岸本裕史著「改訂版見える学力、見えない学力」
(ISBN4-272-88461-1 C0137)
を読んだ。
基礎学力として読み書き計算の
重要性を訴えたものである。
文部省批判が各所にあるが、
批判ばかりではものどとは進まない。
与えられた現状でベストを尽くすことが、
現在の教育の重要なところであろう。
その上での教育論となる。
2006年8月27日日曜日
2006年7月15日土曜日
25(266) 養老孟司のデジタル昆虫図鑑: 2006.07.15
養老孟司著「養老孟司のデジタル昆虫図鑑」
(ISBN4-8222-4527-6 C0095)
を読んだ。
山根一真氏に教えてもらった方法によるもである。
昆虫のデジタル画像を、スキャナーでとることである。
レンズが動くき被写体深度が深いために、
立体的にとれるのである。
スキャナーの性能がいいので、
非常に高精度のデジタル画像が得られるというものである。
エプソンの広告として雑誌に連載されたものである。
この方法は有効である。
私も早速岩石で挑戦したが、
大きすぎてだめであった。
しかし、平面ととるにはこれで十分である。
(ISBN4-8222-4527-6 C0095)
を読んだ。
山根一真氏に教えてもらった方法によるもである。
昆虫のデジタル画像を、スキャナーでとることである。
レンズが動くき被写体深度が深いために、
立体的にとれるのである。
スキャナーの性能がいいので、
非常に高精度のデジタル画像が得られるというものである。
エプソンの広告として雑誌に連載されたものである。
この方法は有効である。
私も早速岩石で挑戦したが、
大きすぎてだめであった。
しかし、平面ととるにはこれで十分である。
24(265) 栗林慧の昆虫ワンダーランド 2006.07.15
栗林慧著「栗林慧の昆虫ワンダーランド」
(ISBN4-02-350116-6 C0845)
を読んだ。
DVDがついていて高い本であるが、
私が知りたいのはカメラの解像方法についてであるが、
それについての詳細は、書かれていていない。
たぶん非常に困難なことだからであろう。
私はそこまではする気はないが、
手軽なものであればやってみる気はある。
(ISBN4-02-350116-6 C0845)
を読んだ。
DVDがついていて高い本であるが、
私が知りたいのはカメラの解像方法についてであるが、
それについての詳細は、書かれていていない。
たぶん非常に困難なことだからであろう。
私はそこまではする気はないが、
手軽なものであればやってみる気はある。
2006年7月8日土曜日
23(264) ドーキンスVS.グールド: 2006.07.08
キム・ステルレルニー著「ドーキンスVS.グールド」
(ISBN4-280-08878-4 C0145)
を読んだ。
グールドしか読んでいなかったが、
ドーキンスの著作も興味が出てきた。
そしてグールドの著書も興味本位で読んでいたので、
生物学の姿勢や思想と、他の考え方との対比で読んでいなった。
だからこの本は非常に新鮮で面白く感じた。
(ISBN4-280-08878-4 C0145)
を読んだ。
グールドしか読んでいなかったが、
ドーキンスの著作も興味が出てきた。
そしてグールドの著書も興味本位で読んでいたので、
生物学の姿勢や思想と、他の考え方との対比で読んでいなった。
だからこの本は非常に新鮮で面白く感じた。
22(263) ダイヤモンドの科学: 2006.07.08
松原聡著「ダイヤモンドの科学」
(ISBN4-06-257517-5 C0240)
を読んだ。
ダイヤモンドに関する各種の情報が書かれたいた。
以前科学博物館で行われたダイヤモンド展が動機なのかもしれない。
類書がいくつかあったが、
鉱物学的な内容とダイヤモンドに関する歴史も同時に書かれているので、
それなりに面白かった。
(ISBN4-06-257517-5 C0240)
を読んだ。
ダイヤモンドに関する各種の情報が書かれたいた。
以前科学博物館で行われたダイヤモンド展が動機なのかもしれない。
類書がいくつかあったが、
鉱物学的な内容とダイヤモンドに関する歴史も同時に書かれているので、
それなりに面白かった。
21(262) 新鉱物発見物語: 2006.07.08
松原聡著「新鉱物発見物語」
(ISBN4-00-007455-5 C0344)
を読んだ。
松原氏が、自分の発見した新鉱物にまつわるエピソードを
紹介したものである。
読み物として面白かった。
(ISBN4-00-007455-5 C0344)
を読んだ。
松原氏が、自分の発見した新鉱物にまつわるエピソードを
紹介したものである。
読み物として面白かった。
20(261) 「複雑ネットワーク」とは何か: 2006.07.08
益田直紀・今野紀雄著「「複雑ネットワーク」とは何か」
(ISBN4-06-257511-6 C0240)
を読んだ。
ネットワークのタイプと
各種の応用例を知ることができた。
しかし、この本自体は一般書でいろいろ紹介するのが
目的だからいいのだが、
著者の情報科学理論に対するオリジナリティは感じられなかった。
(ISBN4-06-257511-6 C0240)
を読んだ。
ネットワークのタイプと
各種の応用例を知ることができた。
しかし、この本自体は一般書でいろいろ紹介するのが
目的だからいいのだが、
著者の情報科学理論に対するオリジナリティは感じられなかった。
19(260) スモール ワールド: 2006.07.08
ダンカン・ワッツ著「スモール ワールド」
(ISBN4-501-54070-2 C3004)
を以前読みかけたが、
難解なので途中で挫折した。
しかし、何か重要なことを言おうとしていることはわかったので
別の入門書を読むことにした。
(ISBN4-501-54070-2 C3004)
を以前読みかけたが、
難解なので途中で挫折した。
しかし、何か重要なことを言おうとしていることはわかったので
別の入門書を読むことにした。
2006年6月6日火曜日
18(259) 生命の起源: 2006.06.06
パリティ編集委員会編「生命の起源」
(ISBN4-621-07383-4 C3342)
を読んだ。
雑誌パリティに掲載された生命起源に関する
論文集である。
少々古い内容が多かった。
また、あまりにも些細なことを
問題にしているように見えるものある。
これは、専門家間での議論ではいいが、
一般向けの本ではあまり紹介するないようではない。
もう少し分かりやすいもの。
もう少し一般的なもの。
もう少し面白いものを掲載すべきだと感じた。
(ISBN4-621-07383-4 C3342)
を読んだ。
雑誌パリティに掲載された生命起源に関する
論文集である。
少々古い内容が多かった。
また、あまりにも些細なことを
問題にしているように見えるものある。
これは、専門家間での議論ではいいが、
一般向けの本ではあまり紹介するないようではない。
もう少し分かりやすいもの。
もう少し一般的なもの。
もう少し面白いものを掲載すべきだと感じた。
2006年5月20日土曜日
17(258) 誰も読まなかったコペルニクス: 2006.05.20
オーウェン・ギンガリッチ著「誰も読まなかったコペルニクス」
(ISBN4-15-208673-4 C0040)
を読んだ。
コペルニクスの書いた「回転について」という本が
本当に誰も読まなかったのか、
ということについて、
現存する初版、第2版600冊を訪ね歩きながら、
その本に書き込まれたメモから
読まれていたことを示した書誌学的本であった。
半分ほど読んだが、
疲れてやめてしまった。
あまりに書誌学的で私には興味がないからである。
(ISBN4-15-208673-4 C0040)
を読んだ。
コペルニクスの書いた「回転について」という本が
本当に誰も読まなかったのか、
ということについて、
現存する初版、第2版600冊を訪ね歩きながら、
その本に書き込まれたメモから
読まれていたことを示した書誌学的本であった。
半分ほど読んだが、
疲れてやめてしまった。
あまりに書誌学的で私には興味がないからである。
16(257) 震災列島: 2006.05.20
石黒耀著「震災列島」
(ISBN4-06-212608-7 C0093)
を読んだ。
少々設定に無理あるような気がする。
それは、地震の予知がそこまで進んでない点であろう。
しかし、小説であるから、
ある程度事実や学問的な無理を承知で
書かれているのであろう。
これは前作の「死都日本」でもあった点である。
それでも前作に比べて、
見劣りがするのは、なぜだろうか。
理由がわからないがそんな気がする。
(ISBN4-06-212608-7 C0093)
を読んだ。
少々設定に無理あるような気がする。
それは、地震の予知がそこまで進んでない点であろう。
しかし、小説であるから、
ある程度事実や学問的な無理を承知で
書かれているのであろう。
これは前作の「死都日本」でもあった点である。
それでも前作に比べて、
見劣りがするのは、なぜだろうか。
理由がわからないがそんな気がする。
2006年5月18日木曜日
15(256) 最新地球史がよくわかる本 2006.05.18
川上紳一・東條文治著「最新地球史がよくわかる本」
(ISBN4-7980-1260-2 C0040)
を読んだ。
表題どおりの最新ではないが、私にとっては、
いろいろ参考になることも書いてあった。
当たらし分野を切り開く必要がある
という主張が最後にされていた。
同感である。
私は本当に新しい分野を切り開いているだろうか。
それを目指して努力はしている。
それが成果となるかどうかはわからない。
でも、大変だけれども、
私とっては興味があり、やりがいのあることである。
そんなことを考えさせられた。
(ISBN4-7980-1260-2 C0040)
を読んだ。
表題どおりの最新ではないが、私にとっては、
いろいろ参考になることも書いてあった。
当たらし分野を切り開く必要がある
という主張が最後にされていた。
同感である。
私は本当に新しい分野を切り開いているだろうか。
それを目指して努力はしている。
それが成果となるかどうかはわからない。
でも、大変だけれども、
私とっては興味があり、やりがいのあることである。
そんなことを考えさせられた。
2006年5月17日水曜日
14(255) 科学と非科学の間:2006.05.17
安斎育郎著「科学と非科学の間」
(ISBN4-480-03753-5 C0111)
を読んだ。
科学の成果を知っていながら、
非科学的なことを信じる人が多くいる。
その原因、その対処などが書かれている。
なかなか面白い本であった。
(ISBN4-480-03753-5 C0111)
を読んだ。
科学の成果を知っていながら、
非科学的なことを信じる人が多くいる。
その原因、その対処などが書かれている。
なかなか面白い本であった。
2006年4月17日月曜日
13(254) 恐怖の存在: 2006.04.17
マイクル・クライトン著「恐怖の存在」上・下
(ISBN4-15-208668-8 C0097)
(ISBN4-15-208669-6 C0097)
を読んだ。
地球温暖化に関する問題を
正面から指摘したものだ。
地球温暖化では、私も常々同じことを考えていた。
しかし、この本はそれを有名作家が
小説という書き方で示したのである。
面白かった。
少し前、日本の捕鯨が世界から批判を浴びた。
その批判には科学的根拠がないことを
日本人は指摘してきたはずだ。
長年の国際世論と捕鯨の禁止で
今や日本の鯨文化は廃れた。
そして人手の加わらないクジラによる
生態系の改変が起こっている。
そしてまたもや京都議定書である。
メディアや行政、国際政治に
大衆は踊らされているような気がする。
それを冷静に考えるのが科学であるはずだ。
しかし、研究費という研究者の動機を
支配する存在の意図を、研究者が感じ、
それに迎合する研究テーマがまかり通る。
そんな悪循環をまたもや
繰り返しているような気がする。
考えさせられた本であった。
(ISBN4-15-208668-8 C0097)
(ISBN4-15-208669-6 C0097)
を読んだ。
地球温暖化に関する問題を
正面から指摘したものだ。
地球温暖化では、私も常々同じことを考えていた。
しかし、この本はそれを有名作家が
小説という書き方で示したのである。
面白かった。
少し前、日本の捕鯨が世界から批判を浴びた。
その批判には科学的根拠がないことを
日本人は指摘してきたはずだ。
長年の国際世論と捕鯨の禁止で
今や日本の鯨文化は廃れた。
そして人手の加わらないクジラによる
生態系の改変が起こっている。
そしてまたもや京都議定書である。
メディアや行政、国際政治に
大衆は踊らされているような気がする。
それを冷静に考えるのが科学であるはずだ。
しかし、研究費という研究者の動機を
支配する存在の意図を、研究者が感じ、
それに迎合する研究テーマがまかり通る。
そんな悪循環をまたもや
繰り返しているような気がする。
考えさせられた本であった。
2006年4月5日水曜日
12(253) ワトスン君、これは事件だ!: 2006.04.05
コリン・ブルース著「ワトスン君、これは事件だ!」
(ISBN404-289401-1 C0197)
を読んだ。
これは、カバンの中に掘り込んでおいた、
文庫本で1年近くかけてやっと読んだことになる。
近代物理学が解明した不思議な現象を、
シャーロックホームとワトスンの時代背景で、
事件として登場させ、科学的解明しているという
筋だてで、さまざまな内容の事件が紹介されている。
科学の紹介の一つのあり方を示したが、
科学的内容自体が非常に難しいものなので
理解することが難しい部分もあった。
(ISBN404-289401-1 C0197)
を読んだ。
これは、カバンの中に掘り込んでおいた、
文庫本で1年近くかけてやっと読んだことになる。
近代物理学が解明した不思議な現象を、
シャーロックホームとワトスンの時代背景で、
事件として登場させ、科学的解明しているという
筋だてで、さまざまな内容の事件が紹介されている。
科学の紹介の一つのあり方を示したが、
科学的内容自体が非常に難しいものなので
理解することが難しい部分もあった。
2006年4月4日火曜日
11(252) 陰山メソッド英語への挑戦: 2006.04.04
