2024年8月8日木曜日

058(2265) グリズリー:2024.08.08

笹本稜平著「グリズリー」
を読んだ。
立てこもり襲撃でSITが射殺した。
北海道で自衛隊の輸送トラックが襲われ、武器が盗まれる。
東京で過激派の爆発で襲われる。
浮かんできたのは自衛隊の幹部候補で退職した人物。
立てこもり事件の生き残りであった。
犯人は警察でグリズリーと呼ばれるが
まったく実態がつかめない。

2024年7月31日水曜日

057(2264) 近代への扉をノックした元祖ライフハッカー:2024.07.31

牧野武文著「近代への扉をノックした元祖ライフハッカー:
ベンジャミン・フランクリンのライフハック的人生 レトロハッカーズ」
を読んだ。
ベンジャミン・フランクリンは、
独立宣言の創案者で、雷の実験でしっていたが、
実はいろいろな実験や発見をしている。
自身の努力で印刷屋から財をなし
経済的に困らなくなって、
独創的な発明品を特許も取らずに公開した。
水泳器、暖炉、避雷針、尿道カテーテル、
フランクリン時計、マジックハンドなどを発明している。
また、公共図書館、消防組合、
自生軍などの組織も考案して実現していた。
他にも政治家として活躍もしている。
こんな人物をこれまで知らなかった。

2024年7月30日火曜日

056(2263) QED 東照宮の怨:2024.07.30

高田崇史著「QED 東照宮の怨」
を読んだ。
分割された三十六歌仙絵を狙って
強盗事件、殺人事件が連続する。
その謎の解明は、
日光東照宮にあるようだ。
天海僧正が仕掛けた
幾重にも及ぶ深秘があった。

2024年7月24日水曜日

055(2262) アイスクライシス:2024.07.24

笹本稜平著「アイスクライシス」
を読んだ。
北極で調査をしている民間企業のグループ。
ロシアが北極海中で水爆の実験を実施した。
氷床は溶け出し、割れ目ができだした。
そんな危機から脱出できるのか。
ひたすら雪上車で逃げていく。
そこにロシアの原潜も
証拠隠滅のために向かっていく。
アメリカの救助に消極的である。
サスペンスの物語である。

2024年7月19日金曜日

054(2261) QED ベイカー街の問題:2024.07.19

高田崇史著「QED ベイカー街の問題」
を読んだ。
数人のシャーロキアンのグループで事件が起こる。
シャーロキアンは、
ホームズの小説を聖典として、
その中でホームズのことを
詳しく調べ、議論していく人たちだ。
それほど思い入れを持った人たちで
連続殺人事件が起こる。
シャーロック・ホームズの秘密と
殺人事件の謎が絡んでいく。

2024年7月13日土曜日

053(2260) 最終標的 所轄魂:2024.07.13

 笹本稜平著「最終標的 所轄魂」
を読んだ。
いよいよ最終巻である。
これまで、巨悪へ迫ってきたが、
なかなかたどり着けない。
今回こそは、と思いながら読み進めていく。
そして、最後の最後

2024年7月10日水曜日

052(2259) 世紀の犯罪をやってのけた男:2024.07.09

牧野武文著「世紀の犯罪をやってのけた男:
三億円事件を再検証する レトロハッカーズ」
を読んだ。
1968年12月10日府中刑務所脇の道路で起こった
三億円強奪事件。
世紀の大事件だったが、
未解決のままで時効となった。
いろいろな憶測があり、
小説やノンフィクションもいろいろ

2024年7月6日土曜日

051(2258) 元素周期表のつくりかた:2024.07.06

牧野武文著「元素周期表のつくりかた:
メンデレーエフとモーズリー レトロハッカーズ」
を読んだ。
周期律表を思いつたメンデレーエフは
その業績がなかなか評価されなかった。
身なりに気を使わず、
切れやすい性格も災いしたようだ。
もう少し落ち着いて身だしなみを整えていれば、
どうなってていたのであろうか。
一方、自出も才能も業績もあり
評価も受けていたモーズリーも
周期律表の理論を実験的に構築した。
第一次大戦に志願して、翌年に戦死した。
もう少し生きていれば、
ノーベル賞を受賞したはずだ
といわれている。
だが、過去に「もしも」はない。

2024年7月5日金曜日

050(2257) QED 六歌仙の暗号:2024.07.05

高田崇史著「QED 六歌仙の暗号」
を読んだ。
七福神と六歌仙について考えられている。
和歌と読人と神化されている人との関係がある。
いずれも呪いと怨霊封じの話になっている。
桑原崇と棚旗奈々のコンビに加えて
後輩の貴子を加えて謎解きが進む。

2024年6月30日日曜日

049(2256) ジェフとケンとリボルバー:2024.06.30

牧野武文著「ジェフとケンとリボルバー:
ビートルズのサウンドを変えた二人 レトロハッカーズ」
を読んだ。
ビートルズの録音を担った
エンジニアのジェフ・エメリックと
メカニックのケン・タウンゼントの二人
の物語である。
メンバーの希望に答えるべく
ある機材を駆使して、あたらしい音楽を生み出していった。
それが現在はデジタルで実現されていくが、
当時の創意工夫が面白い。

2024年6月29日土曜日

048(2255) QED 百人一首の呪:2024.06.29

高田崇史著「QED 百人一首の呪」
を読んだ。
百人一首のコレクターでワンマン社長が自宅で殺害された。
目撃証言から不可能犯罪となっていた。
薬剤師の桑原祟が、博識を活かして
百人一首の謎を解いていく。
その謎が犯人に繋がっていく。
教養とミステリーの融合が面白い。

2024年6月28日金曜日

047(2254) 危険領域 所轄魂:2024.06.28

 笹本稜平著「危険領域 所轄魂」
を読んだ。
相次ぐ政治家と贈収賄に関わる変死が起こった。
大物政治家の逮捕を考える警視庁二課が
葛木の行動を止めている。
しかし、本庁の一課が出張ることなく
所轄だけで捜査できるメリットがあるが、
所轄の範囲を超えての調査は
なかなかむつかしい。
難しさの中での調査が続くが、
やがて大物逮捕へと捜査が進む。

2024年6月19日水曜日

046(2253) 船大工がつくった西洋帆船:2024.06.19

牧野武文著「船大工がつくった西洋帆船:
江川太郎左衛門とヘダ号の奇跡 レトロハッカーズ」
を読んだ。
江戸時代、東海、南海、四国、江戸直下、三陸と
巨大地震の連鎖が起こった。
その時ロシアの施設を乗せた
ディアナ号が津波で難破した。
そこでロシア人と日本船大工の合同で
西洋帆船ヘダ号をつくることになった。
このときの技術が日本の造船の基礎になっていた。
はじめて聞く話であった。

