクセがあり
なかなか普及しないようだ。
食べてみたい気もするが。

2022年11月16日水曜日

068(2112) キラーシード:2022.11.16

麻野涼著「キラーシード“魔の種”」
を読んだ。
遺伝子組換え大豆が試験的に栽培されたが、
住民の反対で破棄された。
しかし、どこかでその大豆が栽培され
食品の混入したらしい。
それにともなって殺人が起こったようだ。
県警出動の前作になるミステリーだ。