藤井弘之著「陰山メソッド英語への挑戦」
(ISBN4-09-837369-6 C0037)
を読んだ。
小学校での英語教科の導入とその実践である。
小学校での英語の教育をどのように導入して、
どうして成果を出していたかを紹介したものである。
陰山英男のいる広島県尾道の土堂小学校での
実践である。
なかなか面白かった。
しかし、これは教育現場での取り組みに
任せるものであろう。
小学校での導入には指導者養成や、
教材、教授システムなどあまりに未知数が多い。
それをどのようにして完成していくのか。
まだ長い時間がかかりそうである。
(ISBN4-09-837369-6 C0037)
を読んだ。
小学校での英語教科の導入とその実践である。
小学校での英語の教育をどのように導入して、
どうして成果を出していたかを紹介したものである。
陰山英男のいる広島県尾道の土堂小学校での
実践である。
なかなか面白かった。
しかし、これは教育現場での取り組みに
任せるものであろう。
小学校での導入には指導者養成や、
教材、教授システムなどあまりに未知数が多い。
それをどのようにして完成していくのか。
まだ長い時間がかかりそうである。
2006年4月3日月曜日
10(251) 羅針盤の謎: 2006.04.03
アミール・D・アクゼル著「羅針盤の謎」
(ISBN4-04-089173-0 C0098)
を読んだ。
アクゼルは数学の著書は非常に面白かった。
しかし、今回のこの本はあまり面白くなかった。
自分の生い立ちのまつわる
羅針盤に関する探求ものであったが、
やはり本業の数学の方がおもしろい。
残念である。
(ISBN4-04-089173-0 C0098)
を読んだ。
アクゼルは数学の著書は非常に面白かった。
しかし、今回のこの本はあまり面白くなかった。
自分の生い立ちのまつわる
羅針盤に関する探求ものであったが、
やはり本業の数学の方がおもしろい。
残念である。
2006年3月27日月曜日
9(250) 地震のすべてがわかる本: 2006.03.27
土井恵治監修「地震のすべてがわかる本」
(ISBN4-415-02590-0 C2040)
を読んだ。
一般的な内容で、あまり詳しいことがなく、
直接の参考になることはあまりなかった。
しかし、網羅的なので手元においておこう。
(ISBN4-415-02590-0 C2040)
を読んだ。
一般的な内容で、あまり詳しいことがなく、
直接の参考になることはあまりなかった。
しかし、網羅的なので手元においておこう。
2006年3月25日土曜日
8(249) 音読と計算で子供の脳は育つ: 2006.03.25
川島隆太・川島英子著「音読と計算で子供の脳は育つ」
(ISBN4-576-03079-5 C0077)
を読んだ。
脳科学で有名な川島氏の自分の4人の子供の
子育てについての話である。
脳科学以外の部分については、
普通の親としての子育ての話である。
川島氏だからこのような本が出るのである。
まあしかし、医者で脳科学者であっても
普通の親であるということだ。
(ISBN4-576-03079-5 C0077)
を読んだ。
脳科学で有名な川島氏の自分の4人の子供の
子育てについての話である。
脳科学以外の部分については、
普通の親としての子育ての話である。
川島氏だからこのような本が出るのである。
まあしかし、医者で脳科学者であっても
普通の親であるということだ。
7(248) なぜ貝の化石が山頂に?: 2006.03.25
アラン・カトラー著「なぜ貝の化石が山頂に?」
(ISBN4-86029-116-6 C0044)
を読んだ。
地質学の先達として地層累重の法則や
面角一定の法則などを発見した。
そしてなにより、聖書職者でありながら
最終的に聖書に書かれた
激変説を否定する理論の礎をつくったのである。
彼の地質学の業績というべき
「固体について」を見たくなった。
しかし、これは、かれの「固体論」のための
概略であるという。
それを見たかったが、彼はそれを完成させずに、
聖職者となって一生を終える。
幸い「固体について」は
ステノ研究者の山田俊弘氏の「プロドロモス固体論」が
日本語訳としてあるのでそれを手に入れよう。
(ISBN4-86029-116-6 C0044)
を読んだ。
地質学の先達として地層累重の法則や
面角一定の法則などを発見した。
そしてなにより、聖書職者でありながら
最終的に聖書に書かれた
激変説を否定する理論の礎をつくったのである。
彼の地質学の業績というべき
「固体について」を見たくなった。
しかし、これは、かれの「固体論」のための
概略であるという。
それを見たかったが、彼はそれを完成させずに、
聖職者となって一生を終える。
幸い「固体について」は
ステノ研究者の山田俊弘氏の「プロドロモス固体論」が
日本語訳としてあるのでそれを手に入れよう。
2006年3月6日月曜日
6(247) 絶滅のクレーター: 2006.03.06
ウォルター・アルヴァレズ著「絶滅のクレーター」
(ISBN4-7948-0333-8 C0044)
を読んだ。
K-T境界の隕石説を父のルイスと共に
唱えた地質学者である。
地質学者として、隕石説にいたる考えの
変遷を述べたものである。
偉大な父とうまく協調した研究をした。
10年以上に及び学界での激しい議論。
その矢面に父は立ち、そして成果を上げながら
それを楽しんでいた。
慎重で、着実で、地質学を愛する息子が
どう考えていたのかがあまり表に現れなかった。
そしてこの本を発見して、
息子の考え方が少し見えてきた。
慎重で控えめで他の人を配慮する地質学者であった。
そして、自分の考えで研究を進めていた。
父の一般書「恐竜はなぜ絶滅した」を読んで、
隕石説の集大成ともいうべき
「白亜紀に夜が来る」を読んだ。
その間の人間ドラマを
中心人物の地質学者が埋めてくれる本であった。
内容、構成にいろいろ不満はあるが、
この本の重要性は損なわれない。
重要な本である。
(ISBN4-7948-0333-8 C0044)
を読んだ。
K-T境界の隕石説を父のルイスと共に
唱えた地質学者である。
地質学者として、隕石説にいたる考えの
変遷を述べたものである。
偉大な父とうまく協調した研究をした。
10年以上に及び学界での激しい議論。
その矢面に父は立ち、そして成果を上げながら
それを楽しんでいた。
慎重で、着実で、地質学を愛する息子が
どう考えていたのかがあまり表に現れなかった。
そしてこの本を発見して、
息子の考え方が少し見えてきた。
慎重で控えめで他の人を配慮する地質学者であった。
そして、自分の考えで研究を進めていた。
父の一般書「恐竜はなぜ絶滅した」を読んで、
隕石説の集大成ともいうべき
「白亜紀に夜が来る」を読んだ。
その間の人間ドラマを
中心人物の地質学者が埋めてくれる本であった。
内容、構成にいろいろ不満はあるが、
この本の重要性は損なわれない。
重要な本である。
2006年2月28日火曜日
5(246) ダイヤモンド号で行く地底旅行: 2006.02.28
入舩徹男著「ダイヤモンド号で行く地底旅行」
(ISDN-4-406-03215-0 C0044)
を読んだ。
入船氏は大学の先輩である。
この本は一般向けに書かれた本である。
しかし、彼のかかわった研究の内容が
紹介されているので、その部分が興味深かった。
いくつか設定に無理があるとこもあるが、
分かりやすい書き方がされていた。
しかし、彼のやっているの研究や装置について
もう少し知りたい、もう少し情報が欲しい点が
いくつもあった点が悔やまれる。
しかし、地球内部について紹介する
一般向き書籍はほとんどないから希少価値がある。
それになんといっても先端の研究が
紹介されている点が興味深い。
(ISDN-4-406-03215-0 C0044)
を読んだ。
入船氏は大学の先輩である。
この本は一般向けに書かれた本である。
しかし、彼のかかわった研究の内容が
紹介されているので、その部分が興味深かった。
いくつか設定に無理があるとこもあるが、
分かりやすい書き方がされていた。
しかし、彼のやっているの研究や装置について
もう少し知りたい、もう少し情報が欲しい点が
いくつもあった点が悔やまれる。
しかし、地球内部について紹介する
一般向き書籍はほとんどないから希少価値がある。
それになんといっても先端の研究が
紹介されている点が興味深い。
2006年2月14日火曜日
4(245) 超火山[槍・穂高]: 2006.02.14
原山智・山本明著「超火山[槍・穂高]」
(ISBN4-635-20101-5 C0044)
を読んだ。
面白い指向の本だ。
地質学者としては内容が面白い。
しかし、探偵もののする必要なく、
コンビの会話だけで進めてもよかった。
登山家たちは、
なじみのある山の生い立ちを知るのに有効かもしれない。
しかし、あまりにも地質よりの話しすぎるのではないか。
市民は、探偵もの仕立てで、読みやすいかもしれない。
しかし、やはりあまり知らない山、
そこでの大地の生い立ちは
なかなかぴんと来ないものがあるかもしれない。
いずれにしても、面白い本ではある。
(ISBN4-635-20101-5 C0044)
を読んだ。
面白い指向の本だ。
地質学者としては内容が面白い。
しかし、探偵もののする必要なく、
コンビの会話だけで進めてもよかった。
登山家たちは、
なじみのある山の生い立ちを知るのに有効かもしれない。
しかし、あまりにも地質よりの話しすぎるのではないか。
市民は、探偵もの仕立てで、読みやすいかもしれない。
しかし、やはりあまり知らない山、
そこでの大地の生い立ちは
なかなかぴんと来ないものがあるかもしれない。
いずれにしても、面白い本ではある。
3(244) 欠点を長所にすると学力はグーンと伸びる: 2006.02.14
陰山英男著「欠点を長所にすると学力はグーンと伸びる」
(ISBN4-09-345367-5 C0095)
を読んだ。
毎回主張は似たようなことである。
しかし、何かしらその実践や方法論には進歩がある。
この弛みない努力が重要なのだろう。
私もこのような努力を見習わなくてはならない。
(ISBN4-09-345367-5 C0095)
を読んだ。
毎回主張は似たようなことである。
しかし、何かしらその実践や方法論には進歩がある。
この弛みない努力が重要なのだろう。
私もこのような努力を見習わなくてはならない。
2006年1月23日月曜日
2(243) 脳と音読: 2006.01.23
川島隆太・安達忠夫著「脳と音読」
(ISBN4-06-149716-2 C0280)
を読んだ。
脳科学者とドイツ文学者のメールのやり取りによる
教育に関する話題である。
いずれの著者も子供の教育に音読が
必要であると唱える研究者である。
そしてそれを実践している。
私もその必要を一連の書物で理解できてきた。
なかなか音読は大変である。
でも、子供の興味をそがないように
音読を進めていくことが大切であろう。
そんなことを再確認した。
(ISBN4-06-149716-2 C0280)
を読んだ。
脳科学者とドイツ文学者のメールのやり取りによる
教育に関する話題である。
いずれの著者も子供の教育に音読が
必要であると唱える研究者である。
そしてそれを実践している。
私もその必要を一連の書物で理解できてきた。
なかなか音読は大変である。
でも、子供の興味をそがないように
音読を進めていくことが大切であろう。
そんなことを再確認した。
1(242) 時の誕生、宇宙の誕生 2006.01.23
ション・グリビン著「時の誕生、宇宙の誕生」
(ISBN4-883135-840-5 C0040)
を読んだ。
宇宙におけるハッブル定数を求める研究の紹介である。
しかし、もう少しあとに書かれて欲しい本であった。
現在ではもっと精度良くハッブル定数が決められているし、
宇宙のはじまりだけでなく、
端や広がり初期の様子についてもわかりつつある。
現在は宇宙の状態に関する研究が
劇的に進んでいる時期のような気がする。
そんな時の解説が欲しかった。
(ISBN4-883135-840-5 C0040)
を読んだ。
宇宙におけるハッブル定数を求める研究の紹介である。
しかし、もう少しあとに書かれて欲しい本であった。
現在ではもっと精度良くハッブル定数が決められているし、
宇宙のはじまりだけでなく、
端や広がり初期の様子についてもわかりつつある。
現在は宇宙の状態に関する研究が
劇的に進んでいる時期のような気がする。
そんな時の解説が欲しかった。
2005年12月28日水曜日
49(233) 読み・書き・計算が子供の脳を育てる: 2005.12.28
川島隆太著「読み・書き・計算が子供の脳を育てる」
(ISBN4-91330-21-7 C0037)
を読んだ。
現在系統的に読んでいる子供の教育や
発達に関する文献の一つである。
川島氏が多くの著書で主張している
読み・書き・計算の必要性を示すものである。
母にもこの手法を勧めようと思う。
(ISBN4-91330-21-7 C0037)
を読んだ。
現在系統的に読んでいる子供の教育や
発達に関する文献の一つである。
川島氏が多くの著書で主張している
読み・書き・計算の必要性を示すものである。
母にもこの手法を勧めようと思う。
2005年12月25日日曜日
48(232) 学力はこうして伸ばす: 2005.12.25
陰山英男著「学力はこうして伸ばす」
(ISNB4-05-042780-6 C0095)
を読んだ。
ほぼいつもの同じ内容であった。
しかし、現在の小学校で行っている内容が加わっている。
そして中央教育審議会義
務教育特別委員会委員となって、
日本の教育を考える立場になっている。
あとは実践をするかどうかである。
我が家でもどれくらい続くかわからないが
自宅での学習は陰山方式である。
だから参考になる。
(ISNB4-05-042780-6 C0095)
を読んだ。
ほぼいつもの同じ内容であった。
しかし、現在の小学校で行っている内容が加わっている。
そして中央教育審議会義
務教育特別委員会委員となって、
日本の教育を考える立場になっている。
あとは実践をするかどうかである。
我が家でもどれくらい続くかわからないが
自宅での学習は陰山方式である。
だから参考になる。
2005年12月20日火曜日