2024年6月18日火曜日

045(2252) 彷徨える艦隊11:2024.06.18

ジャック キャンベル著「彷徨える艦隊 11
巡航戦艦レビヤタン」
を読んだ。
AIによる黒い艦隊の基地である裏ユニティ星系を突き止め
そこで殲滅するためにアライアンスの主力艦隊を率いて
死闘を繰り広げることになる。
死を覚悟した決戦が繰り返されるが、
最後に重要人物の犠牲者により
殲滅に成功する。
これで第2部が完結した。
今後は、外伝が数巻あるので
そのシリーズを読むことになるだろう。

2024年6月10日月曜日

044(2251) 復讐のジングル・ベル:2024.06.10

佐藤青南著「お電話かわりました名探偵です 復讐のジングル・ベル」
を読んだ。
シリーズ最後となる巻である。
無言電話がなんどもある。
それが今回の短編の共通点となる。
無言電話の主は「万里眼」に恨みをもっていた。
そこから、先代の「万里眼」がいることがわかった。
そして今までのびのびになっていた
恋愛も決着を見ることになる。

2024年6月8日土曜日

043(2250) マイケル・ベントリスと線文字Bの解読:2024.06.08

牧野武文著「アマチュア考古学者の勝利:
マイケル・ベントリスと線文字Bの解読 レトロハッカーズ」
を読んだ。
古代の未解読文字に、「線文字B」がある。
その文字を解読したのは、アマチュアの考古学者であった。
その発想は、暗号解読をするように
統計的手法を用いていた。
そしてアマチュアでありながら、
考古学者に自身の解読状況をすべて公開していった。
その熱意と誠意が称賛をより大きくしていった。
しかし、彼の晩年には、不明で不可解なことが多い。
最後の自動車事故も不思議である。

2024年6月7日金曜日

042(2249) 強襲 所轄魂:2024.06.07

笹本稜平著「強襲 所轄魂」
を読んだ。
立て籠もり事件が起こった。
犯人は、もとSITに所属していた退職景観である。
警察組織に恨みをもっている。
警察庁との交渉は進まず葛木との交渉になっていく。
犯人の要求は、警察の不正の解明である。
それを自爆にて要求しようとしている。
正義が犯人にあると感じた葛

2024年5月31日金曜日

041(2248) 伊能忠敬の測量術:2024.05.31

 牧野武文著「星を見て、歩いてつくった日本地図:
伊能忠敬の測量術 レトロハッカーズ」
を読んだ。
有名な伊能忠敬の業績についての話題である。
彼のつくった地図は100年間、
昭和4年まで使われてきた。
また九州と北東北、北海道がずれている。
その原因な経度測定のための
日食月食、自覚合わせのチャンスが少なく、
位置ズレがおこったようだ。

2024年5月30日木曜日

040(2247) 失踪都市 所轄魂:2024.05.30

笹本稜平著「失踪都市 所轄魂」
を読んだ。
空き家で老夫婦の白骨死体が見つかった。
調べていくと不審なところがある。
しかし、上層部が動かない。
所轄と本庁の息子の部署だけが
捜査を進めていく。
その背後にカルトと
それにつながった幹部が見え隠れしてくる。
所轄の親子が、出処進退をかけて
巨悪を追求していく。

2024年5月25日土曜日

039(2246) 彷徨える艦隊10:2024.05.25

ジャック キャンベル著「彷徨える艦隊10 巡航戦艦ステッドファスト」
を読んだ。
地球から期間途中に
乗務員2名が拉致された。
細菌戦で汚染されたエウロパに
連れされたことがわかり、救出に向かう。
次々と話題が転換する。
ダンサー族が帰還するので
付き添いで送っていくが
次々とトラブルや事件が起こる。
中編の集合のような物語だが、
面白い。
シリーズはまだ続くがこれで一段落となる。

2024年5月16日木曜日

038(2245) 所轄魂:2024.05.16

笹本稜平著「所轄魂」
を読んだ。
絞殺死体が発見された。
元本庁捜査一課の葛木がその所轄にいた。
特別捜査本部が設置されたが、
そこに管理官として派遣されてきた息子と
一課のベテランだが
問題がある13係のグループが担当となった。
捜査をしながらも、
トラブル、確執、親子関係など、
複雑な背景を持ちながら、
ストーリは展開していく。

2024年5月15日水曜日

037(2244) 死にゆく者の祈り:2024.05.11

中山七里著「死にゆく者の祈り」
を読んだ。
教誨師と死刑囚の物語である。
大学時代の友人で、
命を救ってくれた恩人が死刑囚となっている。
自供もしており、疑いようのない殺人事件である。
しかし、友人はそんなことをするはずがないと
調べていくと少しじつ違和感がでていく。
どんでん返しが続く。

2024年5月9日木曜日

036(2243) 堀越二郎と零式艦上戦闘機:2024.05.09

牧野武文著「堀越二郎と零式艦上戦闘機:
ゼロ戦の栄光と悲劇 レトロハッカーズ」
を読んだ。
第一次大戦後軍縮が進められたが、
艦載航空機には制限がかからなかった。
第二次大戦では航空機が重要な役割を果たした。
日本は航空機にかんしては自国開発が遅れていた。
新人の堀越が設計主任に任命された。
それは既存の技術ではなく
独自の発想で開発しろという意図を汲み取り
次々と新たな工夫が生まれ、やがて零戦へとなる。
そんな堀越の工夫と零戦の性能、

2024年5月8日水曜日

035(2242) セイレーンの懺悔:2024.05.08

中山七里著「セイレーンの懺悔」
を読んだ。
テレビの報道番組の新人取材クルーの多香美が
女子高生の誘拐事件、そして殺人事件へとなる
話題を追いかける。
スクープをしたが 実は誤報となった。
何度も誤報を出したため、
テレビ会社から厳しい処分がとられ、
大きな配置転換が起こる。
新人であったとの上司がかばってくれたため
身分も立場も残された。
ひとりで独自に取材をすすめていくうちに、
やがて真犯人に迫る。
何度もどんでん返しがある。

2024年5月3日金曜日

033(2240) ハリー・フーディーニの大脱出マジック :2024.05.03

牧野武文著「ペテン師をだませるのは、ペテン師だけ:
ハリー・フーディーニの大脱出マジック レトロハッカーズ」
を読んだ。
脱出マジックで有名になったフーディーニだが
実は不器用で、
なかなか成功にたどり着けなかった。
ニセ霊媒師を暴くこともしていた。
最後は腹にパンチを食っても
大丈夫という芸を売りにしていたが、
それが原因で死んでしまった。
悲しいマジシャンの一生であった。

