2001年2月23日金曜日

39 ●死体を捜せ

布施英利著「死体を捜せ」(ISBN4-04-347801-1 C0195)
途中まで読んだ。途中まで読んで、やめたのは、彼の文章についていけなかったからだ。科学的なエッセイのつもりで読んでいたのだが、文学的、芸術的な書き方がされていて、私の肌にあわなかった。彼の文章には、論理的飛躍があり、その時に理解できなくなり、それが何度も続くと、不快になっていくのである。
布施氏は、私と同じ町に住んでいて、月1回の有料のメールマガジンを発行していて
私もそれを購読している。そのメールマガジンでも同じような飛躍が時々あった。今回、はじめて彼の著作を読んだのだが、やはり、ついていけなかった。
同じ論理の飛躍でも、小林秀雄の論的飛躍の場合は、私には心地よかった。でも、布施氏のは、だめだった。これは、多分、肌があうか、あわないかの違いであろう。