47(231) 小学校1年生で国語辞典を使えるようにする30の方法: 2005.12.20
深谷圭助著「小学校1年生で国語辞典を使えるようにする30の方法」
(ISBN4-18-698300-3 C3337)
を読んだ。
面白い試みである。
しかし、これは、学校のクラス全員の子供たちが
競争や付箋をたくさんつけたいと気持ちを
持ちながらする方法である。
我が家でやってみたがなかなか定着しない。
まあ仕方がない。
これは家庭教育の限界であろう。
何をすべきかを選択するとき、
選択したときにどうすれば良いかを
教えてくれる方法である。
(ISBN4-18-698300-3 C3337)
を読んだ。
面白い試みである。
しかし、これは、学校のクラス全員の子供たちが
競争や付箋をたくさんつけたいと気持ちを
持ちながらする方法である。
我が家でやってみたがなかなか定着しない。
まあ仕方がない。
これは家庭教育の限界であろう。
何をすべきかを選択するとき、
選択したときにどうすれば良いかを
教えてくれる方法である。
2005年12月17日土曜日
46(230) 生命 最初の30億年: 2005.12.17
アンドルー・H・ノール著「生命 最初の30億年」
(ISBN4-314-00988-8 C1045)
を読んだ。
なかなか面白かった。
古生物学者ならではの本で、その書きぶりであった。
しかし、あまり真新しいことはなかった。
もちろんいくつかの点で進展があったが、
それはまだ未解決な状態のもので、
可能性の高低の議論であった。
最新情報とはこのようなものなのだろう。
しかし、なんとまどろっこしいことだ。
これが慎重な科学の進め方のかも知れないが、
はっきりとした判断、明瞭な決断、推定がされていた方が、
読む側としてはわかりいい。
もちろん不確かさを十分伝えた上でのことではあるが。
(ISBN4-314-00988-8 C1045)
を読んだ。
なかなか面白かった。
古生物学者ならではの本で、その書きぶりであった。
しかし、あまり真新しいことはなかった。
もちろんいくつかの点で進展があったが、
それはまだ未解決な状態のもので、
可能性の高低の議論であった。
最新情報とはこのようなものなのだろう。
しかし、なんとまどろっこしいことだ。
これが慎重な科学の進め方のかも知れないが、
はっきりとした判断、明瞭な決断、推定がされていた方が、
読む側としてはわかりいい。
もちろん不確かさを十分伝えた上でのことではあるが。
2005年12月13日火曜日
45(229) 奇跡の学力 土堂小メッソド: 2005.12.13
陰山英男著「奇跡の学力 土堂小メッソド」
(ISBN4-16-365840-8)
を読んだ。
兵庫県の小学校教員の陰山氏が
校長として尾道私立の小学校に応募して選ばれ赴任した。
研究校でいろいろな試みができる学校であるから
このような人事ができたのである。
そこで自分の信じる方法を繰り広げた
1年間の記録のその方法を公開したものである。
自由にさまざなま試みがなされいる。
今年は3年目になるのだろうか。
どうなっているのか、どのように発展しているのか
知りたい気もする。
しかし、これは部外者の希望である。
校長が本務なのでそちらを優先していくことが本筋である。
その結果得られたものを
まとまった形で報告して欲しいものである。
(ISBN4-16-365840-8)
を読んだ。
兵庫県の小学校教員の陰山氏が
校長として尾道私立の小学校に応募して選ばれ赴任した。
研究校でいろいろな試みができる学校であるから
このような人事ができたのである。
そこで自分の信じる方法を繰り広げた
1年間の記録のその方法を公開したものである。
自由にさまざなま試みがなされいる。
今年は3年目になるのだろうか。
どうなっているのか、どのように発展しているのか
知りたい気もする。
しかし、これは部外者の希望である。
校長が本務なのでそちらを優先していくことが本筋である。
その結果得られたものを
まとまった形で報告して欲しいものである。
2005年12月12日月曜日
44(228) 本当の学力は作文で劇的に伸びる」: 2005.12.12
芦永奈雄著「本当の学力は作文で劇的に伸びる」
(ISBN4-8047-6104-7 C0095)
を読んだ。
子供は作文のまともな訓練を受けていないから
作文がなかなかうまくなれない。
教員も作文指導がなかなかうまくできない。
悪循環が生じている。
そのため、子供たちは国語に苦手意識をもってしまう。
それを克服するために
良い作文を書くための方法が示されている。
しかし、この本は奇をてらった書き方がされていて
作者自身の実力はよくわからない。
少なくともこのような書き方は
理性的、論理的な書き方ではない。
そのため、子供たちが良くなったという報告の列挙に
信憑性が疑わしくなる。
客観的なデータでなく、
いいデータしか出してない可能性がある、
という気がする。
表現はなかなか難しい。
行間を感じてしまい、
その感覚が読後感として残る。
(ISBN4-8047-6104-7 C0095)
を読んだ。
子供は作文のまともな訓練を受けていないから
作文がなかなかうまくなれない。
教員も作文指導がなかなかうまくできない。
悪循環が生じている。
そのため、子供たちは国語に苦手意識をもってしまう。
それを克服するために
良い作文を書くための方法が示されている。
しかし、この本は奇をてらった書き方がされていて
作者自身の実力はよくわからない。
少なくともこのような書き方は
理性的、論理的な書き方ではない。
そのため、子供たちが良くなったという報告の列挙に
信憑性が疑わしくなる。
客観的なデータでなく、
いいデータしか出してない可能性がある、
という気がする。
表現はなかなか難しい。
行間を感じてしまい、
その感覚が読後感として残る。
2005年12月8日木曜日
43(227) 学力は家庭で伸びる: 2005.12.08
陰山英男著「学力は家庭で伸びる」
(ISBN4-09-345361-6 C0095)
を読んだ。
今までどこかで書かれた内容が書かれている。
それになにか細切れであるという気がしていた。
女性誌に連載されていたものを
手を加えて一冊の本にしたためであろう。
この本の内容は、大切である。
家庭での子供の教育において
心がけるべきことが書かれている。
(ISBN4-09-345361-6 C0095)
を読んだ。
今までどこかで書かれた内容が書かれている。
それになにか細切れであるという気がしていた。
女性誌に連載されていたものを
手を加えて一冊の本にしたためであろう。
この本の内容は、大切である。
家庭での子供の教育において
心がけるべきことが書かれている。
2005年12月7日水曜日
42(226) 脳を育て、夢をかなえる: 2005.12.07
川島隆太著「脳を育て、夢をかなえる」
(ISBN4-7743-0717-6-3 C0047)
を呼んだ。
脳科学の本である。
一般、子供向けの本であるからすぐ読める。
いかに昔風の基礎的な
読み書き計算という勉強方法が重要か、
脳科学の立場から説明している。
説得力ある本である。
教育とは、なかなか難しいものであるが、
昔から経験的にやっていたことが
実は一番効率の良いことであることが
証明されてきたのだ。
いくつになっても遅くない。
痴呆症の改善も見られてたのです。
こんな単純なことからはじめればいい。
家内にも読むことを勧めた。
(ISBN4-7743-0717-6-3 C0047)
を呼んだ。
脳科学の本である。
一般、子供向けの本であるからすぐ読める。
いかに昔風の基礎的な
読み書き計算という勉強方法が重要か、
脳科学の立場から説明している。
説得力ある本である。
教育とは、なかなか難しいものであるが、
昔から経験的にやっていたことが
実は一番効率の良いことであることが
証明されてきたのだ。
いくつになっても遅くない。
痴呆症の改善も見られてたのです。
こんな単純なことからはじめればいい。
家内にも読むことを勧めた。
2005年12月6日火曜日
41(225) 本当の学力をつける本: 2005.12.06
陰山英男「本当の学力をつける本」
(ISBN4-16-358320-3)
を読んだ。
なかなかいい内容であった。
基礎が大切であることを説き、
その実践結果がいいものであることを実証している。
我が家でも取り入れたいものである。
実践の詳細が分からないので、
別の本を当たることにする。
(ISBN4-16-358320-3)
を読んだ。
なかなかいい内容であった。
基礎が大切であることを説き、
その実践結果がいいものであることを実証している。
我が家でも取り入れたいものである。
実践の詳細が分からないので、
別の本を当たることにする。
2005年11月26日土曜日
40(224) 虫をめぐるデジタルな冒険: 2005.11.26
小檜山賢二著「虫をめぐるデジタルな冒険」
(ISNB4-00-006047-3 C0045)
を読んだ。
昆虫のような小さな対象物を写真に取っていく手法の話だが、
虫をめぐるさまざまな思いが書かれている。
感じの虫撮影についてはあまり詳しくかかれていなかった。
多分それはコンピュータでは当たり前にする手続き
ひたすら長時間かけてやっていくことなのだろう。
そして研究としておこなったことは、
特殊すぎて誰にでもできるようなものでなくなったからなのだろう。
その中間的な手法、テクニック、技術が本当は
虫屋がほしがっているのではないだろうか。
(ISNB4-00-006047-3 C0045)
を読んだ。
昆虫のような小さな対象物を写真に取っていく手法の話だが、
虫をめぐるさまざまな思いが書かれている。
感じの虫撮影についてはあまり詳しくかかれていなかった。
多分それはコンピュータでは当たり前にする手続き
ひたすら長時間かけてやっていくことなのだろう。
そして研究としておこなったことは、
特殊すぎて誰にでもできるようなものでなくなったからなのだろう。
その中間的な手法、テクニック、技術が本当は
虫屋がほしがっているのではないだろうか。
2005年11月15日火曜日
39(223) なっとくする無限の話: 2005.11.15
玉野研一著「なっとくする無限の話」
(ISBN4-06-154548-5)
を読んだ。
なかなか面白かった。
もう少し面白い内容が
無限についてはありそうな気がするが
それはこちらの期待に過ぎないのか。
でも、面白く参考になる話題であった。
(ISBN4-06-154548-5)
を読んだ。
なかなか面白かった。
もう少し面白い内容が
無限についてはありそうな気がするが
それはこちらの期待に過ぎないのか。
でも、面白く参考になる話題であった。
2005年10月31日月曜日
38(222) わたしもファラデー: 2005.10.31
板倉聖宣著「わたしもファラデー」
(ISBN4-7735-0175-8 C0040)
を読んだ。
「ぼくらはガリレオ」を以前読んだが、
それが「ぼくら」というタイトルが気になっていたため
こんかの「わたしも」にしたようだ。
ファラデーの仕事のあまり注目されていないところに
着目して書かれている。
しかし、はじめて読む子供に
ファラデーのすばらしさを示すために、
やはり、ファラデーの研究の重要な点を
きっちりと紹介すべきではないだろうか。
多分板倉氏はたくさんの本書いているので、
どこかで書いたことなので、
真新しさをだすためにそのような書き方をしたのだろう。
やはり、はじめてファラデーを知る人を想定すべきであろう。
なぜならこれは子供向けの本だからである。
多作の著者の弱点を露呈した本といえる。
(ISBN4-7735-0175-8 C0040)
を読んだ。
「ぼくらはガリレオ」を以前読んだが、
それが「ぼくら」というタイトルが気になっていたため
こんかの「わたしも」にしたようだ。
ファラデーの仕事のあまり注目されていないところに
着目して書かれている。
しかし、はじめて読む子供に
ファラデーのすばらしさを示すために、
やはり、ファラデーの研究の重要な点を
きっちりと紹介すべきではないだろうか。
多分板倉氏はたくさんの本書いているので、
どこかで書いたことなので、
真新しさをだすためにそのような書き方をしたのだろう。
やはり、はじめてファラデーを知る人を想定すべきであろう。
なぜならこれは子供向けの本だからである。
多作の著者の弱点を露呈した本といえる。
2005年10月16日日曜日
37(221) 論理パラドクス: 2005.10.16
三浦俊彦著「論理パラドクス」
(ISBN4-576-02166-4 C0076)
を読んだ。
三浦氏の三部作の2作目になるのだろうか。
パラドクスに分類されるものの99個集めたものである。
面白いものもあったし、
無理くりというものあった。
でも、これだけたくさん集め、
それなりの答えを与えた本は
レファレンスとして重要であると考えられる。
保存すべき本であった。
(ISBN4-576-02166-4 C0076)
を読んだ。
三浦氏の三部作の2作目になるのだろうか。
パラドクスに分類されるものの99個集めたものである。
面白いものもあったし、
無理くりというものあった。
でも、これだけたくさん集め、
それなりの答えを与えた本は
レファレンスとして重要であると考えられる。
保存すべき本であった。
36(220) 数の悪魔: 2005.10.16
エンチェンスベルガー著「数の悪魔」
(ISBN4-7949-6454-4 C0041)
を読んだ。
子供向けの数学の本だが、
数学にはこんなに面白い
世界があること教えてくれる。
なかなかいい本である。
しかし大人が読むと少し物足りなくなる。
多分そこに論理的な解決が
示されていないからであろう。
大人とは欲深いものだ。
多分論理的な解決が示されていたら、
それも数式でしっかりと示されていたら、
この本は難しくつまらない本になっていたであろう。
子供の本であるからこれでいいのであろう。
(ISBN4-7949-6454-4 C0041)
を読んだ。
子供向けの数学の本だが、
数学にはこんなに面白い
世界があること教えてくれる。
なかなかいい本である。
しかし大人が読むと少し物足りなくなる。
多分そこに論理的な解決が
示されていないからであろう。
大人とは欲深いものだ。
多分論理的な解決が示されていたら、
それも数式でしっかりと示されていたら、