2024年5月2日木曜日

032(2239) 逃亡刑事:2024.05.02

中山七里著「逃亡刑事」
を読んだ。
警官殺しがあり、捜査担当の高藤警部は
殺された景観が属していた組織犯罪から
情報を引き出そうとするが、
逆に情報がとられる。
目撃者の少年と逃亡する羽目になる。
最後の何重ものどんでん返しがあった。
面白かった。

2024年4月28日日曜日

031(2238) 地下鉄の父、早川徳次の戦い:2024.04.28

牧野武文著「東京に地下鉄を!メトロ銀座線をつくった男:
地下鉄の父、早川徳次の戦い レトロハッカーズ」
を読んだ。
首都圏で地下鉄をはじめてつくりはじめてつくった
早川徳次の話である。
掘り方、資金調達の方法、
関連商業施設の考え方、
他の交通手段との競争
などを生き抜いてきた。
五島慶太との競争と敗北、
そんな人生について書かれたものである。

2024年4月27日土曜日

030(2237) 彷徨える艦隊9:2024.04.27

ジャック キャンベル著「彷徨える艦隊9 戦艦ガーディアン」
を読んだ。
艦隊はミッドウェイでのトラブルを解消して、
アライアンス星域へともどってきた。
3つの異先人を見つけて、
ひとつの知的生命の生きた異星人と宇宙船を持ち帰った。
もうひとつの異星人とは友好関係を結び
使節団として星域に連れてきた。
その異星人が望んだ地は
旧地球のアメリカのある地域だった。

2024年4月17日水曜日

029(2236) 875:2024.04.17

ヤマダ マコト著「875」
を読んだ。
短編集である。
その1作目「875」はトイレの花子のことである。
次が都市伝説を題材にした
子どもが壊れて殺人者になっていくもの。
最後がケサランパサラン「ソラ虫」の物語。
祖母が見つけて幸せになってきたものが
自分にも与えられた。
どう使っていくかを考えていく物語。

2024年4月16日火曜日

028(2235) 光を追いかけたもう一人のアルバート:2024.04.16

牧野武文著「光を追いかけたもう一人のアルバート:
アルバート・マイケルソンと光の速度の測 レトロハッカーズ」
を読んだ。
光の速度を測ったもうひとりのアルバートの物語である。
実験に心血を注いだマイケルソンは、
エーテルの存在を信じ、
検証するために実験の精度を上げた。
上がるほどエーテルの存在が否定されていく。
しかし、生涯実験をして、
光の速度の精度も上げてきた。

2024年4月15日月曜日

027(2234) 銀色天化:2024.04.15

ヤマダ マコト著「銀色天化」
を読んだ。
前巻の首謀者が天化の卜部一族へ
家族として加わった。
カオナシが犯人として猟奇殺人が起こる。
卜部航が中心に犯人追いかけていく。
第4作も面白いものだった。

2024年4月12日金曜日

026(2232) 田中久重と日本エレクトロニクスの源流:2024.04.12

牧野武文著「幕末の日本人ハッカー、からくり儀右衛門:
田中久重と日本エレクトロニクスの源流 レトロハッカーズ」
を読んだ。
幕末に生きたからからくり儀右衛門
本名、田中久重は、
人を驚かしたしたり喜ばしたり
することが好きだったようだ。
彼は明治以降、エレクトロニクスの
草分け的な分野を開発していった
ハッカーに当たる。
東芝の源流を作り出した人物で
後輩や同僚は日本のエレクトロニクスを牽引していった。

2024年4月11日木曜日

025(2232) 警視庁浅草東署Strio トゥモロー:2024.04.11

鈴峯紅也著「警視庁浅草東署Strio トゥモロー」
を読んだ。
瀬川の襲名披露、坂崎の総選挙の時期に
新海が撃たれる。
その前に新海の親分、と坂崎の親の秘書から
それぞれお願いされる。
そこから浅草東署の面々が
共同体制で事件にあたる。
これでシリーズの区切りになりそうだ。

2024年4月7日日曜日

024(2231) 彷徨える艦隊8:2024.04.07

ジャック キャンベル著「彷徨える艦隊 8 無敵戦艦インビンシブル」
を読んだ。
謎の種族との戦いを切り抜け、
凶暴で意思疎通もできなテディベア族とも戦い、
少し意思が通じ協調態勢がとれた
スパイダーウルフ族とともに
ミッドウェイの星域に戻って来る。
激しい戦いと、決断を迫る日々が続く。

2024年3月28日木曜日

023(2230) キーボードQWERTY配列の真実:2024.03.28

牧野武文著「業界標準と互換機戦略:
キーボードQWERTY配列の真実 レトロハッカーズ」
を読んだ。
なぜ、キーボードの配列が
現状のQWERTYなのか、
その謎を追求している。
記録が残されていないので
真実は不明だが、
可能な限り追求されていく。

2024年3月27日水曜日

022(2229) 警視庁浅草東署Strio トイル:2024.03.27

鈴峯紅也著「警視庁浅草東署Strio トイル」
を読んだ。
坂崎の父で大臣が不可解な行動をしている。
息子が心配して捜査を頼んだ。
するといろいろなスキャンダルがでてきたが、
本人は潔白だという。
調べていくと官僚や議員、ヤクザの絡んだ
陰謀が見えてきた。

2024年3月24日日曜日

021(2228) コンコルド錯誤に陥ったコンコルド:2024.03.24

牧野武文著「コンコルド錯誤に陥ったコンコルド:
超音速旅客機の夢と現実 レトロハッカーズ」
を読んだ。
超音速旅客機コンコルドの物語である。
不運に見舞われたコンコルドである。
当初、セレブ向けの運用で、
旅行ブームで採算が見えてきたとき、
墜落事故が起こった。
事故調査委員会の結論としてたは
不可抗力によるものであったことが明らかになった。
運行再開の時期が、
アメリカのテロで
航空業界に大きな逆風があった。
運行中止になった。
辞め時がわからないことに対して
コンコルド錯誤という不名誉な名称がついた。
世の中にはコンコルド錯誤が多数あるようだ。

