鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―攻勢偵察部隊― 1」
を読んだ。
前シリーズから新しい展開となる。
粛清者への偵察部隊を辺境星域の途上種族で組織する。
粛清者の艦に偽装して、潜入するために訓練をする。
また滅亡を免れた地球では
地球の乱れた環境の改造と
次世代の士官の育成も行われている。
新たなシリーズの展開の序章となる巻である。
鷹見一幸著「宇宙軍士官学校―攻勢偵察部隊― 1」
を読んだ。
前シリーズから新しい展開となる。
粛清者への偵察部隊を辺境星域の途上種族で組織する。
粛清者の艦に偽装して、潜入するために訓練をする。
また滅亡を免れた地球では
地球の乱れた環境の改造と
次世代の士官の育成も行われている。
新たなシリーズの展開の序章となる巻である。
大倉崇裕著「三人目の幽霊 落語シリーズ」
を読んだ。
出版社に就職した間宮緑が、
配属は「季刊落語」で自分もふくめて
たった2名の編集部である。
落語家、落語のネタなどをテーマにした
短編集である。
なかなか面白い。
鷹見一幸著「アウトニア王国拾遺録3 でたまか 終劇追幕篇」
を読んだ。
いよいよ全16巻の最後である。
短編集だが、多くはザナックスの戦いの
終わったあとを舞台にした物語である。
すべて話すのがライトノベルの書き方だそうだ。
著者はすべてを物語にしてしまうのではなく、
読者の想像に任せるという終わり方である。
この考え方もありだろう。
福田和代著「迎撃せよ」
を読んだ。
順番が前後したが、
シリーズ最初の物語を読んだ。
安濃が主人公のようだが、
どうもここでもあまりパットしない。
主人公らしくない存在である。
しかし、自衛隊の抱えている問題、
緊急事態に対応可能なのか。
それを問うストーリになっている。
面白かった。
鷹見一幸著「アウトニア王国拾遺録2 でたまか 天壌無窮篇」
を読んだ。
拾遺ともいうべき短編集である。
主人公ではなく、周辺の人たち、
本編で語られなかった物語が
集められている。
本編を読んだものでないと
わからない物語でもある。
松崎有理著「嘘つき就職相談員とヘンクツ理系女子」
を読んだ。
マイナーな生物種の分類学で博士号を取得したシーノは、
研究職を探すが、就職できない。
またコミュニケーション能力が低いでの
通常の職も見つからない。
そんな張り紙で見つけたのが、蛇足軒の秘書のアルバイトであった。
蛇足軒は、嘘つきの家元で、特命就職相談員でもあった。
しかし、よく読むと、この小説の世界は
われわれの世界とは違っているのがわかる。
短編連絡であったが、不思議で、
でもどこかほっこりするような小説であった。
鷹見一幸著「アウトニア王国拾遺録 でたまか 青雲立志篇」
を読んだ。
アウトニア王国の短編集である。
いろいろな本編の合間の物語、
サイドストーリなど6編が入っている。
福田和代著「潜航せよ」
を読んだ。
前作があり、本作は続編となる。
前作を読んでいなかったが面白かった。
自衛官の安濃が新しい赴任先にいく。
周りの配慮との裏腹に
とっつきにくさがある。
もう一つのストーリで中国の原潜の話が、
その艦長の弟の話しも挿入される。
関連の少ないものが、並行してい進む。
別の基地で自衛官が安濃に電話をしたところ
別人がなりすましていることがわかる。
一気にストーリは展開していく。
前作も読んでみたくなった。
鷹見一幸著「アウトニア王国人類戦記録5 でたまか 長嶺来光篇」
を読んだ。
長かったシリーズもやっと最後になる。
異種生物に対して、最後の戦いがはじまった。
人類の存続をかけた戦いである。
主人公のマイドを追いかけるだけでなく、
多くの人物のマムニバスのような構成になっている。
著者がライトノベルに対して主人公中心の世界ではなく
世界観を描きたいとのことであった。
長崎尚志著「県警猟奇犯罪アドバイザー・久井重吾 パイルドライバー」
を読んだ。
神奈川県で起きた猟奇的家族殺害事件。
それは15年前の未解決事件に似ていた。
そこで、退職した刑事で未解決事件を担当していた
久井重吾がアドバイザーとして捜査に参加する。
久井と組まされたのは、
若手で近々警察をやめようと考えている刑事である。
久井は、15年前の事件を調べはじめる。
そこには当時未成年で、話しを
十分聞くことができなかった証人が何人かいた。
それを当たりだした。
事件の捜査との関連も出くる。
なかなか複雑なストーリだが面白い。