この本は難しくつまらない本になっていたであろう。
子供の本であるからこれでいいのであろう。
2005年9月6日火曜日
35(219) 哲学思考トレーニング: 2005.09.06
伊勢田哲治著「哲学思考トレーニング」
(ISBN4-480-6245-9 C0210)
を読んだ。
哲学の方法論について述べている。
哲学らしくなく、哲学の方法を紹介している。
そして、はっきりとやり方を示してる。
わかりやすく、はっきりしている点がいい。
しかし、哲学らしく方法の詳細、結局の結論が
わかりにくい点も多々あった。
しかし、根源に戻って、その方法が正しいのか。
真偽が判断できないときでも、次善の策を示している。
その点が単に論理学の内容ではなく、いい点である。
全般的に面白い本であった。
じっくり再読すべきかもしれない。
(ISBN4-480-6245-9 C0210)
を読んだ。
哲学の方法論について述べている。
哲学らしくなく、哲学の方法を紹介している。
そして、はっきりとやり方を示してる。
わかりやすく、はっきりしている点がいい。
しかし、哲学らしく方法の詳細、結局の結論が
わかりにくい点も多々あった。
しかし、根源に戻って、その方法が正しいのか。
真偽が判断できないときでも、次善の策を示している。
その点が単に論理学の内容ではなく、いい点である。
全般的に面白い本であった。
じっくり再読すべきかもしれない。
2005年9月3日土曜日
34(218) 図解雑学 パラドクス: 2005.09.03
富永裕久著「図解雑学 パラドクス」
(ISBN4-8163-3691-5 C0040)
を読んだ。
有名なパラドクスをいろいろ集めてあった。
なかなか入門としてはわかりやすかった。
パラドクスに関する多くの本は
論理学的に考えていくことをテーマにしている。
もちろんこの本もそうである。
そしてパラドクスには
単に言い回しの複雑さによる混乱などもあるが、
それは本当のパラドクスではない。
本当のパラドクスには、
まだ考え方が統一されてないもの
つまり論理学者の中でも意見が違うものもあるようだ。
(ISBN4-8163-3691-5 C0040)
を読んだ。
有名なパラドクスをいろいろ集めてあった。
なかなか入門としてはわかりやすかった。
パラドクスに関する多くの本は
論理学的に考えていくことをテーマにしている。
もちろんこの本もそうである。
そしてパラドクスには
単に言い回しの複雑さによる混乱などもあるが、
それは本当のパラドクスではない。
本当のパラドクスには、
まだ考え方が統一されてないもの
つまり論理学者の中でも意見が違うものもあるようだ。
2005年8月27日土曜日
33(217) ゲーデルの謎を解く: 2005.08.27
林晋著「ゲーデルの謎を解く」
(ISBN4-00-006506-9 C0341)
を読んだ。
以前にも一度読んだことがあるはずなのだが
まったく忘れている。
今回読んで、以前わからなかったことが少し判った気がする。
でもまだわからないところがある。
ゲーデルの不完全性定理を数式を使わないで説明しようとしている。
大変なことであるが挑戦している。
多分、読み込めばわかるのであろう。
再度、時期を改めで挑戦しよう。
P18
集合論は、新しい数学の足場となっただけではない。
集合論は、数学の基礎固めにも力を発揮した。
修吾論以前には、数は神から授かった天賦のものと考えられていたが、
集合さえあれば数も作りだせることがわかったのである。
これは、集合論さえあれば数学を完全に基礎から
再構築できることを意味する。
P43
「4以上の偶数は、必ず二つの素数の和になる」という
「ゴールドバッハ問題」は、
いまだに正しいかどうかわかっていない。
P47
「ゲーデルの第一不完全性定理」と呼ばれる、次の定理である。
《算術ゲームを含む数学ゲームは、
無矛盾である限り、完全ではない》
P50
ゲーデルは、第一不完全性定理を利用して、次の定理を証明した。
《算術ゲームを含む数学ゲームは、無矛盾である限り、
自分自身の無矛盾性を証明する能力を持たない》
(ISBN4-00-006506-9 C0341)
を読んだ。
以前にも一度読んだことがあるはずなのだが
まったく忘れている。
今回読んで、以前わからなかったことが少し判った気がする。
でもまだわからないところがある。
ゲーデルの不完全性定理を数式を使わないで説明しようとしている。
大変なことであるが挑戦している。
多分、読み込めばわかるのであろう。
再度、時期を改めで挑戦しよう。
P18
集合論は、新しい数学の足場となっただけではない。
集合論は、数学の基礎固めにも力を発揮した。
修吾論以前には、数は神から授かった天賦のものと考えられていたが、
集合さえあれば数も作りだせることがわかったのである。
これは、集合論さえあれば数学を完全に基礎から
再構築できることを意味する。
P43
「4以上の偶数は、必ず二つの素数の和になる」という
「ゴールドバッハ問題」は、
いまだに正しいかどうかわかっていない。
P47
「ゲーデルの第一不完全性定理」と呼ばれる、次の定理である。
《算術ゲームを含む数学ゲームは、
無矛盾である限り、完全ではない》
P50
ゲーデルは、第一不完全性定理を利用して、次の定理を証明した。
《算術ゲームを含む数学ゲームは、無矛盾である限り、
自分自身の無矛盾性を証明する能力を持たない》
32(216) 絶海への航海: 2005.08.27
ジェイムズ・P・ホーガン著「絶海への航海」
(ISBN4-15-011504-4 C0197)
を読んだ。
久しぶりのSF、久しぶりのホーガンである。
まだ読んでいない本がいくつかあったが、これもその一つである。
人類社会の一種の理想郷を書き出している。
合理性、論理性だけで生きる社会があったとしたら
どのようなものかを示してくれている。
やはり期待通り面白いものであった。
無尽蔵の資源と土地、エネルギーがあり、
ロボットが肉体労働をしているとする。
人間のすべきことは、ロボットが供給してくれないものである。
彼らはロボットに育てられて、
「自分の頭で考えること」の重要性を叩き込まれる。
そんな人間たちがつくる社会である。
今の人類にはできそうもないし、
もしかすると、この理想郷も虚像かもしれない。
最上のものなど、ありえないのかもしれない。
(ISBN4-15-011504-4 C0197)
を読んだ。
久しぶりのSF、久しぶりのホーガンである。
まだ読んでいない本がいくつかあったが、これもその一つである。
人類社会の一種の理想郷を書き出している。
合理性、論理性だけで生きる社会があったとしたら
どのようなものかを示してくれている。
やはり期待通り面白いものであった。
無尽蔵の資源と土地、エネルギーがあり、
ロボットが肉体労働をしているとする。
人間のすべきことは、ロボットが供給してくれないものである。
彼らはロボットに育てられて、
「自分の頭で考えること」の重要性を叩き込まれる。
そんな人間たちがつくる社会である。
今の人類にはできそうもないし、
もしかすると、この理想郷も虚像かもしれない。
最上のものなど、ありえないのかもしれない。
2005年8月10日水曜日
31(215) 至福の超現実数: 2005.08.10
D.E.クヌース著「至福の超現実数」
(ISBN4-7601-2646-5 C0041)
数学であり、小説である。
内容は難解である。
しかし、まったく新しい方法で数を厳密に定義して、
その定義は拡張性があり、汎用性があるようになっている。
その証明方法も単純で強力なものとなっている。
しかし、この内容を理解するには、
自分ですべて同じことを計算しながら
理解していく必要があるのだろう。
そういう意味では非常に難しい
征服するには困難な数学の教科書である。
でもやらんとしていることは、
非常に重要で論理的な方法であると考えられる。
内容自体は難しいが、
この方法論はすばらしいと思う。
どのように展開していくかは難しい問題であるが。
(ISBN4-7601-2646-5 C0041)
数学であり、小説である。
内容は難解である。
しかし、まったく新しい方法で数を厳密に定義して、
その定義は拡張性があり、汎用性があるようになっている。
その証明方法も単純で強力なものとなっている。
しかし、この内容を理解するには、
自分ですべて同じことを計算しながら
理解していく必要があるのだろう。
そういう意味では非常に難しい
征服するには困難な数学の教科書である。
でもやらんとしていることは、
非常に重要で論理的な方法であると考えられる。
内容自体は難しいが、
この方法論はすばらしいと思う。
どのように展開していくかは難しい問題であるが。
30(214) プリンストン高等研究所物語: 2005.08.10
ジョン・F・カスティ著「プリンストン高等研究所物語」
(ISBN4-7917-6158-8 C0010)を読んだ。
なかなか面白かった。
そして深い議論がなされていて非常に興味深かった。
前書きで、これはフィクションであると書いてあった。
それもサイエンス・フィクションと謳ってあった。
時間順序や会話を脚色しているからであろう。
しかし、いかにも彼らが考えたような内容となっているのであろう。
アインシュタイン、ゲーデル、オッペンハイマーなど
そうそうたる科学者が出てくる。
そしてその中心となる人物はフォン・ノイマンである。
彼が非常に多彩な人であったことがわかる。
(ISBN4-7917-6158-8 C0010)を読んだ。
なかなか面白かった。
そして深い議論がなされていて非常に興味深かった。
前書きで、これはフィクションであると書いてあった。
それもサイエンス・フィクションと謳ってあった。
時間順序や会話を脚色しているからであろう。
しかし、いかにも彼らが考えたような内容となっているのであろう。
アインシュタイン、ゲーデル、オッペンハイマーなど
そうそうたる科学者が出てくる。
そしてその中心となる人物はフォン・ノイマンである。
彼が非常に多彩な人であったことがわかる。
29(213) 宇宙を支配する暗黒のエネルギー: 2005.08.10
千葉剛著「宇宙を支配する暗黒のエネルギー」
(ISBN4-00-006591-2 C0342)を読んだ。
内容的には既知のことばかりであるが、
新しい情報を源がいくつかあった。
でも、あまり興味を引く点がなかった。
(ISBN4-00-006591-2 C0342)を読んだ。
内容的には既知のことばかりであるが、
新しい情報を源がいくつかあった。
でも、あまり興味を引く点がなかった。
2005年7月24日日曜日
28(212) 図解雑学構造主義: 2005.07.24
小野功生著「図解雑学構造主義」
(ISBN4-8163-3737-7 C0010)
を読んだ。
歴史的内容ばかりが書かれている。
構造主義の本当の意味、内容が少ない。
この内容なら、構造主義の周辺を書いたものである。
ちょっと期待はずれである。
また、研究者が日ごろ使っている言葉で
そのまま書かれている。
それに図解が添えられている。
その図も抽象的でわかりにくい内容を
そのまま図解されているので、
理解を助ける役に立っているようにみえない。
一般市民を対象に書いたものなのかという疑問もある。
(ISBN4-8163-3737-7 C0010)
を読んだ。
歴史的内容ばかりが書かれている。
構造主義の本当の意味、内容が少ない。
この内容なら、構造主義の周辺を書いたものである。
ちょっと期待はずれである。
また、研究者が日ごろ使っている言葉で
そのまま書かれている。
それに図解が添えられている。
その図も抽象的でわかりにくい内容を
そのまま図解されているので、
理解を助ける役に立っているようにみえない。
一般市民を対象に書いたものなのかという疑問もある。
2005年7月19日火曜日
27(211) ふしぎな無限: 2005.07.19
e-教室編 新井紀子監修「ふしぎな無限」
(ISBN4-06-257468-3 C0241)
を読んだ。
インターネットを通じて行われた
自主的な授業から生まれた本である。
いい進行がされている。
しかし、ただなる講師の努力が背後にあることを感じる。
そして気長に待ちながら、講義が進むことがわかる。
背景には学校授業とは違った時間の流れ
学習のスピードが感じられる。
なかなかいいものである。
私がこのようなものを生み出したいが、
大人数でおこなうだけがやり方ではない。
個人で複数人を相手にした
もっと違うe-learningがあっていいはずである。
そんなものを目指していこう。
(ISBN4-06-257468-3 C0241)
を読んだ。
インターネットを通じて行われた
自主的な授業から生まれた本である。
いい進行がされている。
しかし、ただなる講師の努力が背後にあることを感じる。
そして気長に待ちながら、講義が進むことがわかる。
背景には学校授業とは違った時間の流れ
学習のスピードが感じられる。
なかなかいいものである。
私がこのようなものを生み出したいが、
大人数でおこなうだけがやり方ではない。
個人で複数人を相手にした
もっと違うe-learningがあっていいはずである。
そんなものを目指していこう。
26(210) 海辺の石ころ図鑑: 2005.07.19
渡辺一夫著「海辺の石ころ図鑑」
(ISBN4-591-08695-X C0644)
を読んだ。
著者の一連の石ころの子供向けの著作はいい。
私がやろうとしていることと
明らかに重複している。
ただし、私は別の目的があり、
その一環として石ころや砂がある。
それを何とか日の目を見るようにしていきたいものである。
しかし、この著者の活動には共感できる。
コンタクトを取りたいものだ。
(ISBN4-591-08695-X C0644)
を読んだ。
著者の一連の石ころの子供向けの著作はいい。
私がやろうとしていることと
明らかに重複している。
ただし、私は別の目的があり、
その一環として石ころや砂がある。
それを何とか日の目を見るようにしていきたいものである。
しかし、この著者の活動には共感できる。
コンタクトを取りたいものだ。
2005年7月8日金曜日
25(209) 超ひも理論とはなにか: 2005.07.08
竹内薫著「超ひも理論とはなにか」
(ISBN4-04-257444-6 C0242)
を読んだ。
超ひも理論の概要が紹介されている。