2024年3月23日土曜日

020(2227) 彷徨える艦隊 7:2024.03.23

ジャック キャンベル著「彷徨える艦隊 7 戦艦ドレッドノート」
を読んだ。
ギアリーとデシャーニが結婚してして
すぐにアライアンス委員会から呼び出され
異星種族の領域へコンタクトと調査へ
向かう艦隊の指揮を命じられる。
だが、異星種族は取り付く島もない状態である。
捕虜を見つけ回収できた。
異星種の宙域を進んでいくと、
別の星族の宙域にたどり着いた。
そこでは突然の攻撃を受ける。

2024年3月14日木曜日

019(2226) カスパロフとディープブルー :2024.03.14

牧野武文著「機械との心理戦に敗れたチェス世界チャンプ:
カスパロフとディープブルー レトロハッカーズ」
を読んだ。
今では、コンピュータが
囲碁、将棋でも勝つようになってきた。
この話は、コンピュータのディープブルー が
チェスでセイアチャンピオンの
カスパロフを越える瞬間の話だ。
その様子が詳しく書かれている。
実際には心理戦で人間が不利になっていった。
それがなければ、人間が勝っていたかもしれない。
でも歴史にもしはない。
だが、いずれにしても、やがては
コンピュータが勝っていったであろう。
それでも、チェスも囲碁も将棋も
人間が対戦している場面を
多くの人が楽しんでいる。
最終的には人間の頭脳の戦いが
他の人を感動させるのであろう。

2024年3月13日水曜日

018(2225) 警視庁浅草東署Strio:2024.03.13

鈴峯紅也著「警視庁浅草東署Strio」
を読んだ。
小さいの署へ配属された新海は
一癖ありそうな刑事ばかり集まっている。
新海の友人でテキヤの瀬川から
人探しを依頼される。
署のメンバーを使って探す。
すると大きな事件がわかってくる。
もう一人の親友坂崎は
大臣の息子で秘書である。
彼の協力を求めて
非合法な解決へと向かう。

2024年3月10日日曜日

017(2224) 彷徨える艦隊 6:2024.03.10

ジャック キャンベル著「彷徨える艦隊 6 巡航戦艦ヴィクトリアス」
を読んだ。
ギアリーはシンディック艦隊を撃破して、
アライアンス星域に帰り着いた。
ギアリーはシンディックの本拠星に艦隊を派遣し
和平交渉をする機会だと説く。
その説は受け入れられた結果、
一時的に元帥に任命されて乗り込んでいく。
目的は達成したが、
異星人の脅威が
境界星域に迫っていることがわかる。
脅威を排除するために、転進していく。

2024年3月1日金曜日

016(2223) 風船爆弾の真実:2024.03.01

牧野武文著「風船爆弾の真実:
陸軍登戸研究所と731部隊 レトロハッカーズ」
を読んだ。
第二次大戦中、日本軍はジェット気流に風船を乗せ
爆弾を着けて、アメリカ大陸まで飛ばす。
そんな攻撃が実践された。
結果としては効果は上がらなかったが、
背景で使われた科学技術、
アメリカの対策などが紹介されていた。
初めて知ることが写真と共に紹介されていた。

2024年2月29日木曜日

015(2222) 帝都地下迷宮:2024.02.29

中山七里著「帝都地下迷宮」
を読んだ。
廃駅マニアの公務員の小日向が
立入禁止の廃駅にいくと、
そこに多くの人が住んでいた。
小日向がその住民に認めれている。
その人たちがそこに住む理由と
政府、警察、公安との確執が明らかになる。
殺人事件が起こり、
そして逃避行に小日向が巻き込まれていく。

2024年2月25日日曜日

014(2221) 彷徨える艦隊 5:2024.02.06

ジャック キャンベル著「彷徨える艦隊 5
戦艦リレントレス」
を読んだ。
アライアンス領域の直前での戦いが続き
いくつかの危機や幸運に恵まれなが
やっとたどり着く。
そこでも戦いがあった。
戦いの中で、
ギアリーの戻ってからの心構えも整ってくる。
しかし、その決断は、
再度の戦いであるが、
どうなっていくのであろうか。

2024年2月19日月曜日

013(2220) 真空管と十進法:2024.02.19

牧野武文著「真空管と十進法:
世界初のコンピューター、ENIAC レトロハッカーズ」
を読んだ。
ENIACの製作の話である。
真空管で壊れてばかりという印象があったが、
稼働率が90%だったそうだ。
しかし軍に納品したら稼働率が
一気に下がったとのこと。
最初のコンピュータが
10進法で計算していたのものも
おもしろかった。

2024年2月18日日曜日

012(2219) クリスタル・カノン:2024.02.18

鈴峯紅也著「警視庁公安J クリスタル・カノン」
を読んだ。
ブラックチェイン事件が再発した。
生き残りへの脅迫がはじまった。
中国政府情報機関から全道安が来日した。
どうもそれがブラックチェインの
再開となったようだ。
シリーズの第7弾である。

2024年2月12日月曜日

011(2218) 山頭火 うしろ姿の殺人:2024.02.12

日下圭介著「山頭火 うしろ姿の殺人」
を読んだ。
山頭火のエッセイを書いた作家の原稿が
出版社の金庫の中で文字が消えてたい。
そして作家が自宅の火事で死亡、
担当編集者も山口の山奥で死体でみつかった。
山頭火の入れ替わりや親の生涯など、
複雑に絡み合いながら、
謎が解かれていく。

2024年2月7日水曜日

010(2217) 捏造されたミッシングリンク:2024.02.07

牧野武文著「捏造されたミッシングリンク:
ピルトダウン人を捏造したのはだれだ?」
を読んだ。
人類学での捏造事件の話である。
グールドのエッセイでも読んだが、
研究者がだまされる構図である。
覚めた目で見れば、
捏造の痕跡や、
タイミングよく連続する発見の不思議さなど
気づけつのであるが、
それは、後知恵の見方だろう。

2024年2月6日火曜日

009(2216) 彷徨える艦隊 4:2024.02.06

ジャック キャンベル著「彷徨える艦隊 4
巡航戦艦ヴァリアント」
を読んだ。
敵の裏をかいて同じ星系にもどった。
敵はほとんどおらず、
味方の捕虜を救出して、補給もした。
次の星系にいったところ、
追撃の敵艦隊が来たが撃破した。
しかし、その背景に異星人が見え隠れして

2024年1月29日月曜日

008(2215) ライト兄弟とそのライバルたち:2024.01.29

牧野武文著「開発の勝利と事業の敗北:
ライト兄弟とそのライバルたち レトロハッカーズ」
を読んだ。
ライト兄弟の飛行機開発の物語である。
開発したときは栄光につつまれていたが、
その後は、ライバルたちに特許裁判をしかけた。
そのためアメリカの飛行機開