鷹見一幸著「アウトニア王国人類戦記録4 でたまか 群青黎明篇」
を読んだ。
ザナックス数で責められて敗戦続きである。
神聖ローデスの領域がザナックスに飲み込まれいく。
ただ、生存者を逃がすことを優先する。
最後にマイドが最終戦争の指揮をとることになる。
とうとう最終決戦に入っていきそうだ。
ヤマダマコト著「うちの親、出馬するらしい。 」
を読んだ。
やはり新潟の地元を舞台とした物語だ。
親が市長に出馬する3人の子どもの視点から
ストーリが進められる。
現役市長の長男。
普通のサラリーマンの長男。
母子家庭の母の長女。
それぞれの親が市長候補となり選挙運動に参加していく。
選挙運動が小説になっているが、
面白い内容になっていた。
鷹見一幸著「アウトニア王国人類戦記録3 でたまか 漆黒無明篇」
を読んだ。
神聖ローデスはザナックスに侵略され、
惑星を破壊して進行を止めるしかない。
ザナックスは進化していて、強くなっている。
惑星の子どもたちだけしか救えない。
何十億の住人が死んでいく。
その上、愛国軍や、もとの帝国軍などの反撃で
惑星の破壊は失敗に終わる。
その惑星は侵略され、最悪の事態が
進行するところで終わっている。
次の展開が気になるところだ。
川瀬七緒著「紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官」
を読んだ。
3本の小指と大量の血痕が残された現場。
そこに死体はなかった。
主人公の法医昆虫学者の赤堀は、
科捜研を再編成し捜査分析支援センターに配属された。
正式な採用(大学教員と兼業)なので、
自由がきかなくなってきたが、
独自の捜査を進めていく。
二人の仲間もあぶれものであるが、
それぞれの専門に秀でている。
今後の活躍が楽しみである。
鷹見一幸著「アウトニア王国人類戦記録2 でたまか 霜降暗夜篇」
を読んだ。
ローデスが異星生物に侵略されていく。
異星生物は進化しており、
決して負けない戦略をもっている。
それが、ローデスの各地を侵略していく。
ローデスは、帝国に休戦と援助を求めた。
ケルプはそれに応じていったが、前線で戦う。
やがて、帝国軍は思わぬ作戦に出る。
黒崎視音著「蒼白の仮面 六機の特殊II」
を読んだ。
自殺テロが起こる。
それを六機が阻止していく。
自殺テロが連続していくが、
それも阻止されていく。
背後に蒼白の仮面がネットで自殺者に
殺人テロをさせていたことがわる。
やがて蒼白の仮面をも利用する存在が現れる。
次々と事件が起こるが
一気読みさせる。
鷹見一幸著「アウトニア王国人類戦記録1 でたまか 黄昏落日篇」
を読んだ。
新しいシリーズに入る。
人類は異種知的生命との遭遇した。
帝国とローデスの共同調査船がでるが、
すでに派遣されいたローデス軍が止める。
ローデス軍が応戦をしているが劣勢である。
マイドはメイの毒を除くために
禁断の生体のクローンをおこなった。
その星が異種知的生命が襲ってきたところであった。
惑星住民の避難がはじまる。
ローデス軍が敗退し撤退戦をしていく。
黒崎視音著「六機の特殊 警視庁特殊部隊」
を読んだ。
キャリアの警視が対テロ対策のための
特殊部隊の必要性を述べたことから
その責任者として、
創設から人選、指揮官として赴任していく。
運動経験もなく、社交性もないところから
訓練を通じて、仲間との信頼関係を築き
一人前になっていく。
短編集となっているが、時系列で話は進む。
鷹見一幸著「アウトニア王国再興録5 でたまか 青天霹靂篇」
を読んだ。
いよいよ帝国とディア家・トゥナイツ家の艦隊の真・帝国軍の戦いで帝国が優勢になる。
そこにマイドのアウトニア軍が助勢することで、全面対決となった。
均衡状態になったとき、
マイドは、それまでマイア家が反アリクレストの表して趨勢は決したと見えた。
ところが、アリクレストは神聖ローデスと手を組んだ
しかし、それでは許さない帝国軍が投降していく。
これでこの戦いに決着がついた。
最後の章では、人類以外の知的生命の探査で終わる。
麻見和史著「屑の刃 重犯罪取材班・早乙女綾香」
を読んだ。
大手新聞社のやり方が嫌で辞め
CSの犯罪番組の放送局に転職した早乙女綾香の物語である。
殺された男の腹部に屑が詰め込まれていた。
その犯人からメッセージが新聞社に届く。
番組の取材をしていくうちに
犯人に迫っていく綾香たちのクルー。
報道記者が事件を追いかけるという展開がいい。
麻見和史は面白い。