詳細は多分私には理解できないだろうが、
しかしこの本のおかげで、概略がわかった。
そして万物の理論への道は
まだまだ遠いということが良くわかった。
(ISBN4-04-257444-6 C0242)
を読んだ。
超ひも理論の概要が紹介されている。
詳細は多分私には理解できないだろうが、
しかしこの本のおかげで、概略がわかった。
そして万物の理論への道は
まだまだ遠いということが良くわかった。
24(208) がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい!: 2005.07.08
島田洋七著「がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい!」
(ISBN4-19-892184-9 C0195)
を読んだ。
前作に続けて一気に読んだ。
なかなか面白い。
人間に必要なもの。
生きていくのに必要なもの。
そして生きていくのに不要なもの。
人間としてこだわらなくていいもの。
食べることができなくても、食べてける方法があること。
昔の人が当たり前にできたことで、
今の人ができないこと。
今の人が忘れてしまったこと。
そんなことをいろいろ思い出させてくれた。
そしてそれをノスタルジーではなく、
実現しなければならないときに来ているのではないか。
そんな思いが、この本が売れ、
映画になり、漫画になっていく理由ではないだろうか。
(ISBN4-19-892184-9 C0195)
を読んだ。
前作に続けて一気に読んだ。
なかなか面白い。
人間に必要なもの。
生きていくのに必要なもの。
そして生きていくのに不要なもの。
人間としてこだわらなくていいもの。
食べることができなくても、食べてける方法があること。
昔の人が当たり前にできたことで、
今の人ができないこと。
今の人が忘れてしまったこと。
そんなことをいろいろ思い出させてくれた。
そしてそれをノスタルジーではなく、
実現しなければならないときに来ているのではないか。
そんな思いが、この本が売れ、
映画になり、漫画になっていく理由ではないだろうか。
23(207) 佐賀のがばいばあちゃん: 2005.07.08
島田洋七著「佐賀のがばいばあちゃん」
(ISBN4-19-892000-1 C0195)
を読んだ。
テレビで、彼の佐賀での生き方や話を聞いていると
すばらしいものを感じた。
そしてこの本を読んだ。
なかなか面白い内容であった。
ただし、文章を書く専門家でないので、
もっとうまく書いたら面白いな思うところが各所にあった。
しかし、この文章も彼の個性なのである。
だからこれでいいのかもしれない。
そしてもっと続きを読みたくなるなる内容であった。
(ISBN4-19-892000-1 C0195)
を読んだ。
テレビで、彼の佐賀での生き方や話を聞いていると
すばらしいものを感じた。
そしてこの本を読んだ。
なかなか面白い内容であった。
ただし、文章を書く専門家でないので、
もっとうまく書いたら面白いな思うところが各所にあった。
しかし、この文章も彼の個性なのである。
だからこれでいいのかもしれない。
そしてもっと続きを読みたくなるなる内容であった。
2005年7月3日日曜日
22(206) 奇妙な論理 2005.07.03
マーティン・ガードナー著「奇妙な論理I、II」
(ISBN4-15-050272-2 C0140、ISBN4-15-050273-0 C0140)
を読んだ。
I巻を読んでいくうちに、
似非科学の紹介の批判の羅列だったのあきてきた。
大切なことであるが、個別攻撃ばかりで
面白みが薄れてきた。
地質学対創世記を過ぎたあたりでやめた。
しかし、この本はカールセーガンが似非科学の批判に
目を向けるようになった本だそうだ。
いろいろな科学分野における
似非科学の歴史を見るときに使えそうな本である。
どうすれば批判できるかがわかる本である。
ただし、論理的に、理性的にどう批判するかは
体系的に詳しく書かれていないので、
応用が難しそうであるが。
(ISBN4-15-050272-2 C0140、ISBN4-15-050273-0 C0140)
を読んだ。
I巻を読んでいくうちに、
似非科学の紹介の批判の羅列だったのあきてきた。
大切なことであるが、個別攻撃ばかりで
面白みが薄れてきた。
地質学対創世記を過ぎたあたりでやめた。
しかし、この本はカールセーガンが似非科学の批判に
目を向けるようになった本だそうだ。
いろいろな科学分野における
似非科学の歴史を見るときに使えそうな本である。
どうすれば批判できるかがわかる本である。
ただし、論理的に、理性的にどう批判するかは
体系的に詳しく書かれていないので、
応用が難しそうであるが。
2005年6月30日木曜日
21(205) よくわかる最新宇宙論の基本と仕組み: 2005.06.30
竹内薫著「よくわかる最新宇宙論の基本と仕組み」
(ISBN4-7980-1035-9 C0044)
を読んだ。
この本には、宇宙論に関する最新情報が
盛り込まれているので参考になる。
竹内氏の本や訳書はよく目にする。
そして、わかりやすく書かれている。
ただくだけた書かれ方が気になるところだが、
これも個性であろう。
当面の最新情報の参考書および
重要サイトへの入り口として
重宝しそうである。
(ISBN4-7980-1035-9 C0044)
を読んだ。
この本には、宇宙論に関する最新情報が
盛り込まれているので参考になる。
竹内氏の本や訳書はよく目にする。
そして、わかりやすく書かれている。
ただくだけた書かれ方が気になるところだが、
これも個性であろう。
当面の最新情報の参考書および
重要サイトへの入り口として
重宝しそうである。
2005年6月5日日曜日
20(204) アフォーダンス: 2005.06.05
佐々木正人著「アフォーダンス」
(ISBN4-00-006512-2 C0311)
を読んだ。
同じ著者の別のアフォーダンスに関する本を読んで、
続きで読み出しが、
抽象的過ぎて理解できずに、一時読むのをやめていた。
しかし、取り出して再び読み出したものである。
やはりいってることが良く理解できない。
何か新しいことを言わんとしているのだが、
それが伝わらない。
それはもしかすると、たいしたことがないのか、
それとも伝えるすべが悪いのか、
それとも読む私が馬鹿なのかわからない。
いずれてにしても、もう少しわかりやすく
伝えられないものだろうか。
「アフォーダンスは物事の物理的な性質ではない。
それは「動物にとっての環境の性質」である。
アフォーダンスは知覚者の主観が構成するものではない。
それは環境の中に存在する、
知覚者にとって価値のある情報である。」
少なくとも私には、何か面白そうなこと、
新しそうなことがありそうに思えるのだが、
それがわからない。
残念である。
(ISBN4-00-006512-2 C0311)
を読んだ。
同じ著者の別のアフォーダンスに関する本を読んで、
続きで読み出しが、
抽象的過ぎて理解できずに、一時読むのをやめていた。
しかし、取り出して再び読み出したものである。
やはりいってることが良く理解できない。
何か新しいことを言わんとしているのだが、
それが伝わらない。
それはもしかすると、たいしたことがないのか、
それとも伝えるすべが悪いのか、
それとも読む私が馬鹿なのかわからない。
いずれてにしても、もう少しわかりやすく
伝えられないものだろうか。
「アフォーダンスは物事の物理的な性質ではない。
それは「動物にとっての環境の性質」である。
アフォーダンスは知覚者の主観が構成するものではない。
それは環境の中に存在する、
知覚者にとって価値のある情報である。」
少なくとも私には、何か面白そうなこと、
新しそうなことがありそうに思えるのだが、
それがわからない。
残念である。
19(203) キューブサット物語: 2005.06.05
川島レイ著「キューブサット物語」
(ISBN4-7678-0399-3 C0095)
を読んだ。
大学生が小さいけれども本物の人工衛星を手作りして
実際に打ち上げ運用していったものを
取材したドキュメントである。
4年ほどに及ぶ製作から打ち上げまで、
学生たちが行った苦労や経験を取材したものである。
打ち上げのキャンセルや延期など、
苦労の大半は、しなくてもいいものである。
それがいい経験であったと美談とされて語られている。
考えてみると、それは大人の現実社会が生み出した、
暗い面を学生たちが経験していくものである。
苦労は、大人の側の都合によって生じたものである。
それが現実社会で、社会勉強と割りきるべきものだろう。
しかし、私は、大学というというところは、
実社会でない環境で、
実社会を意識しながら学ぶ場だと思う。
だから思い切ったことも、突拍子もないこと、
現実離れしたことも、さらには失敗も許されるのである。
学びを実社会のしきたりで行うのは、私は好きではない。
インターンシップなどで、
学生がボランティアやアルバイトのように、
会社に一時的に出向して、
社会経験をつむことを盛んに行われている。
そんな経験は4年後には誰もが嫌というほど、
そして一生経験しなければならない。
そんなのは社会に出てからすればいい。
それよりももっと純粋な部分を、大学という場では
学び経験しなければならないのではないだろうか。
(ISBN4-7678-0399-3 C0095)
を読んだ。
大学生が小さいけれども本物の人工衛星を手作りして
実際に打ち上げ運用していったものを
取材したドキュメントである。
4年ほどに及ぶ製作から打ち上げまで、
学生たちが行った苦労や経験を取材したものである。
打ち上げのキャンセルや延期など、
苦労の大半は、しなくてもいいものである。
それがいい経験であったと美談とされて語られている。
考えてみると、それは大人の現実社会が生み出した、
暗い面を学生たちが経験していくものである。
苦労は、大人の側の都合によって生じたものである。
それが現実社会で、社会勉強と割りきるべきものだろう。
しかし、私は、大学というというところは、
実社会でない環境で、
実社会を意識しながら学ぶ場だと思う。
だから思い切ったことも、突拍子もないこと、
現実離れしたことも、さらには失敗も許されるのである。
学びを実社会のしきたりで行うのは、私は好きではない。
インターンシップなどで、
学生がボランティアやアルバイトのように、
会社に一時的に出向して、
社会経験をつむことを盛んに行われている。
そんな経験は4年後には誰もが嫌というほど、
そして一生経験しなければならない。
そんなのは社会に出てからすればいい。
それよりももっと純粋な部分を、大学という場では
学び経験しなければならないのではないだろうか。
2005年5月21日土曜日
2005年5月20日金曜日
17(201) 超常現象をなぜ信じるのか: 2005.05.20
菊池聡著「超常現象をなぜ信じるのか」
(ISBN4-06-257229-X C0211)
を読んだ。
非常に面白い本であった。
認知心理学の内容であったが、
私が科学するとき必要な視点を
学生たちに伝えるときに示すものと似ている。
(ISBN4-06-257229-X C0211)
を読んだ。
非常に面白い本であった。
認知心理学の内容であったが、
私が科学するとき必要な視点を
学生たちに伝えるときに示すものと似ている。
2005年5月14日土曜日
16(200) Sue: 2005.05.14
ピーター・ラーソン クリスティン・ドナン著「Sue」
(ISBN4-02-250010-7 C0045)
を読んだ。
3月の恐竜展2005を見に行く前に買って、
4月の頭から読み始めたので、
1ヶ月半かけて読んだことになる。
このようなしっかりと書かれた本は読み応えがあるが、
本を読む時間の少ない人間には、
なかなか大変である。
この本はもっとも保存状態のよい
「Sue」と呼ばれるティラノサウル・レックスの騒動と
ティラノサウルスに関わる科学的検討に関する本である。
面白かった。
Sueに関する、事件の被告の側の文章だから
それなりに差し引いて読むべきだが、
それにしても原告側の政府や裁判官の
不公正さにはあまりある。
政府や古生物学会の申し立ては、
古生物学的資料の公正な取り扱いや
悪徳業者に高価格化の防止であったはずだ。
しかし、最終的にはSueの競売という処分、
博物館には入ったが、マクドナルド、ディズニーという、
もっとも商売毛のあるスポンサーが
836万ドルというとんでもない金額まで吊り上げた。
これは化石を商売とする
業者への見せしめであったのだろうか。
先進国アメリカ合衆国でこのようなことが
公然と起こっていることが信じがたいが、
いずれも人間のなすことである。
仕方がないのだろう。
しかし、こんな騒動によって
Sueはますます歴史に残るのであろう。
(ISBN4-02-250010-7 C0045)
を読んだ。
3月の恐竜展2005を見に行く前に買って、
4月の頭から読み始めたので、
1ヶ月半かけて読んだことになる。
このようなしっかりと書かれた本は読み応えがあるが、
本を読む時間の少ない人間には、
なかなか大変である。
この本はもっとも保存状態のよい
「Sue」と呼ばれるティラノサウル・レックスの騒動と
ティラノサウルスに関わる科学的検討に関する本である。
面白かった。
Sueに関する、事件の被告の側の文章だから
それなりに差し引いて読むべきだが、
それにしても原告側の政府や裁判官の
不公正さにはあまりある。
政府や古生物学会の申し立ては、
古生物学的資料の公正な取り扱いや
悪徳業者に高価格化の防止であったはずだ。
しかし、最終的にはSueの競売という処分、
博物館には入ったが、マクドナルド、ディズニーという、
もっとも商売毛のあるスポンサーが
836万ドルというとんでもない金額まで吊り上げた。
これは化石を商売とする
業者への見せしめであったのだろうか。
先進国アメリカ合衆国でこのようなことが
公然と起こっていることが信じがたいが、
いずれも人間のなすことである。
仕方がないのだろう。
しかし、こんな騒動によって
Sueはますます歴史に残るのであろう。
2005年5月12日木曜日
15(199) 巨大隕石が降る 2005.05.12
金子史郎著「巨大隕石が降る」
(ISBN4-12-0032698-8 C0044)