2024年1月28日日曜日

007(2214) ダブルジェイ:2024.01.28

鈴峯紅也著「警視庁公安J ダブルジェイ」
を読んだ。
今回は海外派兵された自衛隊が
実は隊を守るために
闇の戦闘部隊を送っていたという設定である。
海外派兵が終わったので、
その部隊が闇の使命を受けた別部隊により
殲滅されたられた。
その殲滅部隊が、責任者

2024年1月21日日曜日

006(2213) 交流・直流戦争から世界システムへ:2024.01.21

牧野武文著「交流・直流戦争から世界システムへ:
ニコラ・テスラと発明王エジソン」
を読んだ。
以前映画になっていたので見たことがある。
エジソンの直流派とテスラの交流派の戦い。
努力肌のエジソンと、天才肌のテスラ、
あれもこれもエジソン、高周波、共振に集中するテスラ、
商売を重視するエジソン、興味を重視するテスラ、
同時代に生きた二人の生き方を
テスラ側から紹介さていく。

2024年1月20日土曜日

005(2212) ハーフ・ブラッドの沸点:2024.01.20

麻野涼著「ハーフ・ブラッドの沸点」
を読んだ。
敗戦後、駐留軍と日本人の間に
ハーフが多数生まれ、遺棄された子ども多い。
多くはリザベス・サンダース・ホームが引き取った。
それから焼く60年、ホーム出身者が成長して
ある目的で日本に集う。
当時のいじめっ子が政治家になっている。
その政治家への復讐が目的となる。
メディアを用いた復讐がはじまるが
卑劣な反撃もはじまる。

2024年1月13日土曜日

004(2211) 史上最強のエニグマ暗号が暴かれた日:2024.01.13

 牧野武文著「史上最強のエニグマ暗号が暴かれた日:
アラン・チューリングとブレッチレーパーク」
を読んだ。
エニグマとチューリングについては
映画や書籍で概要は知っていた。
しかし、解読に関わった研究者や
枯れたのアプローチは知らなかった。
なかなか興味深かった。
短い短編であることと
興味あるのこなので
一気読みできた。
39冊あるのでこれからしばらく楽しめる。

003(2210) 独学大全:2024.01.13

読書猿著「独学大全―
絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法」
を読んだ。
長い本であった。
1年以上かけて読んだ。
スマホのKindleに入れておいて
時間がある時読んでいた。
個別の内容が短文で書かれているので
細切れ時間になって読んでいける。
長かったがやっと読めた。
独学は継続していこう。

2024年1月12日金曜日

002(2209) 警視庁公安J 5:2024.01.12

鈴峯紅也著「警視庁公安J 5 シャドウ・ドクター」
を読んだ。
アメリカで連続殺人事件が起こった。
そこでは別々の臓器が切り取られている。
似た殺人事件が日本でも起こった。
姿の見えない殺人の狙いは、
臓器移植を受けた人物のようである。
だが、闇での移植は隠匿される。
臓器移植、臓器販売から殺人者が浮かび上がる。
殺人者の幕間の語りで必然性が見えてくる。

2024年1月6日土曜日

001(2208) 彷徨える艦隊 3:2024.01.06

ジャック キャンベル著「彷徨える艦隊 3
巡航戦艦カレイジャス」
を読んだ。
久しぶりにこのシリーズを読んだ。
予想外の進路をとりながら、
シンディック軍を翻弄しながら
補給も進めていく。
しかし、最後にアライアンス艦隊に
大きな危機が訪れる。
その背後には未知の異星人が影がちらつく。
危機は今後も続きそうだ。

2023年12月29日金曜日

087(2206) 警視庁公安J オリエンタル・ゲリラ:2023.12.29

鈴峯紅也著「警視庁公安J オリエンタル・ゲリラ」
を読んだ。
自爆テロが続いてく。
スペイン語のような言葉を発して自爆する。
純也の周辺でもテロが起こる。
真相を追求していくと
父たちの学生運動に端を発した
人間関係が子どもや、
ペルーの民族ゲリラに引き継がれていく。
重要人物を狙ったテロの謎が解き明かされていく。

2023年12月23日土曜日

086(2205) 歌うカタツムリ:2023.12.23

千葉著「歌うカタツムリ-進化とらせんの物語」
を読んだ。
進化学とマイマイ(カタツムリ)の研究の話である。
マイマイの研究が歴史をおって語られる。
マイマイというローカルな素材が、
進化の原理というグルーバルの証明の材料になる。
適応主義(自然淘汰を重視)と
非適応主義(遺伝的浮動や平衡推移、中立説などを重視)
との論争と趨勢の変化が面白い。
読んでいて興味が惹かれたのは
グールドの進化学とマイマイの研究が紹介されていた。
古生物学から進化学へ論争を挑んで
そこからでてきた断続平衡説も面白い。

2023年12月18日月曜日

085(2204) われらはレギオン2:2023.12.18

デニス E テイラー 著「われらはレギオン2 アザーズとの遭遇」
を読んだ。
前作と切れ間なく、話は進む。
多くのボブが登場する。
本書の最後にリストが出てくるが
なかなか覚えられない。
アザースとの対戦が進む。
どのような対処をすべきなのか。
なかなか解決策が見えてこない。
全4巻(全5冊)の大作なので
まだ半分にしか達してない。

2023年12月12日火曜日

084(2203) キリン解剖:2023.12.12

郡司芽久著「キリン解剖」
を読んだ。
子どもの時からキリンが好きで
解剖学者になり、キリンを30頭も解剖した。
キリンの首の骨が1本多いことを発見した。
しかし、好きで研究者を目指し、
そして実際になるという稀有な存在かもしれない。
なかなかそのようにはなれないので
羨ましく、そして微笑ましく思いながら読んだ。

2023年12月10日日曜日

083(2202) 大量絶滅はなぜ起きるのか:2023.12.10

尾上哲治著「大量絶滅はなぜ起きるのか 生命を脅かす地球の異変」
を読んだ。
三畳紀末2億0150万年前に起こった大絶滅の研究である。
この時期に80%の種の絶滅が起こった。
いくつかのキーにるような事件が見つかっているが
その因果関係がはっきりしない。
そこに自身の仮説をもちこみ説明していく。
地質学者が書いた一般向けの解説書である。
仮説も確定的なく答えが出ていないので
少々欲求不満になる。

2023年12月7日木曜日

082(2201) 警視庁公安J ブラックチェイン:2023.12.07

鈴峯紅也著「警視庁公安J ブラックチェイン」
を読んだ。
中国の一人っ子政策で生まれたが、
この世には存在できない子どもが多数発生した。
その子どもらは、日の目を見ることがなく
ブラックマーケットへ流れたり
闇の兵士として訓練されたりした。
暗殺集団のブラックチェインという組織が、
日本で暗躍していた。
だが、指導者の交代で犯罪者集団になっていく。
そこに小日向たちの公安Jが挑む。

2023年11月30日木曜日

081(2200) われらはレギオン:2023.11.30

デニス E テイラー著「われらはレギオン」
を読んだ。
ソフトウエア会社の社長でプログラマーであるボブは
死んだときの遺体の冷凍保存を契約していた。
交通事故で死亡したが、
117年後、目覚めるとAIとなっていた。
地球は全面核戦争直前で、
宇宙の探査競争も進んでいた。
ボブは恒星探査機のAIとなり、
第二の地球を探すことを使命とした。
ボブは無限の寿命と、探査機内には工業生産力ももっていた。
別の星系にいって、自身のコピーをつくりながら
生存可能な天体を探していく。
惑星が見つかったので、分身が地球にもどると
核戦争後で人類は局所的にしか生き残っていない。
移民計画がスタートする。
敵対勢力、異星人の痕跡も見つかってくる。
3部に渡る壮大な物語のはじまりである。

2023年11月20日月曜日

080(2199) 警視庁公安J マークスマン:2023.11.20

鈴峯紅也著「警視庁公安J マークスマン」
を読んだ。
小日向純也の生い立ちが語られる。
またドイツの駐在武官が
公安部長を狙撃から守る。
SPは同じ場所にいた総理を狙ったと考えた。
スナパーがまだ狙っているようだ。
J分室とオズ、自衛隊、
そしてスナパーが入り乱れてストーリは進む。
しかし、何重にも入り組んだ真実があった。

2023年11月11日土曜日

079(2198) ハイ・アラート:2023.11.11

福田和代著「ハイ・アラート」
を読んだ。東京でテロリストが爆破を繰り返すが、
人身への被害はない。
神戸では、スポーツジムのオーナが、
ペルーから友人を日系人を迎える。
彼は、ペルーのテロ対策の警官あったが、
日本に出稼ぎに来ている
従兄弟や知り合いと連絡が取れずに
心配して探しに来た。
どう関連していくのか。
福田氏の作品にしては
緊迫感も、面白さがなかった。

2023年11月5日日曜日

078(2197) 北緯43度のコールドケース:2023.11.05

伏尾美紀著「北緯43度のコールドケース」
を読んだ。
第67回江戸川乱歩賞受賞作である。
いくつか話が飛んだり、前後するのだが、
その時間の移動が読みづらくしている。
ストーリや謎自体は面白いのだが
それが気になった。
文庫本の最後に審査員の評価が
書かれていたのを読んだため
より大きく感じたのだろう。

2023年10月31日火曜日

077(2196) 戦国スナイパー 壊れた歴史を修復せよ:2023.10.31

 柳内たくみ著「戦国スナイパー 壊れた歴史を修復せよ
を読んだ。
シリーズ最終巻になる。
前巻で笠間とさくらは現在に戻る。
現在では、過去に戻る方法がわかってきている。
自衛隊は自衛軍となり、歴史が変わっている。
そこで笠間は過去への戻りながら
歴史の修正を考えている。
主に現在でストーリは進む。
面白い展開だが
もう少し続けてほしかったのだが。

2023年10月29日日曜日

076(2195) 警視庁公安J:2023.10.29

 鈴峯紅也著「警視庁公安J」
を読んだ。
エリート一族にクォータとして生まれた小日向純也だが、
幼少時に海外でテロに巻き込まれ行方不明になる。
傭兵に拾われ育てられたが、
東南アジアで発見される。
成長していくが、公安からマークされていくが
東大、国家公務員試験トップ合格していたのだが、
警察庁へ入る。
純也うぃマークしていた公安の3名が
行動確認にミスをしていたことから、
冷や飯を食わされていた。
純也は人脈を活かし、公安の特別なチャームをつくる。
そして、有り余る金と、調査能力を活かして、
知人の死の謎を解いていく。
そこには新興宗教を隠れ蓑にした北朝鮮のスパイを暴いていく。
しかし、どんでん返しがある。

2023年10月22日日曜日

075(2194) 戦国スナイパー 慶一郎絶体絶命篇:2023.10.22

柳内たくみ著「戦国スナイパー 慶一郎絶体絶命篇」
を読んだ。
紗奈を人質にされて、
信長を暗殺することを強要される。
そこで敵の大本に当たる足利義昭に直談判する。
そし信長暗殺に向かう。
最後には大きな展開が起こる。

2023年10月18日水曜日

074(21931) 警視庁監察官Q ストレイドッグ:2023.10.18

鈴峯紅也著「警視庁監察官Q ストレイドッグ」
を読んだ。
地震が起こり、倉庫の棚が倒れて、
2階、3階が壊滅状態になる。
それを改修しながら、
これめでの不備も改善していく。
すると壊れた箱からある景観の制服がでてきた。
調べていくと、警視庁の大きな闇がでてきた。

2023年10月13日金曜日

073(2192) 戦国スナイパー 信玄暗殺指令篇:2023.10.13

柳内たくみ著「戦国スナイパー 信玄暗殺指令篇」
を読んだ。
武田信玄の父に騙され、脅迫されて
信玄に雇われるように連れていかれる。
信玄は断り、丁重に帰される。
一方、信長からは、
さくらに暗殺計画を命じられる。
慶一郎には囮の役割を命じられる。
それぞれの目論見をもって
暗殺経学に望んでいく。
最終的に、武田信玄の暗殺がなされる。

2023年10月7日土曜日

072(2191) 警視庁監察官Q メモリーズ:2023.10.07

鈴峯紅也著「警視庁監察官Q メモリーズ」
を読んだ。
ブルーボックスを中心に警察の監察が進む。
そこに大阪府警から2人の刑事が視察にくる。
不審な動きがあり、
やがで事件が起こる。
昔、子ども時代の老人たちが関係してくる。
シーズの第二弾となる。

2023年10月1日日曜日

071(2190) 警視庁監察官Q:2023.10.01

鈴峯紅也著「警視庁監察官Q」
を読んだ。
警視庁観察官のキャリアの
小田垣観月が一連の事件に挑む。
3つの連作短編からなるが、
それぞれの事件は関係している。
観月はこどもの頃の事故で
表情をなくし、超写真記憶を得た。
記憶力を武器にとんでもない作業をこなしていく。
最後の章では、観月の現在と生い立ちが
語られて。
なかなか面白い。
シリーズなので今後も読んでいく。