を読んだ。
シベリアのツングースカの謎の大爆発から
テクタイトの謎などから、
大きな隕石がけっこう落ちていることを示してきた。
なかなか面白い本であった。
(ISBN4-12-0032698-8 C0044)
を読んだ。
シベリアのツングースカの謎の大爆発から
テクタイトの謎などから、
大きな隕石がけっこう落ちていることを示してきた。
なかなか面白い本であった。
2005年4月21日木曜日
14(198) 世にも美しい数学入門: 2005.04.21
藤原正彦・小川洋子著「世にも美しい数学入門」
(ISBN4-480-68711-4 C0241)
を読んだ。
軽く読める本である。
藤原氏の本はよく読んだ。
小川氏の本も数学を題材にした本を1冊読んだ。
どちらもはじめて出会う著者ではない。
なじみある人同士の数学に関する対話である。
この手の本はどうしても、
尋ね、教えるという関係が生じ、
それを読者が追体験するようなことが多い。
そうなるとあまり面白くなくなる。
残念ながら、この本もそうであった。
(ISBN4-480-68711-4 C0241)
を読んだ。
軽く読める本である。
藤原氏の本はよく読んだ。
小川氏の本も数学を題材にした本を1冊読んだ。
どちらもはじめて出会う著者ではない。
なじみある人同士の数学に関する対話である。
この手の本はどうしても、
尋ね、教えるという関係が生じ、
それを読者が追体験するようなことが多い。
そうなるとあまり面白くなくなる。
残念ながら、この本もそうであった。
2005年4月19日火曜日
13(197) さおだけやはなぜ潰れないか?: 2005.04.19
山田真哉著「さおだけやはなぜ潰れないか?」
(ISBN4-334-03291-5 C0263)
を読んだ。
会計学をわかりやすく解説したものだ。
いくつかの不思議なトピックスを材料に
会計学に考えるとどういう一般論、
あるいは処世訓が導き出されるかを
わかりやすく紹介したものだ。
私のは、あまり興味がわかなかったら。
それは、書き方にも、内容にも対してである。
(ISBN4-334-03291-5 C0263)
を読んだ。
会計学をわかりやすく解説したものだ。
いくつかの不思議なトピックスを材料に
会計学に考えるとどういう一般論、
あるいは処世訓が導き出されるかを
わかりやすく紹介したものだ。
私のは、あまり興味がわかなかったら。
それは、書き方にも、内容にも対してである。
2005年4月18日月曜日
12(196) 匂いの帝王: 2005.04.18
チャンドラー・バール著「匂いの帝王」
(ISBN4-15-208536-3 C0040)
を読んだ。
副題が
「天才科学者ツカ・トゥリンが挑む嗅覚の謎」
となっている。
この本は面白かった。
大著で読むのに時間がかかったが、
最後まで飽きずに読めた。
これは、型破りな天才的な研究者が、
画期的な発見をして、それを科学的な手順にしたがって
証明していくのだが、
画期的な内容すぎて、
学界に認められないでも抱いている姿を描いている。
この本の著者は、ジャーナリストとして、
その研究者の正しさを信じているいるのである。
現在は執筆当事よりは、この説に
多くの人が賛同しているようである。
しかし、科学の手法は証拠と論理によって成り立つのだが、
実際にそれをおこなう科学者は人間である。
名誉や地位、あるいは金、経済を考えると
今までの自分の説を否定されるのはいい気分はしない。
そんな時人間的などろどろしたものが、
沸き起こる。
そんなどろどろも描き出されている。
(ISBN4-15-208536-3 C0040)
を読んだ。
副題が
「天才科学者ツカ・トゥリンが挑む嗅覚の謎」
となっている。
この本は面白かった。
大著で読むのに時間がかかったが、
最後まで飽きずに読めた。
これは、型破りな天才的な研究者が、
画期的な発見をして、それを科学的な手順にしたがって
証明していくのだが、
画期的な内容すぎて、
学界に認められないでも抱いている姿を描いている。
この本の著者は、ジャーナリストとして、
その研究者の正しさを信じているいるのである。
現在は執筆当事よりは、この説に
多くの人が賛同しているようである。
しかし、科学の手法は証拠と論理によって成り立つのだが、
実際にそれをおこなう科学者は人間である。
名誉や地位、あるいは金、経済を考えると
今までの自分の説を否定されるのはいい気分はしない。
そんな時人間的などろどろしたものが、
沸き起こる。
そんなどろどろも描き出されている。
11(195) 時間の分子生物学: 2005.04.18
粂和彦著「時間の分子生物学」
(ISBN4-06-149689-1 C0245)
を読んだ。
時間を感じる分子や遺伝子についての話しで
眠りについての話へのつながる。
最前線で活躍している研究者が
自分の専門の話を書いている。
専門家でないものにでも
内容はよく理解できた。
この著者は、他にも類書を書いている。
しかし、手に取る気にならなかった。
なぜだろう。
この研究テーマが私に興味なかったためだろうか。
それとも、書き方の問題だろうか。
よくわからない。
このようなパターンになる本は多い。
(ISBN4-06-149689-1 C0245)
を読んだ。
時間を感じる分子や遺伝子についての話しで
眠りについての話へのつながる。
最前線で活躍している研究者が
自分の専門の話を書いている。
専門家でないものにでも
内容はよく理解できた。
この著者は、他にも類書を書いている。
しかし、手に取る気にならなかった。
なぜだろう。
この研究テーマが私に興味なかったためだろうか。
それとも、書き方の問題だろうか。
よくわからない。
このようなパターンになる本は多い。
2005年3月16日水曜日
10(194) 偉人と語るふしぎの化学史: 2005.03.16
松本泉著「偉人と語るふしぎの化学史」
(ISBN4-06-257464-0 C0243)
を読んだ。
歴史に登場する化学のビックネームの業績を
その正確とともに再現して、
解説していくものである。
手法としては既存のもので、
勝負は面白さである。
高校生が登場人物の割には、
内容が深くない気がする。
もう少し深い内容であって欲しい。
(ISBN4-06-257464-0 C0243)
を読んだ。
歴史に登場する化学のビックネームの業績を
その正確とともに再現して、
解説していくものである。
手法としては既存のもので、
勝負は面白さである。
高校生が登場人物の割には、
内容が深くない気がする。
もう少し深い内容であって欲しい。
8(192) 都会のトム&ソーヤ1: 2005.03.16
はやみねかおる著「都会のトム&ソーヤ1」
(ISBN4-06-212063-1 C8093)
を読んだ。
子供の本を探しに行った時に見つけた本である。
子供向けの本である。
この作家の本は以前から読んでいた。
今回はふとタイトルに惹かれてかった。
なかなか面白かった。
(ISBN4-06-212063-1 C8093)
を読んだ。
子供の本を探しに行った時に見つけた本である。
子供向けの本である。
この作家の本は以前から読んでいた。
今回はふとタイトルに惹かれてかった。
なかなか面白かった。
2005年2月20日日曜日
7(191) 物理学と神: 2005.02.20
池内了著「物理学と神」
(ISBN4-08-720174-0 C0242)
を読んだ。
なかなか面白い本である。
物理学では、物理学者自身によって
神や悪魔などが比喩的にではあるが
歴史上何度も登場している。
それを著者は現代から
なぜそのようなものが登場してきたのかを
解説している。
そして最終的に、現在われわれの知識が
まだまだ不十分で「お釈迦様の掌の上」
にいるにすぎないということなのだと結論付けている。
(ISBN4-08-720174-0 C0242)
を読んだ。
なかなか面白い本である。
物理学では、物理学者自身によって
神や悪魔などが比喩的にではあるが
歴史上何度も登場している。
それを著者は現代から
なぜそのようなものが登場してきたのかを
解説している。
そして最終的に、現在われわれの知識が
まだまだ不十分で「お釈迦様の掌の上」
にいるにすぎないということなのだと結論付けている。
2005年2月15日火曜日
6(190) 地質学者アーサー・ホームズ伝: 2005.02.15
チェリー・ルイス著「地質学者アーサー・ホームズ伝」
(ISBN4-7722-5080-8 C1044)
を読んだ。
なかなか面白かった。
イギリス人の書く一級の自伝は面白い。
詳細な調査に基づいて十分な資料を
もとに再現されている。
そしてそのような資料を保管する習慣が
イギリスにあるからこそ、
このような本ができるのだ。
ただし、訳が変なところがあって読みづらかった。
多分英語固有の言い回しだろうが、
それを直訳されると、
まるで中学生の英文和訳みたいで読みづらい。
実はこの本の原著を持っているのだが、
まったく読んでいなかった。
しかし、こうして読めたので、よかった。
(ISBN4-7722-5080-8 C1044)
を読んだ。
なかなか面白かった。
イギリス人の書く一級の自伝は面白い。
詳細な調査に基づいて十分な資料を
もとに再現されている。
そしてそのような資料を保管する習慣が
イギリスにあるからこそ、
このような本ができるのだ。
ただし、訳が変なところがあって読みづらかった。
多分英語固有の言い回しだろうが、
それを直訳されると、
まるで中学生の英文和訳みたいで読みづらい。
実はこの本の原著を持っているのだが、
まったく読んでいなかった。
しかし、こうして読めたので、よかった。
2005年1月27日木曜日
5(189) ジェイムズ・ハットン: 2005.01.27
ジャック・レプチェック著「ジェイムズ・ハットン」
(ISBN4-393-32219-3 C0010)
を読んだ。
期待はずれであった。
もっと詳細なハットンの生活、研究内容などの
紹介があるのかと思ったが、
あまりにも周辺事情ばかりの紹介で、興ざめした。
詳細なウインチェスターの伝記を
呼んだせいだろうか。
ハットンは、当地の科学界に革命を起こした。
その革命の内容があまりに貧弱にしか伝えられていない。
これでは、ハットンの偉業が矮小化されてしまう。
非常に残念である。
(ISBN4-393-32219-3 C0010)
を読んだ。
期待はずれであった。
もっと詳細なハットンの生活、研究内容などの
紹介があるのかと思ったが、
あまりにも周辺事情ばかりの紹介で、興ざめした。
詳細なウインチェスターの伝記を
呼んだせいだろうか。
ハットンは、当地の科学界に革命を起こした。
その革命の内容があまりに貧弱にしか伝えられていない。
これでは、ハットンの偉業が矮小化されてしまう。
非常に残念である。
2005年1月15日土曜日
4(188) 直感でわかる数学: 2005.01.15
畑村洋太郎著「直感でわかる数学」
(ISBN4-00-005679-4 C3041)
を読んだ。
羽田の飛行場で買った本だ。
待ち時間と乗り物に乗っている時間で読みきった。
読みやすい本である。
目標は良くわかるのだが、
面白くなかった。
それよりもなぜ岩波書店が
なぜこのような本を出すのか理解に苦しむ。
体裁も岩波らしくない。
(ISBN4-00-005679-4 C3041)
を読んだ。
羽田の飛行場で買った本だ。
待ち時間と乗り物に乗っている時間で読みきった。
読みやすい本である。
目標は良くわかるのだが、
面白くなかった。
それよりもなぜ岩波書店が
なぜこのような本を出すのか理解に苦しむ。
体裁も岩波らしくない。
3(187) 博士と狂人: 2005.01.15
サイモン・ウィンチェスター著「博士と狂人」
(ISBN4-15-208220-8 C0082)
を読んだ。
やはり彼の著書はきっちりとした取材、
資料集めがしてあるので、面白い。
ジャーナリストの徹底した取材による面白さが
伝わってくる良書であった。
(ISBN4-15-208220-8 C0082)
を読んだ。
やはり彼の著書はきっちりとした取材、
資料集めがしてあるので、面白い。
ジャーナリストの徹底した取材による面白さが
伝わってくる良書であった。
2005年1月2日日曜日
2(186) 川と海辺にチャレンジ: 2005.01.02
地学団体研究会編「川と海辺にチャレンジ」
(ISBN4-272-40513-6 C8344)
を読んだ。
川と海辺で総合的な学習をするための本である。
しかし、内容が少し中途半端な気がする。
子供が読む、読み物風にしようとしているが、
内容が教師が教える副教材的な書き方だ。
だから面白い素材なのに
中途半端な気がするのだろう。
(ISBN4-272-40513-6 C8344)
を読んだ。
川と海辺で総合的な学習をするための本である。
しかし、内容が少し中途半端な気がする。
子供が読む、読み物風にしようとしているが、
内容が教師が教える副教材的な書き方だ。
だから面白い素材なのに
中途半端な気がするのだろう。
1(185) かわをのぼろう 石のふるさとさがし: 2005.01.02
渡辺一夫著「かわをのぼろう 石のふるさとさがし」
(ISBN4-447-00894-5)
を読んだ。
以前に目を通した本だ。
図書館で見つけたので、
今度はしっかり読もうと借りた。
私がやりたいことをやっているような気がする。
でも、これでは地質学者のすべきことがなくなる。
しかし、もっと面白く踏み込んだことを
考えなければならない。
そんなことを考えさせてくれた。
(ISBN4-447-00894-5)
を読んだ。
以前に目を通した本だ。
図書館で見つけたので、
今度はしっかり読もうと借りた。
私がやりたいことをやっているような気がする。
でも、これでは地質学者のすべきことがなくなる。
しかし、もっと面白く踏み込んだことを
考えなければならない。
そんなことを考えさせてくれた。
2004年12月27日月曜日
33(184) 花崗岩が語る地球の進化: 2004.12.27
高橋正樹著「花崗岩が語る地球の進化」
(ISBN4-00-006667-6 C0340)
を読んだ。
市民には少々難しそうだが
地質学を志すもの、学生には
ちょうどよい参考書であろう。
私も花崗岩の基礎を学びなおすにのに丁度よかった。
今度復習をかねて花崗岩のエッセイでも書こうか。