2023年9月28日木曜日

070(2189) 頂上捜査:2023.09.28

安東能明著「頂上捜査」
を読んだ。
新任のキャリアの仁村が赴任早々
知事の贈収賄案件を担当することに。
一方叩き上げのマル暴担当の皆沢が
暴力団の抗争事件を追う。
あるエスの女性の死を契機に
二人は共同することすることになる。
大きな犯罪へと広がっていく。

2023年9月21日木曜日

069(2188) 第II捜査官 凍える火:2023.09.21

安東能明著「第II捜査官 凍える火」
を読んだ。
電話ボックスでの焼死体が凍死していた。
透明のエレベーターの中で
暴力団の組長が凍死で焼死体となった。
不思議な死因が、3件続く。
神村と美加は、現場にあった水仙の花粉を追って
越前までいく。
そこには水仙をつくっていたが、
難病の子ども抱える農夫と
医師と看護師がいた

2023年9月18日月曜日

068(2187) 嗤う淑女 二人:2023.09.18

中山七里著「嗤う淑女 二人」
を読んだ。
大量殺人事件が起こる。
そこには番号が書かれて残される。
同窓会の宴会場、大型ツアーバス、
中学校の放火・・・
そこには医療刑務所脱走し
指名手配中の女の影がある。
連続的に起こるが、連続性がわからない。
5番目の新幹線の爆破に密告があった。
犯人は、やはり蒲生が操っていた。

2023年9月15日金曜日

067(2186) ふたたび嗤う淑女:2023.09.15

中山七里著「ふたたび嗤う淑女」
を読んだ。
蒲生美智留が野々宮恭子に成り代わり
つぎつぎと政治家の周りで
自殺や事故などが起こる。
恭子と助手の二人で画策する。
政治家に恨みをもった
もう一人の登場人物が登場する。
最後に野々宮が殺されるが
でんでん返しが起こる。

2023年9月12日火曜日

066(2185) 第II捜査官 虹の不在:2023.09.12

安東能明著「第II捜査官 虹の不在」
を読んだ。
シリーズ2作目の4編を集めた短編集である。
元高校物理教師の神村五郎、
その教え子の西尾美加の二人が繰り広げる
警察ミステリーである。
いずれも一見事件に見えなことから
スタートする展開となっている。

2023年9月9日土曜日

065(2184) 嗤う淑女:2023.09.09

中山七里著「嗤う淑女」
を読んだ。
美貌と人当たりのいい話し方、
それを駆使して、蒲生美智留が
表にでるのは2作だけで、
あとは脇役で登場する連作短編である。
しかし、脇役とはいえ悪意を実現していく主人公である。
美智留の巧妙な悪意がそれぞれ実現されていく。
中山小説の最後には、やはりどんでん返しがある。

065(2184) 嗤う淑女:2023.09.09

中山七里著「嗤う淑女」
を読んだ。
美貌と人当たりのいい話し方、
それを駆使して、蒲生美智留が
表にでるのは2作だけで、
あとは脇役で登場する連作短編である。
しかし、脇役とはいえ悪意を実現していく主人公である。
美智留の巧妙な悪意がそれぞれ実現されていく。
中山小説の最後には、やはりどんでん返しがある。

2023年9月4日月曜日

064(2183) 残心:2023.09.04

鏑木蓮著「残心」
を読んだ。
片付けられない情報誌の見習い記者、国吉冬美は
写真記憶をもっている。
マンガ家をめざしたが雑した。
ルポライターの杉作を作品を読んで
心酔するようになった。
杉作が京都に取材に来ていることをしった。
知り合いを通じて紹介してもらうが、
杉作が老々介護の取材をしているうちし
無理心中に出会う。
冬美は仕事の合間を縫って杉作の撤退をする。
冬美の写真記憶を活用して、見た通りを
イラストとして書いていく。
ところが、どうも不審な点があり
調べていくことでどんでん返しが起こる。

2023年9月1日金曜日

063(2182) 廃校の博物館:2023.09.01

二宮敦人著「廃校の博物館 Dr.片倉の生物学入門」
を読んだ。
大学の生物学の講師が、
廃校の小学校に住み着いた。
それは学会や研究から逃げてきたようだ。
尊敬している学生が助手として
手伝いながら一緒に住みだした。
そこに通っていた小学生たち、
引っ越してきた小学生が
廃校に通い出す。
4面の短編集だが、設定は連続していく。

2023年8月29日火曜日

062(2181) 騒がしい楽園:2023.08.29

中山七里著「騒がしい楽園」
を読んだ。
「闘う君の唄を」の姉妹編である。
前作では脇役だった
幼稚園教諭の神尾舞子が主役になる。
舞子が系列の都内の幼稚園に転任してきた。
そこでは待機児童や
近隣からの騒音のクレーム
街の中で起こっているトラブルが起こっている。
多くの町中の幼稚園や保育所が
抱えている問題である。
途中から犯罪が起こり、
幼稚園児の殺人事件まで進む。
中山氏の作品らしい。

2023年8月23日水曜日

061(2180) 戦国スナイパー 信長との遭遇篇:2023.08.23

柳内たくみ著「戦国スナイパー 信長との遭遇篇」
を読んだ。
慶一郎は、信長から、
鉄砲隊の指導者を
養成することを命じられる。
信長と諸侯たちの前で
途中経過での成果を見せるようい命じられた。
すると多くの有能な足軽を
多数引っこ抜かれていった。
再度新たに訓練を開始する。
また本能寺で信長の命を狙う陰謀を
かろうじて阻止する。
次なる展開に期待される。

2023年8月22日火曜日

060(2179) 闘う君の唄を:2023.08.22

中山七里著「闘う君の唄を」
を読んだ。
幼稚園の新任教員喜多嶋凜の物語である。
前半は、保守的、保護者会の言いなりの保育園。
それを凛は少しずつ変えていく。
しかし、後半は、凛の過去が判明して
大きな事件となる。
しかし、その事件を契機、過去の真相がわかってくる。
その後はどうなるのだろうか、
と思うところで終わる。

2023年8月19日土曜日

059(2178) 戦国スナイパー 信長との遭遇篇:2023.08.19

柳内たくみ著「戦国スナイパー 信長との遭遇篇」
を読んだ。
突然ストーリーの冒頭に、
狙撃訓練を受けた自衛隊員が
原因は不明だが、
戦国時代にくる。
信長の狙撃を助けたことで
信長に認められた。
しかし、原隊にもどるために
移動していく。
いろいろなトラブに巻き込まれていく。
最後には、信長の戦に巻き込まれていく。
ストーリーの流れが
悪いところもあるが
なかなか面白い。