(ISBN4-00-006667-6 C0340)
を読んだ。
市民には少々難しそうだが
地質学を志すもの、学生には
ちょうどよい参考書であろう。
私も花崗岩の基礎を学びなおすにのに丁度よかった。
今度復習をかねて花崗岩のエッセイでも書こうか。
2004年12月23日木曜日
32(183) 石ころがうまれた: 2004.12.23
渡辺一夫著「石ころがうまれた」
(ISBN4-591-08384-5 C8044)
を読んだ。
子供向けの本である。
私が書きたいなと思っていた内容の本である。
渡辺氏は川原の石ころをずっと調べている人である。
研究者ではない。
アマチュアの石愛好家で
子供のための科学ライターである。
面白い内容である。
しかし、私が書きたかった内容なので、
私ならこう書くのにというような読み方をした。
ちょっとあら捜しのようなことをしていた。
でも、私と同じように自然の中の石ころが好きで、
そこから自然の神秘を解明していくことを
楽しみにしている。
私もこんな本を書きたいものだ。
(ISBN4-591-08384-5 C8044)
を読んだ。
子供向けの本である。
私が書きたいなと思っていた内容の本である。
渡辺氏は川原の石ころをずっと調べている人である。
研究者ではない。
アマチュアの石愛好家で
子供のための科学ライターである。
面白い内容である。
しかし、私が書きたかった内容なので、
私ならこう書くのにというような読み方をした。
ちょっとあら捜しのようなことをしていた。
でも、私と同じように自然の中の石ころが好きで、
そこから自然の神秘を解明していくことを
楽しみにしている。
私もこんな本を書きたいものだ。
2004年12月20日月曜日
31(182) 土のコレクション: 2004.12.20
栗田宏一著「土のコレクション」
(ISBN4-577-08260-3)
を読んだ。
きれいである。
学術的なことはほとんどかかれていないが、
きれいである。
きれいとというだけでこれだけ
人の目をひきつけるものがある。
自然の造形の素晴らしさかもしれない。
研究することも重要である。
しかし、自然の造形が美しいことを
美しく見せるようにすることが重要かもしれない。
大切なことを見せ付けられて気がする。
(ISBN4-577-08260-3)
を読んだ。
きれいである。
学術的なことはほとんどかかれていないが、
きれいである。
きれいとというだけでこれだけ
人の目をひきつけるものがある。
自然の造形の素晴らしさかもしれない。
研究することも重要である。
しかし、自然の造形が美しいことを
美しく見せるようにすることが重要かもしれない。
大切なことを見せ付けられて気がする。
2004年12月12日日曜日
30(181) はじまりのうたをさがす旅: 2004.12.12
川端裕人著「はじまりのうたをさがす旅」
(ISBN4-16-322620-6)
を読んだ。
小説である。
川端氏のいつものように、面白いものであった。
しかし、内容がそれほど深くはないような気がする。
最近は読書時間がみじかくなり、
本をあまり読まなくなった。
しただって、小説もほとんど読まなくなった。
それに、小説でも読むのは川端氏のものだけになっている。
でも、彼も主だったものは、ほとんど読んだ。
私の興味あるようなものもう書かれないのだろうか。
もしそうなら残念である。
(ISBN4-16-322620-6)
を読んだ。
小説である。
川端氏のいつものように、面白いものであった。
しかし、内容がそれほど深くはないような気がする。
最近は読書時間がみじかくなり、
本をあまり読まなくなった。
しただって、小説もほとんど読まなくなった。
それに、小説でも読むのは川端氏のものだけになっている。
でも、彼も主だったものは、ほとんど読んだ。
私の興味あるようなものもう書かれないのだろうか。
もしそうなら残念である。
2004年12月5日日曜日
29(180) 「水」をかじる: 2004.12.05
志村史夫著「「水」をかじる」
(ISBN4-480-06181-9 C0240)
を読んだ。
水についてのいろいろが書かれているのだが、
あまり期待していた内容とは違った。
あまりにもあれこれで、
統一感がなかった。
それに知りたかった水の
さまざなま科学的側面、
科学的最新成果があまりなかった。
でも、読み物としては楽しかった。
(ISBN4-480-06181-9 C0240)
を読んだ。
水についてのいろいろが書かれているのだが、
あまり期待していた内容とは違った。
あまりにもあれこれで、
統一感がなかった。
それに知りたかった水の
さまざなま科学的側面、
科学的最新成果があまりなかった。
でも、読み物としては楽しかった。
2004年12月3日金曜日
28(179) 世界を変えた地図: 2004.12.03
サイモン・ウィンチェスター著「世界を変えた地図」
(ISBN4-15-2085797 C0044)
を読んだ。
地質学者なら誰でも名前を知っている
ウィリアム・スミスについての
ノンフィクションである。
地層累重の法則、化石による地層同定法を用いて
世界で最初の地質図を作ったスミスは
「イギリスの地質学の父」として称されるが、
その人生は苦渋に満ちたものであること、
そしてその苦渋の一部は
イギリスの地質学会から受けたものであることなど
知らないことをいろいろ知ることができた。
最近地質学者を扱った評伝を読むことが多い。
しかし、これは、そのような研究者に
光があてられていること意味しているのだろう。
そしてこの本がアメリカで
ベストセラーになったことがまたすばらしい。
日本でどの程度売れているか心配であるが。
(ISBN4-15-2085797 C0044)
を読んだ。
地質学者なら誰でも名前を知っている
ウィリアム・スミスについての
ノンフィクションである。
地層累重の法則、化石による地層同定法を用いて
世界で最初の地質図を作ったスミスは
「イギリスの地質学の父」として称されるが、
その人生は苦渋に満ちたものであること、
そしてその苦渋の一部は
イギリスの地質学会から受けたものであることなど
知らないことをいろいろ知ることができた。
最近地質学者を扱った評伝を読むことが多い。
しかし、これは、そのような研究者に
光があてられていること意味しているのだろう。
そしてこの本がアメリカで
ベストセラーになったことがまたすばらしい。
日本でどの程度売れているか心配であるが。
2004年11月15日月曜日
27(178) 宇宙創成から人類誕生までの自然史: 2004.11.15
和田純夫著「宇宙創成から人類誕生までの自然史」
(ISBN4-86064-035-7 C0042)
を読んだ。
私が以前、宇宙の階層性の論文で
書いていたような内容である。
ただし、もう5年以上前になるので、
多くの分野で新しい内容に更新されている点が
この本には反映されている。
なかなか面白い本であった。
(ISBN4-86064-035-7 C0042)
を読んだ。
私が以前、宇宙の階層性の論文で
書いていたような内容である。
ただし、もう5年以上前になるので、
多くの分野で新しい内容に更新されている点が
この本には反映されている。
なかなか面白い本であった。
2004年11月14日日曜日
26(177) 歴史の方程式: 2004.11.14
マーク・ブキャナン著「歴史の方程式」
(ISBN4-15-208528-2 C0040)
を読んだ。
面白い。
べき乗になる現象がフラクタルで、
それは臨界状態から起こることであり
現象自体に原因はないというもうのである。
もしこれが本当なら、
生物の大絶滅や地震の時期と規模などの
自然現象だけでなく
人口集中、経済活動、人間活動にも
原因がわからずに、究明するために
調べていることの多くが無意味となってくる。
面白が、納得しかねることがある。
でも、十分考えてみることが必要である。
現象とそこから導かれる方程式は単純である。
そしてコンピュータによるシミュレーションとも一致する。
さて、そこに真実があるのだろうか。
深く考えてみる必要がある。
この本の英文名は”Ubiquity”である。
この意味するところは、
「至る所にあること」、「遍在」というものである。
そして副題として
「歴史の科学。。。。
あるいは、世界が考えているより
ずっと単純なのはなぜか」
というものである。
読んでその意味が良くわかった。
これは永久保存書である。
(ISBN4-15-208528-2 C0040)
を読んだ。
面白い。
べき乗になる現象がフラクタルで、
それは臨界状態から起こることであり
現象自体に原因はないというもうのである。
もしこれが本当なら、
生物の大絶滅や地震の時期と規模などの
自然現象だけでなく
人口集中、経済活動、人間活動にも
原因がわからずに、究明するために
調べていることの多くが無意味となってくる。
面白が、納得しかねることがある。
でも、十分考えてみることが必要である。
現象とそこから導かれる方程式は単純である。
そしてコンピュータによるシミュレーションとも一致する。
さて、そこに真実があるのだろうか。
深く考えてみる必要がある。
この本の英文名は”Ubiquity”である。
この意味するところは、
「至る所にあること」、「遍在」というものである。
そして副題として
「歴史の科学。。。。
あるいは、世界が考えているより
ずっと単純なのはなぜか」
というものである。
読んでその意味が良くわかった。
これは永久保存書である。
25(176) 数学の愛しかた 2004.11.14
ピーター・フランクル著「数学の愛しかた」
(ISBN4-14-189108-8 C9441)
を読んだ。
NHKの人間講座のテキストである。
実際の放送は見ていない。
しかし、テキストに興味があったので、読んでみた。
昔、彼の本は読んだ記憶がある。
その本にはどのようにして多くの語学を
身に付けていったのかを書いてあった。
この本には数学だけのことだけが書いてある。
そして彼の大道芸については書かれていない。
彼がどのようにして数学を好きになり、
そしてそれをはぐくんできたのかが書かれている。
そして最後に、日本の数学教育についての考えが
述べられていた。
できれば、彼が数学に対して
どのような活動をしているのかを示してほしかった。
研究でもいい。教育でもいい。
現在の彼自身の数学への
かかわり方を伝えてほしかった。
(ISBN4-14-189108-8 C9441)
を読んだ。
NHKの人間講座のテキストである。
実際の放送は見ていない。
しかし、テキストに興味があったので、読んでみた。
昔、彼の本は読んだ記憶がある。
その本にはどのようにして多くの語学を
身に付けていったのかを書いてあった。
この本には数学だけのことだけが書いてある。
そして彼の大道芸については書かれていない。
彼がどのようにして数学を好きになり、
そしてそれをはぐくんできたのかが書かれている。
そして最後に、日本の数学教育についての考えが
述べられていた。
できれば、彼が数学に対して
どのような活動をしているのかを示してほしかった。
研究でもいい。教育でもいい。
現在の彼自身の数学への
かかわり方を伝えてほしかった。
2004年9月25日土曜日
24(175) 博士の愛した数式: 2004.09.25
小川洋子著「博士の愛した数式」
(ISBN4-10-401303-X C0093)
を読んだ。
久しぶりの小説らしい小説を読んだ。
以前には、川端裕人の一連の小説を読んだ。
それは私の興味を持っている内容の
本だったからである。
この本は小説だとわかって読んだ。
しかし、主人公が数学者で、
あるため購入し読んだもであった。
短いせいもあって、
一気に読んでしまった。
数学の記述が効果的に本文で利用されている。
なかなか面白い本であった。
(ISBN4-10-401303-X C0093)
を読んだ。
久しぶりの小説らしい小説を読んだ。
以前には、川端裕人の一連の小説を読んだ。
それは私の興味を持っている内容の
本だったからである。
この本は小説だとわかって読んだ。
しかし、主人公が数学者で、
あるため購入し読んだもであった。
短いせいもあって、
一気に読んでしまった。
数学の記述が効果的に本文で利用されている。
なかなか面白い本であった。
23(174) 百億の星と千億の生命: 2004.09.25
カール・セーガン著「百億の星と千億の生命」
(ISBN4-10-519204-3 C0044)
を読んだ。
いろいろな文章が集められている。
それだけでは面白くないのだが、
これは彼の遺作となったものである。
最後には当人の病に対する文章、
死後の奥さん文章などがある。
すると前半に書かれた文章にも
その重要性が感じられる。
彼は最後まで何を書こうとしていたのか。
最後までどのようなことを皆に伝えたかったのか。
最後に何を考えいたのか。
そんなことを感じさせる文章であった。
そして彼は最後まで科学者であり
科学普及のために全力を尽くした人だった。
(ISBN4-10-519204-3 C0044)
を読んだ。
いろいろな文章が集められている。
それだけでは面白くないのだが、
これは彼の遺作となったものである。
最後には当人の病に対する文章、
死後の奥さん文章などがある。
すると前半に書かれた文章にも
その重要性が感じられる。
彼は最後まで何を書こうとしていたのか。
最後までどのようなことを皆に伝えたかったのか。
最後に何を考えいたのか。
そんなことを感じさせる文章であった。
そして彼は最後まで科学者であり
科学普及のために全力を尽くした人だった。
2004年9月14日火曜日
22(173) モンゴル恐竜調査の夢: 2004.09.14
林原自然科学博物館準備室編著
「モンゴル恐竜調査の夢」
(ISBN4-88197-560-9 C0045)
を読んだ。
林原が調査し、設立しようとしている博物館を、
学会で見学した。
素晴らしい構想である。
また、この本は、モンゴルでの
恐竜発掘調査の様子を伝えるもので、
非常に面白かった。
ただし、研究成果が
あまり公表できてないようであり、
批判的な人もいる。
しかし、博物館自体は素晴らしい構想である。
早く完成することを祈ってる。
「モンゴル恐竜調査の夢」
(ISBN4-88197-560-9 C0045)
を読んだ。
林原が調査し、設立しようとしている博物館を、
学会で見学した。
素晴らしい構想である。
また、この本は、モンゴルでの
恐竜発掘調査の様子を伝えるもので、
非常に面白かった。
ただし、研究成果が
あまり公表できてないようであり、
批判的な人もいる。
しかし、博物館自体は素晴らしい構想である。
早く完成することを祈ってる。
2004年8月31日火曜日
21(172) リバーネーム: 2004.08.31
岸由二著「リバーネーム」
(ISBN4-947648-10-4 C0036)
を読んだ。
あちこちに書かれた文章を集めたものだ。
新しいアイディアが含まれているが、
内容的には雑多で統一感がなく
読みごたえのない本であった。
新しいアイディアとは、
自分の所属する川を名前に入れて
つけるというものである。
これは素晴らしいアイディアであった。
しかし、彼の身近な川を守るために
という考えもいいのだが、
地球的、宇宙的発想を否定している。
私はそれも重要な視点だと思っている。
だから私はリバーネームのアンチテーゼとして、
アースネームを提唱した。
詳しくはここで。
(ISBN4-947648-10-4 C0036)
を読んだ。
あちこちに書かれた文章を集めたものだ。
新しいアイディアが含まれているが、
内容的には雑多で統一感がなく
読みごたえのない本であった。
新しいアイディアとは、
自分の所属する川を名前に入れて
つけるというものである。
これは素晴らしいアイディアであった。
しかし、彼の身近な川を守るために
という考えもいいのだが、
地球的、宇宙的発想を否定している。
私はそれも重要な視点だと思っている。
だから私はリバーネームのアンチテーゼとして、
アースネームを提唱した。
詳しくはここで。
2004年8月27日金曜日
20(171) 学者の値打ち: 2004.08.27
鷲田小弥太著「学者の値打ち」
(ISBN4-480-06180-0 C0200)
を読んだ。
学者の質をどうのように評価するかを示した本である。
なかなか面白い。
大学の研究者の質が落ちているのではない。
以前からレベルの低い研究者はぞろぞろいたのである。
それが一時期、大学の粗製濫造によって
だれでも研究者になっただけで、
問題が表面化しただけである。
しかし、現在でも立派な研究者をり、
評価すべきである。
学者たるもの、自分の研究成果を誰もが読める状態で
公表すべきであるというという見解は同感である。
私も、しっかりとした成果を
公表すべきであると感じた。
(ISBN4-480-06180-0 C0200)
を読んだ。
学者の質をどうのように評価するかを示した本である。
なかなか面白い。
大学の研究者の質が落ちているのではない。
以前からレベルの低い研究者はぞろぞろいたのである。
それが一時期、大学の粗製濫造によって
だれでも研究者になっただけで、
問題が表面化しただけである。
しかし、現在でも立派な研究者をり、
評価すべきである。
学者たるもの、自分の研究成果を誰もが読める状態で
公表すべきであるというという見解は同感である。
私も、しっかりとした成果を
公表すべきであると感じた。
19(170) 座右のゲーテ: 2004.08.27
斎藤孝著「座右のゲーテ」
(ISBN4-334-03250-8)
を読んだ。
斎藤氏は最近国語や教育で有名な人である。
彼の著書を読むのははじめてである。
しかし、少々失望してしまった。
多作のせいだろうか。
ゲーテの語録を利用して作ったが本だが、
内容が統一性がなく、ばらばらである。
ゲーテ自身の本は何年間に渡る会話を
本にしたものだから、
統一が取れてなくてもいいかもしれない。
しかし、それをネタにして本を書くのなら、
もう少し内容に統一が欲しかった。
斎藤氏には少々失望した。
彼の代表作を読んで評価すべきなのだろうが、
あまり読む気がなくなった。
(ISBN4-334-03250-8)
を読んだ。
斎藤氏は最近国語や教育で有名な人である。
彼の著書を読むのははじめてである。
しかし、少々失望してしまった。
多作のせいだろうか。
ゲーテの語録を利用して作ったが本だが、
内容が統一性がなく、ばらばらである。
ゲーテ自身の本は何年間に渡る会話を
本にしたものだから、
統一が取れてなくてもいいかもしれない。
しかし、それをネタにして本を書くのなら、
もう少し内容に統一が欲しかった。
斎藤氏には少々失望した。
彼の代表作を読んで評価すべきなのだろうが、
あまり読む気がなくなった。
2004年8月15日日曜日
18(169) 大人のための「数学・物理」再入門: 2004.08.15
吉田武著「大人のための「数学・物理」再入門」
(ISBN4-344-90052-9 C2041)
を読んだ。
気軽に読めるものだ。
重複したテーマが入っている。
やはりたくさん書くとこのようなことになってくるのか。
仕方がないこととはいえ、
その著者の本を読んでいるものにとって、
これは、つまらなく感じるものだ。
吉田氏には本格的なものを望みたいものだ。
(ISBN4-344-90052-9 C2041)
を読んだ。
気軽に読めるものだ。
重複したテーマが入っている。
やはりたくさん書くとこのようなことになってくるのか。
仕方がないこととはいえ、
その著者の本を読んでいるものにとって、
これは、つまらなく感じるものだ。
吉田氏には本格的なものを望みたいものだ。
2004年8月14日土曜日
17(168) 地球は火山がつくった: 2004.08.14
鎌田浩毅著「地球は火山がつくった」
(ISBN4-00-500467-9 C0244)
を読んだ。
火山学者が書いた子供向けの普及書であった。
新しい情報は入っているが、
知っていることばかりで、
ほとんど刺激がなかった。
取り立てて感想はない。
(ISBN4-00-500467-9 C0244)
を読んだ。
火山学者が書いた子供向けの普及書であった。
新しい情報は入っているが、
知っていることばかりで、
ほとんど刺激がなかった。
取り立てて感想はない。
2004年8月9日月曜日
16(167) 大江戸リサイクル事情: 2004.08.09
石川英輔著「大江戸リサイクル事情」
(ISBN4006-263612-3 C0195)
を読んだ。
持ち歩いているカバンに入れていた本なので、
読み終わるのにだいぶかかった。
この本は江戸時代の生活が、
太陽エネルギーを利用して成り立っていたことを
説明したものである。
なかなか面白い本である。
しかし、この知恵を現在社会でどう利用するか
それを考えなければならない。
しかし、現在の社会は発展することが一番の目標で、
経済発展なくして社会が成り立たないという
とんでもない道を進みつつある。
この発想を変えない限り、
石川氏の本を読む限り、
未来は暗いのではないだろうか。
そんなことを考えさせられる。
(ISBN4006-263612-3 C0195)
を読んだ。
持ち歩いているカバンに入れていた本なので、
読み終わるのにだいぶかかった。
この本は江戸時代の生活が、
太陽エネルギーを利用して成り立っていたことを
説明したものである。
なかなか面白い本である。
しかし、この知恵を現在社会でどう利用するか
それを考えなければならない。
しかし、現在の社会は発展することが一番の目標で、
経済発展なくして社会が成り立たないという
とんでもない道を進みつつある。
この発想を変えない限り、
石川氏の本を読む限り、
未来は暗いのではないだろうか。
そんなことを考えさせられる。
2004年7月18日日曜日
15(166) リスクテイカー: 2004.07.18
川端裕人著「リスクテイカー」
(ISBN4-16-766202-7 C0193)
を読んだ。
お金(マネー)をテーマにした小説であった。
内容の詳細さもさることながら、
金に対する価値観を問う内容であった。
川端氏の小説はほぼ読んだ。
いろいろな小説があったが、
川端氏はすばらしい書き手であり、
取材能力をもち、
そしてテーマを掘り下げる名手であることは確かである。
ここに対する不満をもちろんあったが、
専門かもうならせる内容、専門知識、
そして重要なテーマの追求をおこなっている。
これは、すばらしいものである。
ここ数ヶ月彼の小説を集中的に読んで、感じた。
(ISBN4-16-766202-7 C0193)
を読んだ。
お金(マネー)をテーマにした小説であった。
内容の詳細さもさることながら、
金に対する価値観を問う内容であった。
川端氏の小説はほぼ読んだ。
いろいろな小説があったが、
川端氏はすばらしい書き手であり、
取材能力をもち、
そしてテーマを掘り下げる名手であることは確かである。
ここに対する不満をもちろんあったが、
専門かもうならせる内容、専門知識、
そして重要なテーマの追求をおこなっている。
これは、すばらしいものである。
ここ数ヶ月彼の小説を集中的に読んで、感じた。
2004年7月11日日曜日
14(165) 授業の復権: 2004.07.11
森口朗著「授業の復権」
(ISBN4-10-610057-6 C0237)
を読んだ。
これも期待はずれだった。
教育おけるいろいろな試みを行った人の授業を取り上げているのだが、
その扱いは浅く感じた。
そして議論自体も私には関心を起こさなかった。
参考にもならなかった。
(ISBN4-10-610057-6 C0237)
を読んだ。
これも期待はずれだった。
教育おけるいろいろな試みを行った人の授業を取り上げているのだが、
その扱いは浅く感じた。
そして議論自体も私には関心を起こさなかった。
参考にもならなかった。
13(164) せちやん: 2004.07.11
川端裕人著「せちやん」
(ISBN4-06-211966-8 C0093)
を読んだ。
川端氏の著作を読み続けている。
これは、「夏のロケット」の続編とされているが、
関連性は少ない。
それとテーマ性がそれほど強くなかった。
だから他の一連の力作とは一線を境する。
(ISBN4-06-211966-8 C0093)
を読んだ。
川端氏の著作を読み続けている。
これは、「夏のロケット」の続編とされているが、
関連性は少ない。
それとテーマ性がそれほど強くなかった。
だから他の一連の力作とは一線を境する。
2004年6月26日土曜日
20(171) The S.O.U.P.: 2004.06.26
川端裕人著「The S.O.U.P.」
(ISBN4-04-374801-9 C0193)
を読んだ。
インターネットとゲームの世界を描いたものである。
今までの作品と比べて、
どうもテーマがあまり面白くなかった。
インターネットの脆弱性と自由な展開精神は理解できるが、
そのストーリが今までのものとは違って
私の興味をそれほど引かなかった。
しょうがない。
これ以上は嗜好の違いだろうから。
作品自体は良くできていると思う。
(ISBN4-04-374801-9 C0193)
を読んだ。
インターネットとゲームの世界を描いたものである。
今までの作品と比べて、
どうもテーマがあまり面白くなかった。
インターネットの脆弱性と自由な展開精神は理解できるが、
そのストーリが今までのものとは違って
私の興味をそれほど引かなかった。
しょうがない。
これ以上は嗜好の違いだろうから。
作品自体は良くできていると思う。
2004年6月12日土曜日
19(170) 夏のロケット: 2004.06.12
川端裕人著「夏のロケット」
(ISBN4-16-766201-9 C0193)
を読んだ。
これは川端氏のフィクションの最初の作で
サントリーミステリー大賞優秀作品賞を受賞したものである。
個人的にロケットを上げるという内容である。
面白いが、やはり隠されたテーマがなく
ストレートな作品であった。
今の私は下心を持って読んでいるので、
興味が少ない。
でも、志向あっているのしばらく彼の作品を読むことにする。
(ISBN4-16-766201-9 C0193)
を読んだ。
これは川端氏のフィクションの最初の作で
サントリーミステリー大賞優秀作品賞を受賞したものである。
個人的にロケットを上げるという内容である。
面白いが、やはり隠されたテーマがなく
ストレートな作品であった。
今の私は下心を持って読んでいるので、
興味が少ない。
でも、志向あっているのしばらく彼の作品を読むことにする。
18(169) 川の名前: 2004.06.12
川端裕人著「川の名前」
(ISBN4-15-208567-3 C0093)
を読んだ。
前回、川端氏の本を読んだ直後、
新聞でこの本の広告を見た。
私が興味を持っているテーマを扱ったようなタイトルなので
買って、読んでみた。
小説であるが、川についてのある考えを述べられている。
小説だからそれにあまり踏み込まれていないが、
重要な視点がある。
前回読んだ「竜とわれらの時代」に隠されていたテーマ
科学至上主義への警告を発していたものと
合い通じるものがある。
しかし、もっと強く訴えてほしいものである。
非常に重要なテーマである。
(ISBN4-15-208567-3 C0093)
を読んだ。
前回、川端氏の本を読んだ直後、
新聞でこの本の広告を見た。
私が興味を持っているテーマを扱ったようなタイトルなので
買って、読んでみた。
小説であるが、川についてのある考えを述べられている。
小説だからそれにあまり踏み込まれていないが、
重要な視点がある。
前回読んだ「竜とわれらの時代」に隠されていたテーマ
科学至上主義への警告を発していたものと
合い通じるものがある。
しかし、もっと強く訴えてほしいものである。
非常に重要なテーマである。
2004年5月29日土曜日
17(168) 一億個の地球: 2004.05.29
井田茂・小久保栄一郎著「一億個の地球」
(ISBN4-00-006571-8 C0344)
を読んだ。
これはトイレで読んでいたものだ。
井田氏の新しいものがあるので、
そのほうが情報が新しいが、
これはこれで、わかりやすく書かれていて
参考になるものであった。
(ISBN4-00-006571-8 C0344)
を読んだ。
これはトイレで読んでいたものだ。
井田氏の新しいものがあるので、
そのほうが情報が新しいが、
これはこれで、わかりやすく書かれていて
参考になるものであった。
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