2023年8月14日月曜日

058(2177) 警視庁SM班III:2023.08.14

富樫倫太郎著「警視庁SM班III スリーパー」
を読んだ。
SM班のメンバーが新宿の犯罪組織で
次々と殺人が起こった。
一方、淡々を殺人をする
殺し屋の行動も記述される。
SM班は、サブになっていく。
殺し屋と犯罪組織、
殺し屋と殺し屋との闘争がメインになっていく。

2023年8月8日火曜日

056(2175) わしの研究:2023.08.08

神山恭昭著「わしの研究」
を読んだ。
手書きの研究である。
見開き2ページの研究報告である。
飄々として神山節満載である。
「形の研究」では芸大の課題で書いた
スケッチや日記もあった。
そこに、城川の「かまぼこ板の絵」の
審査委員をしていたことが書かれていた。
少々驚いた。
調べた今も審査員をされていた。

2023年8月6日日曜日

055(2174) 警視庁SM班II:2023.08.06

富樫倫太郎著「警視庁SM班II モンスタ」
を読んだ。
前回の犯人は逮捕されたが、
その顧客の一人で富豪が、
事件の概要を探り、
金にまかせて、調査した。
異常な仕事できる人間を使って
同じことをしようと考えた。
誘拐まで進むが・・・

2023年8月5日土曜日

054(2173) 絵日記 丸山住宅ものがたり:2023.08.05

神山恭昭著「新版 絵日記 丸山住宅ものがたり」
を読んだ。
あつレストランで見つけた本である。
神山氏の作品は、以前のサバティカル時にも
数冊よんでいた。
この本は知らなかった。
1986年の本を新版として復刻したものだ。
飄々としていい。
この本には
ドキュメント映画
「ほそぼそ芸術 ささやまな天才 神山恭昭」
が着いていた。
そちらも見たが
やはり飄々とした人物だった。

2023年8月1日火曜日

053(2172) トリックスターズL:2023.08.01

久住四季著「トリックスターズL」
を読んだ。
今回は大学の研究所だが
街から外れた密室状態での
殺人事件がおこった。
連続的に二人の殺人が起こる。
その真相は深い意味をもっていた。

2023年7月27日木曜日

052(2171) 警視庁SM班I:2023.07.23

富樫倫太郎著「警視庁SM班I シークレット・ミッション」
を読んだ。
警視庁の捜査一課に問題ある刑事が集められた。
能力があるが、組織に馴染めな刑事が6名。
強行犯特殊捜査班(SM)として発足する。
発足当日、女子大学生の左耳と左薬指が
職質で発見された。
少ない情報から捜査がはじまっていく。

2023年7月23日日曜日

051(2170) 刑事に向かない女 違反捜査:2023.07.23

山邑圭著「刑事に向かない女 違反捜査」
を読んだ。
女性の片耳が切り取られた死体が見つかった。
やがて他の所轄で耳の切り取られた死体が見つかる。
連続殺人事件と考えられた。
真帆は別の所轄から出向してきた
村田と組まされるが、
単独行動をしていく。
やがて協力しながら真相を解明していく。

2023年7月18日火曜日

050(2169) お電話かわりました名探偵です:2023.07.17

佐藤青南著「お電話かわりました名探偵です」
を読んだ。
県警本部の通信指令室が舞台である。
電話の通話だけで、謎を解いてしまう。
その隣の新人は、
なぜか事件の通話を呼び込んでしまう。
そんな設定のミステリーである。

2023年7月14日金曜日

049(2168) 刑事に向かない女 黙認捜査:2023.07.14

山邑圭著「刑事に向かない女 黙認捜査」
を読んだ。
解体現場での首吊り死体が見つかった。
その男は元警察官で服役していて
出所後すぐの死である。
本部は自殺で終わらせようとしている。
しかし、真帆は他殺を疑い捜査する。
班長からも黙認されての調査となる。

2023年7月11日火曜日

048(2167) ジョン・マン 7:2023.07.11

山本一力著「ジョン・マン 7 邂逅編」
を読んだ。
捕鯨から帰港したジョン・マンが
デイヴィス船長が精神に異常をきたし
死亡したことを船主に報告した。
ハワイに寄港したとき、
遭難仲間が、日本の戻ったと聞き及んだ。
親代わりの船長に報告したことで
仲間のその後を聞いた。
入国できずにハワイに戻ったとのこと。
再度、ジョン・マンは仲間と帰国するために
資金を手に入れるため、
ゴールドラッシュのカリフォルニアにいくことにする。
副官の役割を引き受けて
捕鯨船の改造船で向かうことになった。
本書は、現在の最新刊であるが、
まだ日本に戻るには時間は必要なようだ。

2023年7月9日日曜日

047(2166) 刑事に向かない女:2023.07.09

山邑圭著「刑事に向かない女」
を読んだ。
椎名真帆の理想は、一生お気楽に暮らすことだった。
公務員で事務職を受けるつもりが
警察官の試験を受け、
警官になってしまった。
警官として思わぬ成果を挙げてしまい、
意図しない刑事課に配属された。
叔母と同居しているが、
子供の頃の記憶や両親の記憶がない。
殺人事件を担当していく。
連続事件となっていくが、
その背景に父と自分の記憶喪失が関連していく。

2023年7月2日日曜日

046(2165) 嗜虐の拷問官:2023.07.02

久住四季著「異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 嗜虐の拷問官」
を読んだ。
警視庁に呼び戻され、仙波班に配属されたが
信頼は当分をられそうにない。
そこに半グレのリンチを受けた死体が発見された。
しかし阿良谷のプロファイルによると
異常心理の犯罪となった。
そしてもうひとつの過去の事件を指摘し、
それをは成し遂げられる人物の名前も特定された。
その家に赴いた氷膳は、死体を発見する・・・

2023年7月1日土曜日

045(2164) 剥皮の獣怪物のささやき:2023.07.01

久住四季著「異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 剥皮の獣怪物のささやき」
を読んだ。
多くの規則違反で、免職のところ
取引で警察に残ることになった。
しかし、奥多摩の飛ばされ、
1年間交通課にいたが、刑事課に移動した。
その時、知人から放置自動車の報告があった。
そこから東京での殺人の逃亡犯が浮かびあがる。
逃げた一人の犯人をおって氷膳が小さな小屋で犯人が
皮を剥がれて死んでいた。
プロファイルによって犯人が浮かび上がる。
証拠を取るために、調べていたら、
犯人に襲われる・・・。